季節の移ろいin絵手紙 Ⅱ

 絵手紙&水切り絵&パステルアートに日々の出来事を添えて・・・

かまいたち

2020-08-22 12:46:55 | 日記
  子供のころ、大人たちが「〇〇さん (かまいたち)にやられたそうや」という話を時々聞いたものでした。
 幼い私にとって(かまいたち)は恐ろしい動物で山の中でガブリと突然かまれるのだと思っていました。
傷口はぱっくりと割れるものの、不思議と出血もなく・・・
 高学年になってくると「(かまいたち)とは、真空状態になることがあり、
その空間に入ると、太ももや、ふくらはぎがパックリ裂けるそうやで」とまことしやかに言う友もいました。

 さらに不思議なことに、大人になってから? 神戸に住むようになってから? (かまいたち)の名前さえ全く聞くことがなくなり忘れてしまっていました。

 コロナ禍の中で、いつのころからか情報番組は避けて、
夫が録画している漫才やコントを見ることが多くなってきていました。
 (和牛)(みるくボーイ)(ぺこぱ)(中川家)等々
好きな芸人さんたちも数々。。。
なかでも(かまいたち)のコントが好きで見ながら、
この芸人さんたちは、息子世代より10歳くらいは若いと思うのに、(かまいたち)の存在を知ってコンビ名をつけられたのだろうか~~

 コントを見ながら、子供時代ふしぎと思っていたことが急に甦り、
(かまいたち)は全国的なもので、世代をも超えているんだろうか~
とまた???です( ´艸`)

 皆さんはご存じですか?

 暑さ厳しい毎日ですが、日々届く絵手紙は大きな楽しみです。

 右上の小さなお地蔵さまは↓の(わらい地蔵)です。

 
 この お地蔵さまは9年前、
今は病気療養中のブログ友さんのお誘いで、大阪のあーりんさんと、群馬まで出かけました。
絵手紙列車に乗ったり、新洋亭の女将さんのところにも行き、あちこち案内してもらいました。
その中で、民芸店で購入した(わらい地蔵)さまです。

 早くマスクをはずして、話したい!笑いたい!
何の心配もなく、行きたいところに行き、出会いたい人に出会いたいですよね。







ふしぎ時間

2020-08-10 09:21:47 | 思い出
  🎵 夏が過ぎ 風あざみ
    誰のあこがれにさまよう~~

 ラジオから、井上陽水さんの(少年時代)が流れています。
私は、ベッドに寝ころびハミングで合わせます。

 突然 5歳くらいの女の子が・・・
調子はずれのスキップをしながら、小川のそばの草原をはねています。
白と水色のストラップのサッカー生地のワンピース。。。
あっ、私だ! 母が作ってくれたお気に入りのワンピースを着ています。

 ページをめくるかのように、次は三つ編みのおさげ姿の私が立っています。
グレーがかったブルーのウールの長袖のワンピース、
丸襟で左胸元には、赤と黄色のサクランボの刺繍がされています。
小学校入学の時に、これも母が作ってくれたワンピースです。

 足元には茶色の革靴を履いています。
入学を前に父が、私を連れて靴屋さんに行きました。
戦後のモノのない時代、しかも田舎の靴屋さん、確か(履物屋さん)と言っていたような・・・下駄が主流で、子供の靴などほとんどなく、
当時(たんぐつ)と言われていた黒いゴムで作らられたのが少し並んでいるのみでした。
 がっかりした父は、戦前から大事に使っていた自分の茶色の皮の鞄をほどき、
私の靴に作り替えてくれたのです。
 父は器用で、大工仕事だけでなく、私の小物も父手作りが多かったのです。

 3歳の時、私の等身大の布製の大きな抱き人形も作ってくれました。

 その人形も姿を現します。
「あっ、ミミちゃん!」人形の名を口にしたとき、目が覚めました。

 あぁ~ 夢だったのかな~
それとも、夢とうつつのはざまで思い出のかけらを寄せ集めていたのか???
 とにかく、数十年全く忘れていた細かい記憶のかけらが、
色あせることなく甦ってきたのです。

 コロナ、コロナで日々息の詰まるような日々を送っている中、
ほんの数分間、(ふしぎでしあわせな時)を過ごすことができました。

 皆さんからいただいた(夏便り)です。お楽しみくださいね。
   

 私は久しぶりに(ほたる子さんのお地蔵様)です。
出会って10年くらいでしょうか~???
 何十枚も描かせていただきましたが、描けば描くほど難しく・・・
   

          
         
 描いていると、昔々のわらべ歌が思い出されました。

  🎵 村のはずれのおじぞうさんは
    いつもニコニコ見てござる
    仲良しこよしのジャンケンポン ソレ
    石けり 縄跳び かくれんぼ
    元気に遊べと見てござる
    ソレ みてござるぅ~~~
  
    



 


普通だと、あたりまえだ、と思っていた日々が恋しい~

2020-08-01 08:41:37 | 日記
  レジ袋が有料化され、すっかり生活の中に溶け込んでいるかのように感じられます。
とはいえ、神戸で結婚し40数年。。。
当時から、灘神戸生協(今ではコープこうべですが)は、個配、グループ配達等もあり、
店舗では、(資源を大切にしよう)と(マイバッグを持とう)と言われ、
殆どの人が布製のバッグを持っ買い物をしていましたから、今に始まったことではないのです。

 でもねぇ~他のスーパーもレジ袋が有料化になり困ったことが・・・

 皆さんは、生ごみをポリのゴミ箱に入れるときどうなさっていますか?
結局は、水を通さないポリ袋が必要になり、数十枚入りのポリ袋を購入しそれを使っています。
 生ごみを捨てるために有料のレジ袋を買っている友もいます。
これらって、本末転倒 分かっているのですが・・・
それに、全員がポリ袋を全く使わなくなったとしても、全体の2パーセントし削減にならないそうです。
こういうことを決めるときにも、主婦目線が少しでも入っていれば、もう少し違った方向に行ったかも? 関西風にいうと(知らんけど~)です^^

 梅雨時期にいただいた絵手紙です。
  

          

 今日の絵手紙です(パステルで彩色しています)
 

 今までの普通だと思っていた日々、
当たり前だと感じていた日々。。。   戻ってきてほしいい~~