つぶや句

夢追いおっさんの近況および思うことを気まぐれに。

理想の女性

2009-12-14 04:36:40 | つらつら思うこと
この世に自分の全ての望みを備えた女性が存在するのか…。
どういうわけか、いま時折こういう思いをめぐらせたりしている。

仮に存在したとしても、まずめぐり合うことが至難の業であるし、
まためぐり合ったとしても、こちらを振り向いてくれるとは限らない。
つらつらと思ったのが、想像ならば自分にとって理想の女性を思い描くことが
できるではないか、ということだった。

そこで得意の空想、妄想、幻想を駆使して考え始めたのである。これならば
誰にも邪魔されず、完璧な女性像が出現するではないか…と。

確かに、眉目秀麗で何でもこちらのわがままを受け入れてくれる女性などと
考えてみたとき…まず現実の女性では存在しないような気がするのだ。
そして、ふと…もし存在するのならば、それはロボットかアンドロイド、
人造人間になってしまうのでないかと思えるのだった。

確かにこちらの言うことを何でも「はいはい」と言って一切反対せず、聞き入れて
くれる女性ロボットがいれば、一家に一台という感じで、非常に便利では
あるだろうし、男は嫁さん無しで暮らせるに違いない。が、しかし…果たして
これが理想の女性かと言うと「ウ~ン」と首をひねらざるを得ないのだ。

これは周りがイエスマンばかりになった経営者のように、間違った方針にも
「はいはい」と答えられて、早晩つぶれてしまうのがオチである。

やはりこちらの間違いに、厳然として反対する心意気がほしいし、時には
突き放すキツイ愛情表現も必要なのだ。

こう考えると、やさしく、厳しく、温かく、冷たく、冷静で情熱的…。
ウ~ンわけわかんなくなってきた。結局我が理想の女性像は…夢まぼろしに
終わりそうである。

まあ…あのギリシャ神話に出てくるピグマリオンのように、自分で彫った
理想の女性彫刻に、女神アフロディティーが命を吹き込み人間にしたように
するしかないのかも知れない。

しかしわたしはその理想の女性像すら彫れないようである。あ~あ
このため息で理想の女性像でも出来れば…などとたわけたことを思うのだった。
あ~あ

コメント
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