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まなびの途中

色々な仕事をしてまいりました。
色々な出会いがありました。
勘違いもありますが、
学んだことを書いてまいります。

松井選手の不出場について

2005年12月28日 | スポーツ
WBCに松井選手が出場を辞退する。
この話を聞いて、ある意味、本当松井選手は「真面目な人」なんだと思いました。
そして、各マスコミも、彼のその態度を、尊重している風にもみえ、
そこにも、彼の人柄が表れているように思いました。

あれだけの大型契約を結び、特に、日本を出るときに、あれだけの決意を「迫られた」
彼としては、不安が残る、いや、言い訳ができない状態で、シーズンに望みたい
という「意識」。
それでなくとも、フル出場することで、自己のモチベーションを高めてきた。
もちろんそれに対して、「合理的」でないという意見も多くある。
もしくは、彼が不出場の時が、チャンスの場だと考える選手の立場をも、奪う。
ひょっとすると、自分が万が一、不振に陥ったとき、それを取材する記者、
日本から、自分専門に張り付いている記者の、処遇さえも、気持ちさえも
考えているんじゃないかと、思えるほどです。

ただただ、結果だけが全てといわれている世界ですが、
彼ほど、自分に関わる人達の、リスペクトを忘れない人はいないんじゃないかと
そう思います。
リスペクトとは、日本では、「尊敬」という言葉で理解されておりますが、
本来の語の意味は、上下関係なく、双方で使用するものです。
親子でも、親が息子をリスペクトする、上司が部下をリスペクトする、など
そういう風に使用されているそうです。
ただ、最近は、「俺がビッグな銃を持ってから、リスペクトを受けるようになったぜ」
といった風に、いわば、屈折した意もあるようですが。

本当は、松井選手が出場するWBCを見たい気が致します。
そして、それをきっかけにして、プロ野球が、どういう方向に進むのか、
とても興味がありました。
だからこそ、今回のWBCの与える「影響力」を知りたいが為に、真の選抜で
望んで欲しかった。

ということなんですが、松井選手の決められたこと。
思いはひとつです。

松井選手の来シーズン、毎日ドキドキわくわくして
見ていきたいと。それで、本当に、充分です。

ハッスルが打ち壊したもの。話題として遅いんですが。

2005年12月14日 | スポーツ
そこまで詳しいフアンでは無いことをお断りしておきます。

ただ、今回、ギャオという無料動画サービスで見た「ハッスル」のイベントは
大変面白かった。
もちろん、真の格闘系の方々は、大変異論があろうことは承知として、ああ、ここまで
来てしまったんだなという感想を持ったわけである。

本年の年初から、有料会員として、中途半端な公式HPを覗くこともあるが、
単に、高田総統の「トーク」を「動画」で確認したかった、が正直なところ。
格闘の試合として、どうなんだと、言えば、もちろん、どうでもよかった。

ところが、今回、狂言師の和泉元さんが、佐々木健介とやった「戦い」そして、
レイザーラモンが参加した、そのイベントは、本当に、ああなるほど、と
思わされてしまったのだ。

高田氏は、一方で「プライド」というコンテンツをもち、そして一方で、「ハッスル」
というコンテンツを持っています。
ええ、この2つが引き起こした「状況」といったら、実は半端なもんではありません。
伝統を誇っていたプロレスを、一気に衰退させてしまうに余りあるインパクトを
与えた事実です。

今回、天龍と長州。懐かしかった。というくらい、見ていなかったんですね。
ただ、この2人を見て思ったのは、本当に、いるだけで「異形」「怖い」という
感覚を覚えるレスラー。最近、いませんね。
当然、ハッスルには格闘にビギナーなチビッコも多かったです。
ところが、その繰り出されるチョップの「音の重量感」。吐く息の「威圧感」。
まさにゲーム上の「ボスキャラ」そのものです。

魅せるということにかけて、自らファイティングオペラと、腹を括ったショー。
そして、意外にも基礎がしっかりとしていたHGの奮闘振り。
まさに「台本」が当然あるにもかかわらず、キャラが立っている選手が、そのまんまの
キャラとして有効に機能していました。
わくわくしてしまいました。天龍のはにかんだ笑いに、やっつけ仕事ととはいえ、
「芸人」として?のプロ魂も感じました。
長州のいかにも「融通のなさ」にも、構成として、共感を覚えました。

そして、プライド。まごうことなく「がちんこ」です。
台本なんて、ありません。まさに勝負です。

そうすると、プロレスは、いったいどうすれば、よいのでしょうか?
まさに中途半端なコンテンツに落ちて行ってしまいました。
そして、いくつも発行されているプロレス雑誌。
ベールにくるんでおけばよかった、彼らを何度も取り上げることによって、
結果、双方の首を絞めることになりました。
だって、インタビューを聞いていて、まともに話せる奴、いないじゃん。
なんて、幻滅するような記事のオンパレード。

そして、非常にわかりにくい構図。
今まで、プロレスがかろうじて「見せていた」世界観を、多分、根こそぎハッスルと
プライドが持って行ってしまいました。

高田さん、してやったり、ということなんでしょうか。
ただ、今回のハッスル。和泉さんの試合は見ていないんですが、それ以外、
笑えたし、ほおー、ともなったし、イベントというかショーとして、
そして相変わらずの高田総統のトーク。面白かった。
草間GMもさぞ、溜飲が下がったのではないでしょうか。

叩きまくる、暴露しまくる、野村さん

2005年12月09日 | スポーツ
楽天の監督に就任した野村監督。
相変わらずの「お話」絶好調のようです。
就任前に、ほとんど口を開かず、「違う野球をする」、言ったか言わなかった程度の
「サービス」で、見事チームを優勝に導いた「落合監督」。
「(中日監督の)落合が就任前に『違う野球をやる』と言っていたけど、シーズンに入った
ら必ずバントをした。何が『オレ流』だ、と。」
いやー、彼は、言ってしまいます。

そして今度は、岡田監督へ向けられます。
ノムさん挑発「岡田は変わっとる」
犠打を使わず、ミーティングも重視しない岡田流を完全否定。
「岡田はね。あれは変わってますわ。この前、金本とメシを食いましたけど、『やっぱり
変わっている』と言ってました」と暴露。

また、別の講演先でも田尾前監督に関して、
「田尾さんは何もしないで38勝したと聞いたけど、なんとかしてもっと勝ちたい。
知恵を出せば最低60勝はできると思う」
なんてことを、言ってしまいます。
あなた、知恵?まるで、誰かが、使ってなかったような事言ってしまって.....。

そして、今度は清原について、
「彼がいま問われるのは、技術よりも人間性や風格。ましてやあのピアスは…。
野球は団体競技ですから、秩序を保たないと成り立たない」と斬り捨てた。

いやー、とにかく言いたい放題。
選手時代、監督時代と、とにかく実績をあげてこられた方です。
監督兼選手というプレイングマネージャーの、最後だった(古田氏が復活させました)
方ですし、43くらいでしたっけ、現役をおやりになられたかたです。
確かに、グウの音もでません、が、大丈夫なんでしょうか?

確かに彼は野球のことになると、本当にまっすぐな方です、が、
非常に球団内トラブルやら、球団事情に「疎い」「弱い」方です。
そして、なんでも喋ってしまうから、球団側も、彼に重要事項は「話しません」。

楽天入団時での三木谷氏のやりとりも、随分喋っておりました。
結局、なにが仇になったのかわかりませんが、阪神を解雇でしたっけ、されました。
しかし、変わってませんね。
お年、70歳。最近、ボリュームをあげないと、音声のバランスが合わないくらい
声が、聞き取りにくくなっております。

そういえば、やたらに、熱く喋っている人がいました。
巨人の原監督です。
彼は、抽象論が大好きな方です。とてもバランスの良い、大人的な発言が魅力?です。
個人攻撃は、全くと言っていいほどしません。(仁志の件は、どうなったんでしょう?)
長島さんの影響でしょうか。

ええ、野村さん、嫌いではないですが、話を聞いていると、特に「活字で」聞くと、
暗くなってしまうんです。
来年のスポーツ新聞が、暗くならないことを、祈っています。



城島に対しての野村監督の反応の仕方。

2005年11月09日 | スポーツ
ちょっとした疑問点なんですが、スポーツです。
野村監督 定位置保証要求の城島を批判

自分は、決して野村氏が嫌いなわけでなく、むしろ、好きなほうでございます。
が、このたびの記事にある、城島の正捕手を契約条項に盛り込む、に野村氏が
「正捕手じゃないと行かないの?レギュラーじゃなきゃ行かないなんて、考えられない条件」
としたコメント。
あのう、大リーグとの契約は、それこそ、利害に関する契約条項の嵐で、そのために
書類だけでも何十センチにも積み重なる。
だから代理人がおりまして、何日も戦うわけです。
もちろん、代理人にも「野望」があって、「できる代理人」としての栄誉を勝ち取るためには、
それこそ「無謀」とも思われる契約条項を入れ込んだりするものです。
なもんで、今回の定位置の確保と言われる契約条項は、おそらく城島本人が、どうのこうの
というよりも、代理人が盛り込んでいる、「手始めの」内容と思っていいのではないでしょうか?

とかくビジネスでも、最初から、妥協点で主張しあうことは稀で、とにかく有利な条件を
引き出すためには、あらゆる無理難題でも、とりあえず、「入れとくか」が普通です。
そういう意味で、この野村氏の発言、どうなんでしょうか。
多分、そこまでのことは、お考えにならずにのコメントなんでしょう。
ひょっとすると、本当に、城島さん。そういう発言をしたのでしょうか?

また、2段モーションについて、
「野村監督が2段モーションの厳格適用に不満をぶちまけた。」
とありますが、あのう、これも、この先、開催されるであろう真のワールドカップを目指すために、
一応国際標準とされる、メジャーリーグのやり方にあわせるために、と聞かされていたんですが、
自分の勘違いだったかしら。

ただ、野村氏、情報にいちいち反応したコメントを出す方ですが、
意外にも、勘違いやら、訂正やらを、お認めになられる方で、
そこが、愛される人柄にもつながってくるわけなんでしょう。
しかも、ぼやくことが、私のアイデンティティーとまで言われるにつけ、
来季の楽天のみならず、野球界は、少し楽しみになってまいります。
ただ、政治力のポイントが無さそうなんで、「混迷」する球界の改革のほうは、
期待できません。
チーム力をあげる。チームを守る。ペナントを獲る。
目標が明確な方ですから。
それで、充分。充分過ぎるともいえます。

プロ野球、終了。タイガース、ご苦労様でした。

2005年10月27日 | スポーツ
ゲームは見ることが出来なかったが、とうとう、日本のプロ野球のシーズンが終了した。
ロッテが完勝した。
本当に涙に暮れる阪神ファン。どうみても、納得のいかない日程のハンデもあったが、
誰もが、ここで、何とかする男、と期待を寄せるシーンで、ことごとく討ち取られ、
得点にも現れていたが、なんともストレスが溜まったのではないか、
という日本シリーズであった。

シーズンにおいて、パリーグは、楽天という、おいしい組み合わせがあったことも
幸いして、不調を乗り越える、相手をスイープする、などのイメージを
うまい具合にOJTで(笑い)覚えることが出来た。
さらに、その対戦を見越して、選手の温存、試し、など、後のオーダーの組み合わせにも
有利に働く、戦力分析も行えたことも、大きい。

一方、セリーグは、前半、楽天と対戦が行えたとはいえ、交流戦における楽天の奮闘に
よって、シーズン通して、日々是決戦状態が続き、余裕のある選手の起用がしにくかった。
さらに、連敗はさほどしなかった割には、2勝1敗ペースと、堅実に勝ちを積み重ね、
後半、広島の凋落にあわせて、連勝の味を覚えたたのつかの間、
日程のあきが災いしたかのように、春先のイメージに逆戻りしたかのようであった。

結果的なものの言い方なので、それだからこそ、「妙味」だったり、「醍醐味」
だったりすのだが、今回のシリーズほど、選手起用というかオーダーについて
焦点があたったものは、ないのではなかろうか。
試合をマネージメントをして、結果責任をとるのが、監督の職務であるなら、
新聞やテレビでの解説にもあったが、ボビーのやり方は、今後、どうやら1つの
方法論として記憶されることであろう。
もっとも、日本のベースボールでは、このようなまさに「権限」をもっての起用法は
とても難しいし、特に巨人では、そのことで、勝負どころの話でなくなっていた。
もともと選手自体も、若くから、打順なりに、己のプライドをかけていく、といった
信念が醸成されている以上、建前は、フォアザチーム、なんだろうが、
「野球道」がいまだ定着している今日、プライドとモチベーションの、独特な絡みは、
どこの球団も、今回の阪神の起用法について、あーだこーだ言えるとは思えない。

もちろん、ファンもそうだ。セオリーなるものが、幾重にもある中で、各個人なり
応援団も、そのチーム独特のセオリーに陶酔するがために、監督の采配に
いくつか言いたくなるのも理解は出来る。
とはいえ、今年の阪神は、本当に魅せてくれた。
まあるい土俵があるのにもかかわらず、なんか、いつも土俵際の徳俵に足がかかっても、
土俵を割らない、そんな、ファンにとっては堪らない、試合がいくつもあった。
痛快な勝ち方は、主に、巨人が与えたような気がしていたんで、それは、忘れてください。

さて、来シーズンです。
ああ、巨人の監督は、原さんです。
フロントさえ、黙って、現場に介入しなければ、このチームは勝てるはずなのに。
はい、誰が監督をしてもです。多分。

相変わらずの間延び日程だよ。日本シリーズ。

2005年10月24日 | スポーツ
いつも、独特の味わいで、拝見させて頂いている、ブログ「メーヂャ」
なかなか、テレビをチェックできず、サッカーやスポーツなど、きめ細かい
中継風の記事に、助けられております。
もともとは、とある本を介して、存じ上げた次第なんですが、お時間が空いたときにでも、
また、本の紹介をしていただきたいものです。

さて、その中で、今回のプロ野球、日本シリーズ。
阪神フアンのyutaさん、取り上げておられます。
千葉ロッテVS阪神
いつものように、きめ細かい、中継リポートなんですが、
もちろん、視点は、阪神からのものです。
そうはいえ、きっちりとロッテ側の記事も、勝者のコメントも余さず書き込まれ、
自分とは違った、度量の大きさに脱帽です。

記事最後に書かれているように、私も、どうしても理解が出来ないことがあります。
なぜ、パリーグの勝者が決定するまでの間、セリーグの勝者は待たされるのか。
しかも2週間。
1つは、選手のモチベーションとして、このラグは、あまりのもハンデではなかろうか、
ということと、2つ目は、野球というコンテツとして、流れを断ち切るようなスケジュールは、
いかがなものか、という点でございます。

大リーグの、つめつめのスケジュール、そして、ディビジョンシリーズから、ワールドシリーズに
至るまでの、駆け上がるような、緊迫感と、クライマックス。
だめでしょう、今のプロ野球。セリーグ側としては、もう、終わってしまった話題になっています。
紙上では、テレビ上では確かに、パリーグの決定戦が紹介されてはおりますが、
今の、スポーツ界は、様々なジャンルが目白押しです。
もう、全然、一面ですら取り上げられない。
これは、どう考えても、プロ野球機構の(それが機能しているかは別にして)完全な
怠慢でしょう。

確実にローカルなコンテンツとしての将来が約束されているかのような感じです。
それとは別に、サッカーは、リーグ戦に始まって、カップ戦、そして海外のクラブ戦と、
大概にしなさいよ的に目白押しです。しかも、真のワールドカップまでございます。
模倣しろとまでは言わないけれど、参考にすべきなんではないでしょうか?
今のままでは、あんまりです。
異論はございましょうが、野球で、引き分けは、今でも慣れません。
こんなことをしていると、yutaさんが「もう見ないからね」宣言がでた以上、
私も、記事がみれなくなるので、さらに、貴重なファンの流出を避けられません。

そして、記事中にもありましたが、「格好良い」の表現。
人それぞれの「つぼ」はおありでしょうが、それが選手を好きになれるポイントです。
万人受けするファインプレー、はともかく、ファンはその各選手の、その格好良さに
しびれにいくわけです。
どうかマスコミも、野球機構も、選手のプレーの質を、リスペクトしてください。
キャラクターやら、その選手の日常やら、数々の演出は、程ほどでよいですから。
シーズン終了後、様々に露出することは、各選手の生活もあるので、余り立ち入れませんが、
我々が抱く、余韻も感動も、すべて無に帰してしまいかねません。

このままでは、8球団編成やら、地上波では永遠に見れない事態になりそうです。
それは、今のオーナーやら、機構の無能さが立証されてしまうことになりかねません。
よろしくご検討くださいませ。

勝手に、記事を貼らせていただきました。すいません。yutaさん。

琢磨、信じてます。吉村2軍監督、不用意発言ですよ。

2005年10月11日 | スポーツ
本日は、新聞休刊日なので、昼の弁当を購入ついでに、
東京中日スポーツも買った。
F1が好きなこともあって、以前は、よく購入していたが、
最近は、日刊スポーツを定期購読している関係で、ご無沙汰していた。

佐藤琢磨は、本当に期待していたドライバーで、日本人としては初めて、
モナコのF3で、優勝している。確かな実力があるドライバーなんである。
今期は、散々な目にあって、心配していた。
ホンダを目の敵にしたかのような、裁定で、レースにすら出場できないこともあり、
モチベーションを維持するのが、大変であったろう。
特に、同僚のバトン。本当に能力がある。
昨年は、BMWを搭載した、ウイリアムズという別のチームに移りたい、
と散々ごね、ホンダを慌てさせたが、来季は、どうせ出て行くんだろうと、
あのフェラーリからバリチェロという、これまた速い、ベテランにオファーを
出していたところ、なんと、ウイリアムズ、エンジンメーカーのBMWに逃げられ、
来季のポテンシャルが低下するという事態になった。
バトンちゃん、早速、ホンダに残留します、ということで、いきなり割を食ったのが
佐藤琢磨。

来季、乗る車が、突然、バトンの気変わりで、無くなってしまったのである。
これで、結果を残さなければ、本当にF1生命のピンチ。
F1での実績は、去年がどうであろうが、今年でしか、見てくれないのである。
日本の鈴鹿では、他チームの車と接触してしまい、
あげく、失格。傍から見ていると、本当に、滅茶苦茶な、一年でした。
ただ、今でも、信じて、期待しております。

さて、野球のことですが、巨人の2軍の監督に吉村が就任しました。
早速、昨日、監督として、采配をふるいましたが、負け。
トウチュウの記事では、記者から、負けることで、ウミを出していくんですね、
という問いかけだったので、多分、「ウミ?まだまだ、これからだしていくよ」
との答えになったんだと思いますが、
僕は、こういう表現なり、単語を使う人が、はっきりいって、嫌いです。
節分の日に、新人選手紹介で、鬼の面をライバル球団やら、ライバル選手にみたて、
(記者が、被って、地面に仰向けになっています)豆をもった、その新人選手が、
鬼を踏みつけにして、ポーズをとる、っていうのも、大嫌いな構図ですが。
マスコミも、色々と取材をしながら、それぞれの疑問点など、あるはずなんですが、
なぜ、「ウミ」とか、そういう組織なり、人物のキャラクターを炙り出すような、
質問をするのでしょうか?
それは、球団、フロントにすべき問題のはずです。
そして、吉村も、軽はずみに、曲がりなりにも、プロとして契約をしている
選手を、「ウミ」呼ばわりするようなマネは、止めていただきたいもんだと。
はっきりいって、前監督が、いかに、手を抜いてやっていたか、さらに言うと、
能力がなかったんだ、という発言にもとられかねないので、
こういうコメントは、慎重に、考えてされるべきだと、思ったわけです。
とはいっても、いつも、変な質問をしては、答える選手なり、監督を
困らせるのは、マスコミなんですが。
そして、勝手に、記事をつくっては、免疫の無い選手を混乱に陥れるのは
決まって、マスコミです。
先に、こちらをなんとかしたほうが、よいですね。

チーム作りって、何だろう?原監督へ

2005年10月06日 | スポーツ
すいません、くどいようですが、野球ネタです。
以前、書かせていただきましたが、今、読み返しても、何をかいているのか
自分でもわかりません。
ごめんなさい。
今回は、大丈夫、です。間違いでなければ、ですが。

マスコミが関心がないようだ、と書きました、原監督就任。
ここで彼は、またしても、チーム作り、というテーマに言及している。
なぜなんだろう?

メジャーといわれる、一軍。その時点で、球団が契約できた、最高の選手の
集まりが、1軍、のはずである。
その為、資金力、情報力、球団力など、それぞれの要因によって、
集められる選手の質は、一定していない。
簡単にいうと、「戦力バランス」といった表現にもなる。
ただ、資金が豊富だから、といって、最高の結果が残せるとは限らない。
それは、今年の巨人をみれば、明らかである。
一方、元ダイエーほど、金がなかったチームはない。

さて、自分の考えなんだが、チームとは、結局、勝つことを前提として、
編成されているし、選手は参加しているわけである。
監督は、一流と言った選手を、持ち駒として、戦っていくわけで、
そこには、戦術、この球場の、この投手には、こういったオーダーで望む。
または、各選手のデータをみながら、この投手は、この時期において、
このチームに結果を残している、など、イニング毎に、状況を見極めながら、
その時点での、有利不利を、瞬時に判断し、的確な、戦力の投下をしていく、
それが言ってみれば、采配であろうし、監督業だと思っている。

それなのに、チーム作り。
何を、彼は、やろうとしているのだろうか?
それは、球団の編成権のことを言っているのか?
まさか、父親が高校野球の監督をしていたために、薫陶を受けて、
アマチュアの素材を、鍛え、プロたる人間に育て上げる。
そして、勝利を目指す、チームを作り上げていく。
そんな風に、考えているのだろうか?
(あの当時の、ロッテ。バレンタインと広岡氏との確執を思い出して
しまいました。広岡氏は、選手を育てろ!バレンタインは、選手はプロだ。
と言って、最終的にはどちらも首になりましたが。)

それは、プロに失礼だろう。
だったら、全員、2軍登録でいいではないか。
もし、そういうことが、原氏の言っている、チーム作りなんであれば、
あまりにも、日本のプロ野球を、冒涜していることに、なりはしないか。
あまりにも、旧時代の考え方なのではないか。

星野氏やら、落合氏が、異論はあろうとも、監督として、理解できるのは、
この1軍で、結果が全てであるといった、一言の表現だ。
選手は、結果を出すために、雇われている。
単純に、結果を出せない選手は、使えない。それだけである。
もちろん、結果を出させる工夫なり、状況を与えていくのも必要だが。
戦っているのは、選手ではある。
その局面局面で、勝ちに行くオーダーを出せるのは、唯一人、
監督だけなのである。
だから、敗戦に関しては、個々の能力もあろうが、「何も手を出せないうちに
ゲームが終わってしまいました」という表現は、決して、言えない。
その打つ手を考え、手を尽くして、最後まで、戦略を練り、戦う姿勢を
それこそ、若手やらベテランなど、全く関係が無く、見せていく。
日々のあり方こそ、プロの監督ではないか。

軍隊でも、司令官が、募集やらスカウトで集めた兵士を、
「チーム作りを」なんて言って、走り込みから、付き合うかねぇ。
鍛え上げられた兵士を、司令官の元に所属させ、編隊を作成するのは、
別の部署のはずだ。
監督がやるべき仕事じゃないのではないか?

また、彼の、長々としたコメントを聞いて、勘違いでなければ、
あの、長島がやった、伝説の伊豆の特訓みたいなことをやると思います。彼は。
ふぅぅ。


なべつね劇場、激情?

2005年10月06日 | スポーツ
うまくまとまりませんが、手短に。
昨日の巨人軍監督、就任記者会見。たまたま、テレビで見ました。
なべつねのキャラクターを、全面に出す、まとめ方で、
要するに、当事者の原氏に関しては、どうやらどの局も、興味なし、
といった感じであった。

「よみうり巨人軍の人事異動なんだ」といった、「なべつね」のお言葉に、
全員が、それぞれの思いで、違和感をもったのは確実で、
その程度の人事で、なぜ、星野氏に声をかけたんだ、ということにも
なりかねません。
これで確実になったのは、よみうりグループにおける巨人軍は、
単にグループ会社の一員で、言ってみれば、文化事業の一環でやってるんだ、
ということでしょう。ええ、社会人野球みたいなもんです。
うまく、テレビにおいて、視聴率やら、新聞の販売部数に直結すれば、
ビジネスとして成立。でなければ、あのサッカーのベルディーのように、
切り捨ても、あるのではないか。
(まぁ、歴史的にも、野球は特別ですし、サッカーのように、言うことを聞かない
チェアマンもおりません。口をはさむ問題ではない、と、常に言っている、
コミッショナーが上にいるだけですから、それはないでしょうが)

そういう、野球に対して、多分、何のリスペクトもなく、思い入れも無い野球に
関して、彼が憤るのは、荒らされるということだけ。
この村社会の掟を、破って、荒らす人間が嫌いなだけ。
よって、「阪神電鉄」という上場会社の株を、買占めに走った、あのファンド。
なぜか、彼は、「野球協約を、一から読み直すべきだ」
と、強引にのたまいます。
確かに、タイガースを上場させるべきだの、提言があったみたいですが、
彼が買ったのは、阪神電鉄です。
さんざん、あのフジテレビでの、「ほりえもん事件で」ニュースなり
意見を、己が新聞で、評した、その代表が、
なぜ、「とんでもないこと」と言葉を荒げるのでしょうか?

まぁ、彼に張り付いてると、面白い絵が撮れるから、というのも事実でしょうが、
どう考えても新聞会社の代表には、とても見えません。
完全に色物です。
政治畑で、時の首相やら、内閣に影響力を持った、と言われた、面影はありません。
こと野球に関しては、ことごとく、「だめ親父」です。
盟友としていた西武の堤さんは、自爆してしまうし、
「絶対になんとかする」と、関係者でもないのに意気込んだダイエーは、
あっという間に「ソフトバンク」。
その途中にはセパ再編にからんで、画策していた合併も壊され、
依然と12球団のまま。

お怒りは、もっともだと思います。

置き去りにされている、巨人フアン

2005年09月12日 | スポーツ
日曜の深夜でございます。
自民党が歴史的な圧勝。専門のブログでは、熱心な記事がアップされている
ことであろうと思われます。

そんな中で、野球の話。
星野ゼネラルマネージャーが、来季、巨人に関わらないとのコメントを
出されました。個人的には、すいません、残念です。
野球ファンの自分としては、野球ファンの個人的な意見としては、
くどいようですが、残念です。

阪神の久万さん。巨人側からの接触があったと、言っておられました。
あの方のことですから、まず、間違いはないでしょう。
それに比べ、巨人。「なべつね」やら、滝鼻卓雄オーナーの発言。
マスコミにむかって、やれ、嘘は書くな捏造するななどのお態度、
下品な言葉ですが、見ていて胸糞が悪いです。

球団経営は、ビジネスです。
結果がよければ、どんなキャラクターであっても、文句は言いません。
ただ、オーナーとして、燦然と輝く、正力の息子。
本当に、いい時代に関われて、よかったね。
一方、今の体制。
滝鼻さん。
一度で良いから、こっちを向いてお話されたことありますか?
確かにナーバスなタイミングであり、巨人自体、ぼろぼろで、
四面楚歌であることは、十分理解しているつもりです、が、
貴方がマスコミに登場して、語る、その語り口。
ファンとして(また言ってしまいました、ええ、巨人ファンです)、
一つも、理解できるものはありませんでした。

何かに追われているかのような、神経質な対応と、始終不機嫌な
傲岸不遜な態度。
何様なんじゃー、おのれは!と、言ってみたくもなるキャラクターです。
最近、遠目からみるジャビットが赤く見えるのは、お前が皮をはいだからに
キマットルだろうと、さえ、穿ってもみたくなる、そんなキャラにみえます。

愛されるオーナーなど、ビジネスにおいては、不必要な要素かもしれません、
が、ファンあっての巨人です。
くしくも星野氏が述べておりましたように、しつこくファンであり続ける
阪神ファン。に対して、すぐにあっちいったり、こっちいったり、
ふらふらしている巨人ファン(誠に申し訳ない)。
視聴率、観客動員数、全て落ちていく中で、あなた、
どうにもこうにも、球団経営をやってやってんだ、という風にしか、みえません。
いや、それが原因で、あっちいったりこっちいったり、している訳ではないんですが。

例えば、どういう伝統があるのか知らないが、監督はOBであれ。
など、色々なご苦労があると想像できますが、あの球団がこっちをむいて
話をしたことが、今まであったであろうか。
編成権は、こちら側にあるのだから、と言い放つ姿に、
そのフロントが編成をした、この球団が、現在どうなっているのか、
全く言及されないのも、いかがかと思うのですが。

特に、堀内監督が、その編成権がネックとなって、単身チームに乗り込んだことは
有名なことで、今回の星野氏。組閣に関して、希望が通らなかったという
話がまことしやかに流れております。
そして、外国人のスカウト。この結果も見たとおりです。
何にも、結果が出ていないのです。
そして、先の発言。
久万さんがの発言を、全否定し、マスコミに怒ったように接する態度。
どうにも、真摯さを感じないのは、私だけでしょうか。

コーチには、高田、山本と、監督経験者が2名もいて、原ですか?
どう考えても、今までの経緯から見て、コーチ経験の無い、人間を
1人、ポツンといれて、この体質の球団で、監督が器量を発揮できるとは
とても思えません。
ローズやら清原などは、すっかり、堀内の扱いの下手さを指摘されていますが、
そういう問題ではないはずです。

そんな中で、あのおちゃらけた、ホームページ。
来季にかけた編成をされるのは、もちろんではありますが、
内内に済ます前に、もう少し、今シーズンを総括するような気概やら、話を
していただけないと、結局、裏話が信憑性をもって、語られる、
いつも通りの、支持もなんにも得られない、金に糸目をつけずに育てもしない
球団との謗りを受けることにもなるでしょう。
何が、マーケティングとして正解かは、結果ですが、プロセスも
とても大事にする国民性なんだよと、指摘したいと思います。

楽天、パッケージとして全部1からやったの?

2005年09月01日 | スポーツ
ふと目にとまったのだが、楽天さん、ええ、野球の話なんですが、
すごいな、打撃部門、磯部さんが27位くらい?それで、唯一1名。
投手部門。岩隈さんが唯一30位。
規定打席、規定投球回数に達している人間が、まず、いない。
固定の打順どころか、常時出場させることができないのか、させないのか、
それはマネージメントの問題なのか、選手の問題なのか。
確かに、集めた選手の潜在能力にも問題があろうが、現場の場数を踏ませ、
チームを一から作り上げる、苦労が伺える。

しかし、しょせん、勝負事である。
シュミレーションゲームでないのだから、育成モードなど、一片の評価も受けない
のは事実であろう。そういう意味で、現実は厳しい。
勝利の後、本当に喜びを隠さない選手、監督。
敗戦の時、育成段階にあった、あのダイエーホークスの王監督の、茫然自失の
あり様からくらべると、まだ、田尾監督は腹を決めているように見える。
王監督とは違った、別の意味での苦労人だと見受けられる。

それにしても、オリックス。
近鉄とオリックスが合併し、仰木監督の手腕に期待もされたが、
投手部門、JP一人。いなかったっけ?誰か?
打撃部門、平野、北川、そして谷。いなかったけ?
それでもなんとか、プレーオフを目指せる位置にいる。
しかし、当初、本当に予想していた通りの展開だ。
サプライズがなかったね。
いい意味で、セパ交流戦は良かったのではないか。
特に楽天にとって。

楽天って、各チームのデータ分析、あったのかしら。
この時代、ものすごい量のデータが活用されている。
球場毎にデイ、ナイト、天候から相手投手の具合から始まって、
相手バッターの特徴から、好きなコースや、性格をベースにした、得点圏打率の
予想。野球ゲームではお馴染みの、データだな。
暑いの嫌い、やら、月末には体調を崩すやら、遠征は苦手なども含めて、
楽天、どうしていたのだ?大きなハンデだろう。
セパ交流戦は、そういう意味で、データのハンデがない分、よかったんじゃないか?
その考えは、素人すぎますか?

そういうバックアップも含めると、もう、この1年、本当に大変だったろうな。
掛布さん、やらなくて、よかったね。
野球のシステムは、この10年、大きく変わっているよね。

そういう中で、清原さん問題。
最近、にわか阪神フアンが大量増加している中で、僕は野球フアンだから、
と隠れ巨人フアンに身を落としている、皆様、いかがお考えでしょうか?
職場で、レアな巨人フアンを余儀なくされている、大リーグフアンの自分としては、
(笑い)今だ1面を飾る、清原選手に、実は驚きを隠せません。
確かに、好きな選手ではありますが、フル出場すらできない時点で、思いはありません。
確かに、個人的につぼに入るキャラクターではありますが、
結果を出す選手が、リスペクトされる、という当たり前のルールがある以上、
「これだけの実績を残した選手ですから、それなりの扱いを球団としても、
配慮すべき」なんて、コメンテーターの意見を聞くと、?、と思ってしまう。
だって、まだ、シーズン中でしょ?
あの、ヤンキースでも、球界を代表するロドリゲスだって、2番打ったり、
ジオンビですら、控え。そのシーズンで、結果を残さなければ、実績などは、
全然、考慮されない。
あなた、死に物狂いで、嘲笑すら受けながらやっている、楽天が、少なくとも、
プロとしての誇りを、そして、意地を、結果を出そうとしている中で、
1面を、ああも、安易に飾ってしまうマスコミにも、問題はあるんだろうな。

巨人軍の前近代性

2005年08月13日 | スポーツ
土曜日、遅い時間ではございますが。

先日、巨人が球団として、機能していないことを書きました。
現在、監督として、堀内が現場を見ておりますが、彼は、フロントから、
与えられた、選手、コーチを使うことを義務付けられております。

今までの、プロ野球は、不思議にも、監督が集めた、コーチングスタッフが
「組閣」という名称で、組織されます。
これによって、チームの優勝を、請け負う、とした、不思議な契約関係が、
球団側と交わされるわけです。
そのため、成績が悪いと、監督のみならず、コーチに至るまで、
進退届けという面妖な文言の中に、放り込まれます。

言ってみれば、球団側は、つまりフロントは、ただ、優秀と思われる人材を
獲得して、それを、有能と思われる、チーム運営請け負い集団に、
委託するわけです。
ですから、コーチのボスは、監督ということになり、選手の側に立って、
長期的に育成していく、ということは、必然的に馴染みません。
それは、どの人間もある程度理解していることなので、1軍が、仮に、
成績が悪い場合、2軍で雇用されている管理スタッフも、同時に再編される
事に慣れております。

特に巨人は、監督も、1選手として、現場で活躍できることが大きな要素であり、
本来、監督としてのプロ性を、最近、問われることはありませんでした。
長島監督は、ネガティブにならない、といった、性質は、気に入っていましたが、
広報の、そして、読売新聞の部数獲得といった、至上命題の中で、存在を
許されているようでした。

先に、もし、星野さんが来てくれたなら、と書きましたが、
この球界において、フロントへのあり方を知り、動かすことができる、
稀有の方だと、思っていたからです。
野村氏も有能な方ですが、野球への興味の割合が高く、残念なことに、
いる現勢力で戦う、再生工場と呼ばれたことから、お分かりのとおり、
結果的に、うまくフロントに使われてしまう人でした。

広岡氏に至っては、ゼネラルマネージャーとして、その地位を確保したのにも
かかわらず、あろうことか、現場に降りて、選手を指導する、コーチに策を
与える、あまつさえ、サインまで出す始末です。
後に、GMは、やっかいなものと、禍根を残す結果となりました。

監督は、その本来の役割として、チームを勝利に導くために、
プロの選手の、モチベーションを上げ、戦う意識を徹底させることです。
多分、コレに尽きます。
最近は、恐ろしいくらい、誰でも彼でも、各種情報を取り入れておりますから、
例えば、昔のように、走りこみが不足している。練習において、投球回数が、
ピッチャーのできを左右する、といった、アナクロ的な指導は、手遅れです。
日本は、その論理を、平気で、監督が、発言し、取り組む現場にて、指導を
することです。
その結果、シーズンが始まる前に、選手は、「指導」の質について、
合う合わないが表面化し、シーズンが始まったころには、
その指導方法に適合した、選手がラインナップするといった、妙な現象が
起こってきます。

最近、プロ野球ニュースで、達川氏が、巨人のリリーバーが、なんと、
1回から、肩を作っていることを取り上げ、コーチと監督の疎通のなさから、
現場のモラルの低下を憂いておりました。
堀内は、一人も、自分の配下を(コーチ)選ばせてもらえなかったから
どっちも大変や、という内容でした。
これこそ、この内容こそ、監督と、コーチと、選手、フロントが、
今もって、近代化されてない、という現れです。
ローズなり、清原なり、僕は、選手の問題ばかり言われるのは、
随分、殺生なことではないかと、考えているのです。
とりとめがないですが、また、今度。

巨人―阪神戦、観戦日記

2005年07月29日 | スポーツ
先日、巨人の話をいたしたところ、ドームでの巨人阪神戦のチケットが手に入った。
年間指定席といったもので、無料ということであれば、久しぶりなもので
全てをキャンセルして観戦に向かった。
いやはや、満席に近い。最近、趣向を凝らした内容になっているというので、
それも興味のあるところであったが、いきなり、マレン、9点はないでしょう。
まぁ、驚きの阪神ファンの数と、応援。

ところで、どうなってしまったのでしょうか?
巨人の打者が、バッターボックスに入るとき、あの、テーマソング。
集中できるのか?他でもやっているのか?あれ。
阪神の安藤。よく、投げられるなぁ。曲が終わるまで、あれ、待つ感じだもの。
二岡。「スカイハイ」。大丈夫か?あの曲で。毎度、打席に入る前に、あの曲で。
小久保。サザンの「希望の轍」だっけ、燃えるのか?集中できるのか?
そして清原。知っていたが、長淵のトンボだっけ、外野席の巨人ファンは、
オーオーオー、と、一応、最後のほうまで、引き継いで歌っていたが、
というより、これ、普通の世界なのか?
とんでもない、違和感。プロ野球。大丈夫なのか?

そして、清原。黒いぞ。なんか意味あるのか?その黒さ。病気?
そして、阿部から始まる、小久保、ローズ、清原。一塁までの、走るスピード。
赤星の走塁スピードなんか、倍速に思えたぞ。
色々な思いは理解できるが、この4番5番6番の重量打線。
得点圏打率。小久保がやっと、3割を超えている。
ローズ、清原に至っては、2割4分に2割8分。金本の3割8分、今岡の3割3分。
怖くないよなぁ。

久しぶりの観戦であったが、やっぱり、生での観戦は楽しい。
あまりにもテレビ観戦に毒されているのか、ヒットやらホームランやらの瞬間に、
VTRでもう一度を、習慣として期待してしまう自分がいて、笑った。
そんなのないよ。
シコースキーも速かった。ミアディッチなんか、豪語していただけに、153Kの
スピードは驚かされた。今、巨人で、このスピード出せる投手、いたっけ?
阪神の安藤の低目へのコントロール。みんな、クルンクルンと空振りをしていた。
決して速くは無いのだが、あれは、すごかった。
岡島は、相変わらず、コントロールがないよなぁ。
見ているこちらも、本当に、疲れる。野手もそうなんだろうな。
もう、いい加減にしてくれ!てな感じ。

最近は、ファールボールは、いただけるのかしら?
思ったより、一塁側に飛び込んでこなかったので、ちょっと、不明だが、
そういう意味で、試合の停滞感を撃ち破れるのは、粘って、ファールを打ち込む
選手だと気づいた。
それにしても、5回におこなわれた巨人軍の応援歌とチアリーダーの応援。
テレビでは見ること無いが(CMの最中だからね)見ていて気の毒なほど、
背筋が凍った。

総じて、なんか、やろうとしているのは、理解できるが、つくづく思ったのは、
大丈夫か?こんな感じで。であった。
5万人もの観客を相手にする作業は、確かに途方も無いことなんだろうが、
最近のコンベンションやら、OOショーのショーアップなどを見慣れてきている
我々としては、そして、ミュージカルだ、サーカスだと、あらゆるジャンルの
コンテンツが簡単に見れる昨今。勝負になるのかしら、この方向で。
球場全体が、見事なまでに、呪文化され、広告のスペースがない空間が見当たらない。
えらい閉塞感を感じる。そして、見事に、うじゃうじゃいる売り子のお嬢さん。
邪魔だ。ここぞというシーンでブラインドになる。集中できない。
昔は、チェンジのときだとか、グランド整備のときに、ざっと、動いていたが、
もう、すごい数が、始終、右往左往する。

スコアーボードにしても、選手の情報が、全くでない。
どうせなら、こういう場面で、こういう数字を残してきているなんて、データを
さりげなくアップしてくれると、さらに思い入れもできるのだが。
日テレも、番組では、テロップ入れまくっているくせに、本当に、気が効かない。
観客も、見ているのか、見ていないのか、全然わからない。
すごいプレーだろ、今のは、というシーンでも、全然、無反応。なぜ?
こういうとき、トンボでも流せよ!スカイハイだろう!球場は!
プレーのリズムなり、野球の瞬間を演出せんで、何を目指そうとしとるんだ。

試合終了の瞬間。一塁、内野の巨人エリア。拍手喝采。えっつ?
阪神ファンが半分も侵食。
どうでもいいけど、なんか、それも興ざめでした。

ホームページから見る、日米の野球観

2005年07月27日 | スポーツ
最近は、英語を簡単に翻訳してくれるサイトがあって、便利である。
よく、ニューヨークヤンキースのホームページに立ち寄るのだが、コラム形式の
記事を見るのが好きだ。もちろん、該当アドレスを打ち込んだだけで、丸ごと
翻訳してくれるので、原文と翻訳文を見比べて、英語の勉強にもなるなぁ。
ただ、独特の言い回しやら、専門用語は苦手らしく、笑ってしまう翻訳が常。

NYにおいては、さんざん叩かれまくっていた、ジアンビが復調し、本日は
ビッグユニットのコラムとともに紹介されていた。

マリナーズのホームページも、ちょくちょく訪れるのだが、昨年に比べると、
負けが込んでいることもあってか、イチローの「不振」もあってか、寂しい感じ。
とはいえ、ちょっと、巨人軍のホームページを覗いてみたが、
ああ、そうだよね、という印象、感想であった。
二岡がインタビューと称して、プライベートも含んで、語ってる。
でも、こりゃ、芸能人の紹介みたいな感じ。元木が乗っている車の紹介には絶句。

どう考えても、女、子供相手に作られたとしか思えない内容。
また、イチロー関係の本も、野茂関係の本も、購入するが、自分としては、本人が
語った言葉で構成されている本は、買わない。
スポーツジャーナリストが、自分の視点で書いたものを、よく読む。
大きな特色は、ひとつのケースについて、必ず何人もの人間のコメントを紹介
しつつ、構成していく。だから、とても立体感がある内容になっている。

そして、今回のNYのジアンビの記事。ジアンビ自身のコメントも当然だが、
他者のコメントも含め、純粋に野球のことが中心に書かれている。
そして、レッドソックス戦に向けて、いかに、彼の復調が頼もしいことであるか、
これを読んで、燃え上がらないファンなど、いるか、になるのである。
二岡が、オフで、どんなすごし方をしているかなんて、全く興味など無い。
トーレ監督が、ジアンビの不振の日々について
「好奇心が強くないので、その件については、特にない」という大人の言葉。
しゃれている。

伝えるマスコミの、野球をリスペクトする心が、球界を、間違いなく育てている。
実況中継なども、「ははは、本当に期待もしてなかった、OOが打ちやがったよ!
今日は、これからパーティーだ!」ここでこそ、ショーアップすべきで、
球団は、マスコミは、真摯に戦士達を解説していき、そのドラマを実証しようと
心がける。こういうメリハリを覚えてしまうと、なかなか、日本の野球に対して、
のめり込めなくなってくるわけなのだ。
いや、別に、巨人が自力優勝なくなった、から言っているわけでは、断じてない。

興味が薄れてますが、プロ野球について

2005年07月25日 | スポーツ
スポーツの話で恐縮だが。
プロ野球。子供の頃より、関東で育ったために、メディアの刷り込みによって、
巨人フアンであった。今は、多岐に渡るコンテンツが、ライブで視聴できることもあり
昔ほどではなくなった。が、関西では、未だに、阪神ファンは熱狂的である。
だから、朝日新聞がよく読まれる。そういう意味で、読売、なんとかしよう。産経、なんとか
しましょう。

一部のスポーツ新聞で、巨人たたきが盛んだ。
清原、ローズ不要論が、和を乱すことを持って、言われ始めている。
あの、広岡氏も、バレンタインを追い出したり、野茂を国賊扱いにいってみたり、
イチローを、とても活躍できない人間としたり、一流を見抜けない典型の人間だが、
どうしても、あの2人に納得がいかないようで、巨人、不振の原因とみなしている。
が、FAを駆使し、各球団から4番打者を、かき集め、ディフェンスを二の次にしてきた
つけが回っているように思うのは、私だけであろうか。

シーズンオフの年棒交渉時、巨人ほど、投手がもめる球団も珍しい。
もちろん、その背景には、投手をケアする配慮が、欠けているのが窺える。
確かに、ドラフトでは、この8年間で35名もの新人を獲得している。
平成10年の上原を始めとし、1位は、ほとんど投手だ。
木佐貫は、確かに逸材だ。星野に言わせれば、内角攻めを叩き込めば、上原以上に
なれる。というのだが、三振をとっても、打者を気遣う、この投手に明日はあるのだろうか?
一方、ダイエーは、29人。予算の関係で、少ないときは、5名の内、2名しかとれない
ときもあった。が、ものすごい、新人の活躍。これほど、ドラフトあがりの選手が
活躍するチームもない。
言ってみれば、フロントの力の差だとしか思えない。

監督は、確かに、希望はいえるが、戦力を整えるのは、フロントである。
そのフロントを整備したのが、あの故根本、ダイエーをつくった人である。
監督にしても、生え抜きが優先されるが、基本的に、アメリカと異なり、ほぼ、素人が
いきなり監督に就任する日本は、異質だ。
プロフェッショナルな監督業が、一向に評価されない日本。
今、巨人は、原、中畑が取りざたされているが、江川も含めて、2軍監督の経験すらない。

阪神の岡田が、2軍監督で、優勝を経験し、監督業の評価を上げてきたのとは雲泥の差だ。
日本ほど、監督すらも、人気に左右され、添え物としてしか見られていない。
阪神も、予算が無くて、生え抜きといっても、金がかからないのが第一の理由。
新庄の扱いに困り、グラウンドに居残り正座させ、彼に引退、そして、退団を決意させた
監督もいる。原も、和を乱す選手というより、自分が扱えない選手が嫌い。
言ってみれば、自己哲学をことさらもっている、一癖もある人間が嫌い。
だから、仁志、清原、ローズは、徹底的にダメだ。こうなる。

アメリカでも、選手と監督が良くもめることがあるが、年棒のオプションで、
打席数、投球回数など、クリアすべき数字があるので、使われないと、給与が下がるからだ。
とはいっても、今回、高津、野茂など、解雇されたが、監督のコメントよりも、
フロントのコメントが先に発表される。しかも、必ず、配慮したプロのコメントだ。

まぁ、節分の日に、鬼の面をつけさせたりして、松坂に、やるんですか、と言わしめた
マスコミにも、当然リスペクトの欠片もないが。
あのダルビッシュ。喫煙で謹慎処分となったが、当時は、未成年。完全に顔出しであった。
人権家は、なんとも異論はなかったのであろうか?
日本のマスコミは、プロとして矜持をもっている人間に対して、本当に扱いが酷い。
イチローや野茂、そして中田。不気味君としてしか扱われない。
最近でた、球界をダメにした選手達、などをテーマにした本もあったが、
とにかく、ダメにしているのは、あんた達、マスコミの方じゃない?という内容であった。
体で感じる全ての情報を、瞬時に切り取り、それを結果につなげていく戦士達。
人よりも深い、鋭利な言葉で日々をつないでいく。
その一日の結果のヒーローインタビューで、今の気持ちは?は、いかにもダメでしょう。
今日のホームランは、どんなホームランでしたか?
は、見ての通り、飛距離120mのライトスタンドの到達したホームランやろ。

昔、ホームランを打った、ドカベンといわれた打者に、
「どんなボールでしたか?」と聞いた記者。
「こんな、丸い感じでしたわ」は、本当にあった話ですかね?