総入れ替えかも

　最後にSTのドラフトニーズですが、David Akersを脅かす存在がそろそろ必要でしょう。去年45ヤード前後のFGを蹴らない場面が何度もありました、年齢的にも交代の時期でしょうし下位指名を使う可能性は有ると思います。
　Sav Roccaもオーストラリアンフットボールから転身してきましたが、これまでのDirk Johnsonから改善するどころか悪くなってしまいました、当然ここも取り替える事を考えているでしょう。下位指名が十分に考えられます。
　リターナーをCorrell Buckhalterにやらせているのですからリターナーの補強は急務です。J.R Reedも居ますがWR,RB,CB兼任のリターナーを出来れば複数指名してリターナーの確保をするべきです。


　ポジション毎のドラフトニーズ分析も一回りしました。ドラフト権を今年は11個持っています、元々もらえる7個のうち7巡指名権はKelly HolcombのトレードでBUFに行っています。補填ドラフト権が3個貰い、Hank FraleyのトレードでCLEの6巡、Josh ParryのトレードでSEAの7巡を貰っている為に合計11個です。

　1巡は19位、8勝8敗のチームの中では（と言うより去年はリーグで全体で）最もスケジュールが厳しいと言う事で一番下の順位になっています。DB指名と言う意味ではMINが、OL指名と言う意味でHOUと8勝8敗同士の目の前2つのチームとニーズが競合しているのが気になります。
　2巡49位、これも目の前のATLが2巡までに4個指名権を持っている為にどのポジションを指名してくるのかが予想しにくいです。
　3巡80位、4巡115位に補填ドラフト権で貰った4巡131位、今年は1日目が1,2巡だけです、ここら辺はスターターになって当然ですし、3,4巡でスターター級の選手を取れるかがドラフト全体の成否を左右する事になるでしょう。
　5巡152位、6巡184位、CLEの6巡191位、この後に補填ドラフト権で6巡200位203位を貰っていますし、ここら辺の指名権を使ってのトレードアップが有るのではないかと予想します。
　7巡はSEAからもらった230位です。

　4巡から6巡にかけての4つのトレード可能な指名権を上手く使って豊作と言われる今年のドラフトで例年よりも良い選手が指名できそうな3巡をもう一つ手に入れる事が出来るかどうか、フロントの手腕に期待します。まあ6巡4個連続でリターナー指名でも構わないのですが。