日々の臨床のなかで感じることのひとつに
暗示
というのがあります。
症状が重い患者さんは、すでにイロイロな整体院や整形外科、マッサージ
を受けているというのは珍しくなく、そこココで、治療を受けるだけでなく
さらに、いろんな暗示をかけられているようです。
例えば
年ですから仕方ないです・・・。
こんな硬い筋肉みたこと無い・・・。
教科書に載せたいくらいの症例だ・・・。
治るのに数年かかる・・・。
うち以外では、無理だろうなァ・・・。
などなど・・・・。
患者さんが喜び、自信がつく暗示ではなく
患者さんが不安になり、依存心を抱かせるような暗示。
やっぱり、不安になるような事や
患者さんの自立を妨げ、
依存心を植えつけるような「言葉」はよくないですよね。
健康関連に携わる、業種の方々は特に気をつけないといけないようですね。
もっと、相手の人生の時間を尊重し、自立を促す
「言葉」掛けをした方がいいのではないでしょうか。
どんなに硬い筋肉でも、
「う~ん、いい筋肉だねぇ~」
と言ってみませんか?
患者さんは喜ぶし
筋肉のコリや張りも取れますよ。
それと・・・。
患者さんに話した事は
結果的に倍倍になって、自分に還ってくるんですから。
日々、いい言葉を発しましょうね。
ひふみゆらゆら