今話題の新製品、タミヤの1/12ストリートライダーを製作しました。
これまで1/35や1/24のフィギュアを3Dスキャニング原型に切り替えてきたタミヤが、1/12フィギュアでハイクオリティな3Dスキャニングフィギュアをリリース。
バイク用のフィギュアという位置付けですが、車の横に立たせても違和感のない仕上がりがいい感じです。
しかも腕は2種類のポーズ、頭も髪の毛なし、ニット帽、ヘルメット姿を選べてサングラスの顔まで用意され作り手の楽しみがよく考えられたキットになっています。
今回も箱を開けてここまで1時間。あっという間に形になりました。
しかも塗り分けを考えて、ここまでバラバラにできる設計と精度が素晴らしい。
今回は造形が素晴らしいスキンヘッドをチョイス。去年買って使わずにしまっていたヒートペンを取り出して、髪の毛を彫り出すと
いい感じに毛羽立って髪の毛の短髪の表現ができました。ついでにヒゲも軽く彫っています。
さて、作ろうかと思ったら机の上に置いた靴が片方見つかりません。かなり探したところでカスタマーに電話すると
「こちらの商品はバラ売りしないんです」とのこと。皆様パーツ紛失に気をつけてください。
エポパテを切らしていたので、早速プラ板で靴底を作って、プラ板積層からヒートペンで靴を作ってみました。
えいやっと作ると、1時間で形にすることができました。案ずるより産むが易しですね。
靴は足に貼り付けて隙間を瞬着で埋めて、各パーツをラッカーでスプレー塗装。下地はこんな感じです。
頭はタミヤのピンクサフパラ吹き。体はオキサイドサフを拭いた後黒サフをパラ吹きしました。
足はお腹の黄色と靴の茶色を先に吹いてからマスクして、パンツはインターミディエイトブルーで。
あとは別パーツのパーカーの襟を黄色で吹きました。
まずは顔から、アルキド樹脂絵の具のアキーラで筆塗りです。下地にオレンジや黄緑、紫を塗り、
下地が乾く前に白や黄土色、オレンジ、紫、黄緑などで調色した肌色を肌の上で混ぜるように塗り重ねていきます。
アキーラは乾燥が遅いので、塗りながら混ぜていくことが可能です。
目は紫系で描き、白目は少し色味を加えて、黒目の横に点描きします。目の縁、耳、鼻、唇などはオレンジ系の肌色を置きました。
髪の毛は黄土色に紫と白を足した色でベースを塗り、さらに紫を強くした色でウォッシュしました。
革ジャンやパンツも明るめの色を調色してドライブラシして質感を作ります。
全体にタミヤのつや消しクリヤーを吹いたあと、革ジャンの部分は指でこすって軽く艶をつけました。
ヘルメットは継ぎ目をヤスリで消したあと、本体は黒サフを吹いてからパールブルーを吹き、別パーツのバイザーは白を吹いて貼り付けました。
クラークのブコのイメージです。ヘルメットの内側の表現が秀逸ですね。バックルは省略しました。
作り手の工夫で楽しめる良いフィギュアだと思います。何しろ安いプラモデルでこのクオリティ。嬉しいですね。
こちらのフィギュアやハセガワのJKフィギュア。レベルのモンテミニ、スーパーカー消しゴムなどを今週末の11/3
横浜大さん橋のホールで開催する「横浜ホビーフォーラム2019」ZMCクラブブースで展示します。
ミニカーのバーゲンやキットのバーゲン、友人の秋葉さんの3Dモデリングショップ、プラスアルファの新製品なども目白押し。
各模型クラブの注目作やモデルカーズ作例の坂中先生の作品展など、模型好きにも満足できるイベントです。
ぜひおいでください。
10時から16時と終わりが早いのでご注意くださいね。
会場でお待ちしております。