持続可能な国づくりを考える会

経済・福祉・環境の相互促進関係を!

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もったいないを考える(先日のクイズに関連して)

2006年10月28日 | 環境
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 「もったいない」というのは、日本独特の考え方で素敵な言葉だと思います。ただ、一体何がもったいないのかいまいちはっきり見えてこないことがないでしょうか。

~~~先日のクイズ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 ここに同じ仕様の車が2台ある。車Aには1人(運転者)が、車Bには5人(運転者とその友だち4人)が乗っている。この2台の車がガソリンを満タンにして、同じ日同じ時間に同じ道を同じ速度で2台並んで法政大学多摩キャンパスから甲子園球場までドライブしたとする。車Aと車Bのどちらが環境への負荷が大きいか?      

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

①私のなんかは、「Aの車には乗りたくないな~」と思ってしまいます。なぜなら、「もったいない」からです。何が「もったいない」かといえば、それは、お金です。高速料金やらガソリン代なんかを全部自分で払わないといけないからです。こういう風に考えると、おそらく車Bという答えになるでしょう。

②ただ、よく考えてみると、これはどちらが環境負荷が大きいか?という問いで、どちらが自身の生活の出費を節約できるか?という話ではないことに気づきます。そうやって考え直すと、同じ速度で走るとすると、5人乗りの車の方が重いのでガソリンを多く燃焼させそうです。つまり、環境負荷が高いように思います。こう考えるとAになると思います。(おそらく考え方によっては、違う見方もできるかもしれません。)

 「もったいない」という意識は、環境配慮行動を生むかもしれませんが、その時には、一体、何が「もったいない」のか、一度熟考してみるとよいと思います。もしかしたら、自分のお財布の中のお金が「もったいない」ことと、環境に負荷をかけないということが、ゴチャゴチャ混ざってしまっているかもしれません。

 物理的な距離を格段に縮めたIT化は、交通機関を使って移動をする際のエネルギーの節約に貢献したと言われることがあるようです。しかし、それはエネルギーの節約ではなく、会社の経費の節約なのでないでしょうか。企業の人の一部の人が移動をせずに、企業内で会議を行えるようになったとしても、交通機関のダイヤは相変わらずです。

 同じように、「もったいない」という意識から環境配慮行動をし続けたとしても、電力会社は電気を作る量は毎年増えています。こういった状況下の社会では、マメにコンセントを抜くことは尊いのですが、結果的には、家計の出費を抑えることにしか貢献していないことになってしまいます。

 この週末、今一度、「もったいない」について考えてみたいと思います。
 

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クイズです。

2006年10月26日 | 総合
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 皆様いかがお過ごしでしょうか。
 すっかり寒くなりました。
 ご自愛ください。

 小澤先生が授業中に行っているクイズです。
 ちょっと考えてみてください~。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
次の記述について、正しいと思うものには○、間違っていると思おうものには×をつけなさい。また、その理由も考えてみてください。


(9)ここに同じ仕様の車が2台ある。車Aには1人(運転者) 

   が、車Bには5人(運転者とその友だち4人)が乗ってい 

   る。この2台の車がガソリンを満タンにして、同じ日同じ

   時間に同じ道を同じ速度で2台並んで法政大学多摩キャン

   パスから甲子園球場までドライブしたとする。車Aは車B

   より環境への負荷が大きい。        (   )


<その理由>






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ご訪問ありがとうございます。

2006年10月22日 | 総合

ご訪問ありがとうございます。 こちらは、2006年11月19日(日)に、鎌倉の龍寶寺で行われたシンポジウム
「日本も〈緑の福祉国家にしたい!〉―スウェーデンに学びつつ」
 の事務局ブログです。

本ブログの目次をここに作ってみました。ご興味のおありのところからお読みになって頂けると幸いです。

 本シンポジウムの趣意書
・シンポジウム趣意書

呼びかけ人の先生のご紹介とその出会い
・小澤徳太郎先生のご紹介
・岡野守也先生のご紹介
・大井玄先生のご紹介
・人の先生の出会い


 本シンポジウムの環境問題に対する基本的なスタンス
・「予防」か「治療」か。
・経済拡大路線
・蓄積性の問題
・誰が電気を作っているのか?
・「経済活動の拡大」は、「環境への人為的負荷の増大」と、「人体への負荷の増大」を意味する
・価値観の違い
・バックキャストとフォアキャスト
・環境危機と権力腐敗
・現実的な希望のヴィジョン
・成長の限界 ・一番の被害者は誰か?
・次の世代のために
・もったいないを考える(先日のクイズに関連して)

 スウェーデンの環境対策と福祉
・スウェーデンの人口
・スウェーデンの年金制度について
・スウェーデンの原子力政策
・スウェーデンの企業
・スウェーデンのボルボの副社長の環境意識

 事務局からのお知らせ
・シンポジウム参加者募集を開始しました
・御礼とさらなるご案内
・パンフレット発送準備
・パンフレット発送しました
・パンフレット発送後の事務局

シンポジウム
・シンポジウムは大成功でした
・一事務局員からみたシンポジウム(青年よ大志を抱け!)
・<「緑の福祉国家」への次のステップ>
・大井玄より当日の質問への解答

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スウェーデンのボルボの副社長の環境意識

2006年10月20日 | スウェーデン
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 皆様いかがお過ごしでしょうか。
 事務局尾崎です。

 昨日は、スウェーデンの企業について触れました。

 今日は、あの有名なボルボ(スウェーデン生まれ)の副社長が日本に来た時の面白い話をご紹介します。(大部分が小澤先生の本の引用です。)

 1990年、現在の地球産業文化研究所が、東京で「地球環境の改善と経済成長の同時達成をめざして」と題するパネル討論会を催しました。この討論会に、自動車で有名なスウェーデンのボルボ社の副社長シグバード・ホグレンさんがパネリストとして招かれました。司会者とホグレンさんの対話のなかに、日本とスウェーデンの環境問題に対する考え方の違いがみごとにあらわれていて、興味深い部分があったそうです。


 司会者 

 一番のこの問題のむずかしさというのは、被害がまだ目に見えていないことであろうと思います。私の息子くらいの世代になると、この被害に遭うかもしれない。犠牲はいまから払わなければならないという状況ですけれども、被害の見えないときに、人間を一体どう動かしたらいいのか、経営も同じことだと思うのです。そのへん、あまり切迫感のないところで人間をどうやって動かすのか、これはホグレンさんから伺いたいのですが。

 ホグレン

 まず、私は、いま、いわれたことにかならずしも合意できません。被害が見えないということはないと思います。ドイッの南部の森林を見ていただければわかると思います。あるいは、チェコ、ハンガリー、スウェーデンに来て見ていただければわかると思います。日本でも被害が目に見える形であるのではないでしょうか?(中略)こうした状況に対して、わが社やほかの多くの企業が試みている一つの方法があります。たとえ、私たち一般の人間には真の影型日がまだ見えないとしても、専門家というものがいます・専門家がその影型日について私たちに説明してくれると思うのです。北ヨーロッパの最先端の研究者と私たち経営トップとが一堂に会して、問題について討議しています。




 企業の副社長がこういった予防的見解を持っているというのは、面白い事実だと思います。現在、ボルボは公共交通に力をいれているようです。詳しくは、小澤先生の『スウェーデンに学ぶ「持続可能な社会」』に書かれていますので、ご購入された方はお読みになってみてください(P183~)。

 さて、それでは、今日はこの辺で失礼致します。
 いつもクリックありがとうございました。

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スウェーデンの企業

2006年10月19日 | スウェーデン
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 今日は良い天気ですね。
 最近、私はすごい忙しいです。
 何とか合間をみつけて更新しています。
 基本的には小澤先生の3冊の著作を読んで感じたことや気づいたことを書いてきました。
 さて、今日もその路線で、スウェーデンの企業について考えてみたいと思います。


 経済の持続的拡大が環境破壊の根本的な原因でありますが、そうなると、その経済を適正化させる必要があります。この適正化というのが重要です。スウェーデンの先見性は、まさにここで、経済の持続的な拡大は手放しはしましたが、生態系の自浄能力の範囲内で経済活動を適正化させたのです(これが「縮小」と「適正」の違いです)。それに成功し、GDPは毎年伸びています。


 ただ、その「適正」は、「縮小」ではありませんが、生態系の自浄能力の範囲内で経済活動を制約せざるを得ないことは確かでしょう。小澤先生がこのような話を講演会ですると企業の人から以下のような意見をいただくことがあるようです。そして、おそらく多くの方が身に覚えがあると思います。もちろん、私もあります。


「分かっているけれども、行動は別。」


 この方の素直さはある種のスガスガしさを感じます。しかし、環境問題は待ってくれません。もう少し詳しく「分かっているけれども、行動は別。」を見ていくとこういうことになりますでしょうか。


「企業の技術者としては、個人的にことの重大さは分かっていても、目の前の生活防衛のために、自分の組織の拡大のために全力を尽くす。」


 確かに、日本の社会ではごもっとも!という感じがしてしまいます。しかし、ここではっきりと主張しておきたいことは、今われわれが抱えている問題の質は、そういった先延ばしが、自分や自分の家族の将来、自分の所属する企業や組織の将来を危うくするということです。「・・・んなこと言ったってうちの社長はな~」と思う方もいると思います。それではスウェーデンの企業はどうでしょうか。


『環境保全と企業経営』東洋経済新聞社報に面白い話が掲載されました。

 7年位前に、スウェーデン最大大手の石油会社のCEOが20人ぐらいの他の会社のCEOとともに首相を訪問し、政府にガソリンや燃料に対する二酸化炭素の増税を陳情した。首相がその理由を尋ねると、イケア、アレックス、トラック会社、スーパーマーケットのチェーンなどの様々な業種の代表からなるそのグループは「我々のビジネスは将来にかかっている。廃棄物に関しては、細心の注意を払っていかなければならない。炭素に対する課税は我々が企業としてアメリカのようにエネルギーを大量に消費するような馬鹿な会社に比べて、競争面で優位に立つことができる。」

 後日、炭素の含有量がもっとも少ない燃料を開発したのが、やはりこのグループのメンバーだったそうです。


 なかなか、かっこ良い話だと思いますが、皆様はいかがでしょうか?スウェーデンの人からみれば、当たり前のことを当たり前にやっただけのことかもしれませんが。

 日本の企業も学ぶところがあるのではないかと思います。この例をみると、エコと呼ばれる日本の企業CMのほとんどが、的を外していることに気づく方も多いかと思います。

 それでは、今からパンフレットの追加発送の準備をしに郵便局に行ってきます。
 この辺で失礼いたします。
 
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パンフレット発送後の事務局

2006年10月16日 | 総合
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うっかりしていると風邪を引きそうな季節になってきました。
皆様いかがおすごしでしょうか?
事務局尾崎です。

パンフレット発送後も、参加の申し込みが事務局に入ってきています。
大変、嬉しく思います。
パンフレットの評判も好調で、追加に申し込みをして頂いた方もいらっしゃいます。

参加の申し込みの期限は11月15日まで延長しましたので、まだ申し込みになられていらっしゃらない方は、こちらまで(greenwelfarestate@mail.goo.ne.jp)お申し込みください。


それでは失礼いたします。

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スウェーデンの原子力政策

2006年10月13日 | スウェーデン
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なにか、最近は戦々恐々とした感じがちょっと・・・・かなり気になりますね。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
事務局尾崎でございます。

そのちょっと気になるというのは、連日テレビを賑わせている核実験です。

ちなみに、一昔前、原子力発電の先進国は、スウェーデンでした。
しかも、彼らは他国に依存しない独自の技術で開発を進めました。

「でした」という過去形で書いたのは、1980年にスウェーデンはせっかく独自に開発した技術によって作った原発12基すべてを廃棄するという決断をしたからです。

その経緯には興味深いものがあります。
まず、スウェーデン政府は、原発の是非を問う国民投票をしました。その結果は以下の通り。

●原発容認18.9%

●条件付き原発容認39.1%

●原発反対38.7%

つまり、原発を容認する人が全体の58%でした。

おもしろいのは、この結果を参考にしてスウェーデン政府がとった行動です。彼らは原発の廃棄を決めました。40%の人が不安を感じているということや、ちょっとした技術的なトラブルなどを考慮にいれた上で総合的に政府はこの決定をくだしたそうです。もちろん、それは予防志向の観点からだと思います。


そして、結果的にその判断は正しかったようです。
なぜなら、そのちょっとした技術的トラブルが1986年のチェルノブイリ原発事故の原因になったと言われているからです。


1980年に、スウェーデンは12基の原子炉を廃棄することを決めました。より安全な道を歩むと同時に、さらに経済を成長させています。にも関わらず、エネルギーの消費量はほとんど毎年同じという「持続可能な社会」への道を着々と歩んでいます。スウェーデンは経済的繁栄も、安心も手に入れようとしているように思えます。




1990年に、日本は40基の原子炉を設置することを決めました。あれからいくつかの事故があり、そこにミサイルが飛んで来そうな緊迫した状況で不安を抱え、さらに財政赤字や年金の問題をも抱えながら「持続不可能な社会」へ進んでいるように思えます。


好景気が続き、経済の拡大を進めれば、本当に今抱えているような不安は解消できるでのか、と昨日の帰りの電車の中でしばし考えてしまいました。


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パンフレット発送しました

2006年10月11日 | 総合
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パンフレットを発送しました。
もうそろそろ皆様のお宅に届く頃だと思います。
非常に良いパンフレットになりました。
ご期待ください。


内容は以下の通りです。

  ・「地球温暖化と倫理意識」大井玄先生(東京大学医学部名誉教授・元国立環境研究所所長)  

  ・「三〇年前に行動を起こしていたら――科学と政治、そして、チェック・システムと」小澤徳太郎先生(環境問題スペシャリスト・元スウェーデン大使館環境保護オブザーバー)

  ・「持続可能な社会からのバックキャスティング――試金石となる低炭素社会の実現」西岡秀三先生(環境研究所所長) 

  ・「『持続可能な社会』の実現に必要・十分な条件とは何か」岡野守也先生(サングラハ教育・心理研究所主幹)





 本日以降、シンポジウムにはご参加いただけない方で、内容に関心を持っていただける方がおられましたら、送料とも480円(80円切手6枚代用可)でお頒かちしますので、下記にお申し込み下さい。

 251-0861 藤沢市大庭5055-6-2-18-1831 サングラハ教育・心理研究所 岡野守也


 また、会場にまだ余裕がありますので出席をご希望の方は、事務局(greenwelfarestate@mail.goo.ne.jp)までご連絡ください。最終期限は11月15日に延長させて頂きます。
 
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環境危機と権力腐敗

2006年10月07日 | 環境
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事務局尾崎です。
昨日はすごい雨風でした。
帰りの電車が遅れていました。
そのためか、いつもと駅の雰囲気が違うような気がしました。


はやいもので、この事務局ブログをはじめてから一ヶ月が経ちました。
もうお気づきの方も多いかと思いますが、今回のシンポジウムは各環境分野における最新の研究・現在の調査状況・新たな発見などの報告会というような形にはおそらくならないと思います。そういった理由から、このブログにおいてもそうした特殊な知識を必要ようとするような話題には触れきませんでした。


くどいようですが、それは環境問題の本質が、持続不可能な高度産業社会にあり、それをさらに推し進めようという経済の持続的拡大路線に端を発するからです。そういった路線を変更するために必要なことは、環境問題の規模の大きさと危険性を考慮すると、「できることからはじめる」といった活動ではなく、経済の適正化による持続可能な社会の実現を目指そうという民主的な手続きを踏んだ政治的合意です。そして、そういった志向性を最優先する政治的勢力や国民の合意が今の日本にないことがもっとも苦慮される事態だと思います。


しかし、このようなことを言うと、おそらく、多くの方が「政治」というものに拒否反応を示されるかと思います。私もそのように思っていました。それは、政治家は私腹を肥やし民衆は騙されるというようなメディアからのメッセージや実際にそのような事実があったことが影響しているでしょう。また、団塊の世代の方は学生運動の苦い経験がおありになるからなのかもしれません。


そういった社会状況がいつしか「権力は腐敗する」ものであるという固定観念を生み出してきたようです。それ故に、権力に対して批判的な立場をとられてきた方や、非常に尊敬に値するような善良な気持ちから遠くの国でおこる飢えや環境問題の改善のために「できることから始めよう」という活動を長年続けてこられた方もいらっしゃるかと思います。


改めてここではっきりさせたいことは、これらの活動を否定するつもりは決してないということです。しかし、それ以上に強調したいことは、そういった手法ではわれわれの前に迫る環境危機の進行の減速はできても、改善することは不可能なのではないかということです。


無論、政治というものがこれまでの歴史の中でおかしくなってしまったことは多々あるようなので、そういった危険性にも十分配慮が必要であることは先生方も重々承知していらっしゃいます。しかし、そういった「権力は腐敗する」といった固定観念が主流である日本とは対照的に、スウェーデンをはじめとする北欧諸国やオーストラリアなどは、非常にクリーンな政治を行っているようです(完全ではありおません、人間のやることですから。)。


つまり、日本よりも政治的に非常にクリーンな形で、なおかつ先見性のあると思われる持続可能な社会に向けてその活動を実際に起こしている国があるということです。その代表として、スウェーデンを例にとってその政治の質やそれを指揮する政治家、それを支える制度、高い投票率を維持している国民性などについて学べることがあるのではないでしょうか。


さらに、政治がおかしくなる危険よりも、環境危機というしっかりしたデータを読めば読むほど頭が痛くなる非常に大きな問題を結果的に放置してしまう危険のほうが、はるかに限りなく大きな危険だと思いますがいかがでしょうか。

岡野先生もブログにこのことを書かれていますのでご参考になってください。
参考リンクはこちらです。

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パンフレット発送準備

2006年10月05日 | 総合

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事務局の尾崎です。
今日は雨ですね。
たまには、雨もいいかなと思いますが、もう少ししとしとしているといいなと思いました。


今日は、東京駅のプラットフォームでたまたま岡野先生に会いました。
そこで少し、これから発送予定のパンフレットの話をしました。
着々と準備は進んでおりますのでご安心下さい。


最近は、当日は参加できないが、趣旨に賛同したので資料をくださいというお問い合わせが頻繁に事務局に入ってきています。
もちろん、参加していただくとこちらとしても嬉しいのですが、皆様お忙しいかと思いますので、そういう方がまだいらしゃいましたら、事務局までお問い合わせください。

それでは失礼いたします。

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