季節の移ろいin絵手紙 Ⅱ

 絵手紙&水切り絵&パステルアートに日々の出来事を添えて・・・

梅雨の晴れ間に・・・

2018-06-27 05:09:36 | お出かけ、旅行
 梅雨の晴れ間の一昨日、以前から行こうと思いつつ行けなかった福崎のお寺(姫路の北)
應聖寺(おうしょうじ)に、朝8時前に家を出て向かいました。

 10年近く前、偶然に立ち寄ったのがこのお寺でした。
本堂の裏から書院に向かう道が燃えるような紅葉で、折しもお茶会が催されていて、
はらはらと舞い散る紅葉を見ながらいただいたお抹茶の美味しかったこと!
 (季節をたがえて、また来よう)と思いつつ幾年月(笑)

 山門前にある大きなお釈迦様の涅槃像です。
 
 先代のご住職が手彫りでコツコツと制作されたものです。
胴体は、今でも少しお花が残っていますが、
サツキの花の頃は、全身がお花にくるまれるのだそうです。
それを(花衣)と言うのだとか。。。言葉の美しさにも惹かれます。

 今の時期は、沙羅の花(夏つばき)の木が境内にたくさんあり、見ごろを迎えています。
ただ、木が大きくてスマホではなかなか上手く撮れません。
 

 
 沙羅の花をめでつつ、お堂裏の書院に向かう道を歩きます。
以前、紅葉に染まっていた処です。
今では、濃淡の緑の中、夏ウグイスのさやかな声が流れ、
まったりとした時の流れを楽しみました。

 さて続いて行ったのは、
姫路の夢前(ゆめさき)にあるヤマサ蒲鉾の工場&直売所です。

 ここは工場裏の広いスペースに、
春は、芝桜が咲き乱れ(なおちゃんがアップされていましたね)
今の時期は、紫陽花です。

 工場の裏山のなだらかな道を登って行きます。
 

 下に見えるオレンジ色の屋根がヤマサ蒲鉾工場です。
 
  

 
 たまたまブルー系の紫陽花を多く撮っていますが、様々な色が咲き乱れていて・・・
宇治の三室戸寺の紫陽花に勝るとも劣らない???
 何よりも嬉しかったのは、殆ど人に出逢わなかったこと^^
紫陽花の美しい処は、この時期人でごった返しますものね。

 まだまだ、上に、奥に紫陽花は続いて咲いていましたが、
私は、登るときに見た立て看板(蛇と蜂に注意!)大いに腰が引けていて途中で引返しました(゜_゜>)

 最後のお楽しみは・・・
 

 揚げたてのさつま揚げが買えるのです。
美味しくて、息子たちの処にも買って帰りました。
(すごく美味しかったから、また行って買ってきて~~)のリクエストが(笑)

    今日の絵手紙です
 
 ↑ ピグマペン
      ↓ 豆殻ぺん です。
 

 
 

好みって人それぞれ

2018-06-23 06:48:24 | 日記
 香草パクチーの話が出ると、
「だぁ~~い好き!」と」言う人か、
「二度と嫌!」と二手に分かれますね。
 私は、ハーブ類、香草類は好きなのですが、パクチーだけは何故か避けてきました。

 ところが先日近所の友人が、
「知人がパクチーの栽培をしてて出荷もしてるの。食べてみる?」と渡されました。
「いらなぁ~い」と笑いながら突っ返すと、
「まぁ、そういわずに・・・話のネタになるから~」と半ば強制的に押し付けられました。

 恐る恐る、その場で2ミリくらいちぎって口に入れました。
「ウェ~~~ カメムシの味がする!」と顔をしかめて言うと、
「あぁ、やっぱりね。主人にも食べさせたけど、カメムシ食べているようや!と二度と口にしないわ」と・・・
 勿論 カメムシなど食べたことなどなく、一瞬だけど確かにカメムシの臭いと味がしたのは、本当だったのかと自分を疑いましたが、
再び 確かめようという気にはなりませんでした。

 長男は40歳を過ぎた今でも、一切西瓜を口にしようとはしないのです。
子どもの頃、誰もが言うように「カブトムシを飼いたい」と言いました。
「自分で世話をするならね~」と念を押し飼い始めると、案の定世話は怠りがち・・・
「そやから 言うたのに・・・」といつも私と押し問答の羽目になりました。

 今のようにカブトムシのゼリー状のエサなんて、気の利いたもののない時代です。
必ずと言っていいほど、西瓜の皮をエサ代わりに入れていました。
 ご存知のように、西瓜の皮は時間が経つと何とも嫌な臭いがしてくるものです。
その印象が強すぎたのか、長男は
「西瓜はカブトムシの臭いと味がする」とその頃から一切口にしないのです^^

 全く余談ですが、
西瓜、ビール、コーヒー等々 夏の水分補給として摂ってるものが、実は利尿作用が強く
体から水分が奪われているのだと言われることが知られてきましたが、
先日、新聞を読んでいると、
(ビールと西瓜を一緒に口にすると急性アルコール中毒になりやすい)とありました。

 夕食の時にビールを飲み、食後西瓜を食べるのは、何気なくしている事だと思い、
このことを、息子たちにラインしました。
 二男は(また、母親がうるさいことを言ってきた)と言わんばかりに、
返ってきた返事は(ペコリ)というラインのスタンプのみ^^
 長男は(頼まれても西瓜は絶対に食べません)でした。
あぁ、そうだったと思わず苦笑いしました。


    今日の絵手紙です
 
 久しぶりに描いた(ほたる子さんのお地蔵様)ですが、描いて気づきました。
構図も表情もいつも同じです(゜_゜>)
 

 時として、我が家の野菜BOXは栽培BOXになります(゜_゜>)

アクシデントの朝

2018-06-18 10:45:43 | 日記
 今朝、大東市で開催されている(のこたん展)になおちゃんと待ち合わせて行くべく、
玄関に出ようとしたところで、スマホから(緊急地震情報)が流れてきました。
 どうしよう!どうしよう~と言ってる間に、ゆっさ!ゆっさ!の大きな揺れが・・・

 数秒で納まりましたが、20数年前の阪神淡路の震災の朝がよみがえってきました。

 勿論、電車は止まっていましたので外出は中止に・・・
乗ってなくて良かった!とつくづく思いました。

 大阪方面の皆様、被害はありませんでしたでしょうか。
お見舞い申し上げます。

 お見舞いの℡、メール、ライン、コメントありがとうございました


 話は少しさかのぼりますが、
5月に行った(古希旅行)の写真をどう整理しようかと頭を悩ませていました。
(ブログに綴ったからいいか~)とも思っていたのですが、人物の写真が全くありません。

 そこで思いだしたのが、
昨秋 絵手紙の個展をした後、なおちゃんが作った素敵なフォトブック。
「私でも作れる?」と聞くと、
「フォトブックのサイトを開いて、その通りにすると、面倒だけど割合簡単よ」と言うことで。。。。。。。。 
       できました\(^o^)/
 お手本↓
 
 そして四苦八苦した記念すべき(笑)私のフォトブックです
 

 15センチ×15センチ 36ページ 文章も入れられすっきりとしたものが、
1冊400円足らずでできるのですもの~
 孫たちと10人で毎年行っていた家族旅行も作りたかった!
と返す返すも残念です。
 プレゼントした息子たちからも、珍しく褒められました(笑)


 今日のパステルアートです。
  またまた、雫が描きたいためにカエルの絵に。。。
 

(Vision)

2018-06-14 07:30:37 | お出かけ、旅行
待望の川瀬直美監督の最新作(Vision)が封切られました。
早速 友を誘って観てきました。

 河瀬さんの映画のほとんどが奈良の自然が舞台です。

 今回も、奈良 吉野の山深い森の中でドラマが繰り広げられます。
主演は永瀬正敏さん(とっても渋いです)
また、永瀬さんに加えて、今回はフランス人のジュリエット・ビノシュさんがW主演を演じておられます。

 あまりの美しい映像に映画を観ているというより、
吉野の森に迷い込んだかのようにさえ感じられました。
 せせらぎの音、小鳥のさえずり、木々のざわめき等々、臨場感に満ち満ちています。

 寡黙な木守り役の永瀬さんに、絡んでいくのがフランスから来たエッセイストジュリットさん。
 めくるめくストーリーの展開に、大きな役割を果たしているのが、
天候から、人の出逢い、運命までを予言する盲目の謎の老女を演じている夏木マリさん。
不思議な魅力にあふれていました。
 また、森の木々の中で、躍動感あふれるダンス?は圧巻でした。

 美青年(岩田剛糊さん)の登場も、この物語をますますファンタジックに仕立てています。

 忘れてならないのが、木守り 智と常に一緒に行動する白い雑種犬コウ。。。
自然でありながら、人の心をつかむ素晴らしい演技(?)でした。
 
 フランス人エッセイストの語る言葉、一言一言がすべて詩の世界。。。
幾度か(R18)?と思う場面もありましたが^^
それらも含めてすべてが美しく、
吉野の森、言葉、自然の醸し出す音等々
大人のファンタジーを観た感じでした。

 機会がありましたら、是非お勧めします。

       (Vision) ← クリックしてね

     今日の絵手紙です。
 
 

 

 高知県の野菜が大好きで、新生姜、茗荷は必ず高知県産を、
ラッキョは鳥取の砂丘ラッキョが出るのを待ってラッキョ漬けを作ります。

空を見上げよう~

2018-06-11 07:01:55 | 日記
 先週の土曜日、ポートアイランドにある医療大学で、
NHK (おはよう日本)のお天気キャスター檜山さんの(気象と健康)のセミナーが催されました。

 普段は学生さんたちが講義を受ける部屋には、大型スクリーン2台が備え付けられていて、
キャパは百数十人くらいでしょうか、
50歳代から80歳代までかと見受ける人たちで超満員です。
 
 裏にもテーマが書いてありちょっと見にくいですが・・・
知ってるつもりで知らなかったこと、
あやふやだったこと等々、わかりやすく1時間半はあっという間でした。

 終わりに「皆さんは、空をゆっくり眺めたことはありますか?
空はいろんなことを語ってくれますよ」と言われました。

 講座が終わって外に出たとき、
キャスターの言われた言葉がよみがえってきて空を見上げると・・・
 

 梅雨のさなかとは思えないほどの青空です。
言われてみればゆっくり空を見上げたことなどなかったなぁ~と痛感しました。
 
 キャンパスに続いてすぐに海です。
 

 話は変わりますが、
キンケイギク(金鶏菊)近くに咲いていますか?
 あちこちに群生していると、美しく、可愛く(夏の使者)のようで、この時期の楽しみの一つでもあったのです。
 しかし、今年はあまり見かけないな?と思っていた矢先、
 ↓ こんな新聞記事が・・・

 外来種であることは知ってはいましたが、大がかりに駆除されているとは知りませんでした。
 調べてみると、全国的に行われているようです。
 いつもたくさん咲いていた空地へ行ってみますと、3本だけ残っていましたので、
それをそっと折って帰りました。
 
 生態系を崩すからという理由でしょうが、ちょっと残念な出来事でした。