巨人ファンだが、内閣御用新聞読売と原は大嫌いだ。デタラメ補強で2軍は不良債権がうじゃうじゃ。若者の未来が淋しい。

読売の知恵ってこんなもの。お札が空を舞って、胴上げできず。躍動の若き巨人はどうも見られそうにない。せめて高校野球の上を。

打撃で、守備で、采配で、高木勇を潰す気か!

2015-06-15 | プロ野球
3点セットで、折角の高木勇の好投を台無しにした。こんな責任を一体誰が取るというのだろうか。もちろん最大の原因は「打てない」攻撃力にあることには違いないが。

そんなチーム力にしたのは一体誰?としか言えない巨人の体たらくだ。これで、いまだに首位を守っているなどとは誰も言わないだろうが、首位を陥落しないでよかったなどと胸をなでおろしているような奴はどんな資格もない。

8回を簡単に終わらせた高木を続投させて完投、完封を期待するのは理解できる。その結果として、サヨナラ負けを喫したことには、ロッテを褒めるしかない。しかし、そうなった原因は別にあると思う。

ロッテから2点を先取した。プロ野球で重要なのは、「次の1点」という。プロ野球に限ったことはないが「次の1点」が重いことはどのスポーツも同じだ。

「次の1点」をどちらが取るか、いつ取るかが勝負の分かれ目なのだ。そんな典型的なゲームが昨日のロッテ3戦目、交流戦最後の試合だった。「次の1点」が最終回のロッテに、エラーから入った。

これで、勝負はついていた。「次の1点」を取れない貧弱打線の巨人とどんな場面でもしっかりバットを振ってくるパ・リーグ球団の質の違いが最終回に炸裂したのだ。

高木勇はロッテに打たれて負けたのではない。味方チームの「打てない」「守れない」「ミス采配」の無情の3点セットに勝てなかったのだ。自分たちの責任を新人投手に任せてしまうのだから巨人は怖いチームだ。

高木勇でさえ勝てないのは、明らかに「打てない」から「得点できない」、そして目に見えないミスから目に見える「エラー」で、「支えなければならない」から「潰してしまえ」状態になっているからだ。

「打てない」「得点できない」は監督責任だ。このことを監督自身が自覚しないことには、かわいそうだが高木勇は今後も勝てそうにない。勝てないのは監督采配がまずいからだ。

昨日のロッテ戦で、一つだけはっきりした間違いを指摘しておきたい。「試合は下駄を履くまで分からない」が鉄則だ。巨人最後の攻撃、誰か一人出塁したら、と鈴木がベンチで用意していた。2アウトになってしまった。

野球は2アウトからってよく言うではないか。ここで何故に、代打セベタなのだ。2アウトからでもランナーが出て鈴木を代走で守備に神経を消耗させておけば、9回のサヨナラはなかったはずだ。

「どうせ2点以上は取られない」と見限られて、あっけなく思い通りになった、さあ、一発で逆転と意気込んでくる相手打線に、これまた名手・井端がエラーする。

「負けるときはこんなものだ」などと開き直るのであれば、監督以下首脳陣の資格はない。弱いチームの典型的な試合運びだから、好投しても報われない。2試合続けて見殺しは誰の責任じゃ!

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