緑の切妻屋根の家が建つ

60代も後半になり、ひょんな事から一人住まいの実家を建て替えることになりました。

気分転換に日帰り湯

2021-08-29 09:32:32 | 日記

8月中旬終わりから先週の木曜日まで続いた。父親の排便困難、便失禁トラブルの疲れを癒やそうと日帰り温泉に行こうと思ったが、あいにくのコロナ緊急事態宣言の煽りをくらって、普段行くヘルシーパークもお胎内温泉もやっていない。そこでヘルシーパークへ行く途中にある大野路というキャンプ場の遊湯の里というお風呂に行くことにした。

 場所がよくわからずキャンプ場の入り口辺りまでいってしまい、そこで飲み物を売っているキッチンカーの人に聞いて、また道路沿いまで戻って駐車したが、そこでも建物がいろいろあるのでどこか少し迷ったが、道を聞いたときに教えてくれた目印となる丸いライトがある建物の方だと思いそちらに向かった。

 お世辞にもきれいとは言えない古びた建物で、何回か電話で問い合わせをしたときに出てくれた70代くらいの女の人がお湯の方に案内してくれた。洗い場の椅子が低くて座りにくかった。設備も普段行っている公営日帰り温泉に比べれば貧弱だった。しかし岩風呂の奥に大きな室があるシイの木をおいて、そこに平たい石が座面になっているブランコがお湯の中にあった。何でも静岡県の西の方から運んできた物だそうだ。

室内風呂と露天の間には壁がないから、洗い場に座ってるととても涼しかった。洗い場の椅子が小さくて、立ったり座ったりがしにくかった。シャワーも湯圧が今一。でもどうにか身体を洗い終わってお湯に入ると、湯船の中には露天の周りに植えてある植物の葉っぱや小枝がたくさん入っていてあまりきれいとは言えない。

露天の浴槽の右に板で覆われた物の中には、大きな醤油なんかを作るための樽みたいなのがあって、階段があってその中のお湯にも入れるようになっている。そのなかで書かれているように縁につかまってお湯の中で身体を反らせたりとか運動になることをした。

更にその奥には映画戦国自衛隊でロケに使ったという櫓の上にも浴槽が置いてあり、景色を一望出来るようになっているが、今回はコロナのため使っていないという表示があった。

私が入っていると壁越しに男の子達の声が聞こえた。しばらくすると1~2歳くらいの子どもを連れた母親風の人が入ってきたが、洗って浸かってすぐでていったので、だいたいは一人で入ることが出来た。

 しかし露天風呂の方の洗い場で再度頭を洗っていたら、お湯がでなくなった。湯船に岩を伝わって入っていたお湯もとまってしまっていた。仕方なく電話でお湯が止まったことをしらせた。かなり時間がたってお湯が出始めた。受付の女性が入ってきて、ブレーカーが落ちていたのが原因だったと教えてくれて、湯の中の葉などのゴミをさらっていった。

 この設備で800円は高いなあと思ったが、受付の女性の話によると時間制限もないようだし、ゆっくり入っていってくださいと入るときと、お湯が止まった時来た時にも言ってくれた。

 お湯から上がったら結構広い休憩場所があった。薪ストーブや大きなぬいぐるみもおいてある。

受付の女性は200円の割引券を何枚かくれた。色々世間話した。コロナになってからファミリーキャンプ場は大賑わいなのだそうだ。そして、その方はなんと私の従兄弟が住む私の亡くなった母親の実家の近所に住んでいる人だった。そして、新しく市内に出来た日帰り温泉施設の情報もくれた。グーグルマップの検索にも引っかからなかったのは、ホテル内のスパで日帰り湯もやってますよというところだったようだ。平日は料金も600円で時間制限無しで安そうだし、家からもずっと近いので行ってみたい。ただ、お湯は地下から出てきたバナジウム水を沸かしたもののようだ。