山の自然

身近な野山の花、虫や鳥たちの写真を撮ってます。それと農業も。

みちづくり

2012年02月16日 | 農業
 チェンソーでどこから切るかな?

 たおれるぞー!

 道をふさいでしまい。舞いました。他の村も道作りで、「道が通れない」と嘆いていたドライバーも。

冬になると畑仕事の量は大幅に少なくなります。

それに比例して、村での共同作業が多くなります。

田畑の作付けまでに、村を維持していくための共同作業です。

今回は、道に面したところの木の処理です。

道にでっぱた枝や、落ち葉が水路の流れを阻むような木や下草を刈る作業です。


朝八時集合、と言っても村の八時は、一時間前に集まってきます。

皆朝が早いです。ちょっと眠たいですね。

山仕事をして手馴れた方が、チェンソーで切っていきます。

直径50cmはあるような太い山桜もあっという間に倒していきます。

切った木を処分するのに際し、後の作業が楽になるように向きを考え倒します。

さすがに倒れる時は、迫力があります。

伐採されると幹はチェンソーで、枝は木がまで落としていきます。

皆さん手馴れた作業で、あっという間に片付けていかれます。

私はというと、一本、二本、三本と続くと息が上がってきます。

平生の身体を動かしていないことが良く分かります。

山影に回ると陽が当たらないのと風が強く、手はかじかむし、鼻や耳は赤くなり、寒さをとおりこし、痛くなります。

午前中で終わるだろうと言っていた作業ですが、中々終わりません。

村の幹線道路を一回りすると、午後五時前までかかりました。

しかし、おかげで今年の溝掃除は少し楽が出来そうです。