キャッスル4  新たな出発

2013-04-27 21:05:56 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 モンゴメリーの葬儀の席上で弔辞を読んでいて狙撃されたケベック。急いで救急搬送されるが、病院につく頃には心停止している。
 彼女を見るのは恋人のジョシュだ、しかし知り合いは止めた方がいいと周りに止められる。
 出血が止まらない。心臓の脇を撃たれている。

 心音は戻るが、出血が止まらない。場所が判らない。 

 特殊部隊で使われていた改造された狙撃銃だとライアンがキャッスルに伝える。
 そこへ、キャッすの母と娘元で来る。ケベックの父も飛んでくる。

 途中で医師が変わり、手の空いたジョシュは何故打たれたとキャッスルを責める。母親の事件を蒸し返したからだ。ジョシュは当たる場所がないからキャッスルにあたっている。
 ケベックの父は、今、娘は死と闘ってるんだぞとジョシュをいさめる。

 いや、俺が悪い。自分を責めないで、あなたが撃ったんじゃないと、キャッスルの母は言うが、俺がいけないんだという。俺が悪い。

 キャッスルはモンゴメリーからケベックを守れと言われたのに、ここで撃たれたことに大きな衝撃を受けていた。
 キャッスルは、愛していると撃たれ、倒れたケベックに伝えていた。母はそれを聞き、心を痛めた。

  
 手術は終わった。心拍が再会した。しかし予断は許されないと医者はいう。


 警察署でエスポジートとライアン、キャッスルが話している。銃は残されている。持ち主の名前はマーティン・ホルストン、7年前に殉職している。設備員に紛れていた可能性はあるが、これと言った撃情報もない。
 プロならもう国外に逃げているとキャッスルは言った。

 しかし、何故終わらないんだ。
 終わらせるために前回のことがあり、モンゴメリーが生命を落としたんだ。

 ケベックの元へ行くが、ケベックは元気とは言えない顔をしていた。しかし冗談を言う余裕はある。

 私を守ろうとしたの?ほとんど覚えていないとケベックはいう。
 目をつぶると横たわった警部の顔が浮かぶ。

 そして疲れているという。電話するまで来ないでほしいと言われた。何日くらいだ。2,3日、少し時間がほしいという。キャッスルはOKして病室をあとにした。

 

 2か月ぶりに署に戻るケベック。拍手を受けるが、捜査の進展はない。
 銃から取ったDNAは出たーベースに乗っていない。指紋も取れていない。
 
 上司はヴェクトリア・ゲイツ、別名鉄の女に変わっていた。

 マフィアから取られた金がお母さんの死に使われていたかもしれない。でも銀行は潰れ、口座はない。
 モンゴメリーの話もできないし…。ユニオンシティの倉庫に移されていたが、そこが燃えてしまっている。

 ゲイツにケベックは呼ばれる。
 ゲイツは心理評価に合格しているケベックに、あなたが最年少で刑事になった女性ねという。
 しかし、捜査は打ち切りだという。捜査は山済みだ。なにより、撃たれた本人に捜査はさせられないという。ここは復讐の場じゃないと、女同士のやり合いはきつい。
 銃を返してほしいというケベックに、警察の規定通り、評価を受けてからだという。

 ライアンとエスポジートの元に戻ったケベックは、銃がほしいという。あの女を撃ち殺したいというところだろう。
 銀行類の資料はとケベックが聞くと、キャッスルが持っているという。ここに置いておけば、あのゲイツに見つかる。

 バレないようにやるとケベックは諦めるつもりはない。
 とうのキャッスルはゲイツに追放されていた。

 レキシントンで事件が起きる。ケベックは今回はパスすという。

 ソニア・ギルバート27歳。ソファがサイレンサー替わりで撃ち殺されていた。お騒がせセレブで有名らしい。

 胸を銃で撃たれている。ドラックをしていたらしい。訪ねてきた妹が1時間前に発見した。恋人の名前はデール・ランダーズだ。彼が朝、部屋を唯一出ていった人物だ。
 午前3~4時が死亡時間だ。デールは午前9時に帰っている。
 ケベックが来なくてよかったと彼女を気遣い、エスポジートがいう。仲のいい検視官は彼女の復帰を知る。

 キャッスルは作家らしくサイン会をしていた。
 そこへケベックが現れる。 

 キャッスルは数日と言ったのに3か月も連絡がないことに起こっていた。時間が必要だったという。現実に目を向けて整理する時間だ。
 ジョシュと現実に向かっていたのかというと、ケベックは別れたという。彼ではたらないという。

 キャッスルは、最初の頃、母の事件を調べると自分が壊れるとケベックは言っていた。しかし今はのめり込んでいる。今手を引くと自分がなくなるとケベックはいう。
 今のまのままだと成りたい自分になれないと続ける。壁をぶち破らないといけないという。それが母の事件の解決ということか?


 身代金が誰に流れたか調べてくれたそうね。
 しかし置かれていた倉庫が火事に遭い、書類も焼けた。調書は見たかというケベックにキャッスルの今の立場では無理だ。ゲイツの追放されている。

 キャッスルは市長に手をまわし、再び署に戻れるよう、新しい警部を脅した。

 警部はかなりの怒りようだ。

 ケベックの銃も戻った。
 
 ソニアの事件は恋のもつれで、ソニアは殺されたらしい。彼女は別れたがっていた。
 デールは言えに戻っておらず、目撃証言もない。 

 ケベックの銀行口座を書いたロッド・ハルステッドはまだ現役だ。、倉庫の銀行の記録は書いた本人に聞こう。

 ケベックは。彼を訪ねるが、改ざんのあとはなかったか?おかしな所はないと簡単に否定される。
 誰かに圧力をかけられてない?なんでだ?ケベックのやり方では相手を怒らせてしまう。


 その頃、ソニアの相手の男はバンドマンで練習場所が判った。ケベックも行けとゲイツ警部がいう。デールを捕まえるが、彼の持っている銃は経口はソニアを撃ったものと違う。

 しかしケベックは銃が撃てなかった。

 キャッスルは銃を見てケベックが固まっていたことに気づく。話をしようかというが、まだ復帰して2日目よとケベックは何気ないことだ、重大なことじゃないと笑う。

 そして倉庫の放火犯と母の殺害犯を捕まえるという。
 
 男は動機や機会等があることから起訴しろとゲイツ警部いう。
 ケベックがいないのを聞くと、ライアンとエスポジートは、見落としがないか調べていると逃げる。もう起訴に持ち込むのに? 間違いがないか調べているだけだと、苦しいいいわけだ。そうね、彼女には誤ってほしくないと、ゲイツもきつい。

 ハルステッドは嘘をついているとケベックは言う。

 エスポジートとライアンは捜査室で尋問中のデールを見ながら話していた。6発も撃ってるんだぞ。恋人を撃ってから6時間もなにをしていたんだ?恋人を殺す奴の真理なんか判らんさ。添い寝か?裁判でもつつかれるぞ…と彼らは改めて考えた。

 キャッスルは、ユニオンシティの火災は本当の事故かもしれないという。ロッド・ハルスティッとは何度も表彰されているような人物だ。
 ケベックはあれが事故なら全てがなくなる。ケベックを撃ったディック、モンゴメリー、ラグリン、六具ウッドはもういない。関係者は…あとは判らない。
  
 ハルスティッドの名前は1度も上がってない。金に困ってない。本当に事故は火事かも?それなら…というキャッスルの言葉にケベックは納得しない。
  
 キャッスルは、家で事件の一覧表を作り考えている。それを娘のアレクシスが見ている。

 アレクシスにに聞かれ、捜査の手伝いはしてない。キャッスルはケベックの件しか知らないという。 


 ある男から電話が来た。モンゴメリーが死ぬ前に保険として書類を贈ったらしい。会いたいという。会うのか?母のマーサが言う。もうケベックを失いたくない。
 ケベックには言わないでくれといい、アレクシスをなだめる。 
 このモンゴメリーが送った書類が、今、ケベックや家族を守っているが、事件に首を突っ込めば保障はない。
 キャッスルの母・マーサやアレクシスは心配する。パパは刑事じゃない。パパが危険な目に遭う。パパや私が撃たれてたかもしれないとアレクシスは感情的になる。
 いい加減に大人になってとアレクシスは言った。

 だから、やるんだ、キャッスルも引けない所へきている。 

 キャッスルは、ケベックに言った。落ちつくまで少し待て、ケベックの感情は不安定になている、諦めろとは言わない。
 手を引けば自分を失う。

 ライアンががほじくるから、ソニアの事件が意外とややこしい事件になったという。
 2人の使ったグラスから睡眠薬が出た。
 午後10時~午前9時まで出入りがない。

 キャッスルが、2人の来た自刻の前に犯人は家にいたんじゃないかといい出す。
 もう1度、現場に戻る。どこかに隠れ、2人が眠るのを待っていた。
 ベットの上に死体が発見されるまで犯人はいた。隠れるとしたら…。ライアンとえポジートに手伝ってもらい。ベッドの上の寝具をどかすと、そこに血の跡があった。そして、ベッドの組み立ててある枠に指紋があった。
 指紋からデールのバンド仲間が浮かんだ。
 練習場に押し掛けると、そのバンド仲間に銃を向けられる。

 ケベックはまた銃を構えたまま固まった。
 後ろにいるキャッスルが落ちつけという。君なら大丈夫だ。
 それによって取り押さえに成功した。


 犯人・ミッチー・ヤンシーは実はソニアとつきあっていた。盗んだカギで先に侵入した。
 人に罪を着せれば、逃げ切れると思ったのね。

 これでソニアの事件は解決だ。

 アレクシスは改めて父・キャッスルに聞く。アレクシスは正しい。それにアレクシスは幸せ?と聞く。ああ。満足してる?ああ。彼女の側にいる責任があるんだ。父の言葉にアレクシスはだったら判った、といい、
 パパ、大人になり過ぎないで、と今度はいう。

 その心配はないよ、とキャッスルは返した。

 セラピストのような男のとこへきているケベック。もう来ないとおもっていたでしょ。心理評価も通ったし。
 なにがあったんだ?何か思い出したのか?
 
 ケベックは、それにこう答えた。
 忘れたと言ったのは嘘。全部覚えているという…。

 しかし、ケベックが今話している男は、キャッスルに会いたいと言ってきた男じゃないか?議員会館に電話もしていた…。


 ケベックって31歳だったんだ。搬送されるときって、性別、年齢、怪我の具合を言うから、判った。
 でもこれくらにならないと、社会を公平に見る目はないだろうな。

 その年齢を、もっと前から母のために捧げている。ケベック、それじゃ、辛すぎる。

 せめてキャッスルという最初はうざい以外の何ものでもなかった男が側にいるのが、救いだろう。


幻の王女 チャミンゴ  第11回

2013-04-27 15:00:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 全てを見てしまったラヒをチェ・リは心配していた。ハソも同じだ。
 でもジャシルを恨まないでくれという。やらなければ私たちがああなっていた。
 死を受け入れるなら、受け入れるというチェ・リに、あなたや娘に会えなくなるのはつらいとハソは答える。
 お前ならやったか?女ならやります。思うのというのでは雲泥の差だ。お前ならやらなかった。

 ハソならできなかったろう。

 ワン・ゲンの家臣は許すことができず、剣を向けるが、楽浪を作ったのはムヒュルから守るためだ。今もそれに変わりはない。ワン・ゲンが死者となりできないなら、私がするしなない。
 「偽善者」
 家臣は、チェ・リを呼んだ。王になりたければ言えばいいものを汚い手を使った、と。

 チェ・リは言葉もなく去った。

 ワン・ゲンの棺の所へ行くと、ジャシルがいた。

 チェ・リは自分が殺された方が良かったという。お前とは縁を切る。その言葉にジャシルは大笑いをする。ラヒと別れられますか?ラヒはハソに育てさせるという言葉に、それを聞いたジャシルまでが「偽善者」と投げかけた。
 私も王后になりたいと思ったことはある。でもあなたのためにやったのよ。あなたを愛しているからよ。

 チェ・リには全て空しい言葉に聞こえたことだろう。

 ハソはラヒにに粥を差しだし食べるように促すが、それを投げる。そしてまた柱に頭をぶつけ続ける。
 ハソは静かに、大人の世界は複雑だから理解できないでしょう。
 どうして、勝手に船に乗って来たの。叱りつけるが、ラヒが見たことは残酷するともいう。

 でもこの世界は本当は美しいものなのよと、ラヒを抱きしめた。
 本来なら、兄を失っていようとも、実の母のジャシルがすべきことだ。
 それを変わってハソがしている。ジャシルならまるで受け付けない可能性も否定できないが…。
 わが母が血の繋がった伯父を殺したのだから。6歳の頭に理解できるものではない。

 ジャシルは絶対に別れないとチェ・リに言っていた。
 チェ・リもも自分が王になり、平和な世の中を作りたいと思ったこともあったという。でもそれをすべて捨て、田舎にひっこみ平和な生活を望んだ。

 でも判らなくなった。
 こうなることを望んでいたのじゃないか。
 誰かがこうしてくれることを望んでいたのじゃないか。
 私もお前と同じ強欲な人間ではないかと判らなくなったという。

 女の力を借りて王に成りあがった男として民に嘲笑を受けながら生きる。
 大袈裟だとジャシルは言う。私とて一生兄を殺した女と言われながら生きる。我慢なさって。私はあなたが死ぬまで離れない。
 でもそれはラヒのためよ。

 ジャシルの去ろうとする後ろ姿に、もしチャミョンが生きていれば、後はチャミョンに継がせる。
 しごくまっとうな意見だ。

 でも、ジャシルは愛を望んでいる。愛を受けているのはハソだ。自分は得られても権力だけ。でも愛なんて長続きするものじゃないと自分に言い聞かせていた。

 モ・ヘヤエは喪服に着替えてくれという侍女の手から喪服を払い落し、夫の遺体も見ていないのに、着れないという。そして、祭壇に向かっている幼いワン・ゲンの弟、ホルに「酒をのんでいるのか」と聞かれると、飲まなければ、正気が保てないと答えた。

 そしてホルと剣を交える。ヤンエにはそれしか、今の自分を抑える方法がないのだろう。
 ホルは押されて、倒れ込む。剣を取れ、そんなことでは当主にはなれない。ジャシルは敵だ。しかし、ホルは殺し合うことに嫌気がさした。平和に生きたいという。
 ヘヤエは天を仰いだ。

 高句麗では、ピュリナ族の首長である王后の父と、王后が食事をしていた。
 王の呼ぶ音がする。しかし王后はこれから陛下と戦うのです。しっかりと食べてくださいという。
 陛下の王もスジリョンに食事の世話をさせていたが、これからは5部族の年寄り達と戦うのです。しっかり食べてくださいと言っている。

 お前のピュリナ族もその中に入っているのだぞと王が言っても、スジリョンは確かにそのために嫁ぎましたが、私は姉上と考えが違います。お姉様(王后は未だ部族の一員と考えているが)私は王のものですという。王は傑作な女だと笑った。

 王は楽浪に攻め込みたい。しかしピュリナ族は兵は出さないという。では残りの4部族でた戦おうと言うが、他の部族も兵は出さないと言い出した。

 王は、ピュリナ族の長を呼び、右大臣の地位を与えるという。しかし、それでは納得できない首長。王太子を家から出してほしいという。

 王后はスジリョンが王に自分の部族より王を取ると言ったと聞き彼女の元へ行く。
 実家は女にとって、最後の砦、スジリョンは最後の砦は息子です、と切り返す。

 王太子を娘のメンルスに産ませてくれるのならピュリナ族は喜んで兵を出すと王にいう。

 ジャシルはチソの差し出す、生卵15個を飲んでいた。これを飲むと毒が抜けるらしい。
 そして、チソは明日はワンの出棺の予定だと告げる。そして約束を守ってほしいと切りだす。
 いつか、ジャシルが王后になって宮に入るとき、私を女官長にして下さいという。
 あれは貴族しかなれないはずだというジャシルに、チソは自分の身の上を話す。元々は百済の国の貴族だった。捕虜になって今の立場になった。
 欲を出すといいことはないというが、こんな役に立つ侍女がいるかとチソも引かない。

 負けたというより、弱みを握られているジャシルは女官長としてチソを認め、最初の仕事としてハソより先にチャミョンを見つけろという。

 チャチャンスは明日の芸の順番を説明しているが、カメ回しをしろとある子にいうが、怖いから嫌だという。プクはやるという。空中芸には度胸が必要だというのが理由だ。
 しかしヘンカイがいない。
 ヘンカイは楽浪からきた侍女(自分の母の妹)に楽浪に行きたいと言っていた。しかし、間が悪い、今は誰も船に乗れないのと断っていた。

 芸が始まった。ラヒを元気づけたい為の芸なのに、とうのラヒは表情1つ動かさない。遅れてきたジャシルもまた同じだ。
 拍手すれば楽しいわよ、と無理やり自分の手と合わせ、ラヒに拍手をさせている。
 それをプクが見て、いいなという。何か事情があって精神が不安定なんだって。それを聞いたヘンカイがそれのどこがいい?というが、優しいお母さんがいる。いつか見つけてやると言っても私たちをごみのように捨てた人たちよ。あの人たちとは違うわという。

 剣投げがやってきた。円盤にくくりつけらえて、回され、それに剣を投げるのだ。

 投げるのはチャチャンス、投げられるのはプク。その残酷性にハソが顔をしかめラヒを見ると笑っている。

 止めさせて、怖がってるわというハソに、腕には自信があるとチャチャンスがいう。それにあの子は絶対に泣かない、プクです。
 本当はチャミョンで自ら鳴いて助けを求めろと名付けたのに、皮肉な名前に変えられている。
 ラヒが突然立ち上がり、チャチャンスから剣を取る。止めなさい、ハソは制止するが、何故です?この子は剣術を習っています。
 チャチャンスも剣術と技芸は違うというが、ラヒが元気になるならいい。どうせいやしい子でしょ、という。
 ハソがあまりの言葉に何かを言いかける前に、チャミョンが見つかれば、ラヒはどうでもいいでしょうと、言われる。

 ヘンカイもいやしい身分でも妹だと反対する。ジャシルは差していたかんざしをミチュに投げる。そうするとありがとうございますとこちらはころっと態度が変わる。しかしチャチャンスは危ないという。ミチュは機嫌を損ねたら、殺されるかもしれない。剣術をしてるんでしょ。大丈夫よと夫を説得する。

 ハソは娘の腕は確かだから、大さえ回さなければ…と最後の提案をする。チャミョン自身が大丈夫よ、お嬢様の病気が治るなら、平気だと言い出す。
 台は回さずスタートする。1本目、足の間に辺り、プクは気丈にも大丈夫です、首だけは狙わないでくださいというと、ラヒの脳理にあの日、伯父を殺した母の姿が思い浮かんだ。
 止めなさい。いうハソの脳理にはチャミョンをかんざしで刺したジャシルが思い出された。

 そういう親子なのだ。

 ラヒはわざとに首のあたりを狙った。大丈夫と一座の子どもたちが駆け寄る。

 ハソは思わずラヒを平手で打つ。あなたを見損なったわ。そしてプクを抱く。肩辺りから血を流している。ハソは薬を塗るからと別室に連れていき、プクに服を脱ぎなさいという。
 プクは嫌だという、見られたくないという。旦那様が戦場に行くとき持って行く高価な薬を塗ると侍女が言っても、断る。許してね、普段は優しい子なの。しかしプクはいくら病気でもしていいことと悪いことがある。ハソは腕に巻いていた高価なものを渡そうとするが、チャチャンスに渡してくれという。
 ではと薬を差し出すといやしいものはもっと安い薬で治るとそれも受け取らない。
 ハソは、行こうとする、プクに年を取ると相手の気持ちを考えなくなる。自尊心を傷つけてしまったわねと、せめてこれは受け取ってと、自分の髪に巻いていたリボンをプクの髪に巻いてやる。

 あの団長があなたの父親なの?と聞くハソに、プクはここにいるのは、お米のために売られてきた子よ。邪魔だから捨てられた子なのと言い、飛び出す。

 ラヒの髪をジャシルはといてやるが、櫛を投げ捨てられ、母上なんて嫌い。娘でいるのがいやだという。ジャシルもあなたには期待外れよ。いつまでも美しくならない。
 じゃ、なんで私に執着するの?娘だからよ。お腹を痛めた子だからよ。

 義母上だって優しいと、部屋を出るラヒを呼びとめるジャシル。じゃ、ハソに聞いてみなさい。
 何故、私を殺そうとしたの?
 嘘よ、信じないわ。
 言い訳したらこう言いなさい。
 1人だけを選べるとしたら、チャミョンと私とど知らを選ぶ、と。

 チャミョンって誰?ハソに聞きなさい。
 母上の言うことは信じないとラヒは走り去る。

 馬鹿な子、いいながら、それでも産まれたとき、生命がけで助けた娘だ。ジャシルは愛しているのだ。

 ユ・ホンを叔父に持つ皇帝は、今は漢族と朝鮮族の血が混ざった兄弟国のようなものだと言いながら、うまく、ワン・ゲンを始末したものだという。その内、お祝い致そうという。

 チャチャンス夫妻はまた船がながれつかなかったと聞かれていた。とぼけるチャチャンスに、ミチュが教えたら何かいただけるので?と聞く。聞いているチソは知っているのかと聞くと、もらえるなら探してみようかと…と、誤魔化す。
 チャチャンスは、何故、子どもを船に乗せたんですか?と長年の疑問をぶつけるが、チソは前もそれを聞いた人がいました。知らない方がいいです、と素っ気なく答える。

 ヘンカイがプクを探し、技芸に怪我は付き物だと言うが、プクは考えたという。王女や王でもあんな真似は2度とさせない。剣術を習うわ、と走りだしていく。師匠を探すという。

 帰りの船の中、プクが可哀想だわ、とハソは思っていた。チャミョンもあんな目にあっているのかしら?
 幸せに暮らしていると信じましょうと侍女は励ますが、チャミョンが乗っていた船は?と聞くと時間がなかったので、他の人に頼みました。すぐに連絡が来るでしょうという。
 そこへラヒが来た。船酔いは大丈夫かと聞くのを、チソから聞いたわ、昔私を殺そうとした?
 答えて。私と娘のチャミョンが溺れているの。どちらしか助けられないとしたら、どうする?
 嘘はつかないで、答えだけ欲しいという。

 
 ハソはチャミョンだ、という。それを聞いてラヒは飛び出したが、そのあとに続くハその言葉は自分の娘だものチャミョンを助ける。そしてラヒと死ぬわと続ける。
 しかし、この部分をラヒは知らない。

 チャミョンを選んだということしかない。

 どんなときでも理由まで聞かねばならないといういい例です。
 私も個人的に肝に銘じたいことだ。

 ラヒは泣くしかない。あのジャシルの、実の兄さえ殺す女の娘。頼っていた信じていた義母はチャミョンを選ぶという。

 しかし勝手に船に乗るから悪いのだ。それがラヒの運命だったのだろう。

 高句麗を作った朱蒙に聞いていた。メンルスは死を選ぶべきでしょうか。高句麗とピュリナ族を救う手はないのでしょうか。願っていた。
 そのとき、王の言葉を思い出した。子どもが産めなくなったら、王后として抱いやる。ヤンドク、そばの侍女に月経を止める方法はあるかと聞いた。ヤンドクは月経がなければご懐妊は…というが、メンルスの頭の中では作戦はでき上っているようだった。

 ピュリナ族が王太子を立てたいというのは、広まった話だ。答えは保留したと聞いていると家臣がいう。
 あとは、ホドンだ。ピュリナ族の娘と結婚するのですか?いや、チェ・リの娘と結婚しろ、ワン・ゲンの弔問に行き、求婚するのだ。

 楽浪にワン・ゲンの遺体が戻った。黒衣の大奥様、モ・ヤンエは開けろという。妻が夫に会うのを何故邪魔すると家臣を一括する。
 その姿を見ると、更に怒りに火が付き、おのれ、ジャシル。仇を撃ちたいものは付いて来いとジャシルの元へ向かった―――。

私はラブリー・ガルシーズン2  ロマンスへの長い道

2013-04-26 19:00:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 ジェーンの秘密を知るステーシ、守護天使のフレっトは只今同居中。
 ステーシーが朝ごはんを作っても誰も食べてくれない。
 特にジェーンは証言録取のある日は空腹でいたいからだ。
 

 マリアという依頼人から、離婚の弁護を頼まれるが、忙しいし、もう少し待った方がいいような…。依頼人 マリアは若干迷い中だ。
 
 しかし、資産を調べている内に愛人がいると判った。 夫・チャールズはロスとサンフランシスコを行き来していた。サンフランシスコにいる女性は、エミリー・パーソルズ、サンフランに夫は家まで買ってる。そういうことだったとのかと初めてマリアが気付いた。

 離婚するという。

 ボスのダンから、ジェーンが呼ばれた。手榴弾でも投げそうな客が受付に来ているそうだ。
 
 フレッドはキムのアシスタントだが、仕事は完璧だ、その彼女が薬局で買い物をしている?何か忘れた?というが、私が自分で買って悪い?と切り返されていた。その袋を彼女がいない隙にそっと覗くと妊娠検査薬だった。

 マンションのマンションの譲渡書を調べたのはあなたねともう一人のサンフランシスコ妻エリスは怒り心頭だ。
 
 マリアとエリスは顔を合わせることになる。 

 つまり、これは重婚、もしくは、結婚詐欺というとらえ方もできる。
 
 5年一緒だったエリスには権利がある。マリアはもらえる者はすべてもらいましょう。
 えみりーは慰謝料を請求する権利がある。

 キムの友人・ケイトリンは里親になり、産まれて間もない子を育てている。キムと同じ年だ。
 しかし本当の親が娘を連れていった。ベンという父親が帰ってきて気持ちが変わったらしい。
 キムに取り返して欲しいと依頼してきた。

 家に帰るとステーシーがビジネス始めたという。
 スキンケア?と聞くジェーンに、アームソックスを作ったという。腕につけるもので肌を紫外線から守れる。

 悪いニュースがもらたされた。トニー・ジャールドがエリスの代理人になる。ジェーンの元恋人だ。

 キムの方は州法では30日以内であれば本当の両親は子どもを養子に出しても取り返すことができる。
 あっちは産後うつだったと打ちだしてくる。今はもう大丈夫だと代理人は言う。

 キムはラナがロスから出られないよう禁止命令を出す。
 
 マリアとエミリー・パーセルズが並ぶ。 共同で詐欺で訴える。しかし本来2人の弁護人はできない。
 請求の内容が変わったとジェーンはいう。
 
 後でトニーがそれくらい教えてくれよと言ってくるが、でも内容は教えないのは戦略でしょとジェーンも弁護士としては負けていない。

 
 敵の敵は味方。2人は力を合わせればいい。
 

 キムの方はPTDが現れるのではということで戦う。ラナが精神的な不安定なときは医師は見ていない。

 ジェーンは、夫が故意に意図してあざむいた。重婚を犯したか否やかではない。心の問題に賠償を訴えるのは筋違いだとこられる。

 キムは母親のラナがあの時は、自分が自分でない感じだったという。 
 何人かと会ったのに。私ケイトリンを選んだのはあの子を幸せにしてくれそうだったというが、1番の問題は実父のベンが戻ったことにある。
 ベンは若くまだ十代くらいだ。妊娠が発覚して親権を放棄した。
 
 キムはうつなんて嘘だ、でも判事がどう見るかで変わってくる。
 本当の母親は新車に乗ってる。
 もしかして…とキムが聞くと出産に向かい2万ドルを渡した。キムは降りるといい出す。他の弁護士を紹介するとおかんむりだ。

 マリア6年の結婚が作りごとだということに打ちのめされた。
 エリスは嘘つき、とあらんな限りの非難の言葉を並べた。
 
 マリアに質問が行く。聞く前は幸せだった。
 その前にやられた詐欺だ盗まれたと思っていた?

 もちろん、ノーだろう。

 フレッドが守護天使だから言うけど、と切り出した。
 ジェーンは本当はデビーという売れないモデルだった。それが、天国に行くかどうかのフレッドの査定中。エンターキーを押し、そのとき死亡したジェーンの身体に生き変えった。ジェーンにはデビーの知識とジェーンの知識が共存している。

 ジェーンは君は死んだと聞かされて悪い話しかないと受け流すが、キムが妊娠しているらしい。スケジュールを管理しているフレッドからいわせるとキムの相手はグレイソン、かつてのジェーンになる前の恋人だ。 

 また家に帰れば、幸せなステーシーはフレッドにHPを作ったら、オーストラリアから20もオーダーが入ったと喜んでいる。ステーシ―もデビーもデビーと同じモデルだ。

 しかし、ジェーンの話を聞くと、ステーシーもショックを受ける。モデルだから、食べることには注意をしているが、緊急のとき以外蓋開けたことがないアイスを食べる。クリームも食べる。
 
 それくらいのショック自体なのだ。
 もしかしたら、ジェーンはどこかで、グレイソンにそんな思いがあった。デビーの部分を持っている自分。だからもしかしたらジェーンになった自分にも恋をするか持って思ってた。でももう目が覚めた。

 キムはケイトリンの家を訪ね、子供部屋を見るうちに、キムは妊娠の話をし出す。ケイトリンは喜ぶが、心の準備ができない。言うつもりはなかったが、冷静さを失って突き放したことを謝りたかっただけだったという。ケイトリンから再び雇われることになる。

 グレイソンに声をかける。ずらっーとお祝いの品がある。何の祝いでもあるというが、すっかり、赤ちゃんおめでとうの祝いとジェーンは思う。すっかりグレイソンも知ってると思っていた。だからそれを口にするが、グレイソンは初耳だったらしい。
 祝い品は依頼人が礼に依頼人送って来たものだった。余計なことを言ったと思うジェーンだが、後の祭りだ。
 
 同じカルティエの時計を2人の妻はもらっていた。

 チャールズは法廷2人の妻とは愛で結婚した主張する。
 生涯運命の人と出会えない人と居る中で私は2人と出会った。
 ジェーンはロスのオフィスは素敵ですね。内装を手掛けたは奥さんのアリスでしょ。エリスはフリーのライターで宣伝を書いてきた。7万2千ドル、何故報酬を要求しなかったか?
 チャールズは幸せな夫婦とはそんなものだという。法廷に笑いが起きた。
 3 キムに、グレイソンは責任をとるつもりだという。
 でもキム自身まだはっきり判らない。それに責任をとるって、グレイソンは僕たちのためだという。
 愛するときも健やかなるときも郊外にマイホーム?キムは皮肉る。
 グレイソンは怯えてると言われる。

 ジェーンのアシスタントのテリーがチャールズの財産を調べた。
 
 キムはケイトリンの養子を返せ問題を法廷で争う。ベンは19歳だ。19歳で戻ってくる?普通なら戻ってこない。そうじゃなきゃ、2人とも子どもをATMと思っているかじゃないか。

 ジェーンはそれぞれの妻2人がしているカルティエの時計を見せ、どっちがどっちのものか判るかと聞く。判るわけがない。

 そのとき、ジェーンはテリーが調べた彼の財産の一部、3人目の女性がを法廷に招いた。クリスマスプレゼントにカルティエをおくっている。彼女はチャールズのフィアンセだという。
 いえ、元・フィアンセ、ジェーンが言う。みんな3番目なんていやだもの。

 チャールズは2人に贅沢をしてきたから自分はつましかったと言っていたのに…。

 キムは、ケイトリンの養子、ラナは更に養子縁組をしていたらしく、ジョーイという人の口座に十万ドルある。アップルドール夫妻にも子どもを売った?
 本当の母、ラナはそれをしたのが、ベンだと知り、怒り、私と赤ちゃんのために戻ってきたと言ったのよ。消えてよとベンに言った。

 ケイトンは無事子どもを取り戻した。

 また家に帰ると、今度はステーシーががっかりしている。警告状が日本から届いたという。同じものを作っている会社があるからだ。そう言えば…ステーシーはケーブルテレビを見てた。それにアームソックスが似てる。

 キム妊娠してなかった。安心した。

 フレッドは守護天使としての義務だと思うから言うけど、キムの陰性を知らせる。

 ジェーンの答えは複雑だった。
 デビーとしては嬉しい。ジェーンとしては関係ないかなって感じ。
 今そこにいるのはジェーン。
 
 ジェーンはトミーと一緒に過ごした。仲直りかな?

 

幻の王女 チャミンゴ  第10回

2013-04-26 15:00:00 | 日記風
 怖くてキャラ強いのはワン・モヘン夫人、彼女はいざとなったら兄のワン・ゲンの膝まづき命乞いをしながら、背中から自分の兄でも殺す女を妹のジャシルの性格を見ている。

 よく判ってらっしゃる。

 そのおつもりのようです。

 しかしジャシルの生命を狙うのは…船から突き落としても剣で刺してもいいとモヘン夫人の指示があったが、するのはかつてジャシルに憧れていた、ついていた家臣たちだ。ここの割り切りが難しい。

 そして第1のチャンスを逃している内、ジャシルは毒茶で兄を狙う。

 たまたま寄った夫の部屋で第1夫人のハソと約束を交わしているのを聞いてしまう。
 ハソは船に乗った理由を以前海に流したチャミョンがこれから行く場所の近くに流れ着いている可能性があるという話をしていた。しかし寒い冬、船が見られたのもずい分沖だ。赤ん坊が生き残れたどうか、チェ・リとしては疑問だ。そこが父と母の愛の差なのだろうなと話していた。

 そしてもしチャミョンが生きているようならという話からジャシルが聞いている。
 鯨の取り方を教えてやろう。これは元々チェ・リの家の家業のようだ。娘も息子も関係ない。後継ぎだというのを聞き、ジャシルは悔しい思いでいっぱいになる。ラヒがいても第2夫人の子ではいけないのか、というところだろう。

 ハソは、ラヒがいるからチャミョンは嫁に出し、あとはラヒに継がせましょうというが、ジャシルの耳にはどう聞こえているか。
 企む者には全てたくらみの言葉にしか聞こえないものだろう。
 ハソの侍女に見つかり、何か用かと聞かれるので、ジャシルの侍女、チソが珍しい茶があったらハソに持ってきたという。

 ジャシルは兄に茶を飲ませるが、お前も飲めと言って、2人で1つの茶碗から茶を飲む。ジャシルの心はいかばかりか。
 しかし再び継ぐ茶をにがいからもういいという夫にあと3杯はお飲みください。あなたを救うかもしれませんとジャシルはいう。チェ・リは言われるまま茶を飲むのだったが…。

 洛陽の貴賓館では楽浪国から来る一団に芸を魅せるためチャチャンス技芸団が布を使って宙を舞う空中芸の稽古をしていたが、ヘンカイは言いにしてもプクがまだ初心者のため、どうも落ちてしまう。今はネットが張ってあるからまだいいものの本番で発揚する芸の腕前ではない。チャチャンスはホゴクに芸が未熟だからプクをソソに交換させたいというが、あの子でなければダメだと譲らない。しかしあの子ではまだと理由を説明し、ではいざというとき身体を受け止める網を使わせてほしいと言っても、ダメだという。作戦ではプクが失敗して落下しなければ、騒ぎを起こして、ワン・ゲン、チェ・リの首をとることができないのだから、仕方がない。
 さすがにチャチャンスの妻・ミチュがあの執着の仕方はおかしいと気付く。あの子はここへ来た時胸にかんざしが刺さっていた、そのことと何か関係があるのでは?とまで言い出す。
 まさか時間が経ってあの赤ん坊だとは判るまいとチャチャンスは言うが、実はみんな…ホゴクさえも気付いていないが…いい所を突いているのだ、気が付かないだけで。

 船の上では作戦に出るため、ジャシルが茶をがぶ飲みしている。そしてついに兄上に差し上げる茶を持って来いという。
 ワン・ゲン側も以後に誘い盤を崩すからそれを合図に刺してくれとワン・ゲンにときの合図を告げているが、こちらも今1つやるとなると決断を迫られるが、覚悟を決める。
 なにも知らないチェ・リは囲碁に誘われそれを受ける。高句麗から送られた衣装に少し手を施して刺繍をしたからワン・ゲンに渡してくれという。いざとなったら第1夫人のハソ、第2夫人のジャシルをやれとワン・ゲンの妻、モヤンから指示を受けている家臣はだったら直接渡されれる方がいいとハソも誘い囲碁の席に向かう。
 ちょうどその2人とすれ違った、ジャシルのお茶を用意したチソがそれを告げるともう動くのか、夜だと思っていたのに、まだ夕方だというのにと、茶に毒を入れ、チソに薄い粥を作れと包みを渡す。なんですかというという問いに小麦粉だという。
 そしてお前だけが頼りなのと言うのに怖がるチソに、このまま私たち、チェ一族まで皆殺しに合う。
 できないというチソを必死に説得する。私だって怖い。

 実は荷物にまぎれ勝手に船に乗り込んでいたラヒがやっと荷物から出てくる。私を置いて行くなんてずるいとついてきてしまったのだ。
 役者は揃った。ときは着た。
 ジャシルまでやってきたことにワン・ゲンも驚くが、祝いの酒を兄上に差し上げたいと茶を差しだす。祝杯をと差し出すのを家臣が思わず、落とす。なにをするというジャシルに、異臭がしたからというが、高価なものを混ぜたからだ。
 
 それとも私が毒でも入れたと思ったかとずばりと切りこむ。
 兄に差し出すが、なかなか受け取らないのをジャシルは兄上も毒を入れたとお思いですか?と訪ねると無礼が過ぎると、チェ・リが奪い取って飲む。なにも起きない。冷たくて甘い味がしますわと、ハソにも勧め、ハソも美味しいと言って飲む。
 そのせいで気を許したか、まだ夜にもなっていない。と家臣に食事でもして来いと部屋を出ていくようにいう。今宵は水入らずで過ごすという。家臣はもうなにも言えず、出ていく。

 祝杯は3杯だと3杯目を勧めるが、ワン・ゲンはお前は何が言いたくて来たと切り出す。
 ジャシルは、私たちを殺す気ですか?と率直言う。お前は一生鯨捕りの妻でいられるのか?ジャシルは今はまだ判らない。
 チェ・リも妻たちの気持ちを考えず、自分の考えだけで決めた。話す機会を選ぼう、もう止めようと止める。
 3杯目を口にするが、残し、お前も飲めという。ジャシルは飲み、答えてくださいと再び詰め寄る。
 ワン・ゲンは一緒に戦った者は富貴を共にできないと答える。そっと、チェ・リとハソは手を握る。
 権力の話はワン兄妹に任せ、私たちは席を立とうとすると、ハソが席から立てない。チェ・リが手を引こうとすると血を吐く。そしてチェ・リも血を吐き、2人とも倒れる。
 ワン・ゲンはジャシルに何をしたと聞く。権力は分けられませんと言い剣を抜く、ワン・ゲリも様子がおかしい。兄上の身体では3杯は必要です。苦みを消すため薄め過ぎました。しかし私にはたりない。
 ワン・ゲンも倒れ、ジャシルも倒れる。

 言われた時間に間に合うようにチソが粥を薄めて作っていた。揺れる船の中を必死に時間に間に合わせるようチソが運ぶ。よろよろと義母様はどこだろうと出てきたラヒがチソの姿を見つけ、お母様にバレたら怒られると再び隠れる。

 部屋に入ったチソは驚く、みんなが倒れている。ジャシルの背を叩き起こす。ジャシルは咳き込み起き上がる。その前にがぶ飲みしていた茶が、死者も生き還えられる茶と言われているものでそれが効いたらしいわという。

 お義母様達はここね、びっくりさせようと部屋に入ったラヒはその部屋の異常な気配に息を飲む。父も義母も倒れている。奥の寝台に運ばれたワン・ゲンは自分の母によって粥を薄く伸ばしたものをつけた布で顔を覆われ、暴れるのをチソにもワン・ゲンの身体の上に乗って押えろと言っている、まさに阿鼻叫喚の風景だ。
 なんでも望みは叶えてあげるから、そうでないと私たちは殺されてしまうというジャシルの言葉に、それを忘れないでくださいねと言いチソはワン・ゲンを抑える。
 ハソ、チェ・リも目を覚ますが、その光景を見ようとも身体が動かない。
 ダメよ。ジャシル、腹違いと言えど血を分けた兄妹なのに…。腹違いだったらしい。だからある意味そこまでジャシルは残酷な真似ができたのだろう。
 物陰から全てを見てしまうラヒ。

 息が止まりました。やっと布を外すと兄は目を開けたまま微動だにしたない。その目を閉じさせると、ジャシルは…笑いだす。涙を流しながら笑い続ける。ジャシル様怖いです。
 しかしジャシルは笑い続け、ラヒはその光景にその場に泣きながら崩れた。

 高句麗にもワン・ゲンの死の知らせは行った。そしてホドンにお前の考えの間違いのせいで我が国は不利益を被ったと、剣を自ら振るう。剣を教え込むつもりなのであろう。

 戦争…王后は思っていた。急に高句麗の持つ県の代表を集めたからだ。このままでは全てが高句麗に吸収され、楽浪までも襲いかねない。

 嫌でも今は王后と次妃が手を組まなければならない。

 モ・ヤンヘも夫の死の知らせを受けた。
 出た言葉が、ジャシル、だ。さすがにあの女しかいないと見抜く目は鋭い。

 ラヒただ黙って、壁に頭をぶつけて続けていた。事情を知らない。侍女はどうしてこうしているのか理由が判りませんと言うが、下がらせ、ラヒに、あなたに母親としてひどい光景を魅せてしまったが、政治とは殺されるか殺すことなのよ。あなたと父を助けるためにはこうするしかなかったのと、呆けた娘に説明をする。

 船の中で夜更けに急死したワン・ゲンのお陰でチャチャンス技芸団の公演も中止になり、その片づけをしていた。
 プクが残念そうにしていると女性が1人近づいてくる。
 綺麗…
 思わずつぶやくと
 お前も綺麗よ
 と、実は母のハソが返した。

 チャチャンスに喪中だが、娘のために芸をしてくれという。

 安置されたワン・ゲンの棺にジャシルが会いに来た。
 兄に触り、冷たい。寒いでしょ。でもこうしなければ、ここにいたのはチェ・リだった。
 これが政治です。とやった本人が言っている。

 許して、ジャシルの目から涙がこぼれた。こうしなければ兄上は欲が深すぎたのです。
 兄の頬に顔を寄せ泣きながら、ジャシルは呟いていた―――。

ガラスの仮面  都会の星

2013-04-26 12:30:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 速水真澄の独白が中心になる。
 

 2歳で実の父が死に6歳で速水英介の養子になった。英介は岡山から家出してたくさんの会社をするようになった。植木をいじっているおじさんが教えてくれた。大都芸能もその1つだ。

 30年経ってやっとここまできた。真澄は思う。

 母の藤村あや(字は不明)がお手伝いとして速水家に入った。子どもを母屋に入れるな、奥の部屋には入るなというのが英介の言いつけだった。

 英介の兄弟が子どものいない独身の英介の養子に自分の子をしようとしたが、英介は池の泥さらいをしたら考えてやろうと言い、どの子もできなかった。

 英介は、何故か嫌がる、親族の子らの前で「小僧してみろ」と言い、真澄は以前植木屋のおじさんに池の泥はいい肥料になると聞いていたので、植木屋を使い水を吸い上げ、泥をどかした。
 自らの身を汚さずに双方の利益を得た真澄の考えが英輔に何かを考えさせた。
 真澄の調査をし、申し分のない子だということで母と結婚し、真澄は速水真澄になった。
 そのときから野球も禁止され、学校が終わると会社に行き、清掃員と一緒に掃除をした。社員はみんな清掃員の子と思っていた。

 親戚の前で初めて父からプレゼントをもらったが、英介の兄弟の子どもたちがどうやっておじさんに取り言った。お父さん達が言ってたぞ。と言い、もらったもちゃを壊された。
 父はその話を聞き、妬みが判っただろう。隠せ。幸運を手に入れても見せびらかすな。妬まれるということを教えたのだ。
 1年後英介の息子と紹介されると社員の態度が一変し、その日から会社を築いていくための英才教育が始まった。

 他の親戚の子にいじめられ、もうあんな家には帰らないと決めた日、プラネタリウムでなぐさめを見つけた。自分の存在が宇宙からしたらちっぽけだと気付いた日だった。

 紅天女に恋をした父が大都芸能を興した。どうしても紅天女がほしかったのだ。
 真澄はある事件を忘れない。
 誘拐されるが、犯人の脅迫に英介は「私には息子はいない」と助ける真澄の声に父は言って電話を切った。
 それを気付かれたら殺されると思い、父は金を持ってくると言っていると犯人に言い、隙を見て逃げた。
 海に飛び込み巡視艇に救われたが、父へかけた犯人の電話は生命の電話だった。それを切られたときから真澄の心は死んだ。

 中2のとき火事が起きた。紅天女はどうしたと聞かれた母は水をかぶり、奥の部屋で撃ちかけだけを持ち出した母は死んだ。父は気落ちしていたが、それは母が死んだせいか、紅天女がなくなったせいか、真澄には区別がつかなかった。

 父の側になど残るかと思ったていたが、打ちかけの焼け焦げを見たとき、残ろうと決めて、必死にここまでのし上がって来た。

 英介は舞台で怪我をした月影千草の行方を探していた。10年前どうしても姿が見えなかった月影を見つけ、追い、事故に遭い、車椅子の生活になった。
 父の人生は紅天女にさえ出会わなければ違っていた。きっと真澄もなと言われた。

 氷のような心を溶かしたのはマヤだった。
 芝居のことになるとあそこまで情熱を注ぎ、なんでもしてしまうマヤを羨ましく、恋をした。

 マヤには負けたくない必死にレッスンを積む、亜弓。ピーターハミルという世界的なカメラマンが君の写真を撮りたいと言うが、稽古のときの汗まみれの自分を美しいと思うなら撮ってもらうと言っただけだった。
 母の女優の歌子は勿体ないというが、両親の名前の裏にいた。ママも判っているんでしょ。あの子は何をしても自分の力でやって来た。あの子は天才だ。
 私が降りしぼる汗であの子に勝ったとき自分の人生を生きられる。紅天女をやりたいと彼女の意志は固かった。

 2次時審査は黒沼、小野寺が加わっている。どちらも演出家候補だ。
 主役以外の配役は全部オーディションで選ぶ。
 そうそうたるメンバーが選ばれる中、桜小路も選ばれた。3次に進む。

 まだだ。紅天女の幕にはまだ進むまで時間がある。

 マヤと亜弓の決着もついていない。

パダムパダム 彼と彼女の心拍音  それぞれの選択

2013-04-26 10:00:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 頑張ってるよ。どうにか起きたよ。最終回かと思ったら違ったぁーー。



 いくら考えもても判らない。だからあなたらしく決めて。
 ガンチルの家でジナはそう自分の気持ちを伝えて去った。
 
 母は泣いていた。
 病気で余命の少ないガンチル。お前は死ぬのを待ってるんだろ。だったら私と海に入って死のう。好きな女と別れたらなんだい、今度は出所を待っていた待っていた母親を苦しめるのか。ガンガン背中を叩き、母は悔しさをぶつけた。

 さっさと死ねばいい。
 放っておいても死は勝手にやってくる。
 これから息子との人生が送れるはずだった。嫁や孫に囲まれて…。それももう無理だ。

 盲導犬候補のテンニだけしっかり将来に向かっている。
 
 パク検事はガンチョルの逮捕状が破棄になった。チャングンは釈放になります。刑事の現行犯逮捕しても釈放してもですか?に、あとはオ・ヨンハクの証拠が最後の頼りになった。
 
 グクスは去ることを考えていた。ヒョスクは残念でしょうがない。私はここにいる理由にならないの?
 ジョンはアメリカへ行き、グクスまでいなくなったら叔母さんが寂しがる。
 グクスは言った。
 少しは男を見る目を養えよ。暴力を振るう男の次は突然変異の男か。

 携帯電話を選びに行くと、ジョンはいかないからいらないという。しかし、母は電話を買う。
 

 ガンチルは荷物の支度をしながら、そっぽを向いているグクスにたくさん稼いでアメリカに行け、それでジョンが勉強してなかったらぼこぼこにしろと言っていると、俺はここを出ると突然言い出した。

 ジョンは行かなきゃだめかとおばあちゃんに聞いていた。父さんもいなくなる。
 母は、ジョンが医者になるのを楽しみにしてここにいる。手元に置いておこうなんてダメなんだよ。
 ガンチルは病気で苦しむ姿を見せたくないんだ。
 ガンチルが元気なうちに正しいかは別にしてガンチルがしたいようにさせてやる。それが親にできることだ。
 必ず医者になって、ガンチルのような患者を治すんだよ。

 ジョンはどんなにしても涙が止まらない。


 ジョンはヒョスクの家に泊まり、送られた携帯電話をいじっていた。
 
 出発の朝、何度ジョンからメールが来ても見ないガンチル。
 ヨンチョルはジナの診療所にいることを決めらしい。
 ジナが荷造りしているのを見て使命感に突然燃えたらしい。

 去ろうとするガンチルの背中にお前は俺の友だちだ、幸せになれと声をかけた。
 
 ジョンはガンチルにメールをたくさん送ったけど返事は、1つだけだった。あっちの両親に迷惑をかけるな。ジョンはガンチルの息子ではなかったのだ。

 僕は行くとジョンが言い出した。
 勉強したいからなのか、薄情なのか、本当の両親に会いたいのか判らないけど…。

 それを聞いていたジナはあなたには2人の父親がいる。
 子どもは親を選べない、あなたに何の責任もない。
 いい関係を築いて。

 ガンチルさんは息子に恵まれたわね。
 
 グクスは「お母さん」とガンチルの母を呼び、荷づくりの世話をしてもらった。こまごまとしわにならないように入れる。着いたらすぐ出すんだよ。注意を怠らない。本当の母親のようだ。
 
 グクスに聞かれる。今日、刑務所に戻るのか?ガンチルはうんという。
 ヨンチルさんに会え。もう失望したくないとガンチルはいう。
 
 奇跡はない。
 一緒に奇跡を作りたいとグクスはいう。
 刑務所で半端物俺たちが出会った。
 それも何かの縁だろう。

 
 グクスは言う。ガンチルさんの生きる意味が自分の生きる意味だった。
 僕と一緒に奇跡を作り出して。
 なのに勝手に刑務所に帰ると言いだして…。

 ガンチルが望むのは、今、この瞬間が1番じゃないのか。それが望むことじゃないのか。
 涙ながらに聞きながら、ガンチルはまだ心が決まらない。
 ガンチョルから、金を振り込んだと、電話が来る。なにを焦ってるんだ、ガンチルはそっけなく言う。

 母の仕事を手伝いに行くが、邪魔扱いだ。
 だったら好きな女と別れるなというな。
 ジナにもう1度会え、なんでそんなに頑固なんだ。母に叱られ、

 ガンチルは、ガンチョルの顔を思い出した。

 母と暮らした日々を思い出した。

 まっとうに生きたことのない半端物の2人がまともに生きたかった、そう言ったグクスの言葉を思い出した。
 今、この瞬間に1番望むことをしろ。
 
 グクスの言葉が響いた。
 
 あなたらしく決めて。諦めたくなっても歯を食いしばってもう1度頑張って。
 ジナの声が甦った。
 
 ガンチルは、ジナの元に戻り、本当に俺と江原道(カンウォンド)で暮らすか? 
 そうしよう。
 
 ガンチルは、、ヨンハクに会うことにした。それを聞いた刑事は、じゃ、警備をつけようと言った。
 ジナと父とアン刑事は喜んだ。
 
 ジョンは送ってもらった空港でヒョスクに別れも付けず、去った。グクスは、抱きしめ、またねと言って、ジョンのあとを追った。
 しかし最後にジョンを迎えに来ていた男に託し、まともに従うのがばからしくなったといい、グクスは先に行けと空港を去った。
 ヨンチルに会ったガンチルは、証拠は期待してない。でも最後に人を信じたかったという。

 証拠のありかってなんだ?
 ヨンチルは携帯電話だ、最初に渡した写真だという。
 一体何のことだ、俺にはさっぱり…。

 昔、前からミノを刺した、すぐ後ろからもう1人が刺した、そして、自分の持っていたナイフを前から刺した男に握らせた。
 
 握らされたナイフを男は捨てた。ナイフを捨てた場所にある。

 ヨンチルは言った。俺の父親は弱い。放っておけなかった。
 俺を恨むなよ、あの頃は幼すぎたんだ。ヨンチルは言った。

 ガンチョルにガンチルはいかないと電話をした。そしてミノが殺された場所に証拠があると、告げた。
 ミノの兄さんチョン刑事に連絡する。

 それを聞き、ガンチョルは急いだ。
 
 ジナの父達がそれを追う。
 奴が出発しました、ガンチルは電話でジナの父に告げた。証拠の場所は知っているのか?
 しかし奴が先についても、問題ない。場所は俺とヨンチルしか知らないとガンチルは答えた。
 犯人を捕まえるのが先だ。、父はいう。
 ガンチルは、ジナと一緒に行くと告げた。
 これは報告です。そうするのがいいと思ったから…。

 ガンチョルはあの喧嘩の場所に行き、探す。
 自分が握っていたいたナイフ、それをガンチルに押しつけた。
 これか?見つけかけたとき、警察がやって来た。
 ガンチョルにもう逃げ場はない。
 ジナの父はその場所からナイフを出し、ガンチョルは言われた。
 もし、ガンチョルの父が裁判官でなければ、ミノの事件はあのとき終わっていた、と。
 ガンチルは、崩れ落ちた。ジナの父はそのガンチョルを蹴った。

 ミノを殺したのはガンチョルなんだ。俺は無実だ。訴えていたガンチルを思い出した。
 
 ジナとガンチルは家で巡り合った。

 ガンチルは、ジナを抱きしめ、希望を持たせてやることはできない。生きてやるとか、頑張るとか言えない。頑張ってみるけど、もしものときは静かに逝かせてくれ。
 俺がいなくなったときのことを考えろ。それでも平気なら、俺と江原道(カンウォンド)に行こう。

 ミノや多くの人がいる場所だ。きっといい場所だろう。

 ジナの気持ちは決まっていた―――。


 もうダメだ、起きていられない。眠ります☆

HAWAII FIVE-0 シーズン3  消えた名画

2013-04-25 19:00:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 マグレギャレットはシェルバーンに会いに駿河湾に行った。(日本よ~☆セットとしか思えないけど)

 そしてそこで20年前に爆破したはずの母に会う。母はシェルバーンだった。そしてかつて諜報員の仕事をしていた。
 シェルバーンを狙う。オー・ファットが警察を爆破し逃げ出したため、海軍の友人兼恋人?のキャサリンに警備を頼むが、オー・ファット襲われ、母は逃げる。

 その後、母と呼べないが、身の安全のため、島を出す。
 
 しかし、ダニーはおかしなことがあるという。

 お母さんはよほど射撃が下手なのか、床に3発撃っただけ。オー・ファットは撃ち返していない。

 そうでなければ、オー・ファットを逃がした可能性がある。
 マクギャレットは頼んでキャサリンに保護プログラムを調べてもらうことにした。
 

 そのとき、マーケットプレイスのアロハタワーで強盗事件が発生した。ファイブ・オーの出動だ。
 覆面の男は覆面をしていた。東にタクシーを使って逃亡。

 3人は逃げたが1人は立て籠った。怪我を負っている。救急箱の差し入れが欲しいという。人質は12人、どうにかして助けないといけない。 救命士にコノが扮し中に入る。そして薬品の箱と言っていたのは爆弾だった。
 犯人は元々出血が凄かったため、出血多量で死んだ。

 オーナーのストランサンに盗られた物のリストの作成を頼む。
 社員、共同オーナーはいないかと聞くが、社員に怪しい点はなく、共同オーナーもいない。1940代頃から祖父が会社を起こしているから完全なファミリー会社だという。
 盗られた物はリトグラフだが、3万ドルくらいのものだ。金は奪われていない。

 タクシーが発見される。
 マックス(あのマシ・オカが演じている)が検視官として当たるが、タクシーは燃やされていた。逃走車を燃やせば指紋も出ない。しかし燃やしたことが死因ではない。その前に図解コツを殴った傷がある。
 目撃では、運転手は40代半ばだ。タクシーの運転だけ殺された?いや、グルの可能性が高い。見かけだけはタクシーだが、その装備は警察車両も追いつけないようなレーサーのだった。

 チンは2年前に諦めたマリアと一緒になった。海に火葬した骨を返す儀式もしたが、まだ立ち直れない。
 いずれまた会える、というが、やはりしばらくは無理だろう。

 怪我をして出血多量で亡くなったのは、ジョージ・ソラニだ。
 前もこの手もしているが、そのときの仲間は刑務所か死んだかだ。新しい仲間と組んだのだろう。
 小売価格で3万、この島で盗品を買う客はいない。 
 でもルートはある。
 オーガスト・マーチだ。この世界ではルートを持つ大物だ。しかし本人は引退したと言い張るが、そのダイヤ事件のときも裏で糸を引いていたのは…という奴だ。

 ダニーとマクギャレットはその(シーズン2なのか アンジェラ・ブランソン事件で)ダイヤ事件のときの頼ったマーチに頼る。警官も殺されていると説明をするが、あくまでマーチは引退した身だからとあまり気乗りしない。しかし、その筋に通じているものなら、古色つけて額を変えて無知な成り金に売ることはあるだろうなという。
 
 
 ダニーがマックスを訪ねると、死んだ犯人の頭蓋骨を調査中の真っ最中だった。
 何故煮るの?そうして余計なものを取り頭蓋骨にするためらしい。
 どうしてスキャンするの?
 こうすると、コンピュターで複顔ができるという。
 マックスは興奮する。でてきた顔と照合したところ、それはストックカーレーサーすのマクナガラという人気レーサーだった。
 家に行ってみると豪勢な家だ。今更強盗を働く必要があるとは思えない。
 あるとすれば、去年離婚をしているから、家以外は全部妻に取られたか?

 しかし、彼の書斎を調べてみると、娘は預かったというメモが出てくる。
 そしてPCには娘・カレンのさらわれた姿が残っていた。  
 

 母・エリザベスにその事実を告げる。一昨日の家で過ごすと言ってそれが娘との最期になってしまったという。
 最近、カレンには恋人ができていた。自動車工場に勤める年上の男で見るからに雰囲気も悪く、反対だった。名前はジョージと聞いていた。
  彼が誘拐を?

 キャサリンはキング通りに住む陸軍の男とゲームをしていた。そして彼の出身などをそれとなく聞き出す。家はどこ?犬の名前は?あらゆる情報を集め、それを録音していたマイクに取り、車に戻ると、暗証番号として照合してみる。

 その内に1つがヒットした。これで証人保護プログラムに入れる。

 自動車工場ではカプレ兄弟、マットと?の後姿が監視カメラに残っているが、顔が映らないように用心している。しかし独特のタトゥーでバレる。彼らは重罪を犯してる。

 マーチは、かつての仲間リモ―も訪ね、サンドアイランドに兄妹の保管に使っている倉庫があることを調べ上げた。
 しかし、倉庫に向かうと2人は死んでいた。リトグラフは全てでてきた。リトグラフが目的ではない?
 カレンはどこにいる?

 カプレ兄弟はかつて、画廊のオーナーが置いてあった絵として提出した写真と照合してみると、兄妹の人が写っている。警備会社の人間として潜り込んでいた。

 そして、盗品リストに入っていないリトグラブが2枚あることに気付く。
 
 オーナーのストランサンを捕まえてみる。
 関係あるのかというが、ストランサンは朝のは脅しだという。今、犯人に言われた金をケイワン諸島に送ったという。
 敵が多いなら、売るより、脅し取った相手に売りつける方が有利だ。

 しかし送ったのは30分前、カプレ兄弟は既に死んでいる。
 では誰が?もう1人の人物がいる?
 画廊が始まったのは1940代、ちょうど真珠湾攻撃が合った頃だ。この頃からオーナーの爺さんが少しずつどさくさに紛れて盗んでいた?

 ストランさんはリトグラフは本物だからそれだけの値打ちがあると言った。
 マーチが再び、警察に戻る。刑務所には2度と戻らないという。でもあんたに選択肢はない。マーチが持っていた銃は、かつてダイヤ事件で撃ったアンジェラとカプレ兄弟を撃ったものを一致している。年がいって手袋がするのを忘れたか?
 敵が多いから、手に入れただけだとマーチはいう。どういう出どころからまでは知らないとシラを切る。

 話の結果取引をしようということになった。カレンのいる場所を教えるという。カレンは車のトランク入れの中にガムテープで縛られ閉じ込められていた。5時間前の写真だ。
 マクギャレット、ダニーがマーチを連れてその場所に行くが、2人が隙を見せた隙にマーチはトラックにはねられ、死んだ。

 偶発的に自殺をしようとしたのか?というダニーにマグギャレットは彼は計算をしないで行動をするタイプじゃない。
 だとすると…爺さんなら、逆の方向へ俺たちを導くはずだ。
 南を当たれと、コノ達に指示を出す。

 空港がある。カレンの名前でアルティマというレンタカーををマッドが借りた痕跡がある。それを探せ。
 人がいるなら、熱画像で浮かび上がってくるはずだ。

 そして見つけ、急行する。

 無事、母の元にカレンは戻った。

 そしてキャサリンからマクギャレットに情報がもたらされる。

 母、シェルバーンは島を出ていない。離陸してすぐに戻ってきている。



 元々、マクギャレットとダニーのやり取りが面白いと言うので見始めたものだ。
 好きか嫌いか、よく判らない。見始めたから付き合ってる感じ。

 でもハワイには行かないような気がする。満喫してる、このテレビで。

 ダニーは今回、マクギャレットの単独行動に参りながらも、それでも彼についてく、生命がけの行動でもする。それは彼が刑事だからなのか、マクギャレットを信じているからなのか。

 しかし、よく他の人に「夫婦」みたいなやり取りだと言われる2人だが、今回は、ダニー自身が「夫婦」とマクギャレットを呼んでいる。

 もちろん、その毛はない。ダニーにはグレイスという娘がおり、連れてラスベガスに今の夫と行きたいという元妻と親権争いをしてるくらいだ。

 いいお父さんだ。

 でも裁判したら子どもが苦しむ。それだけは確かだ。


九尾狐(クミホ)伝~愛と哀しみの母~ 第7話

2013-04-25 15:00:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 ユンは知っている僧を訪ね、娘に聞くという「万年参王」は存在すると聞いたことがないという。

 占い師は夜と言っていたチョオクを助ける作業を早めにするという。

 ヨニは母とともに家に出ることになっているが、母は妖怪退治に池に沈められて戻ってこれない。

 チョオクの母は用意のために占い師から渡された水正果というお茶を飲めという。チョオクの世話をしてくれるから礼だと言うが、ヨニはあとにするという。
 何故と聞かれると、変な匂いがするという。

 それを無理に飲ませようとすると池に沈められているクサンテクが目を覚ます。九尾狐に変身している。
 その途端、ヨニは器を落とし、中身をこぼす。

 ユンは寺から帰ろうとすると船がないから帰れないと言われる。妻が邪魔をしているのかというと、どうもそのようだ。
 そこへ彼を助ける船があって、夕方までに帰ると急ぐ。

 その間、チョオクの母は下働きの娘2人に山に言って消えたクサンテクから連絡があったから一緒に行きましょうと誘う。

 誰からですか?と聞く彼女に、正直あなた方が来てから私の心が落ちつくことがない、出ていくつもりだったんでしょ、それを許すから一緒に母親の所へ行こうという。

 しかし向かうのは山と別の所。

 嫌だというヨニを引きづるように目的の場所へ引きづるように連れていく。

 しかし、すっかり目覚めたクサンテクはなんとか池の中から這い上がろうと頑張っていた。

 そこへ、多くの黒い鳥が飛んでくるのが見えた。危険ですと動こうとしないヨニを無理やり引きづろうとすすると鳥たちはチョオクの母と下働きの女を襲った。

 ヨニは九尾狐に変身し、彼女らの元から逃げた。

 ヨニは依然何かあったら役所に来いと言われていたので代官の所へ行くが、ユンが関わってないと知ると、冷たくお前を襲った証拠があるわけじゃないから帰れと追い返す。

 家にやっとユンが帰りつくと、妻はヨニを娘を助けるための準備を勧めていた。そんなことはさせないというとじゃ、お斬りくださいという。2人を助ける、ヨニを殺させないと、あくまで邪魔をするなら妻を殺してやると勢いに任せて剣をあげるが、そこへチョオクが消えたと下働きの下女が言いに来ると慌てて探しに出た。

 ヨニは川に入っていった。死んだ伯父が迎えに来ている。母も駆けつける。でもヨニはお父さんはヨニを選んだ。私を捨てたのでしょという。

 私を連れていってくれとユンは父としていう。母も私を連れていって、なんでもしますというが、お前たちはまだ時期じゃないという。

 だったら、ヨニだったらいいのか。

 どうしてもチョオクを連れて行こうとする叔父にユンはついに行った。
 伯父は何も言わずに消えた。

 チョオクを背負って家に帰るユン。妻はヨニを探しに行くという。
 先に家に帰ったユンはヨニが家に隠れているのを見つける。助けて、奥様が変なのと抱きつくヨニにユンは表情を曇らせながらも大丈夫だと言うしかなかった。

 ユンが今度は菓子を持ってきて食べろという。食べようとすると鈴の音がする。ヨニはためらうが、お前が初めて来た日に不憫に思って出したものだ、今日は何故食べないと言われる。
 ユンも自分を捨てたのだと思い、走って来たから喉が渇いた水が飲みたいと部屋を出るが、外に男が待っていて、そのまま彼女を捉える。

 クサンテクは川から海に上がろうとするが、胸に貼られた札が邪魔になって上がれず、水底に落ちていく。

 ユンが動いたと聞き、代官も動く、ユンの家には棺がある。

 チョオクの母の所にもヨニが捕まったら知らせが行き、ヨニが逃げるとき落としていった鈴を下女が見つけどうするかと聞く。捨ててしまえと言い、チョオクの母達はヨニが占い師の所へ向かっていると聞き急ぐ。下女は鈴を川に投げ捨てる。
 それがクサンテクの胸の上に落ち、札が壊れる。クサンテクは川の外へ出て急いで屋敷に戻る。
 
 代官は別の箱に人型の藁人形が入っているのを見る。しかし足袋を穿いた足が動いている。
 何気ない話をするが、これから病の娘の祈りに行くというと、邪魔をしたなと立ち去るが、ユンが焦っているのを見逃さなかった。

 チョヌはクサンテクを探しに行き、川から這い上がるクサンテクの正体を見てしまい、戸惑っているが、チョオクの母を母を脅し、他の女と山に行ったということにした、でも本当はソンデ渓谷にいるといることを2人の話から知ってしまい。知らせに走る。

 ヨニは占い師の所へ連れていかれ、自分が作った死に装束を着せられ、人型の(十字架)の板の上に気をう閉まったまま横たえられる―――。

デスパレートな妻たち5  イケイケ、ドンドン、イディー 

2013-04-25 12:30:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 シーズン5だと思うだけど、この間、また一挙放送をしていたのを見た。
 毎日曜日にちょっとずつやってくれてるから有難い。

 そこで、メインキャラのイーディーが消えた理由が判明した。
 どこでいつ消えたのか、よく判らなかった。再放送は多いけど、仕方が滅茶苦茶だから、前後が判らない。

 メインキャラがそれぞれキャラ強-って感じだけど、特に強いのがイーディーというキャラ。
 ガンガン遊ぶし、人の旦那でもちょっかい出すし飛んでもない女だけど、私にない面だから、こういうの人は好きだ。

 物語ではだけどね。

 一緒にいたらきっと、ついていけない。

 だから物語で慣れている(?)

 イーディーはブリ―の旦那が盗癖があって家から飛び出してきた所をよけようとして電柱に激突した。
 そして車の外へ出たら、電柱激突、車の燃料漏れで感電して亡くなった。

 その前にそのときのイーディーの旦那の暴露する所だったんだけどね。
 ある意味、秘密を果たすためにウィスティリア通りに越してきた旦那には好都合な展開だったわけだ。

 そのあと、それぞれイーディーの思い出話に花が咲く回があるんだけど、意外といいこともしている。

 癌になったリネットにいたわることより戦うことを思い出させたり、離婚して落ち込んでいたガブリエルを飲みに誘って励ましたり…。

 優しい面もあった。やり方が無茶なだけ。

 でもいろいろな励まし方があるけど、その人に合わせて、励ますってそんなできることじゃない。

 そこは凄いよ。


 結局愛した街に散骨されることになるけど、あっちってどこに散骨してもOKなんだろうか?
 何度か出てくるけど、わりと自由ぽいような…。

 日本はしてもいいけど、していい場所、ダメな場所ってあったはずだもん。


 とにかく、イーディーという強力キャラが消えて、寂しい。

 ああいうキャラ好き。私生活で私のできないことしてくれるから☆