光の中で思いさまざま・・・

　世界一のクリスマスツリーが私の大好きな場所、メリケンパークに設置されたということで
夫とともに観に行きました。

　夕方近く家を出て、まずは中突堤へ～
　
　そして歩いて数分、大好きなメリケン波止場に来るころには、空も暮れなずみ・・・
　
　この日最後の観光船が出航したばかりでした。

　目をメリケンパークに転じると・・・
　
　この木は、富山県氷見市の山奥にあった樹齢150年の（あすなろの木）です。
周りの木々が山火事で焼失したのに唯一焼け残ったという縁起の良い木だそうです。
全長３０メートルの生木を切るのではなく、根っこから掘り起し、
陸路と海路でで神戸まで運んだという大プロジェクト。

プロジェクトに関しては、いろんな意見があり物議をかもしたようですが、
ある意味、材木として使われることなく山奥でいつしか朽ちて行くのであるなら、
沢山の人たちにお披露目して・・・
　一部は神戸市内の生田神社の鳥居に使われると決まっているようです。

　あすなろの木と言えば、子どもの頃読んだ本中に、
明日こそはヒノキになりたいと願った木のお話。。。
　（あすなろ、明日なろ～　ヒノキになろう～）というフレーズが数十年ぶりに心によみがえりました。
　
　最後にリンクしますね。

　そこから少し移動して・・・
　　

　

　ルミナリエです。
阪神・淡路大震災の鎮魂の意味で点灯され始めて今年で22回目です。
　年が明ければ、震災から23年目の冬を迎えることになります。

　住んでいたマンションは壊れなかったものの、家の中は倒れた家具で手のつけられない状態に。
真っ暗な中、何が起こったのかわからないけど今まで体験したことのないとんでもないことが起こっているとは思いました。
　車の中でカーラジオを入れて初めて事の次第に驚きうろたえました。

　三宮の大きなビルが倒れた？
高速道路が落ちた？
　次々に報じられる信じられない事柄。。。

　ルミナリエの光の中で、あの日のことが昨日のように浮かんでは消え・・・

　あれからも沢山の災害が日本列島を駆け巡りました。

　いつの頃からか、今日と言う日が平安だったことに感謝するのみです。
明日は、誰にもわかりませんものね。

　今日の絵手紙です。
　

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