緑の切妻屋根の家が建つ

60代も後半になり、ひょんな事から一人住まいの実家を建て替えることになりました。

1万円の鍵を探せ

2024-06-18 22:09:43 | ヘミシンク

 天気予報通り、朝降っていた雨は次第に大粒になっていった。風が吹いてないので助かる。S氏の車が入ってくるのが見えたので、外に出た。まだS氏が車の中だったから、S氏が外に出ないうちに車に乗り込むことが出来た。

 家の中に入って真っ先に、パントリー可動棚を組み立てるラダーや棚板をしまっておける場所があるかどうかを確認した。ラダーは食器棚の横に立てて置けそうだったし、棚板も2回の収納の下にもおけそうだったし、洗濯機の後ろ辺りもいいかもしれないとS氏は言った。

 2回の北側の部屋は入ったら温かい体感があったので、S氏に聞くとS氏も暖かさを感じたそうだ。部屋がせまいからなのだろうか?

 2階の南側の部屋は午前中だったので、あまり明るくなくて電気を付けてみた。ダウンライトはLEDのせいかなんとなく目にまぶしい感じがした。そして、やはり間接照明は目に優しくていいと思った。家とかお金を掛けようと思えばいくらでもお金は掛けられる。

 C邸の妃殿下の部屋の照明や天井の作りのことを思い出した。宮内庁が入札で選んだんだろうけど、どこの会社が施工したのかとか知りたいよね。やはり妃殿下に提案があって妃殿下が選んだのだろうか?等と話をした。

ちょうど、内装を始めてから見に行ったら、今までは関心がなかった壁紙がどんな物なのか、関心をもって見るようになった話をした。妃殿下の部屋の壁紙は布のような質感だった。

 2階の南側の部屋は広いので、この位の部屋の広さだったら、数組サロンタンゴが踊れる広さだよという話をした。ブログは読んでくれてるようだけどあまり関心がなかったのか、覚えてない感じだったので、書いたのとほぼ同じ内容と、タンゴをならっていたきっかけを話した。S氏は施主にあまり関心はもってないのか?と思われるところが以前からあったが、今回もやはりそういう人?と思った。あまり関心がないから、人に対して共感的理解とかできないのかもしれない。でも、たまに多少共感してくれる面もあるのかな?と思うこともある。例えば天然石のアクセサリーの良さを感じてくれたり、C宮記念公園の良さを分かってくれたりとか。

 そこで、引き渡しは予定通り7月20日にはできそうだから、いつ引っ越したらいいだろうか?という話をした。20日は友引で23日は大安だからそのどちらかがいいだろうという候補の日となった。引き渡して貰って少し間があれば、多少自分でも荷物を事前に運んでおける余裕もある。外に出てしばらく「せっかく屋根に雪止めを付けたから雪が積もってくれるといいね。」なんて話をしながら。雨の中しばらく家を眺めた。

 車の中にS氏がタオルを用意しておいてくれたので、ちょっと濡れたけど拭くことができた。S氏は人がして貰えれば喜ばれるような親切な気遣いは色々出来るのに、人の気持ちに寄り添えないというか、理解できないというか、敏感でないところが本当に損しているというか残念なところだ。彼は基本すごく人の役に立って喜ばれたいという気持ちがあり、それを実践することにやぶさかではない人であるだけに、そうやって積み重ねてきた行動も、人の心というか気持ちを理解できていないということで、築いてきた信頼を崩したり、不信を買ってしまうのは凄くもったいないと思う。

 家に戻って、仮住まい解約のために電話をしてみたら、解約はネット上でというので、ネットを調べた。質問のフォームがあったので、「解約をするの場合、鍵が二本しかないのだが?」と質問をしたら、その場合お金を払わなければならないらしい。また、夕方電話も掛けてきてくれたので、その時にいくらかかるのか質問をした。数百円くらいか?と思ったらなんと一万円だという話だ。

 鍵は貰った日に一本は照明器具を付けて貰うためにS氏に預けるので、用意して持ってきていたハワイで買ったキーホルダーを付けて渡して、後でかえしてもらった。自分用は車の鍵を付けているキーホルダーにつけた。その時二本ともそのキーホルダーに付けておけば良かった物を、そうしなかったために、一本が行方不明なのだ。引っ越しのために箱の蓋の裏側にガムテープで二本くらい鍵を貼り付けておいた覚えがあったので、それを見たら、古い家の鍵と箪笥の引き出しの鍵でがっかりした。後、可能性があるとしたら、やはり未だ見つからない車のスペアーキーをつけているキーホルダーにもう一本の鍵を付けている可能性がある。スペアーキーが見つかればそれに仮住まいの3本目の鍵がついている可能性があると思う。とにかく鍵一本で一万円は高いので、そろそろ引っ越しのためにもう少し捨てられる物はすてながら、鍵探しをしなければいけない。見つかるといいけど。