緑の切妻屋根の家が建つ

60代も後半になり、ひょんな事から一人住まいの実家を建て替えることになりました。

実質、家を建てるのには全く不十分で無駄に使われていた所謂打ち合わせ時間

2024-06-13 16:36:28 | 家を建て替える

 家を建て替える事以外の事は何もしてなかったはずなのに、どうして着工してから変更しなければならないような盲点があったのだろうか?色々考えてみて気がついたことがある。

 それはそもそもハイムで建てようと決めてから十分な打ち合わせが出来ていなかったことが原因ではないだろうか?

 何度も、寒い自宅に来てもらうより近くにあって暖かいハイムの分譲地に行ってS氏と面談はしていた。でもそれはまだハイムで建てようと決まっての打ち合わせではなかった。結局、1月になってもハイムで何回も描き直して貰った図面はだんだん良くはなってきたけど、高いし他の所との耐震性、断熱性、換気の方法などで一番いいとも思っていなかったので、主には耐震性能で、ユニットが基礎から外れるとかそういうことはないのか?とか換気方法がどうなっているとかそういった事ばかりを質問して答えて貰っていた記憶ばかりが残る。

 なので、契約してしまってから実は何も中身が十分検討されてないことにあわてて気がついて、S氏にバッグなんかはどこに収納できるんですか?などと聞いて、S氏も寝室などについてはもう一度広さとか変えてくれていたような記憶がある。なので、全く、それぞれのスペースについてきちんと検討して打ち合わせた記憶が私には全くないのだ。

 また、家具についても、どれを残してどこに置く等ということも一緒に検討した覚えもない。なんとなく、出来上がってきた以前より良くなった間取りに、自分がこのままでは不便では?ってその時気がついたことのみを伝えて、変更しただけのものだった。なので、後に引っ越し屋さんがこのままの窓の大きさでは家具は入らないよ。などということについて指摘されたり、自分で図面の部屋の壁の長さを測ってみて、これでは自分の置きたいように家具は置けないと気がつく事態となってしまったのではないのだろうか?

 ハウスメーカーを選ぶための打ち合わせにばかり時間をとられていた。だから、なんども図面変更したとはいえ、それは選んで貰うための単なるたたき台の図面であった。十分どんな風にそこで暮らすのか?そのためにはどういう設計がいいのか?ということをきちんと考えたものではなかった。本当はそこから今一度、その家で暮らすためにそれぞれのスペースの用途と付ける設備の要不要について、残したい家具の配置などと含めて、もっときちんと0から考えて実質的な打ち合わせ時間をきちんととるべきだったのだ。

 契約後には十分な時間をとって貰えない。あるいは、契約のための図面の提案だから、契約に繋がるかどうかはわからないので、施主候補のための十分0ベースから施主を理解して考えた提案は出来ないといった部分はHMには改めていただきたいところだ。そもそも、どこも提案用の図面を描くのに聞き取りみたいなことはほぼなかった。それでも、まあハイムが聞いてくれた部類だろう。どの位の建坪で、そして2階もほしい。それだけの情報でどれだけの、その施主の求める家の設計図が描けるというのか?それでも、他に競合して間取りを何回も変更してくれるところがなかったので、ハイムに決まったようなものである。


大分捗った内装

2024-06-13 15:10:47 | 家を建て替える

 今日家を見に行ったら、ついて一目で外壁が綺麗になっていた。今まではタイル一枚一枚に外側に貼り付いていたテープの黒い跡みたいなものがあって、これはその内自然に風雨にさらされて綺麗になるものなのかと思っていたら、一晩で綺麗になっていたというのは、つまり全部外側のテープの跡を拭い去っておいてくれてあったと言うことだ。やはりその方がずっと見栄えが良い。

そして、2階の南側の部屋の内装は出来ていた。

壁のつなぎ目の凹の部分が少し黒く見えている部分があったがすぐに職人さんが、白い物を塗って隠してくれた。

そして階段室のクロスが全部貼ってあった。階段室のクロスは一度決めて、その後インテリア担当のTさんがその次の機会に以前持ってきてなかったカタログの中にあった少しラメが入ったより白い物に変えたものだった。凄く綺麗なので、「南側の部屋もこの方が良かったかな?」と言うと「いやあ、部屋はあんまり白くなくてこのくらいの方がいい。」と言ってくれた。写真撮ったつもりだったが撮ってなかったので貼れない。

 一回のLDの床に、室外機が盗まれる事件が多発しているエアコンとその室外機がドンとおかれていた。

建築中は防犯カメラが作動中らしいので、それほど心配することはないだろう。外ではエアコンから室外機までの管を付けてそれを隠すカバーを付ける作業が行われていた。

天井の部分の穴はダウンライトを付けるためのものだとわかるものもあるけど、そうでないのは室内物干し用の穴なのだろうか?

 

 


せっかく自転車を使っているのに

2024-06-13 13:21:27 | 家を建て替える

 以前、打ち合わせに近くの分譲地まで行くのにも、自転車を使っていた。分譲地に行くのは買い物に行くのと同じくらいで5分くらいしかかからなかった。基本普段の食料品なんかの買い出しでも、お米とかトイレットペーパーとか重いものやかさばる物を買わない時には自転車を使用している。田舎の人は1kmくらいでもすぐ車に乗る傾向があるが、ちょっとの距離でもちりも積もれば山となるで、ガソリン代も馬鹿にならない。なので、大抵1~2キロの距離の範囲だったら、行きと帰りで傾斜が出来がちな地域ではあるが、天候やその他の状況に支障がなければなるべく自転車を使用するようにしている。

 そして、現在自転車で最短距離を行くと3.3kmなのでちょっと遠いか?と思いつつもお天気のいい日はしっかり日焼け対策をして、自転車で日々の家の出来上がっていく様子を見に行くようにしている。うっかり今日は中には入れないからと、その日一日だけ油断して見に行かないでいるとその日の内に全部瓦が葺かれてしまっていてがっかりしてしまうようなこともあるので、それからは毎日通うようにしている。

 あと、自転車を使う理由はもう一つある。カロリー消費が目的だ。解体に向けての実家の片付けをやっていたときは、朝起きてから寝るまで毎日何かしら体を動かしていたから、普通に気にせず食べても体重が増えることはなく、もしかしたら減っていたかもしれない。しかし、今そんなに動き回る必要がない生活をしているので、体を動かすことが必須だ。大きな筋肉を擁している足を動かすことは、筋力を維持するし筋肉を付けることになると思う。筋肉がついていれば太りにくい体になる。ホットヨガは一ヶ月で一万少しでるくらいの料金だったけれど、週一の休業日以外毎日行っていたら、筋力も筋肉もついてしかも余分な食欲もなくなったので、毎月1kgペースで健康的に体重も減らせた。6ヶ月通ったから6kgは減ったのに、少しリバウンドしてきた頃からの実家の片付けだったので、どうにか酷くリバウンドは避けられた。なので、どうしても引き続き運動しないとと思っている。

 据え付けの日にハイムからお祝いで伝心という日本酒を貰って、毎晩飲んで10日間で飲み終わったら、なんとなくお酒を夜に飲みたくなって、買わない日もあるけど、アルコール飲料を買う日が多くなり、そういう時はご飯は食べないようにしてきた。また、家を見に行く行き帰りの途中で柑橘類は、今が旬の夏みかん等安く売っているのを見つけると、酵素を摂取できるのでと思って買うのを許してきた。しかし、たまにお菓子とかカロリーが高い物をついつい買ってしまうことがある。

 昨日、行きにも随分人がたくさん入っているお店だと思うパン屋があった。帰りにも沢山人が入っていたのでなんだろう?と思っていって見ると、滅多にないコッペパンに色々な具を挟んだパンばかりを売る日だったようだ。それでついつい私も、コッペパンのクリームチーズとベリー類を挟んだ物と、花林糖状のドーナツを一袋買ってしまいたべてしまった。凄く美味しくてあっという間に食べられてしまった。これでは自転車で行っている意味なくなってしまうなと思ったが、クリームチーズとベリーはとっても相性が良くて美味しかった。


近所の人のこと

2024-06-13 08:09:56 | 家を建て替える

 私の家の敷地は東南西を宅地に囲まれ、北側の水路を挟んで少し高くなっているところが、草原に木がパラパラと植えられているような土地だ。水路は北側の土手に今は笹竹が生えているが、私が55年前に移り住んできたときはただ草が生えているだけの土手だった。

 近所に住む人々は50年前からほぼ変わらない。西隣がSさん一家、その隣は旦那さんも亡くなり一人暮らしだったため、家を売って引っ越していったKさん一家、南側にはS原さん宅とYさん宅があったが、S原さんは出て行き、その土地もYさんのものとなりYさん一家が住んでいる。東側はTさん一家で、Tさんは私より三つ下、私の高校時代の同窓生をお婿さんにしていて、昨年まで知らなかったが、私が建てているのと同じ木造ハイムに住んでいる。

 生前の母からTさんのお母さんは苦手だという話を聞いた覚えがある。それはTさんのお母さんという人が今でいう「よくマウントをとってくる人」だったかららしい。いつもよく一人娘の自慢話を聞かされたらしい。それなら自分だって、まあ子どもはともかく、人柄はともかく業績的には自慢できる孫がいたわけだから、孫自慢くらいすればよかったのにと思わないわけではない。

 もしかすると、Tさんはお母さんに似ている部分があるのかもしれない。それはよく自分が家を建てたときの営業さんが凄く細かくて、慎重で、いつも困ってることはないですか?とか聞いてきてくれたとか、家を建てている間中その営業さんに苦情をいったことは、解体の時の出来事で一回だけだった。とか、自分の家の設計を決めるとき黒川紀章さんのお弟子さんを招いて研修をするときのたたき台にしてもいいですか?といわれてそうして貰った等と、自分の家がいかに様々な配慮に恵まれて建てられているかいということをよく話してくるからだ。お陰で間取りは、息子さん達が実家には住まないという想定外の事が起こらなかったら、満点の間取りらしい。しかも、息子さん達も実家が気にいって、またハイムで建てたのだそうだ。

 ただ、彼女が言うにはインテリアの人だけが?な方でエアコンの吹き出し口の向きが悪い向きなのだそうだ。私と違って彼女が家を建てていたときは現役で、息子さん達も一緒に暮らしていたので、インテリアの対応は息子さんが一挙に引き受けていたということだった。家を建てているときに営業さんは、施主である自分よりも色々な事をあれこれ心配して聞いてきてくれるので、現役で忙しい彼女からすれば、そんなことどうでもいいよ。ということだったそうだ。

 ところが、私の場合目下の最大の関心事でもあり、時間をとって取り組んでいる事が「自分の納得のいく家を建てる」なので、そうはいかない。昨日もアンケートを返したが、報告の頻度は?と聞かれても、報告と言うより、こちらから色々質問して答えを貰っている状態です。と答えるくらい家づくりには関わっている。しかも、出来たら家づくりをTさんのように、親身に関わって貰えたといういい思い出とともに作りたいと思っているわけなので、ハイムの方々にとっては沢山作っている家の一軒にすぎないだろうが、めんどうくさい施主だろうとは思う。S氏からすればあまりかかわりたくない施主であるのではないかと思う。実際、一度施主に嫌な思いをさせてしまった自分だから自分からは関わらないようにした方が、施主のためかと思って自分からは関わらないようにしようとしていたと、正直に答えてくれた。彼の正直さについてだけは、私は彼を大変信頼するようになった。今では、S氏は本当に嘘をつけない人だと思っている。そして、再度彼は私から距離を置こうとしているのではないかと心配だ。まあ、気持ちはわからなくはない。

 Sさんは私の母より一回り年下だけど、私の母と仲がよくもう一軒西側のS山さんと一緒に新婦母友人ということで、私の結婚式にも参列してくれた。世話焼きで、親切な方だ。毎年栗ご飯を炊いたときはわけてくれる。持参金をもって嫁いで来たお嬢さんがそのまま専業主婦で苦労せずに生きてきたような感じだが、1歳の長男をお風呂場で亡くすとか、早めにご主人が突然死するとか、苦労もしている。今は次女の方と一緒に住んでいるが、長女夫婦なんかは近々近くに家を建てて住むらしい。今回、家を建てるのにも好意的で、据え付けの日にトラックが入ってきたりするのに場所を快く貸してくれた。実家を片付けている時には、戻ってきて使えそうなIHに対応できるお鍋を二個と、結局まだメルカリにもだしていないウェディングドレスとそれ用のパニエも預かってくれている。Sさんの家のSさん一家が気にいっている柵を壊さないですんで本当に良かったと思う。

 Yさん宅はデイケアに通っているおばあさんとは時々話したことがあるが、息子夫婦とは没交渉だ。Yさんのおばあさんは、もう家とデイケアの往復だけで、外で見ることもない。息子さんがかどうかは分からないが、私の家の方の敷地に故意か、気づかずにか発泡酒の缶を二回ほど投げ入れられていたことがあったので、あまりいい感じはもっていない。