Sydney Yajima


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陰謀論

2012-02-12 00:55:06 | フリーメーソン
今回の、大地震がフリーメーソンの陰謀だという人がいた。
まったくの、でたらめである。
そんなことをフリーメーソンは画策していない。
また原発を進めているのもメーソンの仕業だという人もいた。
これも、違う。

私は フリーメーソンのメンバーであるけれど、そのことについて 今まで、恥ずかしいと思ったことはない。
今まで多くのブラザーたちに出会って、さまざまな会合で握手をし、そして 楽しい時間や食事を過ごしたし、貴重な経験を積んできた。
そのなかで、感じたことは、いい奴がいっぱいいることだ。

私と同じように、原発が嫌いなメーソンの人間もたくさんいる。
原子力爆弾を広島に落としたアメリカが大嫌いな人もいる。
人は、それぞれで、違う人生を背負っているものだ。

人や、団体の 一面だけを見ただけで、全部を見たと思ってはいけないと思うよ。




Who do you think you are Mr, Ishihara?

2012-02-11 21:59:48 | 政治
http://blog.goo.ne.jp/admin/newentry?iid=d3b8e090c85a7d17eef6db7b8299a8d4#

石原慎太郎がコペンハーゲンに行った時のJTBへの契約書。数日間で、その額 1億2千万円なり。

そういえば、石原裕次郎が死んだときも、自衛隊のヘリを使って 抗議されていたな。
あのときは防衛大臣で、今は東京都知事。何にせよ、うまく人の金を使って遊ぶのが上手な男だ。

オリンピックの誘致をすると言い始め、そして、金を使い、そのあと、誘致が出来なかったが ツケは都民に回して、知らん顔をしている。知らん顔をしているだけなら、まだいい。そのうえに、被爆を推進しようとしている。
この人は、自分を 何様だと思っているのだろう?

売れない小説でも 書いておれば無害でいいんだが。

立ち上がれ 日本・・・

2012-02-11 21:42:35 | 政治


論より証拠とはよく言ったものだ。
立ち上がれ日本なんだそうだ。もちろん、私の大嫌いな石原慎太郎も所属しているらしい。

年寄りが、会議中に寝ている。
私には、この写真がそのように 見えてしかたないが、これは 見間違いだろうか?
もし、私の見間違いであるならば、一度 ドクターに診断してもらうべきだろう。
しかし、そうではなく、もし本当に、見間違いではなく、彼ら 年収5000万円をもらって、国政、国策を決める国会議員が、その論戦のリングである国会議事堂のなかで こっくりこっくりと、居眠りをしているのであれば、これは、国を憂うあまりに暴力事件にまで発展する韓国の国会議員のほうが、よほど マシだ。少なくとも、彼らには、熱意がある。表現の方法が間違っているが、それでも 眠っているよりはマシだろう。
それとも、この居眠りもじつは、「お前たちの話はつまらん」とでも言うべき立場から、眠っているフリをしているだけのパフォーマンスなのだろうか?
いくら私がお人よしでも、それは 信じられそうもない。
この写真は、私の観たところ、おじいちゃんたちが眠っているのである。

オーストラリアの国籍をとって、すでに日本に税金を支払う義務のない私は、笑って済ますことが出来るが、日本に住んでいたら、とてもじゃないが、笑えなかっただろうと思う。
毎日、頑張って働いている おとうちゃん、おかあちゃんたちは、子供たちの将来を考えて一生懸命なのである。
その収入のなかから、お国のためにと、たくさんの税金を納めている。
その税金から給料をもらっているおじいちゃんたちが、鼻提灯をふくらませて、こっくりこっくりとやっている。
それで、傑作なのが、「立ち上がれ日本」だって・・・
本当に、いいセンスしてるなあ・・・

日本は、もう、あかんのとちゃうやろか・・・と実は、私は今回 本気で思えてきた。

これで、怒らない国民たちがいるのだから、そりゃあ、どっちもどっちだわな。

立ち上がれ 日本・・・

2012-02-11 21:26:59 | 政治


論より証拠とはよく言ったものだ。
立ち上がれ日本なんだそうだ。もちろん、私の大嫌いな石原慎太郎も所属しているらしい。

年寄りが、会議中に寝ている。
私には、この写真がそのように 見えてしかたないが、これは 見間違いだろうか?
もし、私の見間違いであるならば、一度 ドクターに診断してもらうべきだろう。
しかし、そうではなく、もし本当に、見間違いではなく、彼ら 年収5000万円をもらって、国政、国策を決める国会議員が、その論戦のリングである国会議事堂のなかで こっくりこっくりと、居眠りをしているのであれば、これは、国を憂うあまりに暴力事件にまで発展する韓国の国会議員のほうが、よほど マシだ。少なくとも、彼らには、熱意がある。表現の方法が間違っているが、それでも 眠っているよりはマシだろう。
それとも、この居眠りもじつは、「お前たちの話はつまらん」とでも言うべき立場から、眠っているフリをしているだけのパフォーマンスなのだろうか?
いくら私がお人よしでも、それは 信じられそうもない。
この写真は、私の観たところ、おじいちゃんたちが眠っているのである。

オーストラリアの国籍をとって、すでに日本に税金を支払う義務のない私は、笑って済ますことが出来るが、日本に住んでいたら、とてもじゃないが、笑えなかっただろうと思う。
毎日、頑張って働いている おとうちゃん、おかあちゃんたちは、子供たちの将来を考えて一生懸命なのである。
その収入のなかから、お国のためにと、たくさんの税金を納めている。
その税金から給料をもらっているおじいちゃんたちが、鼻提灯をふくらませて、こっくりこっくりとやっている。
それで、傑作なのが、「立ち上がれ日本」だって・・・
本当に、いいセンスしてるなあ・・・

日本は、もう、あかんのとちゃうやろか・・・と実は、私は今回 本気で思えてきた。

これで、怒らない国民たちがいるのだから、そりゃあ、どっちもどっちだわな。

もうすぐ、房総半島沖でM9クラスの地震が起きます。

2012-02-08 19:58:49 | 政治
地震には、津波が伴います。
津波によって、大きな被害が出るので、最大限の注意が必要です。

地震は今起きても不思議はありません。



なぜそんなことが分かるのか。

地震は100% 予言できます。
をご覧ください。
北海道大学 森谷武男さんのHPは、さまざまな学者の圧力により、現在封鎖されています。
しかし、命がもっとも大事だと思われますので、警告をここに、書いておきます。


琵琶湖の湖底・・・

2012-02-08 16:52:15 | 脱原発に一票
琵琶湖の湖底に、ブクブクと不気味な泡が吹き出しているそうだ。
こんなことは、今までになかったことで、しかも、その一帯の水温が他に比べて高いとのこと。
メタンガスなどではなく、琵琶湖のもっとも深海にあたる北のエリアでの話しだ。
言うまでもなく、琵琶湖は大阪の水源地であり、その直ぐ北がわに、原発銀座が鎮座しましている。
もし、琵琶湖が地震と火山活動のどちらかになれば、関西一帯は、ボロボロになるのである。

それに、富士山がもうすぐ噴火する。
富士山の噴火までには、伊豆諸島の異常と細かい地震が何度も続くという前兆があるので、予知はできる。

こんななかで、原発の再開を言うこと事態、まったく、頭がどうかしている。



運転中の商用原発一覧

現在、商用発電用原発は17原発54基中3原発稼働3基。

 【最新情報】
 4月一杯で全基停止。

 【一覧】
北海道電力(1原発3基中稼働1基)
 泊原発3号炉 4月下旬定検停止

東北電力(2原発4基中稼働なし)

東京電力(3原発17基中稼働1基)
 柏崎刈羽原発6号炉 3月下旬定検停止

中部電力(1原発3基中稼働なし)

北陸電力(1原発2基中稼働なし)

関西電力(3原発11基中稼働1基)
 高浜原発3号炉 2月20日定検停止

中国電力(1原発2基中稼働なし)

四国電力(1原発3基中稼働なし)

九州電力(2原発6基中稼働なし)

日本原電(2原発3基中稼働なし)


原発なんて なくてもいいのだ。

南半球でとれる はちみつを 子供に食べさせてほしい

2012-02-07 22:56:00 | 政治
リアルフードという会社には、タスマニアで取れる新鮮でおいしい最高級のはちみつがある。
日本では、他の方法で手に入れることができない。


はちみつには、ヨウ素が含まれている。
昆布などの摂取も重要だが、日本の近海は、すでに放射能汚染が広がっているので、果たして安心して食べさせて良いのかどうかは、分からない。

蜂蜜をもっとも自然に近い方法でしぼりとった、汚染のないものを、子供たちに食べさせて甲状腺の肥大などの予防をしてほしい。

南半球で採れたはちみつには、価格以上の価値があるはずだ。

去年の2月24日に書いたブログ

2012-02-07 21:39:31 | 脱原発に一票
今年に入って、我々 人類は 今までとは違った時代に入りました。
今までは、災害の起こりやすい地域では、それによる被害の想定などもできていたり、あるいは、対応なども ある程度は考えられていたものです。
しかし、災害の起こりやすい地域には、今までとは桁の違う 大災害が起こるようになり、また、これまではあまり記録のなかった地域にまでも、頻繁に、災害が 起こりやすくなっています。

災害が起こるとき、人心は乱れ、国は滅びる と言いますが、まさにこれからの時代はその連続です。

災害が起こると、その国の民度が問われます。
早く復旧する国と、いつまでもキャンプ生活をしながら、犯罪がより増えていく国の二種類に分かれるようです。

日本は、民度が高く、復旧は速いペースで行われますが、キューバなどは 今でも、民衆は塗炭の苦しみをなめています。

今、リビアではカダフィーが窮地に立たされ、自分の国民を殺しています。
いずれ 同じことがキューバのカストロに対しても行われることでしょう。

民主化の流れと自由を求める人々の気持ちは、止められないのです。
人はより良い生活を求め、そして 子孫のために何かをやりとげようとするものだからでしょうか。

さて、 この新しい時代に入ったわれわれは、残念なことに、あまり明るい生活が保障されては いません。

非常に残念な 宣告になりますが、日本もこれから さらに天災がやってくると覚悟しなければなりません。
暗くなって、しかし、下を見てばかりはいられません。

地震がきても、台風が来ても、あるいは、洪水や地すべりがきても、われわれは生きていかなければならないし、それに、できればなるべく楽しく 生きていきたいはずだからです。

どうすれば いいのでしょう?

当然の質問です。

われわれには 知恵があります。
すでに、うすうす気がついている人もいるかもしれませんが、はっきり言いますと、これからの時代を生き抜くために 今までの価値観は、あまり 役に立ちません。

今までの価値観とは、例えば、経済活動などです。
私は、そういう経済活動の勉強が好きで、株式などの金融や、あるいは、国際政治に大変感心を持っています。
そして、それが原動力となって、長い間 ホームページなどを作り、様々な世界の情勢を書いてきたり、予測してきたり、しました。

しかし、これからの時代は、おそらくそのようなものは、あまり 役には立たなくなると思われます。
もちろん、今日、明日 すぐに・・・ではないのですが、いずれ、紙で出来たお札など、誰も見向きもしなくなる時代が来るように思われます。

想像してみてください。
もし、明日、ドカンと一発 大きな地震、あるいは、台風、あるいは津波、あるいは原子力発電所の事故や、北朝鮮からの核ミサイルなどなど、とんでもないことが 起こったとして、あなた、お金を、どうされますか?

体ひとつ、逃げることさえ出来れば、子供や家族の命さえ助けることができれば、あとは、どうでもいい
そうは、思いませんか?

これから、連続的に、世界は 災害に見舞われます。
われわれは、科学的にみても、統計的にみても、未曾有の大災害が立て続けに起こる。そんな時代に すでに突入してしまったのです。

中国の工業化や、ブラジルの伐採などを、原因だとするひともいるでしょう。

私は、北極の氷、南極の氷が溶けると、すぐにメタンガスが海中から吹き出してきて、地上の温度が数度上がることで水が膨張し、地上の三分の一が海の底になってしまう・・・ということが、今から、30年以内に起こる・・・それも、毎年、台風、地震、津波、戦争、食糧危機、などなどを絶え間なく、立て続けに繰り返しながら、これでもか、これでもか、と神を恨みたくなるほどの、災害の波が押し寄せてきて、人類の半分が餓死や災害死、戦死などを経験し、早いペースで 文明があちこちで滅んで破綻する世の中がくることを、感じています。

日本は食料自給率がとても少ないのです。
おそらく、国内でまかなえる食糧は、人口の2割程度でしょう。
つまりあとの8割は餓死の可能性があります。

なぜかと申しますと、世界中の食料が、自国の国民を賄うために手一杯になり、とても海外に輸出することなど、できなくなるか、あるいはとても高価になってしまい、一般の人には手が届かない価格になってしまう可能性があるからです。
ダイナミックなサイクロンのために、クィーンズランド州のバナナ畑は全滅しました。
来年、またサイクロンが来ない保障はありません。
いや、それどころか、また来る可能性のほうが高いといわざるを得ない気象環境が続いています。

あなたは、今日、会社に行き、そして今月の終わりには給料が出て、そのお金で家族が食べることができると、考えていますか?
そう、多分 今月は そうです。
まだ来月も 大丈夫でしょう。

では再来年は?
10年後は?
20年後は?
30年後は?

と、タイムリミットがくるのはいつなのか、ちょっと 周りを見渡して考えてみてはいかがでしょう?

家庭菜園を始めるとか、あるいは、食料の確保に、何をしたら良いのか など、今から準備できることが あるのではないですか?



私が去年 2月24日に書いたブログである。
おそらく、自分自身で予言していた通り自分自身も変わっていった。
私は、この当時から、自分の家族を守るために、準備を始めていたし、今もそのように行っている。
読んでくださっている多くの友人たちも、そうであったか現在もそうして準備を怠らず生きていってくれていることを願う。



利率 4.25% 

2012-02-07 16:33:04 | 経済
オーストラリアのリザーブバンクは、利率引き下げが、確実視される多くのエコノミストたちの声をあざ笑うかのように、引き下げを渋った。
面白いのは、すぐに為替が反応し、オーストラリアドルが強くなったことだ。
オーストラリアの利率決定政策は、いつもイスラエルと連動している。
偶然だと言うひともいるけれど、私はそうは思わない。

ひとまず このことは、置く。

長い間であったのか、短い間であったのかは分からないけれど、私は、自分の道を探しながら生きてきた。
その時々に、新しく出会う価値観にドキドキしてみたり、裏切りにうんざりさせられたり、などと多分どの業界の人であっても、経験するであろうことをした。
オーストラリア人であっても、中国人であっても、韓国人であっても、日本人であっても、同じような人はいるし、同じような経験をさせられたりもする。
これは、人間の性であり、場所、時代などに拘らず、誰にでも起こりうることで、そのために、飛び上がる必要もなければ 嘆いて転がる必要もない。それは、そういうものなのだから。

しかし、そんな中で、去年 3・11以降、私自身 大きく変わった。
この年齢 (48歳)で変われたことに、むしろ 自分でも驚いている。
価値観というものは、長年培ってきて出来上がるものだから、そう簡単には変われるものではないのに、私は、まるで、さいころを転がして目が変わるように、変わってしまった。

以前の私のブログなら、例えば、前半に書いたインタレストレートの話だけでも、数行で終わることはなく、多分、イスラエルのどの高官とオーストラリアのリザーブバンクの何某が、どういう関係図になっていて、私自身知っている何某との共謀について、書いていたかもしれないし、あるいは、今後、どのような展望になって、いずれ、政権の行方が如何様に影響を及ぼし、その結果、世界経済の、今後の展望との関連をあわせて 少なくとも三種類くらいのシナリオを描いてみせたかもしれない。しかし、今の私は、そんなことを書く気持ちも起こらない。
どうでもよくなってしまった。

もちろん、徐々に私自身が変わってきていることは、過去のブログを読み返してみれば自分でも分かる。
ブログを書くことで、自己確認が出来るということを、私は発見し、そしてそれをさせてくれた友人に 感謝している。

私は、変わってしまった。
変わってしまったのは、しかし、私だけではない。
世界そのものが、変わってしまったのだ。


石原慎太郎氏へ、私(三児の父)からの反論

2012-02-06 16:34:15 | 政治

石原慎太郎 原発に関するセンチメントの愚より抜粋

長々した前節を構えて私がいいたいことは、福島の原発事故以来かまびすしい原発廃止論の論拠なるものの多くの部分が放射線への恐怖というセンチメントに発していることの危うさだ。恐怖は何よりも強いセンチメントだろうが、しかしそれに駆られて文明を支える要因の原発を否定してしまうのは軽率を超えて危険な話だ。軽量の放射能に長期に晒(さら)される経験は人類にとって未曽有のものだけに、かつての原爆被爆のトラウマを背負って倍加される恐怖は頷けるが、しかしこうした際にこそ人間として備えた理性でものごとを判断する必要があろうに。理性的判断とはものごとを複合的に捉えてということだ。
 ある期間を想定しその間我々がいかなる生活水準を求めるのか、それを保証するエネルギーを複合的にいかに担保するのかを斟酌計量もせずに、平和の内での豊穣な生活を求めながら、かつての原爆体験を背に原子力そのものを否定することがさながらある種の理念を実現するようなセンチメンタルな錯覚は結果として己の首を絞めることにもなりかねない。
人間の進化進歩は他の動物は及ばない人間のみによるさまざまな技術の開発改良によってもたらされた。その過程で失敗もありその超克があった。それは文明の原理で原子力もそれを証すものだ。そもそも太陽系宇宙にあっては地球を含む生命体は太陽の与える放射線によっても育まれてきたのだ。それを人為的に活用する術を人間は編み出してきた。その成果を一度の事故で否定し放棄していいのか、そうした行為は「人間が進歩することによって文明を築いてきたという近代の考え方を否定するものだ。人間が猿に戻ると言うこと-」と吉本隆明氏も指摘している。
 人間だけが持つ英知の所産である原子力の活用を一度の事故で否定するのは、一見理念的なことに見えるが実はひ弱なセンチメントに駆られた野蛮な行為でしかありはしない。
 日本と並んで原子力の活用で他に抜きんじているフランスと比べれば、世界最大の火山脈の上にあるというどの国に比べてももろく危険な日本の国土の地勢学的条件を斟酌せずにことを進めてきた原発当事者たちの杜撰(ずさん)さこそが欠陥であって、それをもって原子力そのものを否定してしまうのは無知に近い野蛮なものでしかありはしない。
 豊かな生活を支えるエネルギー量に関する確たる計量も代案もなしに、人知の所産を頭から否定してかかる姿勢は社会全体にとって危険なものでしかない。



以下、私の反論。

私は、三児の父だ。父親、母親に限らず、親というものは、小さな子供の健康を毎日心のどこかで気遣っているものである。それは、センチメント(なぜ、情緒的という日本語があるのにここでこういう中途半端なカタカナ英語を石原氏が使うのか分からないが、この人の変な日本語に敬意を表して同じように使わせてもらうことにしよう。多少あほらしいが・・・)などという生易しいものではない。
、子供の小さな目に、目やにがついていないか、鼻水を拭いてやりながら、風邪をひいては居ないか、あるいは、成長の過程で、間違った道を歩んではいないか、つめが伸びすぎている、服装が変だ、ちょっと足をひきずっている、大丈夫か?もし、頭が痛いなどと言い出したら、それこそ、大変な騒ぎになる。それが 人の親だ。
石原氏は、原子力の専門家ではない。さらに、医師でもない、統計を取って何かをしめしてくれているわけでもない。
彼の経歴は、文士から政治家になった人でしかない。全く原子力の専門外の人であり、人体や病気や健康などにも、まったく関係のない人である。
したがって、彼の原子力の話には、全く説得力がない。あたりまえだ。なぜなら、系統だった学問をしてきた人ではないのだから。
その結果、当然のことながら、彼の言うことは、曖昧模糊(あいまいもこ)としていて、その実、雲をつかむようなたとえ話なのである。グリム童話のほうがよほど、現実に根ざしていると言ってもいいほどだ。
彼は理性を何度も繰り返す。
しかしながら、私にとって、あるいは多くの教育を受けた人間にとって、理性というものは、数値をもとにして出てきた信頼できる、傍証的科学的データをもとにして、結論されるものだ。
親である私は、もちろん、そういう科学的データを信用するし、それを取り扱う人が誰なのかをも、常に注視している。
そのデータに基づいて、現在、福島県東部はいうまでもなく、福島県西部、栃木県北部、群馬県北部、茨城県北西部、そして千葉県の一部にいたるまで、危険な放射能物質であるセシウム137が、東電の福島第一原子力発電所の事故により撒き散らされて、危険な放射能を、放出しているのである。
親ならば、そのことをもっとも心配するものだ。
なぜなら、子供たちに被爆をさせたくはないからである。
これが、センチメントな議論だろうか?
彼は、一度の事故で否定し放棄していいのか とまでいうが、原子力発電所の事故は、一度でも起こってはいけない種類のものではなかっただろうか?
それが証拠に、今まで、散々多くの原子力発電所推進派の学者たちは、「原子力発電所の事故が起こるなど天文学的な確率だ」と言い続けてきた。しかし、実際は、天文学的な確率などではなかった。チェルノブイリ、スリーマイル、それに福島第一原子力発電所、過去20年間に多くの大事故が起こっている。これは、事実だ。
もちろん、それ以外の、多くの小さな事故は、日常茶飯事に世界中で起きている。
何度も言う、彼のいう一度の事故という言葉は、事実に基づいているものではない。
残念なことに、彼は、東京都民に選ばれた、東京都知事という立場のある人間なのだから、言葉をもっと正確に使わなければならない。何度も言う。事故は一度ではなかった。
これを、一度の事故であると決め付ける石原氏こそが、紳士的な言動ではない、これこそが、人を混乱させる 野蛮な言動だとは言えないだろうか?

日本のエネルギー政策や、豊かさを求めることは、大切なことかもしれない。経済について、関心を持ってきた私自身にとって、国の経済政策や産業政策が、重要であることは、とってもよく理解できているつもりだ。
だが、子供の命に代えて 一体何を 得たいと言うのか?
私には、とうてい、理解できない。
また、この程度の 稚拙な論文を、さもありがたがって載せる 産経新聞の程度に、とても脆さを感じる。
石原氏が、国政にまた打って出るということを言っているが、私に言わせれば、もう十分 御歳なのだから、葉山の別荘あたりで余生を送られては いかがだろう。
これからの未来の日本は、石原さん、あなたのような人にではなく、理性的な人によって、きちんとした科学的データに基づいて、構築してほしいと、願う。

君たち 英語をなんのために勉強するのか?

2012-02-01 05:57:27 | 脱原発に一票
昨日 小田実の思い出を書いて、もうひとつ大事なことを思い出した。
ビキニ諸島のとき、おばちゃんたちが立ち上がったという話は書いた。
そして、彼女たちが立ち上がって アメリカ合衆国政府を裁判にかけて、なんと勝訴した と言う話も書いた。
彼女たちは 英語ももちろん出来ないし、弁護士をやとう費用さえなかったから、独自で英語を学び法律を勉強し、アメリカのシステムを勉強して、そして裁判を起こし しかも勝ったのだ。それはただ一心。子供たちを守りたいという気持ちからだった。

その話をするとき、小田実は、僕たちにむかってこう、語りかけてくれた。

「君ら、英語をなんのために勉強するんや?」
と言う質問だった。
「大学に行くためか。仕事で使って金儲けするためか? なんや?」
と言うのである。
そして、
「わしの英語もひどい発音や。あのこの間しゃべった おもろいおっさん。 竹村健一も、けったいな英語や。そやけど、ワシらの話の中身は、大分違う。」
「英語でも、中国語でも 韓国語でも、なんでもいい。若いうちにしっかり勉強することは大事なことや。しかし、もっと大事なことがある。」と区切りそして
「その学んだ言葉で、なにを話すのか ということや」と言った。

それ以来、「何を話すのか?」が私の心の中で、なんども繰り返されることになった。
時々 忘れそうになるが、福島の原発が爆発したことで、一気にそのことを 思い出すに至った。
「ああ、私は間違っていた」とも思った。
私自身、いつのまにか、金儲けのことを考えていて、若いときに学んだ大事なこと・・・つまり、何を話すのか?についての自己探求を、すっかり 忘れていた。
愚かな私は、ウラン鉱山への投資さえしていたのである!
そのときに、私は、「長期的には、原発はよくないが、短中期的には、これしかCO2を減らしていく方法はないであろう」と、もっともらしいことを、知ったような顔で語っていた。私は、間違っていた。読んでくれていた人に、まず 謝る。
そして、恥ずかしい私は、このブログを閉じて、しまうべきか、どうか 実は迷った。
しかし、それは 卑怯だと思う。
まずは、間違いを謝って、それから、初心に戻って 脱原発についてみんなとともに、考えそして戦うべきではないかと思うに至った。
どう、戦えば良いのか?については、いずれ徐々に見えてくると思う。
そして、さまざまな日本の矛盾点についても、考えていきたいとおもう。

欲も得もない話だ。
儲け話だと 多くの読者をひきつけられることを私は経験で知っている。
もう、そんな退屈な話をしている自分にも飽き飽きするし、経済や政治がいかにくだらないものなのかが よく分かった。

一言で言えば、3・11の、震災以降、日本は変わったし、私も変わった。

しなければならないことも、変わったと思う。
それは 個人の場合には、どうやって身を守るかということだし、国の場合にはどうやって舵を切るかということだろう。
私にとっては、自分自身をもてあましている大馬鹿者という定義に、あまり変わりがないようだが、しかし、なにかできないかを考え続け そして、ここに書き続けることを許してもらいたい。



いずれ分かること

2012-02-01 00:17:34 | 政治
この世の中の多くのことは、「○○ごっこ」の人たちによって適当に行われている。
たとえば、原子力発電所の所員でさえ、実際にきちんとしたトレーニングと教育を受けてきた人たちが、現場の一番危険なところで働いているケースは、稀で、そのへんで集めてきた日雇いのおっちゃんに、作業を孫受け企業を通じて委託している。
もちろん、きちんと閉めるべきボルトが甘かったり、などということが日常茶飯事に起こりうるし、過激な環境の中で、危険と隣りあわせで、あと数秒の間に、ナットを締めなければならないなどということは、たとえトレーニングを受けてきた人間にとっても、とても難しいことだ。
そんな中で、原発ができている。
以前 小田実が、授業で、「こんなにたくさんある原発に通常のミサイルが飛んできただけですぐに核兵器となってしまう」と警告していた。
18歳の私の耳、眼には、彼の偉大さと一種独特の雰囲気に呑まれて、あまりよく分からなかったが、しかし、その言っている意味はよく理解できた。なるほど、危険と隣りあわせか。
という程度ではあったが、若者にとって、危険と隣り合わせというだけで、ぞくぞくするほど クールな感じさえしていた。本当の危険の意味を分かっていないから、バイクで早く走ったり、無理なコーナーリングをしてみたりして、かっこいいと考えているくらいの、いわば お馬鹿さんであったから、しかたがないのである。
しかし、そんなお馬鹿さんの私であっても、アメリカの核実験やビキニ諸島での住民たちの戦いについて聞いたとき、一般市民の立ち上がる強さというものに感動した。
立ち上がったのは、教育も何も受けていなかった おばちゃんたちである。
おばちゃんたちが立ち上がると、アメリカ合衆国政府が、震え上がった。
彼女たちは、裁判で勝訴したのだ。

これから、日本のおばちゃんたちが 立ち上がる。
彼女たちを止める者は、なにもない。
なぜなら、日本のおばちゃんたちは、無敵だ。彼女たちは、日本の青っ白い官僚や、アホの二世議員の首筋を、生きたまま食いちぎるであろう。
私の言うことは 予言ではない。
もうすぐ起こる現実だ。