持続可能な国づくりを考える会

経済・福祉・環境の相互促進関係を!

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11月17日(金)19:00~ 学習会のお知らせ

2017年09月09日 | シンポジウム

●日時 11月17日(金) 19:0021:00

 

●テーマ 北朝鮮情動をどのようにとらえるか

●場所 東京ボランティア・市民活動センター 会議室A

    JR飯田橋駅・地下鉄飯田橋駅 徒歩すぐ

    セントラルプラザ(右図緑の建物)10階です。

●参加費:無料 ●定員50人

申込先

「持続可能な国づくりを考える会」事務局申込担当:増田満

 FAX. 042-792-3259 E-mail : mit.masuda@nifty.com

 氏名、住所、連絡用電話番号、メールアドレスをお知らせ下さい

 

核・ミサイル開発に邁進する北朝鮮に対し、軍事的オプションで脅しをかける米国。いま戦争の勃発が懸念される状況のなか、北朝鮮の意図を理解し、これに効果的に対応することこそ安全保障上の最大の課題です。

ところが、かの国家のふるまいをどう理解すればよいのかについては混迷の極みにあります。指導者の親族をも抹殺する非道は、北朝鮮の支配体制を「封建的王朝」に例える見方を覆しました。核は外交の手段にすぎないので圧力をかければ核開発を放棄するはずとみた国際社会の予測は完全に裏切られました。北朝鮮ほど「わからない国」はありません。

経済が破綻し、大量の餓死者を出しながら、なぜ核・ミサイル開発に莫大な外貨や最高の人材を投入することが可能なのでしょう。外国人拉致をはじめ常識はずれの行動を繰り返す北朝鮮の目的は何でしょう。

北朝鮮による日本人拉致問題を20年にわたって取材しつづけてきたジャーナリスト高世仁氏が、独自の視点から北朝鮮の体制の本質と「問題」の解決について論じます。

 

【講師プロフィール】 高世(たかせ) 仁(ひとし) 日本電波ニュース社報道部長を経て、現在は報道制作会社ジン・ネット代表。北朝鮮情勢、東南アジア裏社会等に詳しい。著書『自由に生きていいんだよお金にしばられずに生きる"奇跡の村"へようこそ』『イスラム国とは何か』『金正日「闇ドル帝国」の壊死』『娘をかえせ息子をかえせ北朝鮮拉致事件の真相』他


コンサートナイン2015においで下さい

2015年09月23日 | シンポジウム

久しぶりに投稿します.推進委員の森中です.みなさまお元気でしょうか.

2015年10月12日(月,祝日)に平和憲法を活かし,反戦や核兵器の廃絶,反原発の意志を込めた声楽のコンサート“コンサートナイン2015”を開催します.

憲法学者の違憲表明そして国民の反対の意思表示にも係わらず,安保法案は成立しました.さらに沖縄の基地問題では,翁長知事が沖縄県人に対する人権無視を国連人権理事会で演説し,日本政府を代表してジュネーブ駐在大使が世界の前でそれに反論するという状況になっています.さらに辺野古移設の見直しはないと,米国務省は翁長演説の直後に異例の発表をしました.時代の激しい変動が日本にも押し寄せていると感じます.

翁長知事の演説に対する,すかさずの米国の意思表示は,米国を取り巻く多くの国に考える猶予を与えない効果を持つと私は思います.暴力,戦争を伴わないでこの問題が解決できるか,この沖縄問題を通して世界が戦争を,暴力を止める・・,その方向へと道をつなぐことが出来るか,我々現世代の日本人も大きな試練の時を迎えています.強大な勢力との息の長い闘いになるでしょう.

10月12日に反戦/平和の主張を持った声楽のコンサートを行います.
力で人を強制しないで,言葉も習慣も違う人間同士がどのように共感するか,合意を見いだすか.その方法を見いだすこと,それこそがこの試練に打ち勝つ明確な一つの道であると確信します.
その方法の一つが文化であり,音楽だと思います.先の大戦で,アジアで何千万という尊い生命の犠牲をもって得た結果,その犠牲の上に立つ具象こそが現在の平和憲法です.
そういう社会的主張を,趣旨説明で一言申し上げてコンサートをはじめます.
これからの息の長い闘いを貫くには,癒しと精神の回復,エネルギーの励起が必要です.音楽,歌はそれに有用です.
沢山の反戦/平和のオリジナル曲を唱います.また,世界の歌曲,童謡,オペラのアリア,ミュージカル曲もあります.

チラシを添付いたします.参加は無料で,チケットの販売はありません.しかし,席数には限りがありますので,事前にご参加の方のお名前のみ登録させていただきます.チラシの下にある番号に電話いただくか,アドレスにメールをお願いします.これからの長い闘いに備え,癒しと安らぎのひと時をお過ごしください.


市民シンポジウムを終えて

2015年05月15日 | シンポジウム

2015年4月11日に立教大学タッカーホールで開催された市民シンポジウム「次世代にどのような社会を贈るのか?」“右派の異端者 左派の異端者”に多数おいで下さいまして厚く御礼申し上げます.

今年で,立教大学のタッカーホールでの開催が最後となりました.それで,右派の鈴木邦男さんとお話しして,人類の未来,日本人の未来に贈る1.貧富の格差/経済,2.国防/憲法,3.原発/エネルギー,核兵器を含めた人間の生き様についての総合論にしました.

メインスピーカーであった鈴木邦男さんがご自身のブログに経過とご印象を掲載されましたので転載させていただきます.

http://kunyon.com/shucho/150420.html

市民シンポジウム「次世代にどのような社会を贈るのか?」は,立教大学で2011年の計画停電の時を除いて2004年から今年まで11回連続で開催しました.来年も場所を変えて,おそらくは規模は小さくなると思いますが,継続していきたいと考えています.

以下に参加してくださった方から頂いたコメントを付記して御礼に代えさせていただきます(一部加筆修正).

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 先日4/11の市民シンポジューム(立教大学)は様々な分野の人からの話しが聞けて有意義なひとときでした。今回この会場では最後とのことでしたが企画はぜひ継続されることを希望します。森中さんも司会・進行・講演とお疲れ様でした。

 さて当日の入場者数ですが、朝日新聞に掲載されたわりに少なかった印象があります。前10列くらいはぎっしり座っていましたが後ろ10列にはまばらで一般の人たちの関心の薄さが見て取れました。パネリスト・関係者の知り合いのグループの人たちが全体の三分の一を占めていたでしょうか。なんといってもトータル6時間の長丁場は途中休憩が入ったとはいえ聞いている側からすると辛いものがありました。

 森中氏、鈴木氏、それに対するコメントとして田原氏それぞれ30分はいいとして、宇都宮氏他のパネラーの人数を全部で6名に限定し、各15分計90分、全体で3時間で終了すると(1時半~4時半)5時前には会場を出られ外はまだ少し明るくよかったかもしれません。案の定、田原氏目当ての人たちは休憩と同時にだいぶ帰ってしまいました。

 バリバリ右派代表と思われていた鈴木氏はすっかり丸くなってまるで牙の抜かれたライオンのようでしたが、30代の頃のご自身の考えや感じ方をよく記憶されていてそれと現在の自分と比較して話しをされたところは、人は変わり成長するもの、諸行無常をつくづく感じました。他に印象に残った言葉、フレーズを書き出してみました。(発言順不動)

・    過去に目を瞑る者は現在にも目を瞑る(ドイツのワイツゼッカー前首相)

・    愛国心なんか入らない。恋国心がいい(三島由紀夫)

・    人に批判される人間になれ

・    医者の世界はこの世界しか知らない人たちばかり

・    ドイツ・フィリピンは完全にアメリカの基地をなくした。だが日本はできない

・    中国に招かれ口角泡を飛ばし話した講師のお題は・・「沖縄の日本からの独立」

・    選挙の供託金日本は300万円。因みに米・独・仏・伊はゼロ。

・    中国はこれから百基以上の原発を建設しようとしている。世界一の人口を考えると無理からぬことなのか。

・    中国のトップ大学生は3000人(13億の中の)、日本のトップ3000人(1億3000万人の中の)。どちらが優秀かは言わずもがな。

・    「熔融塩炉」で放射性廃棄物を廃棄すべきお荷物ではなく有効利用できる

  (この話を聞いた後偶然図書館で次の本を見つけた→《「原発」、もう一つの選択~使用済核燃料を処理できる原子炉がある~》金子和夫 ごま書房新社)

・    槍と携帯(アフリカの奥地でさえ)

・    タウン&ガウン(イギリスの身分社会を表す)

・       自由な取材、番組作りができない、なぜならクレームがスポンサーに直に行くから。

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この他にも沢山のコメントやお礼のメールを頂きました.有り難うございました.

2014年の市民シンポジウム「次世代にどのような社会を贈るのか?」”人類は原発をどうするのか?”の詳細な講演録の残部がまだ少しあります.対論者の主張,論評者のコメント,参加者からの質疑まで詳細な講演録です.また,今年の講演要旨集もあります.鈴木邦男氏の率直な主張があります.私もゲストからのご要望を受けて,相当力を入れて書きました.ご興味のある方は森中までメールください(QYV04336@nifty.ne.jp)ほぼ実費です.今年の講演録も作成します.

なお,全く話は変わりますが,10月12日(月,祝日)に都内で声楽のコンサート(憲法を活かす)を企画しています.時期がくればご案内いたします.単にマイクなしで歌を唱うというだけではなくて,社会性の特徴あるコンサートです.


4月11日市民シンポジウム

2015年03月18日 | シンポジウム

運営委員の森中です.

来る4月11日(土)12:30—18:30,立教大学タッカーホール(池袋)において,無料の市民シンポジウム「対論!右派の異端者 左派の異端者」を開催いたします.

昨年の市民シンポジウムは,『対論! 人類は原発をどうするのか?』という題で,原発,エネルギー問題に焦点を絞りました.約650名のご参加を頂きました.有り難うございました.詳細な講演録を作りました.4月11日,会場にて1部500円で販売いたします.

ポスター

http://biogeo.a.la9.jp/meeting/mini/2015%20poster.pdf

今年は一水会顧問の鈴木邦男氏をお招きし,私と対論を行います.内容は,貧困/経済学,国防/憲法,原発/エネルギー,核兵器の総てについて右派,左派両側から見解を述べます.ピケティが来日し大きな話題になりました.彼は,貧富の格差は資本主義社会の宿命か?と問いかけました.本当にそうか,私の視点でお話しします.そしてその解決法も・・.「武力では平和は来ない」という当たり前のこと,ではどうすればよいかということを話します.まさに日本人の,人類のこれからの生き様についての統合論になります.右派と左派が,それぞれが相手に敬意を示し深く考えることによって,合意に至れば最も望ましいと考えます.

講演者

鈴木邦男(一水会顧問)

森中定治(日本生物地理学会会長)

論評者

伊東 乾(作曲・指揮者)

岩田 温(拓殖大学日本文化研究所)

野尻英一(自治医科大学准教授(哲学))

満田夏花(環境団体理事)

村岡 到(NPO法人日本針路研究所理事長)

ゲスト

伊藤 誠(日本学士院会員,東京大学名誉教授)

宇都宮健児(弁護士,元日本弁護士連合会会長)

紺野大介(創業支援推進機構(ETT)理事長,中国清華大学・北京大学招聘教授)

竹田茂夫(法政大学教授)

田原総一朗(ジャーナリスト)  

無料/一般公開ですが,参加ご希望の方はポスターのアドレスにご連絡を頂きますようお願いいたします.


スウェーデンの政治事情

2014年12月04日 | シンポジウム

みなさま

運営委員の森中です.

やっと政権が社会民主党を含む左派連合に戻ったと思ったら解散・総選挙だそうです.やはり数回このようなことをせねば落ち着かないのでしょうか.

日本の選挙もどうなるか心配ですが,スウェーデンも難しいですね.

http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPKCN0JI04120141204

 


対論!人類は原発をどうするのか?

2014年03月15日 | シンポジウム

運営委員の森中です.大変ご無沙汰していますが,みなさまお元気でしょうか.

来る4月12日(土)13:30—18:00,立教大学タッカーホール(池袋)において,私の所属する日本生物地理学会と立教大学理学部の共催で,無料の市民シンポジウム「対論!人類は原発をどうするのか?」を開催するので,ご案内させて頂きます.

ポスター

講演:小出裕章(京都大学原子炉実験所,森中定治(日本生物地理学会)

コメンテーター:飯野謙次 (失敗学会副会長),後藤政志 (原子力市民委員会委員・APAST理事長)

ゲスト:秋本真利 (自由民主党衆議院議員),小山芳郎 (ジャーナリスト・元NHKプロデューサー),加藤登紀子  (歌手),木下幹康 (東京大学, TTS),鈴木達治郎  (原子力委員会委員長代理),須永昌博 (スウェーデン社会研究所所長),山脇直司 (公共哲学/東京大学名誉教授・星槎大学学部長),吉岡律夫 (トリウム熔融塩国際フォーラム理事長)

このシンポジウムは,例年「次世代にどのような社会を贈るのか?」として開催しています.今年は,元々京都大学原子炉実験所の小出裕章先生をお呼びしてご講演を頂くつもりでしたが,小出先生から一方的な話ではなく,容認派との対論をお願いしたいとのご要望があって,副題を「対論!人類は原発をどうするのか?」として敢えて私が対論者となりました.推進派は要職にある人は出てこないし,出てきてもそれぞれが一方的な言いっぱなしの場になると思うからです.また専門家同士の対論では一般の人に難しくなると思うからです.

私は元々反原発です.我々の,持続可能な国づくりの会の講演会に来てくださった古川和男先生と知り合って,トリウム熔融塩国際フォーラムの賛助会員になっています.というのは,核兵器の廃絶と合わせて考えないと人類全体の核の廃止はできず,日本だけが原発を止めればよいという考え方をしていないからです.人類が原発を止めるには,どうしても「核兵器廃絶時代」を迎えそれを通らねばならないと思います.私は生物学者で原子力の専門家ではありません.素人の私の視点から,このシンポジウムに参加されるみなさまに十分わかっていただける話をします.そしてコメンテーターをはじめ,ゲストの方から両者の話についてコメントをいただきます.

加藤登紀子さんをはじめ沢山のゲストをお迎えし,大きな意味のあるシンポジウムになると思います. 一般公開/無料ですが,参加ご希望の方はポスターのアドレスにご連絡を頂きますようお願いいたします.


総会のお知らせ 6月15日(土) 於:藤沢

2013年06月15日 | シンポジウム

持続可能な国づくりを考える会 会員の皆さんへ

     総会のお知らせ

日時:6月15日(土) 14:00~

場所:藤沢駅徒歩2分 SHOYO 6階 Dルーム
http://www.shoyo.ne.jp/rentalroom/6f_annex.php

委任や問い合わせは事務局までお願いします。

 jimukyoku@jizokukanou.onmicrosoft.com


4.27学習会 『持続性の条件 ~人類平和の可能性を根本から考える』 報告及び頒布のお知らせ  

2013年05月06日 | シンポジウム

 ●学習会CD・DVD頒布のお知らせ

   『持続性の条件 ~人類平和の可能性を根本から考える』

    4/27開催の標記学習会は、人類平和に関する根源的な課題について、会場の皆さんと深い議論を共有することができました。ご希望の方はCD・DVDでご視聴いただくことができます。

   DVD(2枚)頒布価格3,500円、CD(2枚)3,000円

【学習会テキストより】

 私たち人類は、おそらく一万年以上前から戦争を続けており、二十世紀には史上最大の戦争を二度も行ない、そして二十一世紀になっても戦争の廃絶すなわち世界規模の平和を実現することができていません。それどころか、世界の各地で内戦は続いており、またより大きな戦争に到りかねない国際的対立が続いています。
しかし、いうまでもなく永続的平和は人類社会の持続の不可欠の基本的条件です。今回は、「人類的平和の可能性を根本から考える」というサブタイトルをテーマに発題講演をさせていただき、その後でみなさんとご一緒に討論しながら、可能ならば認識を共有し、さらに深めていきたいと思っています。

   (講師 岡野守也(当会運営委員長))

 

 ◆ご注文方法

 頒布品をお求めの方は事務局まで、①氏名 ②住所 ③電話番号を明記の上、メールにてご注文ください。後日、振替用紙とともに頒布品をお送りします。

  ・事務局メール: jimukyoku@jizokukanou.onmicrosoft.com

 なお、頒布作業はボランティアが行なっているため、録音・録画の質等が万全でない場合がございますが、ご理解のほどお願いいたします。


シンポジウム「次世代にどのような社会を贈るのか?」を終えて

2013年04月15日 | シンポジウム

運営委員の森中定治です.4月13日(土)午後3時から,立教大学タッカーホールにて日本生物地理学会主催,立教大学共催のミニシンポジウム「次世代にどのような社会を贈るのか?」が開催されました.

お忙しいなか,沢山の人においでいただき有り難うございました.お陰さまで,気さくで楽しく,また大変充実したシンポジウムになりました.ご講演くださった上村雄彦先生,池田香代子先生そして会場から沢山の質問やご意見をくださった参加者のみなさん,会場を運営してくださった立教大学理学部動物生態学専攻の学生,院生のみなさん,有り難うございました.

折角ですので池田香代子先生が,ご講演の最後にご紹介くださった衝撃的なDVD(橋本公 作製)をここにご紹介します.広島や長崎に落ちた核爆弾をはじめ,今迄に造られた核弾頭,ひとつひとつを小さな銀色の玉で表現しています.これも一つの表現法でしょう.そのあまりの膨大さを穏やかな表現で確実に表しています.

 さらに,池田香代子先生らは,デモクラTVというインターネット放送を開設されました.これも紹介しておきます.



4.13シンポジウム「次世代のどのような社会を贈るのか?」

2013年03月25日 | シンポジウム

おはようございます.運営委員の森中です.今日は曇り空で湿っぽく何か梅雨みたいです.

以下の通り,岡野委員長のご講演の前に,無料の一般公開シンポジウム「次世代にどのような社会を贈るのか?」を開催いたします.


日時:4月13日(土)午後3時−(開場は2時)

場所:立教大学タッカーホール(JR池袋駅東口より歩7分)


私は生物学者ですが,現在の世界の動向,人類の未来は,経済つまりお金を集めようとすることから引き起こされるように思います.
今,アベノミクスによって日本は経済と軍事に大きな変換が訪れようとしています.他国との武力による衝突は地球環境の破壊を導き未来の人類に大きい損失を与えます.資源,エネルギー,水が今後乏しくなるなかで世界がどのように共存するか大きな課題です.そのためには,生物としての生命すら維持できないような水準に特定の国家や個人を追い込んではならず,国際的な税の徴収が必要です.

今朝の新聞(毎日)の第一面トップに掲載されていますが,原子力委員の設立したNPOに電力資金が1800万円も流れていたとのことです.これほどの事故を起こしてもまだそれを材料に汚職腐敗が続いているのかと思うと暗い気持ちになります.

国際連帯税の日本の権威である上村雄彦教授(横浜市大),「夜と霧」,「ソフィーの世界」,「世界が100人の村だったら」および反原発で著名なドイツ文学者の池田香代子さんをお招きし.グローバル・タックスの理論と人類の未来について縦横無尽にお話し頂きます.ドイツの状況や原発についてもお話があります.私も趣旨説明で30分以上話をする積りです.また会場参加者とのやり取りも積極的に行う予定です.

初めてなのですが,小さな教室ではなく1000人のホールでの開催なのでなるべく沢山の人に来てもらいたいと思います.
みなさまのご来駕をお待ちいたします.

 

なお,4月3日のさくら音楽コンクールに声楽(テノール)で出ることにしました.「遥かなるサンタルチア」を唱います.まだ伴奏者との音合わせもやっていませんが,楽しく唱えればと思います.