sportscar graphic

スポーツカーグラフィック  イラストレーター 溝呂木陽  60-70年代のスポーツカーを愛するすべての人に。

1/32 GHOST MODELS FERRARI 250GT SWB LE MANS 1961 製作開始

2013-01-26 12:38:06 | スロットカー
続けて製作するのは、2010年のルマンクラシックで購入したプロト/ゴーストモデルのフェラーリ250GT SWB。
ゴーストはプロトのブランドのようで、今では塗装済みキット/プロト、無塗装/ゴーストという棲み分けが出来上がっているみたいです。
シャーシが無くてしばらく持っていましたが、先日クゲヌマさんで安くスケーレクスのGTOを手に入れたのでコンバージョンしてみましょう。
61年のシルバー/青のSWBは、有名なギシェとノブレのマシン、総合3位、クラス優勝しています。

Dsc03837
かなり微妙な出来のスケレのGTO。団子っ鼻で腰のラインも変ですね。
3000円でバーゲン品を購入しました。強力なマグネットで良く走り、フロント/リヤのライトも点灯します。

Dsc03848
しばらく子供と遊んだあと分解しました。内装もそのまま使いましょう。

Dsc03852
もちろんすぐには付きません。
まずはプロトのエッチングホイール、シリコンタイヤを合わせるべく、リヤのトレッド調整。少しシャーシ側を削りました。

Dsc03853
ボディの裏のごつい突起も、

Dsc03854
ニッパーやナイフ、彫刻刀を総動員して削り飛ばしました。

Dsc03864
シャーシ/内装の当たるところをあちこち削ってやっと車高が決まりました。
この過程でフロントのライトが断線したらしく、片方のLEDが付かなくなってしまいました。
ここからすったもんだして、メッキされた透明ランナーで分光器を作り、ぼやっと両方のライトが点灯するように調整しました。なんとか。

Dsc03867
プライマーを塗ったあと、サフを吹いてから8番のシルバーを吹きました。

Dsc03868
プロトのデカールも糊が足りない印象だったので、クレオスのマークソフターを使ってなんとか押さえつけました。

Dsc03871
窓枠やライトはメッキシルバー筆塗り。サイドのウィンカーはデカールの上からHアイズのパーツを貼っています。
クリヤーコートはなんとかうまくいきました。

Dsc03872
さすがプロト。なかなかかっこいい。

Dsc03873
抜きも素晴らしくほとんどペーパー/パテを使っていません。
いいキットだな。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2月2日は「オートモデラーの集いin横浜2013」

2013-01-25 07:10:52 | イベント
もうすぐ、2月2日土曜日は、去年大盛況だった「オートモデラーの集いin横浜2013」が開催されます。
他のホビーショーやホビーフォーラムがクラブ主体で見に行く側と見せる側が完全に分かれているのに対し、各地で行われるようになった「オートモデラーの集い」はみんなが作品を持ち寄れる、という気楽さ、モデラー同士の交流にポイントが置かれた楽しい展示会です。
もちろん見学のみの参加もOKですよ。北澤さんのLITTLEWHEEL Modeler's Diary他から転載させていただきます。

2013年02月02日(土)
開催時間 10:00 - 15:00 
場所 日産自動車横浜工場ゲストホール
住所 神奈川県 横浜市 神奈川区 宝町2
日産自動車横浜工場ゲストホール 
駅名 JR「新子安」駅、京浜急行「京急新子安」駅
-
参加方法
・参加費無料、事前申込不要
・入退出自由 開催時間中に気楽にいらしてください。途中退出も可能です。
・展示参加者の人数をおおよそ把握したいと思いますので、作品展示をご希望の方は、なるべくLITTLEWHEEL Modeler's Diaryの2012.11.17のコメント欄にご表明お願いいたします。
http://blog.goo.ne.jp/kitazawa1961/e/620a7eb5b3b7e5c7b57a876b067779ec

作品 
・スケール、工法、メーカーなど問いません。ご自分で制作された自動車およびオートバイ、馬車など車両の模型に限ります。

会場アクセス
・駐車場有り。ただし数に限りがありますので、出来るだけ公共交通機関のご利用をお願いいたします。
・公共交通機関をご利用の場合 JR京浜東北線・新子安駅、または京浜急行線・新子安駅より 横浜市営バス・宝町バス停下車 徒歩だと約20分
・お車の場合 首都高速1号線・子安ICから海側に向かって約2㎞

ご注意
・近所に食事の出来る店やコンビニはありません。昼食は各自ご準備ください。
・展示会場ならびにエンジンミュージアム館内の写真撮影は自由です。
・ゲストホール外の工場の撮影は不可。

主催事務局 日産テクノモデラーズクラブ
協賛 日産工機モデラーズクラブ
協力 S.E.M.湘南モデルカー愛好会
後援 日産エンジンミュージアム


http://www.omohan.com/events/view/2353

会場が駅からはなれているので、バスを使うか、相乗りで駅から拾ってもらったりして行くのもいいかも。
駐車場、展示スペース(去年より広い会場だそうです)も限られると思いますので、早めの到着をお勧めします。

Img_4922




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1/24 AJU AUSTIN HEALEY SPRITE Mk-2 完成!

2013-01-24 08:46:05 | スロットカー
まずはヒーレー、デカールワークから。
このキットにはデカールは付属しないので、手持ちのジャンクデカールをレイアウトしていきます。
まずはイメージを決めましょう。
僕のイメージは大好きなフィリピネッティカラーをイメージして、ちょっと新し目のスポンサーもくわえたヒストリックレーサーにしてみました。

Dsc03808
ジャンクの手持ちデカール、なるべくたくさん持っておくといいですね。イメージに合う物を貼りながら選択していきました。

Dsc03809
後ろ姿はシンプルに。

Dsc03812
メッキシルバーでクリヤーコート前に下地的に塗っておき、さらにクリヤーコートしてからもう一度メッキシルバーを筆塗りしました。

Dsc03813
クレオスのメッキシルバーNEXTの色味は大好きです。手で持っても下地が出ないように、2度塗りしておきました。

Dsc03815_2
ホイールも洗剤で洗ってプライマーとサフ、白サフを重ね、クレオスの白で白くしておきました。
ボルトはペイントマーカーでシルバーに。センターの穴は開口しておきました。

Dsc03816
ホイールパターン、かっこいいです。

Dsc03817
グンゼのアルファのメッキライトに、キットのバキュームのレンズを入れました。グリルやエンブレムはキットのエッチングです。

Dsc03818
キャッチは黒いゴム製です。はさみで切ってバリをとりました。

Dsc03819
キット付属のフィラーキャップはメタル製。磨いてからプライマーを塗っておきました。

Dsc03820
インパネは好みでボディ色に。メッキの部分はメッキシルバーです。メーターデカールはZモデルの1/43デカールから。ステアリングはキットのものに、金属線で足をつけて接合してあります。

Dsc03821
バキュームの内装は体と一体。体と腕はアクリルの調合した水色で塗りました。
頭は手持ちのジェットヘルタイプに交換。キットはフルフェイスです。
レジンパーツはいつものようにプライマーを塗ってからサフと白サフで下地を作っています。
腕は調整して削り込まないと付きません。ステアリングの位置に合わせて削り込みましょう。

Dsc03822
足まで見えていい感じ。ベルトはラインテープ。エッチングのバックル等を上から貼付けています。

Dsc03824
巧く座りました。

Dsc03825
オープンもいいな。

Dsc03826
いかがですか。

Dsc03827
トップにウィンドウを外から付けます。サイドはエッチングを上から貼付けてあります。
ワイパーはキットのエッチングが使わずに、タミヤのモーガンから持ってきました。

Dsc03828
リヤウィンドウは内側から貼り付け。付属の塩ビ板をGクリヤーで接着します。

Dsc03830
これにて完成。

Dsc03831
とても作りやすいキットでした。

Dsc03832
家のサーキットでも滑らかに走ります。

Dsc03833
こちらは6月のサブレース用です。
残り1キット。参加者用にキープ、レース出場者募集中です。

Dsc03836
これにて、製作記を終了します。
ありがとうございました。
2月2日のオートモデラーの集いIN横浜にて展示いたします。
2/3のバンプロにも持って行って走らせてみましょう。



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1/24 AJU AUSTIN HEALEY SPRITE Mk-2 製作開始

2013-01-23 08:17:14 | スロットカー
来週から忙しくなるので、今のうちに模型を進めましょう。
こちらはYMRで限定再販された栄樹のレジンキット、オースティンヒーレースプライトマーク2を始めます。
こちらは90年代に栄樹さんが販売したレジンのヒーレーから少数がオーバーフェンダー化されスロットボディになったキットの再販となります。
今回、YMRの6月のサブレース用に準備され、レース出場予定者に販売されました。まだ残り1セットありますので、出場希望者はご連絡ください。6800円です。

Dsc03793
こちらがバンプロのプラフィットスーパー32シャーシに、ミリシャフト変更、タイヤとホイールをセットし、フロントオーバーハングが短いためフロントを2ベアリングでスプリット化してあるシャーシを伴野さんにセットアップしていただき、レジンボディにマウントしていただいた物です。タイヤ/ホイール持込みで8500円ほどでした。

Dsc03792
ボディをセットするとこんな感じ。

Dsc03791
こちらの同梱されたハードトップを使用してください。

Dsc03794
ノーズはここまでガイドを引っ込めていますが、ボディは削りこんで当たらないようになっています。

Dsc03796
今回メッキのライトを使おうと思うので、キットにモールドされたライトは削り落として穴をあけました。

Dsc03797
手持ちのメッキライトです。

Dsc03799
フェンダーにモールドの欠けがあったので、黒い瞬着と硬化スプレーで埋めて、やすりで整形します。

Dsc03800
ハードトップは穴をあけ、細いピンで固定します。

Dsc03801
何度か開け直して、正しい位置に納まりました。

Dsc03803
全体にペーパーを当て一皮むいてから、プライマー、サフ、白サフを吹いていきます。

Dsc03806
シャインレッドをまんべんなく吹いて明るめの赤の下地を作ります。

Dsc03807
今回はモンザレッドで色味を調整しました。

あとはデカールですね。



コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

SLOT CARS MODELING Vol.7 原稿完成!

2013-01-22 07:19:52 | BOOK
スロットカーズモデリング、「スロットカーの作り方」原稿完成です。
残りページをお伝えします。

Slm724pp25
こちらのページでは、バンプロの真下さんに、サーキットの走り方の基本を教えていただきました。

Slm726pp27
こちらはガレージハウスクゲヌマさんのご紹介と、スプレー塗装の基本、デカールのリカバリーについて。

Slm728pp29
おなじみTOMさんは、1/32スペイン製レアものスロットカー、ラリーカー特集です。

Slm730pp31
そして須藤さんの1/32は、風戸裕のポルシェです。

Slm732pp33
YMRニュースは、先日始まったYMRサロンについて。
究極の逸品は形見さんのフルスクラッチスロットカー、モーガン3ホイーラーです。

オールカラー36ページ。2月のあたまに発行予定です。
1260円(送料込み)ご予約受付中です。




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする