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スポーツカーグラフィック  イラストレーター 溝呂木陽  60-70年代のスポーツカーを愛するすべての人に。

スポーツカーズ3デイズモデリング 3DAYS modeling 発行です。

2017-09-14 12:56:18 | 3日で作ろうプラモデル

ご好評頂いているスポーツカーズ3デイズモデリング。発行です。たくさんのご注文ありがとうございます。昨日は発送をしておりました。
A4サイズ32ページ 1400円送料込み
3日間で通常のエンジン付きのプラモデルを完成させます。ちょっと古い外国製プラモデルですが、その作る上での小さなTIPSの組み合わせを掲載しましたよ。


どうしてもプラモデルがたまり込んでいくと作るのが億劫になるもの。そんなとき、金曜の夜から土日で一気に完成させてみるのはいかがでしょうか
そんな、1日3ー4時間のモデリングで完成させるスタイルをご披露します。
どこにこだわるか、どこで楽しむか。それはどこまでも自由なので、ご自分のやり方を探されてみるのが良いと思います。




室内やエンジンを仕上げる方法。撮影の仕方等もまとめてあります。


軽く、本の編集にも触れてありますので、皆が自由に作品集を作れる時代がくれば良いなと思います。




巻末4ページはおまけで、1デイフィギュアモデリングのページを。どんどんフィギュアを作ってみましょう。

こちらのネットショップ
等で購入出来ます。代官山蔦屋書店と書泉グランデにも発送済みとなります。



こちらは友人の超絶モデラー、水野シゲユキさんの作品集です。
あえてこれは模型本でもジオラマ本でもありません。
厚口PPマットコートの表紙付き、平綴じ50ページのボリュームで精神性に満ちた作品世界が切り取られたスタイルにやられました。
写真/デザインも水野氏の手で吟味され、美しく展開されています。
この素晴らしい作品集はHLJヤフオク等で手に入れることができます。
1100円+送料170円という価格も驚きでした。
本の可能性について考えさせられました。
イラストレーターもモデラーも、作品集を作ってみましょう。

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スポーツカーズ3デイズモデリング 3DAYS modeling 入稿しました。

2017-09-06 19:36:58 | 3日で作ろうプラモデル

ブログでも連載して公表だった3デイズモデリング 3日で作ろうプラモデルの書籍版を製作しました。


エッシー/レベルのBMW320グループ5を題材にして、標準的なエンジン付きディスプレイモデルを3日間で作るやり方をお知らせします。
巻末にはフィギュアを半日で製作する1デイフィギュアモデリングのページも掲載しています。







まずは1日目と2日目でボディの製作。





3日目はエンジンやシャーシ、インテリアを作り、小物を付けたら完成。
それぞれ、1日4時間程度で完成に持ち込みました。
缶スプレーに一部筆塗り、ペイントマーカーも使用して楽しくモデリングする方法を、道具や材料、を交えて写真と文章でわかりやすく解説しました。




さらに撮影方法や本の編集まで、こちらのページにまとめています。



巻末には半日で製作するフィギュアのモデリングページも。林さん原型の1/12フィギュアを解説しています。このフィギュアもAmazonで買えますよ。

1/12 HQ12-02
クリエーター情報なし
アトリエイット


こちらの本を本日入稿。9月中頃発行予定です。
オールカラー32ページ 1400円送料込み ご予約はこちらからお願いいたします。
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3日で作ろうプラモデル レベル1/24 BMW320i イエガーマイスター 完成!

2017-07-24 18:13:24 | 3日で作ろうプラモデル

3日間で作るプラモデル、最終回です。まずはエンジンから作っていきましょう。

その9 エンジンの製作

エンジンは、流し込み接着剤である程度組んで形にしてから、クレオスの8番のシルバーでさらっと吹いておきます。
さらにタミヤアクリルのスモークの筆塗りで陰影をつけて、アクリル筆塗りのつや消し黒や赤等でタッチアップ。エンジン単体を仕上げます。
さらに補機類の黒いパーツは上面の合わせ目のヒケが目立つので、流し込み接着剤で接着後に大きめの鉄やすりでならしたあと、へこみに瞬着を盛りつけて硬化スプレー等で固め、さらに表面をならしてからクレオスのつや消し黒をスプレー。
このときに黒く塗る小物パーツをまとめて割り箸にクッション両面テープで貼付けて塗装します。
さらにシルバー部分はペイントマーカー、水色部分はアクリル筆塗りでタッチアップして表情をつけます。
あとは補機類をエンジンに取り付けますが、位置出しや取り付けが曖昧なので、当たる部分を削ったりしながらなるべく平行や垂直がでるように流し込みでがっちりと一体化しておきます。










その10 シャーシの組み立て

シャーシパーツはランナー状態で色ごとに塗装してしまいます。まずはつや消し黒とシルバーで。シルバーは少しむらになるようにぱらっと吹くと良い感じとなります。
黒いパーツはどんどん流し込み接着剤で組み立ててシャーシの形にして、組み上がったら全体に軽くつや消し黒をスプレーしておきます。さらにシルバーの部品を流し込み接着剤で接着し、エンジンも流し込み接着剤で固定してみました。
エンジンルームは箱の写真を参考にアクリルのゴールドとシルバーのペイントマーカーでタッチアップ。ボディ側のエンジンベイ前側のへこみもインストの通りにアクリル筆塗りで色差ししておきました。このようなへこみは、はみだしてもアクリルなら指の腹で拭き取れるので安心です。
これだけでぐっと魅力の増したエンジンルームとなりました。










その11 タイヤの取り付け

シャーシが出来たらタイヤの取り付けです。
ホイールは向こうが抜けている素晴らしいものですが、ブレーキが無いのでダイソーのワッシャーを内側に瞬間接着剤で貼付けます。
このときタイヤもホイールと前後にずれないようにホイールとの隙間に瞬着を流しておきます。
タイヤをボディに取り付けますが、このときボディのホイールハウス内の正しい位置にタイヤが入るように、タイヤをいれながら流し込みで接着してあったリヤアクスルの位置を調整して、リヤアクスルを瞬着で固めました。
あとは、ホイールをシャーシ側の軸に瞬着で固定して、ボディとタイヤの位置関係が決まりました。
カーモデルではボディとタイヤのバランス、車高とトレッドがもっとも重要です。
このエッシーのキットはそこのところのかっこよさが、じゅうぶん表現された傑作だと思います。
出来上がって見ると、こんなに良かったっけと思いますね。
ひとえに良いメッキ調スプレーがでたおかげだと思います。






足まわりを組む時はなるべくタイヤをつけて組むようにしていますが、今回のように先に足まわりを組んだ場合、流し込みでくっつけたものをタイヤをはめてから位置を動かしたり出来るようにしておきます。
そのあとの位置決めは、ボディにタイヤをつけた状態で足まわりに瞬着を多めに流して、位置をしっかり出して固定するようにしています。
場合によってはホイールをゼリー状で足まわりの位置を無視してイモ付けする時もあります。
フジミの356は車高が高めで修正が困難なので、ブレーキユニットごと足まわりにゼリー状でイモ付けしました。


その12 インテリアの組み立て

まずは、メーターデカールをメーターに貼り、そのままでははがれやすいのでタミヤのデカールのりを足しておきました。さらに、ダイソーのUVクリアジェルを楊枝で盛りつけて、市販のブラックライトペンで固めます。
インテリアは黒く塗装済みなので、アクセントにインストの通りにシルバーや赤を塗っていきます。
シルバーはペイントマーカー。赤はシルバーの上からアクリルの赤を筆さししています。
シートベルトは台紙ごと切り出して、Gクリヤーでシートに貼付けました。
シートやロールバーは流し込み接着剤でがっちりと接着。
ドアの内張やインパネも流し込みで固定していきます。
最後にシルバーに塗っておいたサイドラジエターを前後流し込み接着剤で貼りあわせ、でこぼこに墨入れ塗料を流しておきました。こちらをシャーシサイドに流し込みで接着すれば、シャーシは完成です。












 その13 最後の仕上げ

まず、このキットはボンネットが別パーツで浮き気味なので、裏側にダイソーの両面テープの細切りを貼付けます。
そして最後のワイパーとミラーの取り付けです。
ワイパーは黒パーツで、柄の根元にペイントマーカーでシルバーを差してアクセントにしてから、ボディへ接着します。
このキットはイモ付けなので、ワイパー側にセメダインハイグレード模型用を盛りつけて、ボディを斜めにして所定の位置にワイパーを置き、固まるまでこの状態をキープします。ボディが斜めになっているのでワイパーがこの位置から動かないまま乾くのを待てるのです。
ミラーはミラー面をダイソーのキッチンテープを、ダイソーのポンチで切り出して貼付け、これもボディを斜めにしてミラーをハイグレード模型用で接着します。
こちらもイモ付けなので強度を稼げるように、ミラー本体も接着剤をつけピラー面にボンドで接着出来るようにしておきます。ちょうどレベルの完成品がそんな感じだったので参考にしました。
これで、約1日4時間ほど、3日間で模型の完成となりました。












その14 屋内撮影編

プラモデルは撮影をして始めて完成と言えます。
簡単な撮影法をお伝えしましょう。
使用カメラは一般的なコンデジ、2年前に買ったカシオのハイスピードエクシリムZR500と言うモデルです。

撮影する時は窓際でこのような大きめの白い紙を角がつかないように丸めて背景にして立てかけ、白い紙でをレフ板にして影側に明かりを足します。
なるべく引き気味で若干望遠レンズにして撮影した方が、形が歪みづらく、奥までピントが合うようになります。
何枚か撮影してピントの合っているものを使えば良いでしょう。撮影後僕はiPhotoで明るさやコントラスト、ファイルサイズを調整して書き出しています。
なるべく低い位置で、実車をスタジオでとるようなつもりで撮影すると、ひと味違った模型写真が撮れると思います。













その15 屋外撮影編

完成したプラモデルは必ず屋外へ持ち出して撮影するようにしています。外の光で見たときにボディに映り込む光や影が僕のイメージをかき立てます。
撮影するときに使う台は、普段ダイソーのコルクボードの中をグレーに、外側の枠をオレンジ系で塗ったものを使用しています。展示会でも使えるので、コルクボードに一手間かけたものを数種類のサイズ用意しておくと良いですよ。

ご覧のように片手に持って、台を斜めにしたり回したりしながらボディの反射を意識して撮影していきます。
最初の撮影は木の下で行いました。木陰や木の陰影が窓やボディに映り込んでおもしろい効果をだします。
次の撮影は細かい枝を背景に。そして次は階段を2階に上がって2階
撮影時にくれぐれも風に気をつけてください撮影時はの外廊下で撮影です。
このように左手に持って台を斜めにして空が大きくはいるようにするとまた違った感じのアングルとなります。
撮影時間によっても同じ場所で違った光線となるので、いろいろな時間にトライしてみるのもおもしろいと思います。
2階で撮影したもののいくつかはハイスピードエクシリムならではの全焦点マクロ(奥まで何枚もピント位置を変えて撮影してカメラ側で自動で合成する撮影法)を使用しています。どの写真もかなりiPhoto上で露出等をいじっています。撮影後に絵作りが出来るのもデジカメならではのおもしろさですね。
撮影時はくれぐれも風に気をつけてください。何度も完成直後のモデルやフィギュアを落下させていますので。台はしっかりともって、手前のカメラ側の手でも支えるくらいでちょうど良いです。


















その16 コラボ撮影のススメ

模型はある程度シリーズで作ると、展示会の時も映えますね。過去に作ったものと並べたり、同時代の違うメイクスで並べたり、模型ならではの楽しみと言えるでしょう。今回も先ほど作ったハセガワの2002と並べてみると、2017年のキットと1980年頃のキットの40年近い年の差を感じさせない仕上がりにエッシーの底力を見る思いです。
今回レベル版を作ってみて、エッシーで感じたボディのゆがみ等の残念なところがうまく矯正され、キットのもつ持ち味がうまく引き出せるようになったと強く感じました。
コラボ撮影は楽しいですね。








今回の連載を書籍化してみようと思います。
32ページ送料込み1400円で、それぞれの材料や作り方等のちょっとしたこつをまとめます。
名付けて
スポーツカーズ3デイズモデリング

次のスロットカーズモデリングの編集後に取りかかりたいと思います。あと、秋の個展前に画集も作らないと。
10月の個展の作品も描き上げないと行けないですね。がんばりまーす。
その前に今週末土曜のフィアットカフェ松濤最終在廊日と日曜の朝からの横浜産貿ホール、ワンダーランドマーケット。月曜はフィアットカフェの搬出、木曜日は幕張オートモビルカウンシルの搬入です。いやあ大変だ。怒濤の1週間ですね。8/4-6は幕張メッセのオートモビルカウンシルでお待ちしております。



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3日で作ろうプラモデル レベル1/24 BMW320i イエガーマイスター 製作中その2

2017-07-23 22:48:29 | 3日で作ろうプラモデル

3日で作ろうプラモデル
2日目は、小物パーツの取り付けですね。

 その6、シルバー塗装にデカール貼り

まずはウィング塗装です。
このような裏表が見えてしまうパーツは、パーツの保持がポイントですね。
今回はシルバーに塗るのでペイントマーカーによるタッチアップを考えて、ランナーについたまままずジルバーを吹きました。
次にデカールの前にクリヤーでコートしておいて、デカールを貼付けZライトで乾燥、ティッシュで抑えてつけて密着させました。
デカールが乾いてから缶のクリヤーでコート、最初はぱらっと、少し乾いてからしっとりと濡れるようにコートします。
最初から厚く吹いてしまうとデカールがしわしわになりやすいので注意しましょう。





その6の続き 小物パーツの塗り分け

乾いたリヤスポイラーはランナーからはさみで切り取り、切り口をカッターで整えてペイントマーカーでタッチアップ。
翼端版の間に挟んで裏側から少量の流し込み接着剤を流します。
ルーフエンドのスポイラーはランナーから切り出して割り箸にクッション両面テープで貼付けて、クレオスの白を吹いてから乾燥、
乾いてからボディへ下側から少量の流し込み接着剤で固定しました。
このウィングまわりのディテールが饒舌でシャープで、このキットの華ですね。







その7 ホイール/グリルの塗装、組み立て

このキットにはメッキパーツが無いので、グリルやホイールはメッキ塗装で仕上げていきます。
まずはランナーごと(持ち手になる部分だけランナーを残したりします)クレオスの2番のグロスの黒を吹いておきます。
黒が乾いてからセンターのキドニーグリルにはスパッツスティックスのミラークロームスプレーをひと吹き。
こちらはスジボリ堂さんで購入出来ます。
値段は張りますが、スプレー塗装のメッキ塗料としては一番手軽かと。
タミヤの高い缶スプレーのメタルシルバーよりも輝きが違います。
そしてホイールの方にはクレオスの9番の金色を吹きました。
その金色が乾いてからセンターをパンチコンパス(小径をきれいにくり抜ける専用コンパス)でマスキングテープを切りぬきマスクして、
全体にスパッツスティックスミラークロームスプレーを吹き、はがしたあとにセンターナットにペイントマーカーのシルバーを塗っています。
タイヤデカールも貼付ければ良い感じのタイヤが完成。
タミヤはモーターライズなのでホイールが抜けていませんが、エッシーのこちらは良い仕事していますね。
グリルはライト部分に緑のデカールを貼付けますが、半球状のライトレンズにデカールはなじみません。
こんなとき、アクリル溶剤でデカールを溶かしながらZライトで熱をももたせてティッシュで押さえつけていきます。
グリルとデカールは軽くクリヤーコートしてからキドニーグリルを取り付けて、横のウィンカーはペイントマーカーでシルバーを下塗りしたあとクリヤーオレンジのアクリルを筆塗りしました。












その8 テールライトとルーミラーの取り付け

テールライトはアクリルのクリヤーオレンジとクリヤーレッドを筆塗りしました。厚めに色をおいていく感じで、一度塗ったら決して乾くまでさわらないようにします。
ルームミラーは黒パーツなので、ペイントマーカーでシルバーを塗るだけで室内へGクリヤーで接着しました。
このようにルーミラーをイモ付けする場合、弾力があって外れにくいGクリヤーもオススメです。
テールライトもGクリヤーで裏から接着し、ダイソーのアルミテープで裏からぺたりとふたをしました。
これだけでテールライトがずいぶんと生き生きしますよ。










これでボディはほぼ完成、あとはミラーとワイパーくらいでしょうか。
次はシャーシとエンジンですね。
お楽しみに。


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3日で作ろうプラモデル レベル1/24 BMW320i イエガーマイスター 製作開始

2017-07-21 11:21:34 | 3日で作ろうプラモデル

友人からプラモデルの作り方を頼まれて、ちょうど依頼品があったので3日で作れるモデリングということで説明していこうと思います。
こちらはレベル/エッシーのキットで、古い80年代のキットに新しいデカールを組み合わせた再販品です。
エッシーは昔作りましたが、レベル箱になってパーツ(ボディ)のゆがみが少なく作りやすそうですね。

その1 ボディの下ごしらえ

ボディからランナーを切り取るとき、はさみを使うと余計な力がボディにかかりません。
さらに残った部分はカッターでこそげとるように切り取ります。
パーティングラインと呼ばれる段差は、ナイフややすりで平らにしておきます。
ひけと呼ばれるへこみは、ダイソーのハケ塗り瞬着を盛ったあと、タミヤの硬化促進剤をさらっと流して固めてから、カッターややすりで平にしておきましょう。
このエッシーのBMW乗りやボディの下半分は別パーツなので、切断面を整えてボディに流し込み接着剤で接着します。
ボディ後部の横の接着面は段差が実車にもあるので、やすりで平らにしないようにします。
リヤウィングの支柱もこの段階でボディに流し込み接着剤で貼付けておきます。









その2 ボディ塗装編

やすりで段差を消したボディはそのままボディ色を吹くと色がはじいたり透けたりするので、まずは裏側にグレーサーフェイサー(1000番程度のクレオスの缶スプレー)を吹きます。このときにボディの下向きの面にグレーがつかないようにマスキングテープを貼っておきました。
マスキングテープは3Mの幅広3センチタイプを常備しています。
さらに、マスキングテープをはがしてから、ボディ表面に白サーフェイサー(クレオスのホワイトサーフェイサーの缶スプレー)がしっとりするように吹き、艶がなくなるまで乾燥させます。
さらに、ボディとボンネット別々にして、ボンネットの裏にグレーサフとオレンジを吹いておき、それぞれにタミヤのオレンジの缶スプレーをまんべんなく色が乗る程度に吹いておきます。
このとき、ボンネットに隠れる部分は仕上げの感じでしっとりするように吹いておきます。
この塗装がしっかりと乾いてから(Zライトで30分程度乾燥)ボディにボンネットをマスキングテープでとめ、一体化したボディを瓶にクッション付き両面テープで貼付けてタミヤのオレンジのスプレーをしっとりするまでぬり重ねます。
このとき一つ一つの面が仕上がるように順番に吹いていき、最後にボンネットやルーフで終わるように回しながら吹き上げていきます。
最後の状態でも全体がしっとりと濡れているようにします。
この暑い時期は湿気でボディがつや消しになるので、よく部屋の中をクーラーで冷やして、窓の外で吹いたボディをすぐ部屋の中で乾燥させます。
ボディカラーが乾いてから、デカール前に全体にクリヤーを吹いておきました。クレオスの缶のクリヤーです。
クレオスの缶クリヤーを厚塗りするとタミヤカラーのスプレーは溶けるので、厚塗りし過ぎないよう回数を分けてぬり重ねます。






その3 デカールとクリヤーコート

キットに楽しいデカール貼りをしていきます。デカールは使う分だけ切り出して1カ所ずつ貼付けていきます。
水に紙をいれっぱなしにせず、いれたらすぐ引き上げて、紙を反対側に丸めたりするとすぐ台紙からデカールがはがれやすくなります。そこで手やカッター、ピンセットでスライドさせてボディ上に貼り付け水をつけながら移動させて所定の位置に来たらティッシュや綿棒で抑えます。このとき、Zライトで熱をくわえてデカールに癖がつきやすくすると密着しやすくなります。この際デカールののり成分をマークソフターやセッターなどで足すとあとでクリヤー塗装したときにむらになるトラブルが出やすいので、デカールの糊を足した時は、デカールが乾いてからよく筆に水をつける等して洗い流す方が良いでしょう。
デカールの中に空気が入らないように密着させたら、僕はわりと早くクリヤーを吹いてしまいます。
クレオスの缶クリヤーをまずはざらざらになるくらいにぱらっと吹き重ね、3周ほど吹き重ねてクリヤーの膜を作ってから、表面がしっとりするくらいまでクリヤーを吹いてきます。
この時も、一カ所ずつ部分部分でクリヤーが仕上がるように、ボディの面ごとにクリヤーの膜を作りボディを一周させ、最後にルーフやボンネットでクリヤーを吹き終わるようにします。一カ所に厚く吹きすぎるとクリヤーが垂れるので、よく表面を見て膜が張ってとろっとなったなと思ったら次の面へ移動するようにしましょう。シュシュッと短く吹き重ねるのがこつです。
ここでまたZライトで1時間くらい乾燥させたら、ボディにペーパーはあてずにタミヤの赤キャップのコンパウンドと柔らかめの布で気になる部分(今回はルーフとボンネット)だけ磨き上げました。今回入り組んだ部分等は厚めにクリヤーを吹いておいたので、よく目立つ部分だけ磨くとそれなりに見えてきます。
ここまで、下ごしらえから3時間程度。
ここまでやっておけばあとはボディをさわらないように一晩自然乾燥させておきます。








ここまでが昨晩の3時間工作ですね。

その4 ボディの仕上げ

この段階でボディを仕上げておきます。
墨入れはタミヤの墨入れ塗料を流します。今回はボンネットのスリットに黒を流してはみだしたところはエナメルと綿棒で拭き取りました。墨入れ塗料は黒や茶色がオススメ。スジボリに流す場合は茶色も良いです。今回スジボリには流しておりません。
フロントスポイラーのシルバー部分やボンネットのキャッチなどはペイントマーカーの中身をだして(今回は塗料のふたに)面相筆ですくって塗っていきます。
黒い窓枠も面相筆でタミヤのアクリル塗料を筆の腹を使う感じですっと引いていきます。
アクリル塗料は指についてボディを汚してもコンパウンドで拭き取れるし、窓枠がはみだしても指の腹や爪でこすりとれるので失敗がありません。
ドアノブ等も筆塗りで。面相で上から載せる感じで描いていくといいでしょう。
窓枠のシルバー部分はペイントマーカーと中身の筆塗りの併用です。ボディ側にはみださないようにして、黒い部分はまたあとからタッチアップしています。
失敗してもリカバリー出来る、ボディを汚さない簡単な方法をいつもとっています。









その5 ウィンドウの取り付け

最近はこの段階でウィンドウをいれてしまいます。
使う接着剤は、はみだしても爪でとれるセメダインハイグレード模型用接着剤。接着時間がかかるので指で押さえたりしますが、かなりがっちりとくっつきます。昔はよくGクリヤーでつけていましたが、いつまでもネバネバして時間が経つと外れたりするので最近は小物の接着もこのハイグレード模型用が多いです。
ウィンドウをつけたあとで、はちまきデカールを裏側から貼付けます。その際、デカール表面にタミヤのデカールのりを足してから密着させて、裏から綿棒やティッシュ等で抑えて浮きが無いようにしておきます。
このあとは、しばらくボディをさわらないようにしておきましょう。
ここまで窓枠から始めて、朝の2時間ほどの工作です。






昨日の夕方から始めて、今日の午前中まででボディがほぼ完成です。
今回はエンジン付きのキットですが。3日程度で作れるような作り方をご紹介していきます。

クルマのプラモデルは難しく考えられすぎて、初心者が入ってきづらくなっているようです。
今回は出戻りの方も含めて、もっと手軽に作ってみようと言うのをやってみたいです。
とくに塗装は最初は失敗してもこつを掴むしかありません。何度もシュッシュッと短く、色がしっかりと一つの面に載るように吹くと言うこと。
色をしっかり載せることと艶をしっかり出すことは別工程と思っても良いですね。
まずは缶スプレーで、どこか外に面したところで吹いてみることをお勧めします。
今は苦情が来るのでスプレーを使いづらい人も多いようですね。
塗料やタッチアップ、使う接着剤等、どんどん良いものがでているのでご紹介したいです。いかに汚さないか、リカバリー出来るかというところが重要なんです。


今日はこれから銀座のクロッキー会へ行ってきますね。
明日22日の土曜日は、フィアットカフェ松濤の水彩画デモンストレーション。
11時から5時頃までフィアットカフェ松濤にいますので、どんどんプラモデルの作り方も聞いてくださいね。





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