eine Pause

ドイツで右往左往する関西のおばちゃんのお話。
外人を見たら逃げていた私がまさかのドイツ暮らしΣ(゜д゜lll)

りすの朝ごはんとすずめのアパート

2014-04-10 19:00:00 | 動物
久しぶりにりすちゃんに会いに、朝早く植物園に行ってきました。

今日はいないなぁ・・・・と思って歩いていると、茂みの中にいました 
もぐもぐもぐ


ん?何かいる?


気のせいか。 ほりほりほり


ナッツうま~

この子はけっこう至近距離でずっと撮らせてくれました。

というのも、お食事に夢中で私の事などどうでもよかったようなのです。

見ていると土の中から出るは出るは・・・次から次へとナッツが出てきました。

きっと秋に蓄えておいたんでしょうね。

えさがなかったら困ると思ってナッツを持って行ってたのですが、そんな心配は皆無だったようです。



植物園までの途中にこんなアパートがあります。
分かりにくいのですが、アパートの側面にポツポツと穴が開いているのです。

この穴はいったい何ぞやと前から不思議だったのですが、今日その実態が分かりました。

なんと一つ一つの穴からすずめが顔を出しています。(見にくい写真ですみません


本来の目的かどうかは分かりませんが、この穴はすずめのアパートになっているようです。

人間とすずめの共同住宅ですね

日本だと電線にとまっているすずめですが、ドイツには電線がないので休める所があって良かったなと思いました。




最後はカモです。  これはWiesbadenで先週撮影しました。


去年より1ヶ月も早く、それも大勢のヒナちゃん達を見ました

相変わらずアイラインと後ろを向いた時に目みたいに見える点々が可愛いです。


多くの人が足を止めて目を細めて見ている姿に心があったかくなりました。

今年もまた動物達の可愛い姿も追っていこうと思います





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意外に大きいコウノトリ

2014-03-31 15:38:00 | 動物
昨日は気温が24℃まで上がりました。

お出かけ日和でうずうずした私、お金のかからない&健康的なお出かけとして隣市Wiesbaden ヴィースバーデンまで歩くことにしました。

Wiesbadenにはしょっちゅう行っているのですが、まだまだ知らない所はたくさんあって、今回の目的地はヨットハーバーのあるSchiersteinシアシュタインという地区です。

ちょっとリゾートの雰囲気が味わえるかも?と期待したのですが、そこで予想外の出会いがありました。

この趣のある建物はホテルです。


その近くを何となく見ていたら、煙突の上の鳥が目に付きました。 ん?コウノトリか?


近づいてみます。  まーよくできた置物だこと。


え? 動いてる   まさか本物 


更に近づくと・・・2羽もいる


残念ながら左側の鳥はずっとお尻を向けたままでした  と、その時・・・・・・飛んだ 


いや、鳥なんだから飛ぶのは当たり前なんですが、その大きさにびっくりしました。

どうやら羽を広げると2m近くなるそうです。

コウノトリって大きかったんですね。

だから赤ちゃんを運んでくると言われるのかもしれません。

家に帰って調べると、ドイツで見られるこの鳥はコウノトリ目コウノトリ科のStorch“シュバシコウ”と言うらしいです。

日本で言うコウノトリは嘴が黒いのに対し、シュバシコウは嘴が赤いのでその名前がつき、漢字では「朱嘴鸛」と書くのだとか。

その煙突があった家の前にはシュバシコウについて書かれた展示があり、去年は16ペアがWiesbadenで確認されたそうです。

越冬を終えてまた帰ってきたんですね。

ちなみに越冬地と繁殖地はこうです。(黄色・・繁殖地、青色・・越冬地)


ドイツでも赤ちゃんを運ぶ縁起の良い鳥とされ、人々に保護されています。

ブログを通じて仲良くさせてもらっている、いぷしろんさんの地方でもこんな風にお世話をされています。→コウノトリの巣を掃除

今年は初夢にコウノトリが出てきたし、何かとコウノトリに縁があるのかもしれません。




余談ですが、昨日は4時間で約15km歩きました。

そんなに歩けると思ってなかったので、疲れたけど嬉しかったです。

今年の目標はドイツ人が大好きなWandern トレッキングをすること。

今から鍛えて夏にはブドウ畑やライン川沿いの古城をトレッキングしたいという野望を抱いています




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クロヅルのV字

2013-11-14 23:58:00 | 動物
この時期ドイツの上空にはこんな模様が見えます。
(iPhoneで撮影したので、点にしか見えませんが・・・

これはクロヅルが越冬のために南の方へと飛んでいるところです。
クロヅル ※画像はお借りしました

これもドイツ人にとっては1つの風物詩のようで、10月~11月頃に上空を飛ぶツルの鳴き声が聞こえるのは当たり前で、家にいてもしょっちゅう聞こえるのだそうです。

その話を聞いても日本の鶴しか知らない私にはピンとこなかったので、ちょっと調べてみました。
この辺りで見られるのはクロヅル。
黄色い所が繁殖地で青い所が越冬地です。
大体決まったルートがあるようで、ドイツ(赤い所)を通るクロヅルはフランスを越え、はるかスペインかポルトガルの方まで飛んで行くようです。

そう知ってから注意してみると確かに上空で時々騒がしい鳴き声が聞こえ、見上げてみるとクロヅルらしい鳥がV字編隊で飛んでいました。


時にはいくつかの編隊が交わり、複雑に形を変えながら飛んでいきます。


その様子はいつまで見ても見飽きない程でした。

どうしてV字で飛ぶのかというと、その方が後ろを飛ぶ鳥が上向きの気流に乗れるので必要最小限のエネルギーで飛ぶことができるからだそうです。

そして最先端を飛ぶ鳥は、エネルギーの消耗が大きくて疲れるので、時々後方の鳥と位置を交代するそうですよ。

そうやって皆で協力して長い長い道のりを飛んでいってるんですね。

「頑張れ~ 無事に目的地まで飛んで行くんだよ~。」と精一杯のエールを送りました。

しかしツルの鳴き声が家にいても普通に聞こえるなんて、どんだけ静かな環境なんだと今更ながらに驚きました。

動物の行動で知る季節というのも良いものですね。

また1つ、楽しみが増えました


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落ち葉とリス

2013-10-30 23:50:00 | 動物
冬のような寒さから一転暖かくなり、台風を思わせる強風の日がありました。

おかげで木の葉はずいぶん落ちてしまい、一気に寂しくなった感があります。

そんな中、またマインツの植物園に行ってきました。

植物園の一画には地域ごとの木が植えられている場所があり、そこにあるもみじが紅葉しているかも?と思ったのです。

いざ行ってみるとこんな感じで全然真っ赤ではありませんでした


部分的な赤を狙って撮ってみると、やっともみじらしく見えます。


まだ時期が早かったんでしょうかね。

残念だなぁと思いながら歩いていると“カサカサカサ”と音が聞こえます。 鳥かと思ったらリスが走り回る足音でした。
この時期は葉っぱが沢山あるので、リスでも結構足音がしてしまうんですね。

ピョンピョン飛びながら走るリスを追いかけることしばし。
1匹のリスが私に気づかなかったのか、近くまで走ってきました。 立派な大股開きで立っています。
あれ?何かいる


私に気づくとキュキュキュッと鳴きながらピョンピョンピョーンと木の方へ。
何だお前? 誰だお前?


ここまで来ればもう安心


悔しかったらここまでおーいで♪

この子はじーっと私を見ていたので、初めてリスと長い間目が合いましたよ。
可愛くて可愛くて、倒れそうになりました
今の所、ここでのリス遭遇率は100%。
これからは勝手にリス公園と呼ぶことにします。

そうそう、以前の記事で紹介したこの紫の実がまたありました。→過去記事

今回は名前を書いたプレートもしっかり撮って、Callicarpaという名前だと判明。
帰って調べてみると日本名は「紫式部」というそうです。
そう分かると急に親近感が持てました。
なんでも紫色の実の清楚な美しさを平安美女の紫式部に例えたのだそう。
ちなみに花言葉は「上品」だそうです。

また近いうちにリスに会いに出かけようと思います。 今度はどんな顔を見せてくれるのか楽しみ



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ヒナまんじゅう

2013-05-17 18:50:00 | 動物
今回はカメラを持って、またカモのひなを見に出かけた。



前回からたった2日しか経っていないのに、随分と泳ぎが上手くなってス~イスイ。もちろん方向転換もお手の物。

その速さに追いつけなくて、撮った写真の大半はブレブレになってしまった



芝生の上ではまだ撮りやすい。

よく見るとアイラインの太い子・細い子、ほっぺの黒い点の大きい子・小さい子・・・それぞれにいろんな特徴がある。

お腹がすいたのか花びらを食べる子。

よちよち歩く後姿もまた可愛い




場所を変えて今度はもう少し大きな公園(Kurpark)へ。

池の畔には見張りをするお母さんとヒナ達。



こちらはエジプトガンという鳥とヒナ達。


お母さんは“お化粧バッチリ”という感じの派手な色合いで、鳴き声もうるさいのであまり好きではないがやっぱりヒナは可愛い。

公園内には幾つもの家族がいて、ある家族のヒナ達はヒナまんじゅうになっていた。


そーっとそーっと近寄ってみる。


普通のカモのヒナに比べて色が白っぽいし、アイラインが上に向かって短めだ。

も一つおまけにヒナまんじゅう。


犬も猫も、一度にたくさん生まれる動物の子達はこうやってくっついて寝るんだなぁ・・・。


公園には遠足の子供たちもけっこう来ていて、人間の子供たちがヒナ達を「きゃー可愛い~」とか言いながら見ている様子がまた微笑ましかった。


今年はカモさん達にいっぱい可愛い姿を見せてもらったなぁ

ヒナ達が無事にすくすくと成長しますように。


また来年から春の楽しみが1つ増えたぞ





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