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線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

松本の名水を巡る

2012年04月30日 17時17分04秒 | 名水
平成の名水百選に選ばれた「まつもと城下湧水群」によって、松本市内には新しい水場が増えてきた。あれ?ここにもあったかな?というような井戸や水場がたくさん。

先週の土曜日の午前中だけで、これだけ廻った。

【西堀公園井戸】

涼しげなミニ公園に造られていた。水が湧いてる~という雰囲気を漂わせている。

【松本神社前井戸】

松本城北側にある松本神社鳥居の前に造られていた。境内の暘谷水神として祀られている場所にある水源を用いているようだ。

【暘谷様神水】

松本神社境内にある手水舎の水。やはり、暘谷水神の井戸水だそうだ。

【北馬場柳の井戸】

これは昔から知られていた。柳の木が近くにあることから、こういうネーミングになったそうだ。


まだまだ知らない井戸や水場がありそうだ。せっかく松本に来たので、少し廻ってみよう!

名水の町・松本

2012年04月08日 21時40分58秒 | 名水
松本にきて1週間。週末は上田に帰っていた。そして今日、ふたたび松本に戻ってきた。

ところで、寮の水道は共同だ。そのため、自分の部屋には水道がない。いちいち汲みにに行くのもめんどくさいので、ペットボトルを持ってきて、水を汲んでおくことにした。どうせなら松本の名水を汲んでおこうとおもって、今日は途中で湧水に立ち寄った。

今日は、女鳥羽川近くの「伊織霊水」へ寄ってみた。ここは久しぶりだ。3年前に松本に住んでいたとき、結構汲みにに来ていた。周辺は とても湧水の多いところだ。

寮へ戻って飲んでみた。

やはり、口当たりが大変良く、とてもおいしい。さすが松本は名水の町だ。

次回は、どこの湧水を汲もうかな?

名水巡り~滝ノ沢権現水

2012年01月10日 19時47分58秒 | 名水
小県郡長和町滝ノ沢に権現水という名水がある。
洞穴のようになった水源から水が湧いている。上滝、下滝の2つからなるとい解説があった。

まず手前の水場はこんな感じ。


これは、こんな感じの水源だ。


少し上の方には、こんな水場がある。


木をくり抜いた樋のようなものを滑り台のようにつなげてあった。


水源から水場までの距離が長いので、水汲みはどうなのかな?と思ったが、自分が写真を撮っていると、近所の方と思しき方が水を汲みにきていた。

解説板の通り、周辺の田畑を潤す水であり、飲料水や野菜や洗い物に使う水であって、滝ノ沢区で大事に守られてきた水である。

名水巡り~長命水

2012年01月06日 18時44分13秒 | 名水
先日、上田の代表的な「保命水」を訪ねた。

その少し北側に位置する上田大神宮にある「長命水」を訪ねた。

場所は上田市新田。ちょうど国道18号線を東京方面へ行き、上田駅方面へ曲がる手前の交差点前にある。

境内には立派な屋根の設えられた手水がある。

「長命水」という額が目に入る。

今日は、小寒でとても寒く、水も跳ね返って凍っていた。しかし苔むした感じが何ともいい。


この水源が、更に北側に位置する海善寺付近に湧く、太郎山の伏流水なのだそうだ。それを大正時代に水道管で通して、柳町の「保命水」まで通したということだ。

意外と知られていない名水である。

名水巡り~保命水

2011年12月29日 18時03分36秒 | 名水
上田は上田城の城下町であり、北国街道の宿場町でもある。その宿場の雰囲気を残す柳町に、この「保命水」がある。



ここでは、街並みの再生プロジェクトが取り組まれ、とても家並みがキレイになった。そんな通りの象徴の1つでもある。


この「保命水」は、明治初年に簡易水道のまさにさきがけとしてつくらた。水源は海善寺に湧く太郎山の伏流水だそうだ。水は人の世に必要なもの。まさに命を保つのは水である。