大崎市ひふみ整体院・ヨガ&呼吸法ブログ

大崎市の腰痛・坐骨神経痛と慢性頭痛専門整体のブログです。本格的なメディカルヨガ&呼吸法教室【Tao】も開催しています。

大崎市の心療整体7

2015-11-07 08:47:43 | 大崎市心療整体
お早うございます

加藤です。
本日土曜日。

前回の体臭と心療系疾患のお話の続き

あの記事の後仲間の治療師のかたから記事を見たとの連絡がありまして
自分のところの治療院でも言われてみれば、心療系の方の体臭が強いかもしれないとの
ご連絡をいただきました。

それも、男性女性問わずで、一日働いた後の夕方の体臭だけでなく
朝一番の治療や昼間の時間でも感じられるとのこと。

あの記事を読んで、何か繋がった感じがしたとの感想を頂きました。

薄々気づいてはいたけど、言われてみれば「そうだ」ということなんでしょうね。

気になったので、ストレスと体臭を調べてみたらやっぱりいろいろ出てきました。

それによると、ストレスからの自律神経の乱れで体臭や唾液の臭いが強くなるケースも多々あるということ。

ストレスからの体臭の原因としては、汗の分泌に関係しているらしく、その汗の中に普段は混じらないミネラルや疲労物質の代表格「乳酸」、老廃物など混じり、皮膚表面で酸素と化学反応を起こし独特の匂いを発するそうです。

また、口臭はこれも自律神経の乱れにより唾液の分泌が減り、口内が乾燥し雑菌が繁殖しこれも匂いの元になるようです。

後は自律神経の乱れにより腸内環境が悪化し消化不良から便秘などを引き起こして体内でガスが充満しこれも体臭の発生の一役かっているようです。

この記事で言いたいことは、心療系の疾患で悩まれている人たちが体臭が強いということを指摘したいわけではなく、むしろその体臭の加減で、心身の改善度合いの目安になるのではないか問うことです。

特に、お薬を止めたいけど、怖くてやめられない方や止めるタイミングがわからない方など
この体臭の強弱を頼りに「止め時」を見つけられるのではないかということ。

現に当院の患者さんでも体臭の減少と伴い社会復帰を果たされている方もいらっしゃいます。
本人には話していませんでしたが、私の中で観察させていただいていました。

また、一見改善したようにみえて、本人も良くなった、眠れると話されていても、かすかにこの独特の体臭がある状態だと、近いうちにまた体調を崩されるようでもあります。

本人が治ったつもりでも、体臭があるとまだ油断は出来ないという指標になりますね。




大崎市の心療整体6

2015-11-05 13:30:59 | 大崎市心療整体
こんにちは

加藤です

お店からです。

本日も心療系のお話。

なるべく短く、簡潔に書きたいと思います

不眠症やうつ等に代表される心療系疾患と体臭のお話。

最近気づいたことなのですが
心療系疾患で特に夜眠れない、寝つきが悪い、眠りが浅い、寝起きが疲れている
などの睡眠障害をかかえ、睡眠薬を飲まないとつらいという方に

「独特の体臭」があるのではないか、ということ。

以前から体臭がきつく、この方「ワキガ」なのかな、ちょっとご遠慮したいな
と思っていた男性。

この男性が重度の不眠症でパニック的な症状で長期休職していた男性なのでした。
この男性がお店に入った瞬間からすぐに体臭がお店に漂い始め、匂いってこんなにすばやく空間に広がるんだと変な関心をもったりしました。
ただ、当の本人は気にしている様子も無く、自分では気が付いていない様子。
「臭いですよ」ともちろん言い出せすこともできずにいました。
というのも、うちにくると症状も軽くなり夜も寝やすくなるということをお話してくれるのでなんとかお手伝いしたい気持ちもある反面、いつ言おう、いつ言おうと毎回我慢していました。

そんなある日、この男性がお店に来たときに「アレッ?」と思うほどに体臭がしないときがあり
その後体臭は嘘のようにしなくなり、体調も良くなり、職場にも復帰することが出来たのでした。

このときは、気が付きませんでしたが、それ以来心療系の患者さんがいらっしゃると皆さんではありませんが、高確率で同じ「体臭」を醸し出しているのでした。

これは、男性、女性の性差は関係なく、女性も同じ匂いがするんですね。

そして、整体をすると2.3回はこの体臭が強烈に強くなり、その後薄れていつしか体臭が無くなる。それと比例して症状も改善し、夜も眠りやすくなるようです。

この匂いの正体は何なのでしょうか。

ただ、心療系整体のひとつの指標になるのかもしれないなと感じています。

また、付け加えると、この方々はお風呂にも毎日ちゃんと張って身体も頭も洗っているということ。特に女性は身なりをきれいにして、お化粧もしていてもこの臭いがあると何らかの心の疾患、悩みがあるのかな?と感じたりします。

体臭と心療系の疾患の関係

なにか有りそうです。

個人的見解ですので、あしからず。


↓赤ちゃんの乳臭い匂いは、大人の心を癒してくれる不思議な匂いですね。









大崎市の心療整体5

2015-11-03 16:18:03 | 大崎市心療整体
こんにちは
加藤です。

今日は文化の日。
お休みのはずでしたが、急患が重なり午前中はお店を開いていました。
一人の患者さんの為に、早朝お店を開けていたら、なんだかんだと連絡が入り気が付けば
午後二時まで施術。

なんで、祝日なのにお店あけているのわかるんだろう?と不思議なほど電話が来ました。

普段のお休みにはもちろん電話が少ないのですが、例外であけているとどんどん電話が来る不思議。

みんな無意識領域で繋がっているんでしょうね。

意識しなくてもなんとなく感じ取れる世界。

「なんとなく繋がりそうと感じたから電話してみたら先生でたからビックリ」

という方もいました。

面白いですね。


さて、今日も心療系のお話。

これから夕食のカレーを作らないといけないのでスパスパと書きます。


心療系の疾患で厄介なことは、
自律神経の乱れから長期的にお仕事などを「休職」しなければならない状況になったときですね。

休職しなければいけないほど、体調を崩す前にたいていの人は前兆現象といいますか
普段からつらい症状に悩まされ、それを市販薬などを使いながらごまかしごまかし仕事をしていたります。

ただ、2週間や、さらに2か月3か月と長期休職に追い込まれる方々の特徴として個人的見解ですが
真面目で頑張り屋さんが多いということがいえると思います。

当院の患者さんの範囲ですが、みなさん真面目でいい人が多いです。

そのみなさんの共通したコメントが

「休日になると朝から頭痛やめまいが酷くて」

ということです。

お休みの日になると仕事から解放されてリラックスするのかと思いきや
逆に朝から頭痛や吐き気、めまいに襲われる。
光がまぶしすぎてカーテンを開けずにお昼まで部屋に閉じこもる。
ようやく活動が出来そうなので部屋からでるとすでに夕方の気配でなんとなく明日のことが不安になる。

休日になると症状が出現するタイプの方は
普段、職場では職務をこなそうと一生懸命で気が張っていて、頑張ろうと気持ちを強く持っているゆえに
休日には気が緩み、本来の自分の身体状況が顔をだす。
とでも言ったらいいでしょうか。

休日にひどく体調を崩すタイプの人は
平日の朝、突然、寝床から起きられなくなり、それをきっかけに休職に入るひとや
職場で仕事をしているときに、突然、耳鳴りめまい、嘔吐に襲われその場でしゃがみこみそれをきっかけに休職に追い込まれる
など、突然ブレーカーが落ちるがごとく症状が平日に現れるということも多いようです。

それまでは、休日まで週末まで持ちこたえていたけれども、いよいよ、身体も悲鳴をあげて
平日に心身がシャットダウンを起こしてしまう。

休日なのに体調がすぐれない方というのは普段知らないうちに心身にストレスがかかっているのかもしれないですね。
将来的に爆発しないように、そのような自分を客観的に観察、分析し

「なぜ自分は休日になると体調がおかしいんだろう」

と自問自答してみることが大事ですね。

偽りの自分で平日を過ごしてませんか?

ここを、ちゃんと見据えないと、症状が改善して職場復帰しても同じことを繰り返しますね。

答えは自分の中にあるんですね。
答えの鍵は自分が握りしめているんですね。

「鍵、手に持ってんじゃん」

と伝えるのがどうやら私の「お志事」のようです。

↓平日も休日も関係ない人生の達人




大崎市の心療整体4

2015-11-02 22:43:39 | 大崎市心療整体
こんばんは

加藤です。

今回も心の整体のお話。

色麻町の薬莱山のことも書きたいけど優先順位はこっちだな。


うつ病やパニック障害、摂食障害等の心療系でお悩みの方々は
数件の病院、整体院をすでに受診されている方が多いです。

そして、場所場所でその都度様々なアドバイスや推薦図書などを紹介され
納得いくような、いかないような丸め込まれた感じで帰路につくようです。

丸め込まれるだけならまだしも、病院、整体院の勉強不足、経験不足などによる
思い込みから不適切なアドバイスをされ、それが刷り込まれて
さらに、今までの症状に上乗せされていたりします。

簡単にいえば、悪い部分を指摘され、指摘されっぱなしで
自分の悪いところをひつつ増やした状態で病院、整体院を後にするということ。

指摘されても、解決に繋がらず、余計なことを吹き込まれて
当の本人はアドバイスをされたつもりになりながら、自分の悩みを一つ増やしている状況に気が付かない。

数多くの場所を受診している人に多くみられるのがこのようなケースで
こちらが聞きもしないのに、私の腰は~、私の背骨は~足の長さが~
と自分のマイナスの情報をたくさん抱え、ひとつもクリアされていないケース。

その情報の出処を聞いてみると、背骨に関してはあそこの接骨院、とか
足の長さに関してはどこそこの整体院といろんな場所でマイナス情報を獲得しているようです。

このような状態では自分の体に自信を持ち、自分の体の潜在的な力を信じるどころか
悪い部分ばかりをフォーカスしているために自分の体の力を信じることができないために
答えが自分の外側にある気持ちになり、いつまでも外の世界に答えを求め治療院、病院通いを続けると思われます。

本当は答えはすでに、自分の中にあるのにね。

有名な童話の
幸せの青い鳥ですね。

幸せの青い鳥は遠くにいるのではなく
実は自分の近く、心の中に住んでいるんですね。

これに気が付けば答えは早いですね。



今日、仙台からお母さんといらっしゃった大学生の女の子。

先に書いたような状態でした。

母子ともに、いろんなところで、いろんなアドバイスをされ
知識はあるようですが、まったく無駄と思える知識。

その知識は自分のマイナス面を知るための知識で
知れば知るほど、自分が嫌いになり、自身が無くなる知識。

本来はアドバイスする側もアドバイスしっぱなしではなく
解決策も合わせて提示しないとズルいと私個人は思います。

治療する側に解決策がなく適切なアプローチを身に着けていないのであれば
それに気づいてもそっとしておいて下手なアドバイスは控えた方が良心的ではないでしょうか。

アドバイスだけして、あとは知りません、ではちょっとねえ、無責任。

この母子もそんな感じでした。


親切のつもりで、専門家のつもりでアドバイスしたことが
患者さんの潜在意識にマイナスのレッテルを貼ることにならないように
解決策をともなった、アドバイスを心がけなければいけないですね。


↓まったく無用なレッテルを貼られていない幸せな人



大崎市の心療整体3

2015-11-02 00:16:50 | 大崎市心療整体
こんばんは

加藤です。

今日も心療系のお話

いや、心療系だけでないかな。


予約時のお話。

整体院アルアルだと思うのですが

「うちの子が不登校なんです」
「うちの親が痛みがひどいので診てもらいたいのですが」

という、自分以外のご予約に関して。

大抵、このようなケースは周りの人達がその人のことを心配して
最善と思い、整体院などの予約をあらかじめして、その後本人を
イナシながら「とりあえず、行ってみよ」的に連れて来る。

大抵、上手くいきません。

本人が乗り気では無い場合は。

特に、時間を掛けて、今の症状や生活環境が作られている場合は
本人の改善したいという強い意志なしではなかなか難しいと思います。

特に、不登校のお子さんが親に連れえられてくるケースでは
親御さんはなんとかしたいというアピールを一生懸命してきますが
当の本人はノホホンとどこ吹く風・・・
治療中に親御さんが席を外した時に当の本人に
「ほんとはあんまり来たくなかったんでしょ?」
と聞くと
コクっと頷くか、一瞬ニヤリと笑ったりします。

そんな時は、やることはやるから
あと次回はきたければ来てねと本人に委ねます。

大抵はこれで終わりで、そんな本人の気持ちを無視して
親御さんが通わせようと回数券を購入しても
途中でフェードアウトするように来なくなります。

これは、病院嫌いの親御さんを無理に連れてこられた時も同じ流れになったりします。

本人が来たくないのに、なんとなく連れてこられたケースや
評判だけでなんとなく良さそうだから来てみました
というケースは大抵変な空気で終わってしまいます。

たとえ、症状が目に見えて改善しても
「だから何?」
的なシラ~とした空気になったりもします。

自ら悩み、探して、行こうかどうか何度も迷い、
行こうと決断して自らいらっしゃった方と雲泥の差が出るのは当たり前ですね。

自分でしたか、させられたかの違い。

また、よくあるケースでは

スポーツ少年団に通っている子供で親御さんに連れてこられた時にも
親御さんは必至の様相ですが、本人は治ることに意外と乗り気でない。
そんな時は、当の本人に痛みが無くなると困るケースもあるようで
痛みが無くなるとまた競技をしないといけなくなるので痛くないのに痛い振りをしたりします。
詐病(さびょう)ですね。
一般的には仮病とも言います。

マザーテレサ曰く

「愛の反対は無関心」

言い換えれば、しっかり関心を向けることが愛の表現でもあるということですね。
愛の表現、日本人には苦手な分野ですね。

しっかり、「関心」を向ける。


成人を越えた年齢であれば本人の選択と行動
未成年で学生であれば、選択肢を示してあげて自ら一歩を歩ませる

整体院でいえば、最初の予約は親御さんでも
二回目以降の予約やキャンセル時には本人に電話で予約やキャンセルを申し入れさせる
という自立を促すことも大事だと思います。

具体例としては
クラシックバレエで全国レベル結果を残したUさんは
中学生の時点で自分で予約の電話や予約時間の変更など連絡をくれていました。

この子の親御さんもよく知っている方なので、親御さんも子供との距離を適切に保ち
手助けする時は惜しみなく手助けする、自分でできることは自分でさせるということを
徹底されていたように見受けられました。

あっそういえば、今日来た27歳の男性は奥さんと一緒に予約を入れていましたがお店に来て
まさにこれからというその場で

男「今日、持ち合わせがないから俺だけキャンセルで、デヘヘ・・・」
私「・・・」

27歳の社会人・・・

今日の朝、他の方の予約を断っていたのに・・・時間が空いてしまいました。

このキャンセルの仕方は初めての経験で正直、面くらいました。

このような大人もいるんですね。



大崎市の心療整体2

2015-10-31 00:16:22 | 大崎市心療整体
こんばんは

加藤です。

明日も朝から忙しいので
そろそろ寝ようかと思いましたが一記事書いてからと思いました。

今日も心療系のお話。

お薬を止める、または減らすタイミングのお話。

心療内科に通院されている患者さん
特に、既に二・三か所通われている方々は

お薬に関して一般の人には理解できないような深い悩みを抱えています。

簡単に言えば

いつ減らせるのか?
減らせるタイミングは?
将来的に止められるのか?
一生薬を飲み続けるのか?

という悩みです。

お薬の内容は

抗不安薬
抗うつ剤
睡眠薬
睡眠導入剤

などでしょうか。

特に、睡眠薬を毎日の様に飲み続けることは
心的疲労のみならず、実際の生活にも影響を及ぼします。

睡眠薬の効果で眠れても朝目が覚めても身体が目覚めた感じがなく
自分が自分で無いような状態で仕事場に行く。
こんな状態ではもちろん身の入った仕事ができるはずもなく
急に不安感や急激な眠気に襲われもうろうとし
周囲からはやる気のないやつ、気合のないやつ
と誤解される・・・

睡眠薬を飲むのは怖いけど、眠らないことには
明日の仕事が心配なので少しでも眠ろうと
やっぱり睡眠薬を服用。
そして、重い身体で仕事場へ・・・

このような無限地獄のような無限ループに悩まされる方々がどれだけ多いことか。

身体が欲する眠りではなく
薬に眠らされている睡眠。

やっぱり、無理がありますね。

このような方々は、当の本人の苦労や悩みが周囲に理解されず
怠け者、やる気のない若者と見られがちで、なかなか理解されないようです。

そして、多かれ少なかれ考えるのが「自殺」

なまけ者扱いされ、苦しさを理解してもらえないのなら
その苦しさを表現する手段は、自分で命を絶つことしかないかな。
と考える患者さんもいらっしゃいます。

もちろん、実際は思い留まる方が多いですが
一度は死を考え、死をもって、自己表現としようかと考えるほど
心療系の患者さんは悩んでいらっしゃいます。

特に心療内科を転々とし、物のためしに最後に来る機会が多いのが整体院ですので
重症度の高い方がいらっしゃるのかもしれないですね。

いかに、今飲んでいる薬を減らし、将来は自分自身の身体の力だけで元の生活にもどるか。
小さい頃、のびのびと楽しんでいた自分の身体にもどることができるか。

それが、通院初めの患者さんの一大テーマであったりします。

実際、お薬を減量し、飲まなくても眠れるようになり元の生活に復帰している方も多くいらっしゃいます。

そのような方の共通点としては、無理にお薬を減らすのではなく

「気が付いたら、お薬を飲むのを忘れていてうっかり寝てしまっていた」ということです。

ここに大きなヒントがあります。

身体が必要と感じなくなってくると、自然と忘れてしまう

ということ。

飲まなくてもいい、または減らすタイミングは自分自身の身体が教えてくれる。

ただ、そのような健全な感覚をもつ身体に戻すには適切な方法が必要だと思います。

整体もいいでしょうし、カイロプラクティックでもいいでしょう。
鍼灸などでももちろんいいです。

ただ大事なのは、それらの方法が身体のバランスを整える方向性で施術されているかということ。

さらに言えば、治療者の欲からくる、押しつけの治療になっていないということ。
あくまでも、ニュートラルに自然な流れの無理のない施術方法が病んだ体は求めていたりします。

自分自身の感性に響き、身体をゆだねるのに抵抗がない自分に合った施術方法を見つけ
身体のゆがみを整えるお手伝いをしてもらいながら、身体の健全な反応を取り戻すことがポイントです。


眠れなくなると、前はどうやって寝ていたのかわからなくなる
寝かたを忘れた自分を見つめる自分が苦しい。

眠れない苦しみは不眠症を経験したことがない人にはわからない。

身体が欲する眠り。

早く取り戻せるといいですね。

ひふみゆらゆら

↓眠りの達人。眠くなれば食べながら寝ちゃいます。みんなこんなだったよね。












大崎市の心療整体

2015-10-29 15:43:46 | 大崎市心療整体
こんにちは

加藤です。

只今お昼休憩中です。

ここ最近の気になること・・・

最近の新規患者さんの割合で
うつ傾向やパニック障害、睡眠障害などの
ストレスからくる自律神経系の症状でお悩みの方が多くいらっしゃるということ。

季節の変わり目で自律神経が乱れているともいえるかもしれないですが
それだけじゃない世相が現れていると感じます。

特に20代、30代の若い人たち。


更に詳しく症状を挙げてみると

○頭痛・腰痛・手足の痺れ
○目の奥の痛み
○光がまぶしく、チカチカする。⇒ひどくなると頭痛になる
○めまい、耳鳴り
○吐き気
○不安感・恐怖感・イライラ
○手足の冷え
○重症肩こり・背中の痛み
○虚無感・やる気が出ない・何をしていいのかわからない
○睡眠障害で睡眠薬を服用しているが逆に調子が悪い
○喉の奥の違和感や口の中の違和感・舌の違和感
○食欲が無い
○甘いものが止まらない、我慢できない
○腹痛や胸の痛み

などなど
カルテを見ながら書いてみてもこれだけの症状が挙げられます。
もちろん、一人の患者さんにこれら全て出るわけでなく
これらの諸症状が複数こんがらがって表れてきます。

さらに、問題を根深いものしているのが
心療内科で処方されている「薬」の影響です。

心療系の悩みで整体院に来る人たちは大抵
2・3箇所の心療内科を受診済みで現在も通院されており
薬を飲んでいるにもかかわらず、症状が収まらず
それどころか、更に症状が増えたり、重症化が進んだりしているので
更に薬を増量されたたり、種類を増やされたり・・・

今後、お薬とどう付き合っていけば良いのか?
いつまでお薬を飲み続けなければならないのか?
お薬はやめられるのか?
一生、薬漬けになるのではないか?

と服用に関しても深く悩まれている方が多くいらっしゃいます。
薬への不安感がつのる
いつまで飲み続けなければいけないのか解らないから怖い。

ひとつの「薬の弊害」ですね。

治すつもり、症状を緩和するつもりで服用したはずのお薬。
それが、今では悩みの種。

心療内科の先生に相談しても、チョコチョコと
お薬を増量したり減らしたり
似たような薬を出されたり、削られたり・・・

らちがあかない・・・

心療内科では診察する患者さんの人数も多いので
先生は自分だけを観てくれてるわけではないの
なにか質問すればイライラする先生もいるようですし
素人が質問するんじゃない!
という雰囲気を出す先生もいるようですし
それでも気を使わないとお薬はもらえないし・・・

治しにいっている病院で更なる対人ストレス。

こんな感じの悩みを抱えている
若者、社会人の方が増加している世の中なのかもしれないですね。

特にここ近年では加速傾向にあるのかもしれないですね。

小さな当院の中でも
心療系の患者さんが増加しているのですから
世の中ではもっと多いと感じています。

当院ではこのような心療系の患者さんでも
単なる腰痛や肩こりの整形外科系の患者さんでも
分け隔てなく整体しています。

以前は私自身未熟だったこともあり
整形外科系の患者さんと「うつ」や自律神経失調症状の患者を
分けて整体する傾向があったように思います。

たとえば
整形外科系の患者さんにはこの方法
心療系の患者さんにはこの方法

という感じ。

心療系、つまり、こころの問題なども絡んでいるだろうから
特別なこころへのアプローチが必要なんだと思い込んで
接して整体していたように思います。

でも、最近では自分のなかでそのような「壁」が崩れたのか
「みんな同じ」に観えてきました。
「特別視」しないようになってきました。

からだの歪みから、たまたま症状がからだに出ているのか
「気分」「こころ」や見えない「思いの世界」に現れているのか
一歩引いてゆったりと接することが出来るようになってきたのかなと感じています。

からだの構造的な「ゆがみ」を改善することで
それだけで「楽」になる症状は思った以上に多くあります。

それに私自身が気が付いたのかなと思います。

からだのゆがみを改善し、からだが楽になった分、
お薬の量を減らしたりするこころのきっかけ作りのお手伝いが出来たりします。

もちろん、一度にお薬を手放すことは無謀であり無茶ですから
丁寧に自分の不安感と相談しながら徐々に変化すれば良いと思います。

あくまでも治るペースは患者さんの気分が第一優先。
患者さんにお薬を減らす不安があるのであれば
そのペースを崩さず、なんとなく自信が出てきたら
減らすことをはじめればいいとアドバイスしています。

お薬を減らすのには減らすだけの代わりになる
何らかの方策・方法が必要になると思います。
からだのゆがみを整えるということがその方法のひとつで
お薬が切れても、自分自身のからだの力を引き出せる
「からだ環境」を整えることが重要だと思います。

あとは自分だけが症状に苦しんでいるのではなく
他の人も同じような症状で悩んでお仕事を休まれて職場復帰を目指している
ということを知ることも自分の勇気につながります。

まずは出来ることをひとつひとつ丁寧に積み上げること
着実に積み重ねて後はおまかせすること。

ひとりで悩んで解らない時は人に聞くこと。

きっといいことがありますよ。

生きているといろんなことがありますね。

あっ、あと大事なのは
折角飲むお薬ですから
怖がらないで、不安にならないで
お薬に手を合わせて、感謝しながら飲みましょうね。

「お薬さん、お陰様で今日も夜眠れます、ありがとね」

て感じです^^

ひふみゆらゆら