藤田ひろみのブログ

心豊かなまちづくり 苫小牧市議会議員 藤田ひろみ

子どもの笑顔があふれる社会に

2012年04月19日 | インポート


2010年度の児童相談所への相談件数は、約5万5000.これに伴い、親と別れて暮らすことを余儀なくされた子ども達も4万5000人を超え、その半数以上が何らかの虐待を受けていた。

その心をいやす為には、できれば家庭の中で、自分を大切にしてくれる人と一緒に生活するのが最も良いとされる。「里親」制度の充実が求められている。

11年3月の時点で、里親のもとで暮らす子ども達は約4370人。全体の12%に過ぎない。制度の充実を進めて、子どもたちの笑顔があふれる社会を作るのは、大人の責任だ。

道政報告会

2012年04月18日 | インポート


今日は、市内の町内会館で、今月2回目となる「公明党道政報告会」を開催し、安藤くにお道議と共に出席しました。冒頭に市政報告として、3月に行われた予算審査特別委員会での質疑についての議会報告をさせて頂きました。大きく2点に絞っての報告で、福祉関連として孤立死防止対策や、自殺防止対策、そしてバリアフリー化についての取り組みを紹介。また防災対策としては津波避難対策や、福祉避難所の指定について報告させて頂きました。

安藤道議からは中央インターチェンジ設置と、児童相談所分室設置について、道議会での質疑を紹介。また政府民主党が掲げる社会保障と税の一体改革について、年金の抜本改革の民主党案は実現不可能な案で即刻取り下げるべきとの公明党の考えを説明した。

今回も雨にもかかわらず多くの市民の皆様にご出席して頂き、感謝です、来月も実施しますので、どうぞよろしくお願い致します。

対話の春

2012年04月16日 | インポート


今月初めから、福寿草が咲き始め、北海道にもようやく春がやってきた。春は新たな出会いがあり、対話の花が咲く季節でもある。

「言葉のキャッチボールは脳をフル回転させます」、「いろいろな人と新鮮な会話をするのが良い」と鳥取大学の浦上克哉教授は語っている。また、脳の司令塔と呼ばれる「前頭前野」を鍛えることが、脳の老化を防ぐことに繋がると考えられている。前頭前野は誰かと会話をすることによって活性化するが、その際、目と目を合わせて話をすることがポイントだという。

同じ目線で相手の話を聞き、同じ目線で対話してこそ、様々な課題解決の知恵が生まれる。対話の根底には相手を尊敬するという心が無くてはツーウェイの語らいにはならない。今日も新たな出会いを見つけて、大いに語り合っていきたいと思う。

縄文文化に学ぶ

2012年04月13日 | インポート


「北の土偶 縄文の祈りと心」展が、北海道開拓記念館で開催中。5月13日まで観覧できる。3月にも見させて頂いたが、また行って来ようと思う。青森・八戸で発掘された国宝の「合掌土偶」や、函館の国宝、「中空土偶」など見ごたえがあります。

青森の中野平遺跡からは、9000年前の大型の竪穴住居跡が見つかった。これは住居というより、祭礼や座談が行われた集会所として使われたと推測されている。

縄文時代は1万年以上もの間、戦争がなかった時代と言われている。E・H・カー氏は、歴史とは、「現在と過去との間の尽きることを知らぬ対話」と述べている。紛争と分断の近現代史を生きる私達は、祈りと座談という太古のメッセージから、平和を願い、助け合って生きる人間の原点を学び取りたいものだ。「名字の言」より


国益損じる

2012年04月11日 | インポート


国際社会が協調してイランの核開発疑惑に厳しい姿勢で臨む中、政府や野党の制止を振り切ってイラン訪問を強行した鳩山元首相。「先方に利用されかねない」との懸念が的中した。イラン大統領府は、鳩山氏が会談で、IAEAはイランなど一部の国に、二重基準を適用し不公平だと述べたと発表した。国益を損じる鳩山氏の軽率な行動に、マスコミも「欧米と強調する日本外交の足を引っ張ったのは、重大な問題」(10日付読売新聞)などと批判している。

鳩山氏と言えば、あの米軍普天間飛行場の移設問題で、「トラスト ミー(私を信じて)」といった無責任な発言で日米関係を悪化させた張本人。そんな人物が民主党の「外交担当」の最高顧問とは・・・首相の任命責任は当然問われなければならない。