森アーツギャラリーで開催されていた、
「ガウディX井上雄彦
シンクロする創造の源泉」
言わずと知れた 人気漫画家と
歴史にその名を刻む スペインを代表する建築家ガウディ
のコラボレーション
と、これだけではどんな内容か全く想像できませんが
ジャンルと時代を超越した
斬新な企画である事は間違いありません
これは日本とスペインの交流400年事業の一環でも
あるんです
そのため 井上氏は実際スペインに足を運び
1か月滞在し、今回の企画のための
作品制作をしたんだそうです。
まずは数多く今も残る ガウディの残した
建築から---カサ ビセンス(世界遺産)
ガウディ31歳から33歳に、初めてデザインした建築です
彼のデザインの特徴である曲線
がここでは まだ見られません
アストルガ司教館(世界遺産)
教会でありながらお城のような造り
カサ・ミラ(世界遺産)
この見事な曲線のカーブ
建築を知らない人でも、一目ですばらしいと思うほど
サグラダ ファミリア(世界遺産)
これは彼の生涯をかけた建築
人生の後半は他の仕事を断って
この設計と建築に彼のすべての時間を費やしたようです
ここはスペインのシンボル
観光で訪れたひとは必ず立ち寄る場所
これらはホンの一部----ガウディの残した建築は
まだまだたくさんあり、現在でもそのデザインの高さに注目されているのです
そんなガウディの人生とはどういったものだったのか
それを紐解いていこうというもの
緻密で繊細な井上氏の作品
ストーリーだけでなく 絵でみるものの心を捉えてはなさない
というところでは まったくガウディと共通している
と言えます
一度見たら 脳裏に焼き付いて
鮮烈な印象を残すもの----そのルーツを掘り下げていきます