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高さ12メートル、総延長14キロの防潮堤や漁港にそびえたつ人工地盤。(新聞に掲載された奥尻町の防災対策)
死者・行方不明者が198人を数えた北海道南西沖地震による津波被害を教訓に、奥尻町に建設された防災施設の数々。その威容からは「惨劇を二度と繰り返さない」との強い意志が見てとれる。
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日本海を挟んで対岸に位置する松前町は、、94年から3カ年で海岸に面した集落を中心に44カ所の避難路を整備。浦山が迫る住宅地には、数戸ごとに避難用階段を設置し、「全町民が短時間で避難できる体制づくり」(町防災係)を目指してきた。という。
これまでの想定を上回る津波襲来の可能性が指摘される太平洋沿岸。苫小牧も具体的な対策が必要だ。
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