sportscar graphic

スポーツカーグラフィック  イラストレーター 溝呂木陽  60-70年代のスポーツカーを愛するすべての人に。

スポーツカープロファイル マートラ アルピーヌ

2010-03-31 09:59:43 | BOOK
二玄社から檜垣さんのスポーツカープロファイルの最新刊、「マートラ アルピーヌ」が発売になりました。
早速二玄社に注文、このシリーズもCG連載時からのファンで単行本をそろえています。2800円+消費税

待望のフレンチスポーツですが、写真、内容ともにこれまでのシリーズよりも少し薄くなった模様で、ご本人も資料の少なさと原書がフランス語であることからの内容への掘り下げが不足したことに触れています。
それでもまとまってマートラが紹介されることは少なかったので、系統だってマートラスポーツのことが読めるだけでも幸せです。
マートラはジェットに軽く触れたあと、ルマンチャレンジのMS620からスポーツカーチャンピオンになったMS670、さらに680まで煩雑なマートラのプロトタイプの系譜をすっきりとまとめて読むことが出来、非常に満足しました。
写真もモノクロが中心ですが、それぞれのシーズンの主要レースの記録がレース内容と主に網羅され、読み応えは十分です。マートラはルマン3連覇、世界選手権2連覇と輝かしく戦績を読み終えることができました。

対してアルピーヌはプロトタイプの60年代の小排気量クラスから3リッターの失敗までという短い内容で、70年代の輝かしい成功が含まれないため、読み物としては幾分消化不良な感は否めません。
ただ、アルピーヌのプロトタイプもM63から210、220へとけっこう複雑に変化するので、その辺りは読み応えがあります。やはりフレンチスポーツ好きにはたまらないですね。ここまでくるとDBあたりも読みたくなります。

Ma1
ミニカーはMS630。手前はJPSの43レジン。奥はフランスディンキーとポリトーイです。

Ma2
こちらのプリペイントキットは塗装も美しくお気に入りです。

Ma3
高校生の頃作ったユニオン版をレストア。アルピーヌA210です。

Ma4
初期マートラの苦悩が面白かったです。

Ma5
この辺りのマートラも作ってみたいです。

Ma6
王者マートラ。

Ma7
A210も大好きなクルマです。

このシリーズの続刊はアルファロメオがアナウンスされています。
マートラアルピーヌの売れ行き次第で刊行が決定するとのことなので、ぜひとも売れてほしいですね。




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1/24 ACCURATE CORVETTE GRAND SPORT MECOM 完成!

2010-03-30 09:22:56 | 模型
コルベット、あとは小物パーツの取り付けです。
ダボ穴などに困ることも無く、さくさく取り付きました。
G46
リヤのエッチングのエンブレムは立体的でシャープ、素晴らしい出来です。これだけでもお買い得なキットですね。
軽め穴の両脇がテールライト。しびれるディテールです。

G47
ドアハンドルとエキパイの取り付け。エキパイは合わせ目を消して、タミヤのブラックとメタルシルバーを重ねて吹きました。

G48
フロントのエンブレムとファスナーのエッチングも素晴らしい出来です。このちょっと丸みを持った立体的なメッキのエッチング、ほかで見ない様なクオリティです。

G49
ウィンカーはこの位置。グリルはメッキシルバーをさしています。

G50
ワイパーはこのキット唯一、ものすごくごついモールドで、これでもかなり削りました。これにて完成です。
評判とは違って、とても作りやすいキットでした。

G51
後ろ姿がたまらなくセクシーです。男は隙間とかスリットに弱いのかも。。

G52
西海岸の光をイメージして、少しハイキーな写真にしています。

G53
ダントフが作り出した秘密兵器。もしこれがもっと正式に作られて活躍していたら、また歴史が違っていたでしょう。

G54
アメリカンレーサーはノーマルよりも車高が高くなる、面白いですね。これがカッコいい。

G55
昔のスクランにグランスポルトのミニエキゾチックスのレジンが載っていて、かっこよさに憧れたのを思い出します。やっと作れました。

G56
合わないところや入らないところもそんなに無く、思ったよりもスムーズに出来上がりました。
これはいいキットですよ。Limahlさん。

G57
フロントもいい感じです。アメリカンデザインはじつに奥が深い。

G58
今回は資料に恵まれたので、気持ちよく作ることが出来ました。

G59
1963年のナッソースピードウィーク。ガバナーズトロフィー3位、メコムレーシング、ロジャーペンスキーのマシンです。

G60
斜め上からのアングルも非常に魅力的。素晴らしいデザインですね。

G62
このエンジンを見てください。日本のプラモデルもこういう楽しさを見習ってほしいです。

G63
このエンジンが、案外組み立てやすく出来ているのもポイントが高い。このウェーバーは歴史に残る素晴らしいモールドですね。

G64
これにて製作記は終了です。
コルベットの連作もこれで終わり。コルベットはアメリカ人の魂の故郷だけあって、キットに恵まれています。
やはりこの時代のコルベットに一番惹かれてしまいます。

おつき合いいただきありがとうございました。

こちらが参考サイトです。
http://www.racingicons.com/gs/004/index.html
http://public.fotki.com/JimDrew/corvette_grand_sport-1/corvette_grand_sport/

これだけ見たら、資料は十分。心ゆくまで模型を楽しめます。






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1/24 ACCURATE CORVETTE GRAND SPORT MECOM 製作中6

2010-03-29 14:40:38 | 模型
昨日塗装を始めた室内を組み立ててみました。
室内はインターミディエートブルー、インパネやドアパネルはメタッリクブルーにしています。
シートもその2色で塗り分けています。
G36
キット付属のシートベルトのエッチングは非常に繊細で、とても質感の高いものでした。
シートベルトはモデラーズのブルーのものを使用しました。

G37
インパネのメーターはモールドが透明で、裏からデカールを貼り表のモールドにシルバーをさすと、手軽に立体的なメーターが再現出来ます。
ステアリングはメッキ部分をマスクして、レッドブラウンとクリヤーイエローを重ねました。

G38
ロールバーにはストップランプもモールドされています。
簡潔で実感のあるインテリアです。

G39
ファイヤーウォールにはマスタシリンダーが付きます。

G40
ボディにはウィンドウをつけ、ルームミラーも接着。ボディを上下合体です。
あちこちあたりそうなところを確認しながら、シャーシがなんとか収まりました。
いい感じですねえ。

G41
ここまでくるともう一息。
このGSはかなり高めの車高が特徴的です。

G42
このキットはデッサンが非常に的確ですね。タイヤの大きさがぴったりです。

G43
リヤのオイルクーラーにはリード線を黒く塗って配管をしました。

G44
エンジンルームはこのクルマの最大のチャームポイントですね。

G45
ウェーバーフェチにはたまりません。

あとは外装パーツの取り付けですね。





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1/24 ACCURATE CORVETTE GRAND SPORT MECOM 製作中5

2010-03-28 21:00:35 | 模型
今日はまずエンジンをパイピング。かんたんにプラグコードとフューエルラインを追加しました。
G29
これはカッコいい。

G30
プロペラシャフトを入れてエンジンをマウント。エンジンマウントのところは少し削ってエンジンがなるべく低く載るようにしています。

G31
エキマニはタミヤのブラックとメタルシルバーを重ねて塗りました。

G32
このシャーシは接着して見えなくなるのが惜しいくらいですね。

G33
インナーフェンダーを接着すると車高が少し上がり、ボンネットもエンジンにあたらなくなりました。

G34
ボディも裏側と窓枠もをつや消し黒に塗り、室内はインターミディエートブルー、ドアパネルはメタリックブルーで塗装しました。

G35
室内の色がボディにマッチしています。

これはかっこ良くなってきました。




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1/24 ACCURATE CORVETTE GRAND SPORT MECOM 製作中4

2010-03-27 22:12:15 | 模型
まずシャーシにタイヤを接着、ボディに対してのバランスもいいようです。
車高もいい感じ。
G24

タイヤはトレッド面が変形して内側が盛り上がっているので、接地するところは削っておきました。
ステアする前輪がいい雰囲気ですね。
G25

シャーシだけで見ても充実感があります。
G26

姿勢はこんな感じ。タイヤもはみ出すぎりぎりのところで無調整で収まりました。
G27

シボレーエンジンもサイドドラフトのウェーバーがすばらしく再現され、素組でこの密度。
あとは配線類を追加しようと思っています。ブロックは8番のシルバー、メッキのウェーバーはファンネルをマスクして8番のシルバーとスモーク、つや消しクリヤーを吹いています。アクセントにゴールドをさし薄めたフラットブラックで墨入れしました。
G28

インストラクションがアバウトなのには泣かされますが、部品の彫刻は素晴らしい。
作っていて楽しい模型ですね。部品点数も多すぎずいい感じです。





コメント (2)
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