シンポジウム参加者募集を開始しました。こちらです!
趣意書はこちらです!
当ブログをご覧のみなさま、どうもこんばんは。
9月も後半になったというのに蒸し暑い日が続きますが、お変わりはないでしょうか?
これまでその孤軍奮闘にみなさまご声援をいただいている事務局尾と、その他の仲間と共同で当事務局ブログ管理を務めております、三谷と申します。今後他の担当者とともに、それぞれ更新していくつもりですので、どうぞよろしくお願いいたします。
11月予定の標記シンポジウム開催までちょうど二ヶ月となりましたが、その準備・運営にあたって、ご案内や情報提供、PR、ご質問と回答の場として、また近況報告、事務局担当の雑感、等々の掲示板として、こちらをいっそう有効に使っていければと、事務局一同考えております。
開催準備と運営に当たる私たち実行委員はなにぶん若輩者を中心に構成されておりますので、到らぬところにお気づきでしたら、どうかお気軽にご指摘いただけますと幸いです。
さて、報道を見ても広告を見ても、そしてちょっとした日常のコミュニケーションでも、今年は以前になく「温暖化」が取り上げられるようになっていると思いますが、みなさまはいかがでしょうか。これには、そう気をつけて見ているから、というのにとどまらないものがあるのは間違いないと思います。しかも、こういうことにあまり関心のなさそうな人に聞いても、ほぼ一様に「最近の気候はおかしい」と言うのを聴きます。
もちろん以前から温暖化のことは問題として意識されてはきましたが、ここへきてその質がかなり変わってきたように感じます。これは、今年の暑さや集中豪雨等にあらわれた気象の異常が、はっきりと私たちの日常生活での実感にまでなってきたためだと思われます。
しかも、年々、加速度的に事態は悪化しているように思われます。そしてそれに対する(「何となく」「漠然と」ではあっても)危機感が、広く一般化・常識化しつつあるのが現状だといって、おそらく差し支えないのではないでしょうか。
そして、こういうブログなどをご覧になる方はおそらくすでに十分すぎるくらいご存知のように、環境に関する国際研究機関による多くの科学的・統計的なデータによれば、もはや危機的を通り越してはっきりと危機に直面するまでに到っているといわれます(詳しくは前掲の先生方の文献をご覧ください)。
このように、知れば知るほど、そしてそれを無視しようとしてももうしきれないほど、私たちの社会の現状はエコロジカルな危機にあるのは明らかで、問題のあまりの大きさと深刻さに、そして一方の私たちの小ささ・非力さに、気が滅入ってしまいそうです。
これまで個人的にはいちおう、「なるべくゴミは出さない」「買い物袋は断る」とか「『地球にやさしい』と称する商品を買う」「クルマはなるべく使わない」というような、いわゆる環境配慮的な行動を心がけてきたつもりなのですが、そうしたことが、事態をどうにかすることへの有効性という意味で、ほとんど無意味にすら感じられてしまう現状です。
(しかも社会科学的に見て、そういうもろもろの「いいこと」が、この社会でなされた場合には実際にほぼ無意味に近いというのは、ショッキングで痛いところではありますが、しかし事実であるとしかいいようがないようです)
しかし、すでに紹介されてきました環境スペシャリスト・小沢徳太郎先生の『スウェーデンに学ぶ「持続可能な社会」』に出会い、そしてシンポジウムに向けての学習会で先生から直接学び、事態は確かに相当厳しいけれども、それに対する対処のはっきりとした方向性を、すでに世界の環境最先進国であるスウェーデンが国家規模で集団的に実現しつつあることに、単なる慰めや楽観ではなく、しっかりした現実を根拠に持ったヴィジョンという意味での大きな希望を感じました。
私たちは豊かな生活(その内容の検討はさておき)を否定することなく、エコロジカルに持続可能な社会を実現することができるらしいのです。
そのことについては、すでにアップしております、小澤先生、大井先生、岡野先生による本シンポジウムの趣意書に尽くされていると思いますので、まだの方はぜひそちらをご覧いただければと存じます。
そういうわけで、事務局担当としても、また個人的にも、ぜひこのシンポジウムを開催し、ほんとうの「持続可能な社会」実現に微力でも貢献したいと考えております。
微力はイコール無力なのではなく、そして微力が集結し協力すれば、相乗的に有力・強力になる、との現実的な期待をもって。
それでは引き続きよろしくお願いいたします。失礼します。
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9月も後半になったというのに蒸し暑い日が続きますが、お変わりはないでしょうか?
これまでその孤軍奮闘にみなさまご声援をいただいている事務局尾と、その他の仲間と共同で当事務局ブログ管理を務めております、三谷と申します。今後他の担当者とともに、それぞれ更新していくつもりですので、どうぞよろしくお願いいたします。
11月予定の標記シンポジウム開催までちょうど二ヶ月となりましたが、その準備・運営にあたって、ご案内や情報提供、PR、ご質問と回答の場として、また近況報告、事務局担当の雑感、等々の掲示板として、こちらをいっそう有効に使っていければと、事務局一同考えております。
開催準備と運営に当たる私たち実行委員はなにぶん若輩者を中心に構成されておりますので、到らぬところにお気づきでしたら、どうかお気軽にご指摘いただけますと幸いです。
さて、報道を見ても広告を見ても、そしてちょっとした日常のコミュニケーションでも、今年は以前になく「温暖化」が取り上げられるようになっていると思いますが、みなさまはいかがでしょうか。これには、そう気をつけて見ているから、というのにとどまらないものがあるのは間違いないと思います。しかも、こういうことにあまり関心のなさそうな人に聞いても、ほぼ一様に「最近の気候はおかしい」と言うのを聴きます。
もちろん以前から温暖化のことは問題として意識されてはきましたが、ここへきてその質がかなり変わってきたように感じます。これは、今年の暑さや集中豪雨等にあらわれた気象の異常が、はっきりと私たちの日常生活での実感にまでなってきたためだと思われます。
しかも、年々、加速度的に事態は悪化しているように思われます。そしてそれに対する(「何となく」「漠然と」ではあっても)危機感が、広く一般化・常識化しつつあるのが現状だといって、おそらく差し支えないのではないでしょうか。
そして、こういうブログなどをご覧になる方はおそらくすでに十分すぎるくらいご存知のように、環境に関する国際研究機関による多くの科学的・統計的なデータによれば、もはや危機的を通り越してはっきりと危機に直面するまでに到っているといわれます(詳しくは前掲の先生方の文献をご覧ください)。
このように、知れば知るほど、そしてそれを無視しようとしてももうしきれないほど、私たちの社会の現状はエコロジカルな危機にあるのは明らかで、問題のあまりの大きさと深刻さに、そして一方の私たちの小ささ・非力さに、気が滅入ってしまいそうです。
これまで個人的にはいちおう、「なるべくゴミは出さない」「買い物袋は断る」とか「『地球にやさしい』と称する商品を買う」「クルマはなるべく使わない」というような、いわゆる環境配慮的な行動を心がけてきたつもりなのですが、そうしたことが、事態をどうにかすることへの有効性という意味で、ほとんど無意味にすら感じられてしまう現状です。
(しかも社会科学的に見て、そういうもろもろの「いいこと」が、この社会でなされた場合には実際にほぼ無意味に近いというのは、ショッキングで痛いところではありますが、しかし事実であるとしかいいようがないようです)
しかし、すでに紹介されてきました環境スペシャリスト・小沢徳太郎先生の『スウェーデンに学ぶ「持続可能な社会」』に出会い、そしてシンポジウムに向けての学習会で先生から直接学び、事態は確かに相当厳しいけれども、それに対する対処のはっきりとした方向性を、すでに世界の環境最先進国であるスウェーデンが国家規模で集団的に実現しつつあることに、単なる慰めや楽観ではなく、しっかりした現実を根拠に持ったヴィジョンという意味での大きな希望を感じました。
私たちは豊かな生活(その内容の検討はさておき)を否定することなく、エコロジカルに持続可能な社会を実現することができるらしいのです。
そのことについては、すでにアップしております、小澤先生、大井先生、岡野先生による本シンポジウムの趣意書に尽くされていると思いますので、まだの方はぜひそちらをご覧いただければと存じます。
そういうわけで、事務局担当としても、また個人的にも、ぜひこのシンポジウムを開催し、ほんとうの「持続可能な社会」実現に微力でも貢献したいと考えております。
微力はイコール無力なのではなく、そして微力が集結し協力すれば、相乗的に有力・強力になる、との現実的な期待をもって。
それでは引き続きよろしくお願いいたします。失礼します。
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