イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

意外とまともな選択でした

2008-04-29 22:35:37 | イーグルス
 一般的な評価とチームの戦術などを加味したチームフロントの評価が違うのは当然なのですが、それでも一般的にどれくらい評価されていたのかは気になります。The Sporting News(TSN)Scout,com(1 スカウティングコンバイン前、2 ドラフト直前)Draft Countdownの4つのポジションランキングと実際の指名した順番を調べてみます。

                TSN Scout,com1  2  Countdown 指名順
2巡47位 Trevor Laws   19    8     6     4      4
2巡49位 DeSean Jackson 7    15     8     3      7
3巡80位 Bryan Smith   16    9     19    15      8
4巡109位 Mike McGlynn   8    9     5     4      7
4巡117位 Quintin Demps  10    3     3     8      7
4巡131位 Jack Ikegwuonu 15    8     6     15     22
6巡184位 Mike Gibson   15    なし   なし    13     9
6巡200位 Joe Mays     なし   なし   なし    なし    24
6巡203位 Andy Studebakerなし   なし   なし    なし    20
7巡230位 King Dunlap    9    15    20     14     19

 Bryan SmithはOLB扱い、Mike McGlynn,Mike GibsonはOG扱い

 6巡の無名コンビはどこにも名前が載って居ません、またスモールカレッジ出身のBryan Smithが早く指名しすぎの他は案外一般的評価に近い指名をしています。

 LB3人組は全て名前も知らないような学校ですから仕方が無いですが、常に市場価値を無視して好きな選手を早く取りすぎてしまうイメージが有るのですけれども、今年はトレードダウンを繰り返しつつ上手くやったと言っても良いのかもしれません。

ルーキーFA7人と契約

2008-04-29 08:59:41 | イーグルス
 ルーキーFAとして7人の選手と契約しました、例年発表が遅いのですが、今年は翌日発表になりました。少なくともP.Kが足りませんしあと数人契約する事になるでしょう。

 Jed Collins FB Washington State
6-1 244ポンドのFBです、高校時代はTE/FBとしてプレイしカレッジ入学後LBにコンバートされていました。FBに戻ってからはレシーブ力を発揮し、昨シーズンは52回のレシーブで512ヤード3TDを記録しています。

 Frantz Hardy WR Nebraska
6-0 180ポンドのWRで一回平均18ヤードのレシーブを記録しているスピードの有る選手のようです。まっすぐは速いがカットを切る時に減速してしまう、集中力が足りないでイージーなキャッチミスをするとも評価されます。

 Shaheer McBride WR Delaware State
SFでJerry Riceと共に活躍したJohn Taylorの学校記録を塗り替えた33TDを記録しています。6-1 203ポンドとがっしりした体格でバンプを跳ね除けて正確なルートを取る事ができると期待されます。ただスピード・クイックネス共にNFLレベルではないとも評価されています。

 Terrell Golden WR PennState
6-2 216ポンドと長身ですが、陸上の幅跳び・3段跳びの選手で州の大会では共に3位に入った事があるようですから運動能力は高そうです。

 Franklin Dunbar OT Middle Tennessee State
今回のルーキーFAの中で、と言うよりもドラフトされた3人のOLを加えてもドラフト前の評価が一番高かったのがDunbarになります。6-4 330ポンドのサイズでLTとしてプレイしてきました、NFLではOGの方が良いのではないかと言われています。今年のドラフト1巡2位のChris Longとの1対1で良い所を見せて評価を上げました。フットワークが良くパスラッシャーに付いていく事が出来て、ドライビングブロックも得意とクイックネスに良い所が有りそうです。ただ、コンバインの数字はスピード・クイックネス・パワー共に見る所がありませんでした、評価を落としたのはこの為でしょう。また、パワー不足で腕の使い方が上手くないとも評価されています。

 Justin Roland LB Kansas State
5-11 242ポンドとやや小柄なLBです、高校時代はレスリングで州のチャンピオンだったようです。

 Kyle Arrington CB Hofstra
5-10 196ポンドのCBです・・・。

 ルーキーFAまで来るとどこを探しても寸評が無い選手も多いです。ドラフトに漏れた時点で何らかの欠点があるのか、無名の隠し玉になるので仕方が無いのですが。この中から1人でも53人枠に入れれば大成功です、Dunbarに期待します。

Lito残留決定?

2008-04-29 00:02:33 | イーグルス
 ドラフト中に行うと見られていたLito Sheppardのトレードですが、結局良いオファーが来なかった為にトレードする事無く終わりました。Andy Reidはこれから先トレードをするつもりは無く、Eaglesのメンバーとして2008シーズンを迎える事になるだろうと記者会見で答えています。Asante Samuel,Sheldon Brownとのプレイタイム、今年2ミリオンのベースサラリーについて(5年25ミリオンの契約でサインボーナスは9ミリオン支払い済みです)今後話し合う事になるが、ホールドアウトするような事は無いだろうと楽観的な見方をしているようです。
 ドラフトでたくさんのCBが指名されていますし、今からトレードで売りに出すのは難しいでしょう。Lito自身MCLの怪我を抱えていますし(軽症だと思います)トレードされた場合、残る4年14ミリオンの契約を破棄して新契約をしたいと考えているようです。これでは高値が付かなかったのも仕方がないかもしれません。

 Litoを放出する考えならば2日目の指名でDBをもっと取る事になるでしょうし、今シーズンはACL手術の治療に当てる事になるような怪我人の指名はしない筈です。1日目が終わった段階でLitoは出さない事を決め、ちゃんとプレイすると判断したのでしょう。ただし、これまでごねれば放出を繰り返していますし、ホールドアウトされる危険は高いのではないかと心配になります。

 ドラフトで4巡指名したJack Ikegwuonuは右膝を手術していて、執刀医・チームドクター共に開幕に間に合わないと診断したようです。Litoを今シーズンプレイさせてからオフシーズンに放出、その後をIke(長いし覚えにくいので今後Ikeと呼ぶ事にしましょう)が埋める事を想定していると考えられます。この事からもLitoの引止めに自信が有る事が伺えます。

 Samuel,Lito,BrownのCBトリオはサイズが無い事以外素晴らしい布陣になります、CB3人を同時投入出来る3-3-5システムを多用する事になるかもしれません。DLのデプスもかなり厚くなりましたし、パスディフェンスは向上する事になるでしょう。