今日は雨の中新橋へ。いつもイベント等でお話しする金子先生のプラモデル教室が、タミヤプラモデルファクトリーで行われました。
事前に電話予約して会場へ、たくさんの方が見えています。
今日のおもしろかったこと。
スイーツデコ用の樹脂粘土の使用法です。
タミヤアクリル等の塗料を練りこんで、クッキングシートで挟み込んでローラーで伸ばすと、紙よりも薄くなってしまうんです。
例えば風にはためく洗濯物や女性の膨らんだスカートなど光が透けるものに最適、カッターで切って、木工用ボンドで貼りあわせたり、しわを付けたりするのも自由自在、薄い布地から厚手の革、ガーゼを押し付けると質感も写せるそうです。
スタンプで葉っぱや花びらを作ったり、型で切りぬいたり。形を作るのは弾力性があるため細かな造形(やすりや削り等)は難しいですが、用途は広そうです。
革ベルトから新聞紙まで色々作れそうですね。色を練り込んでおくと、スカートの裏側等も塗る必要が無く、光で透けるスカートが作れますね。
早速ファクトリーで調達、2本も入って500円くらいです。ウエットティッシュを湿らせて、透明ファスナーパックに密閉すればかなり保つそうです。
そして、本題のフィギュア塗装、基本フラットフレッシュ立ち上げではなく、アクリルの白、赤、黄色を混色しながら青や緑をくわえて、明るめのレンガ色のような下地を作り、薄めの希釈で肌の下地に平筆で塗っていっていました。フラットフレッシュのような基本色に、黒を混ぜて暗く、白を混ぜて明るく、というのではない、絵画の世界の混色法ですね。何より大西画伯の箱絵を参考に塗りましょうとの提案でした。
あとは、さらに影になるような部分に、同じ組み合わせで混色したエナメルの濃いめの色を面相筆でおいていきブレンディングをしていきます。
ここでブレンディングに登場したのが、油絵用のブランマットリキッド(BLANC MAT RIQUID)ホルベインで300円くらい、画材屋さんの油絵コーナーで。つや消しのワニス剤でエナメル塗料を穏やかに溶かし、滑らかにブレンディングしてくれるので、普通のエナメル溶剤のようにずるっと溶けてしまうことがないそうです。しかもつや消しになって、ワニスなので表面もがっちりと保護されるそうです。明るい部分も同様にハイライトの色を白とフラットフレッシュを混ぜて高い部分に塗り、ブレンディングでぼやかしていました。
組み立てに関しては、なるべく塗装前に流し込みでがっちりと組み立てると、壊れにくい模型、強い模型が出来るそうです。ある程度形にしてから全体にアクリルやラッカーのハルレッド等で下地全体をカバーして、そこからアクリルやエナメル塗料等で表情をつけていくということでした。
こちらの模様はプラモデルファクトリーから後日配信予定だそうですよ。
金子先生お疲れさまでした。
雨の中、新橋から山手線でぐるっと巣鴨まで。
今日発売の小原さんの1/25ストリートストラクチャーのシリーズから、懐かしいベンダーを購入してきました。初回特典で、飲み物自動販売機に透明レジン製のボトルケースがついています。
ダンケさんのデカール付きで、制作過程をつぶさに見ていたので、製品化が嬉しいところです。
ダンケさんのストラクチャーシリーズが、さかつうさんにいっぱい。
ベンディングマシーン、懐かしいですね。
透明レジン一体のボトルケース。これはすてき。
初回特典ですよ。
2つのベンダーとボトルケース、デカール等がついて約2500円。
シリーズはたくさん。お野菜も良いな。
ほぼ全て手作業の原型の精度は素晴らしく、何かと活躍してくれそうです。
さかつうさん、今日もありがとうございました!
●郵便ポストとパーキングメーター ¥2,300
●電話ボックスと消火栓 ¥2,300
●燃料給油機とオイルポンプ ¥2,400
●アイスクリーム販売機とサイン ¥1,900
●清涼飲料販売機 ¥2,400
●新聞販売機 ¥1,900
●木箱入り野菜 ¥1,600
※価格は税抜きです
モケイショップR さん
http://mokeishopr.ya.shopserve.jp/
craft spot ワンステップ さん
http://onestep.html.xdomain.jp/Craft_Spot_One-Step/top.html
ホビーショップ ガネット さん
http://www.gannet.jp/
さかつうギャラリー さん
http://www.sakatsu.jp/
これ使ってビネット作りたいな。