久しぶりにカラオケにいった。
娘にせがまれたのと、何となく歌いたくなった
からである。
私など酔っぱらわないと歌う気はしないのに、
珍しくそんな気分になったのである。
娘の歌う曲はさっぱりわからず、カミさんは「忌野清志郎」
一点張り。当方はフォーク世代なので「たくろう」と
バラバラなのだが、カミさんは娘の曲がわかるので、二人
あれこれ言い合ってなごやか。
こっちは久々のせいか調子はイマイチ。
もっとも私など絶好調でも、普通以下なので
どうってことはないのだが、「お父さんがんばれ」
二人にエールを送られる始末だ。
ところでここの歌詞ブックには、けっこう古い曲や
これは…と思うような珍しい曲が入っている。
例えば「おっこれは」と驚いたのは、なんと泉谷しげるの「黒いカバン」が
入っていたのだ。「ウムムム…もしかして、あれ入ってないかなあ」
と、期待しつつページを捲ると、「あった!」。
それは、吉田たくろうの「自殺の歌」である。
聴いたのは、私が20代の頃で、たくろうのどれかのアルバムに
入っていたと思う。
メロディーががすごく印象的だったのと、歌詞も面白かった
という記憶が残っている。
早速カラオケに入れて歌ってみた。メロディーは
驚くほど覚えていたが、高音が出ず、歌の出来はさんざんだったが
「いい曲ねえ、歌詞もいいじゃない」とカミさんと娘も
気に入ったようだ。
この曲について、以前たくろうが「ふと…そんな気になって
作ってしまった」。と言っていたのを思い出した。
「うつろな心も~終わり~ました~」「乾いた~心も~終わり~ました~」
というような歌詞なのだが、これがけっこう面白いし以外に
きれいな詩になっている。
しかしいかにせん「自殺の歌」というタイトルだ、陽の目を
浴びることはあるまい。現にテレビなどので聴く限り、一度も
聴いたことがない。
これでいいのかもしれない。私などの自殺など考えたこともないような
のが、密かなる胸の奥の名曲として、軽いノリで、時折りカラオケで
歌うのがふさわしいのかもしれない。
きっとこんな幻の名曲は、だれの胸の奥にも一曲や二曲は
あるのではないだろうか。
たまには、取り出して陽の目を浴びせてみるのも
いいのではないだろうか。
帰りの車の中でも「けだるい~午後の日差~しは…」つい口ずさんでいた…。
娘にせがまれたのと、何となく歌いたくなった
からである。
私など酔っぱらわないと歌う気はしないのに、
珍しくそんな気分になったのである。
娘の歌う曲はさっぱりわからず、カミさんは「忌野清志郎」
一点張り。当方はフォーク世代なので「たくろう」と
バラバラなのだが、カミさんは娘の曲がわかるので、二人
あれこれ言い合ってなごやか。
こっちは久々のせいか調子はイマイチ。
もっとも私など絶好調でも、普通以下なので
どうってことはないのだが、「お父さんがんばれ」
二人にエールを送られる始末だ。
ところでここの歌詞ブックには、けっこう古い曲や
これは…と思うような珍しい曲が入っている。
例えば「おっこれは」と驚いたのは、なんと泉谷しげるの「黒いカバン」が
入っていたのだ。「ウムムム…もしかして、あれ入ってないかなあ」
と、期待しつつページを捲ると、「あった!」。
それは、吉田たくろうの「自殺の歌」である。
聴いたのは、私が20代の頃で、たくろうのどれかのアルバムに
入っていたと思う。
メロディーががすごく印象的だったのと、歌詞も面白かった
という記憶が残っている。
早速カラオケに入れて歌ってみた。メロディーは
驚くほど覚えていたが、高音が出ず、歌の出来はさんざんだったが
「いい曲ねえ、歌詞もいいじゃない」とカミさんと娘も
気に入ったようだ。
この曲について、以前たくろうが「ふと…そんな気になって
作ってしまった」。と言っていたのを思い出した。
「うつろな心も~終わり~ました~」「乾いた~心も~終わり~ました~」
というような歌詞なのだが、これがけっこう面白いし以外に
きれいな詩になっている。
しかしいかにせん「自殺の歌」というタイトルだ、陽の目を
浴びることはあるまい。現にテレビなどので聴く限り、一度も
聴いたことがない。
これでいいのかもしれない。私などの自殺など考えたこともないような
のが、密かなる胸の奥の名曲として、軽いノリで、時折りカラオケで
歌うのがふさわしいのかもしれない。
きっとこんな幻の名曲は、だれの胸の奥にも一曲や二曲は
あるのではないだろうか。
たまには、取り出して陽の目を浴びせてみるのも
いいのではないだろうか。
帰りの車の中でも「けだるい~午後の日差~しは…」つい口ずさんでいた…。