馬ひでの助

街道歩き&城廻りの記録、
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β《#^ひ^♯》でヒヒーン

地名夜話「時津街道」

2023-08-15 23:21:58 | 歴史地理
地名ちょこっと紹介
【時津街道】長崎県
とぎつかいどう。
全国的な知名度は極めて低い街道で、距離も短い裏街道。
今で言うならバイパスですかね。
長崎市の北、大村湾に面する港町「時津町」と長崎市内を結ぶ街道です。
北九州と長崎を結ぶメインルートは長崎街道で、大村市を経由する。
大村から陸路で諫早、そして長崎へ向かうのだが、
大村港から海上を船で通うルートもありました。
その港となったのが時津港でいわば長崎の外港と言ってもよい。
   船 ~~~~~~ 大村港ー大村宿
  ↗ 《大村湾》      ∥
 ↗           永昌宿
時津港          ∥(諫早市)
∥【時津街道】   ===日見宿
∥       ↗【長崎街道】
長崎=====↗
現在でもこの役割は継承されていて、大村港に浮かぶ長崎空港と時津港を結ぶフェリーが運航されてます。
そして、時津街道(現在の国道206号線)経由で長崎市内を結ぶわけです。
さて、時津の由来はよくわかってないが、古くからの港で
船を待つ津(港)→「時を待つ津」
という意味なのでは?
ところで、鉄道に話を変えますが、
新幹線問題で有名になった長崎本線は、
諫早と長崎の間は2つのルートが存在します。
大村湾沿いを走るのが旧線、
山の中のトンネルを通るのが新線で、現在の列車は基本的に新線を通ります。
それは距離が短くなったからです。
旧線は残念ながら時津町は通りません、
隣の長与町を経由するため別名長与線と呼ばれてます。
もしまた将来長崎に行く機会があれば、長与線に乗るか、大村からのフェリーを利用してみたい
時津だけに、
来たるその時まで待ってくれるだろうか
それとも新幹線開通して廃線となり
時すでに遅し
となってるかな?…
♪時をかけるウマヒデ〜
通過…
明後日に続く
Φ(*^ひ^*)Φ
我が地方、お盆に台風直撃となりました。
普通の台風は上陸するとスピードが増して足早に日本海に抜けていくものだが、
今回はとにかく遅い!
自転車並みの速度だとか?
電動アシスト付けてもっと早く立ち去れ、乗り捨て御免や
と言いたかった…
それはともかくとして、
進路予想と違って少し西へ兵庫県方面にズレたのが良かったのか悪かったのか、
大きな災害もなく無事に台風は我が地方を去っていきました
やれやれ、ですわ。
Φ(*^ひ^*)ΦΦ(*^ひ^*)Φ
お墓参りは昨日済ましたので、今日は厳重に戸締まりして、ひたすらテレビの台風情報を見てました。
で、「ひろと風」という用語を初めて知った。
岡山県津山盆地付近で北から吹き下ろす風を「ひろと風」と呼ぶそうな。
この「ひろと」は「広戸」。
地名で、勝北郡広戸村(ひろどそん)にちなむ。
なお、合併後は津山市の一部となり広戸という地名は消滅した。
で、このひろと風が台風と絡むと大変なことになるとか?
そんなわけで、台風のおかげでまた1つ地名を覚えましたよ
馬《●▲●》助ヒヒーン♪
コメント
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