2巡LBだけは避けたいです

　私はあまりジンクスというものを信じていませんし、ただの偶然だとは思いますがLBに関しては最近10年のドラフトを見ても何かあるような気がしてきます。

　2巡指名のLBは当たった事がない
これはAndy Reid就任の1999年以来、99年のBarry Gardner、2001年Quinton Caver、2005年Matt McCoyと3人見事なまでに外し続けています。LBで2巡指名ならばスターターになるのは当たり前と言って良いような高評価なのですが、1人もスターターになるどころかバックアップとしてすら起用されないままチームを去りました。

　3巡指名のLBは外さない
2巡は駄目なのに3巡のLBは良い選手を取っています。Reidの就任1年前の1998年Jeremiah Trotter、2006年Chris GocongはスターターになりTrotterはプロボウルに選ばれるチームの顔と言える選手にまでなりました。2007年のStewart Bradleyも2年目の今シーズンMLBのスターターになる予定になっています。

　5巡指名のLBは掘り出し物を拾う
1998年Ike ReeseはSTキャプテンとして活躍しプロボウルにも出ています。2005年Trent Coleは235ポンドだったカレッジ時代から35ポンドもバルクアップしてDEとしてプロボウルに出場するまでになりました。2006年Omar Gaitherも1年目からスターターを奪い取っています。

　偶然だとは思いますが2巡は全員外れ、3,5巡は全員当たりを引き続けています。今年はLBのニーズとしてはTakeo Spikesの穴埋めという点で低くは有りませんが1,2巡を使う可能性は低いと思います。下位指名で4番手5番手を争いつつSTでの仕事を重視した選手を1人入れる程度でしょう。スターター候補を取るのならば2巡ではなく3巡で、ST要員のバックアップを補強するのであれば5巡で取るのが良いのではないかと思います。