小泉八雲邸近くから見た堀川の流れ
二日目、是非しようと思っていたことに松江城の周りにあるお堀を船で廻る「堀川巡り」があった。スーツ氏の動画でも紹介されていたと思う。
券を購入する時にうっかり、最初にレイクバスの切符の提示を忘れて、1割引をしてもらわなかったことに後から気づき、1日何度も乗れる券だからもう2回目も乗ろうと考えついた。2回のって、正解だった。なぜなら、2回目の女性のガイドさんの方が色々な堀川周辺の建物のことなどを詳しく解説してくれたからだった。それに1回目は動画を撮ることに夢中でのんびり楽しめなかったということもある。白鷺が岸辺にまるで彫像か?と思うように立っていた。しばらくするとアオサギもいた。2回目の乗船で、それらの鷺がまた同じ所に居た。ガイドさんによると、船の水流で両脇に追いやられる魚を狙っているのだそうだ。魚が捕りやすい位置にいつも立っているのだろうと思った。
素晴らしい船旅だった。お堀は今年は水質が良くないと言われながらも、結構中の水草くらいは見えるほどで、水流があるので所謂お堀の水に比べるとずっときれいだった。堀幅が数十メートルのかなり広い部分もあり、お城側だけではなく道路側も結構木がれてい植えられているところがあって、水面に木々の枝先が接するほどに張り出し部分も部分もあり、あたかも緑のトンネルの中をくぐっていくような所もあったし、意図的にあじさいが沢山植えられていることもあり、緑を背景に水色や紫、ピンクなどのあじさいが今を盛りに沢山咲き誇り、とても美しい風景だった。これを動画にできたら、本当に見る人にも多少でも船巡りの美しい風景に心洗われる気分を味わってもらえるだろうな。と思って動画をとったのに、松江城のところで一回フリーズしたgoプロは結局機能していなかったようで、ビデオ撮影しているような表示になりながら、家に帰ってPCに取り込もうとしたら、フリーズした後の動画は一つもなかった。YouTubeにも、この時期の堀川巡りの動画は上がっていなく、見てもらえずとても残念だ。
女性ガイドさんのガイドで興味深かった話が二つある。
一つは唐人屋敷という建物がかつて堀のそばにあって、それは島根は日本海側だから期せずして漂流してたどり着く外国人がいて、そういう人々を一時保護して長崎に送るための施設だったのだそうだ。日本人は昔から外国人に親切だったのだと思った。
また、堀川は宍道湖からの水流があるので、時々水中をひらひらとエイが泳いでいることもあるそうだ。