2009年のデプスチャート2

　ディフェンスの2009年デプスチャートです。

DE　Trent Cole　　Victer Abiamiri　　Chris Clemons　　Juqua Parker
UFA　Jerome McDougle
　元々戦力外のMcDougle以外は契約がまだ残っていますから補強の必要は有りません。それでもスターターを任せるのに不安が残る3人でLEを競う事になります、本当のスターターを必要としているならば上位指名の可能性は有ります。

DT　Mike Patterson　　Brodrick Bunkley　　Lajuan Ramsey　　Montae Rergor　　
　　　Darren Howard
　スターターは安泰ですが、３番手以降には怪我の不安が付きまといます。上位指名は無いでしょうが、下位で指名すると考えます。

LB　Omar Gaither　　Cris Gocong　　Stewart Bradley　　Akeem Jordan
　　　Pago Togafau
UFA　Rocky Boiman
　LB3ポジションのバックアップを兼任するであろうBoimanは1年契約です。去年の3巡指名Bradleyがスターターに昇格する事が予想されますが、Takeo Spikesと比べれば格落ちなのは否めません。上位指名の可能性は高くは有りませんが、全く無いとは言い切れません。

CB　Asante Samuel　　Sheidon Brown　　Lito Sheppard　　Nick Graham
UFA　Joselio Hansen
　契約に不満が有るLitoが残るならば鉄壁の陣営ですが、残さないで放出する用意が有るのならば上位での指名は必須です。首脳陣は売り先を探していますし、ドラフト当日にトレードされると考えます。

S　Quintin Mikell　　Marcus Paschal,
UFA　Brian Dawkins　　Sean Considine　　J.R Reed
　一気に3人がUFAになるSの補強は最優先で考える必要が有ります。守護神Dawkinsは年齢を考えても最後のシーズンになる可能性が高いですし、後継者の獲得が必要です。
　

　ディフェンス最大の補強ポイントがSなのは確実です。今シーズンで考えてもDawkinsとコンビを組むもう一人のグレードアップが必要ですし、Dawkind離脱を考えれば今年上位指名することは必須と言えます。しかし、今年のSはここ数年でも最悪の不作と言われています。上位で取りに行くのか、今年は見送って来年獲得するのか、難しい判断をしなければなりません。


　来年FAで抜ける選手を考えると、OLとSの補強が絶対に必要なのが一目瞭然です。OL,SにWR,CBが上位指名の候補になるでしょう。RB,LB,DTが中位から下位でデプスを加える対象になりそうです。

2009年のデプスチャート

　Andy ReidがHCに就任して10年、2008シーズンがReid,Donovan McNabb,Brian Dawkinsのチームとして最後のシーズンになるでしょう。個人的には今年のドラフトは即戦力で固めて勝負して欲しいのですが、例年通り2年目の2009シーズンのスターターを狙うような素材型の指名をするのでしょう。
　2009年のデプスチャートを考え、そこからドラフト指名のポジションを考えて見ます。

QB　Donovan McNabb　　Kevin Kolb　　A.J Feeley
　ここは2009シーズン3人ともチームに居る可能性は極めて低いです。ベストの形はKolbがMcNabbを追い落としてエースになり、McNabbをトレードする事なのでしょうが、これは可能性が低いです。Feeleyを追い抜いてKolbが2番手、Feeley放出が一番可能性が有ると思います。補充するとしても来年になるでしょう。

RB　Brian Westbrook　　Tony Hunt
UFA　Correll Buckhalter　　Ryan Moats
　Westbrookでスターターは問題ありませんが、BuckhalterがFAになります。まあBuckhalterに関してはチームが希望すれば再契約できるとは思うのですが、バックアップが手薄なのは疑いようもありません。
　可能ならばWestbrookの負担を軽減するだけの2番手の補強をしたい所です。

FB　Dan Klecko　　Jason Davis　　Kris Wilson（TE/FB）
　誰がスターターに残るのかは不確定、TEが本職のWilsonは残るでしょうが、Klecko,Davisはスターターになれなかったらカットでしょう。FBは先を見越して取るようなポジションではありません、ただスターター実績が全く無い陣営ですからドラフト指名で更に競争させる可能性は有ります。

WR　Kevin Curtis　　Reggie Brown　　Greg Lewis
　　　Jason Avant　　Hank Baskett
　契約、人数、個性ともに問題ないのですが、エース不在という最大の問題を抱え続けています。1,2巡で即スターターを狙えるような選手を取るか、取らないかどちらかになると考えます。リターナー兼任のような選手は下位で取るかもしれません。

TE　Kris Wilson　　Brent Celek　　Matt Schobel
UFA　L.J Smith
　フランチャイズタグを貼って残したL.Jが離脱すると非常に手薄になります。KCから来た元2巡指名Wilsonと2年目Celekにどれだけ期待をしているのかが焦点ですが、TE枠は3人でしょうし今年は補強しても置いて置く場所がありません、指名は無いでしょう。

OL　LT　Winston Justice
　　　LG　Todd Herremans
　　　C　　Jamaal Jackson　　Nick Cole
　　　RG　Max Jean-Gilles　　
　　　RT　Shawn Andrews
UFA　TRA Thomas　　Jon Runyan　　Scott Young
　プロボウラー2人がUFAになる為、このままではすっかすかの陣営になってしまいます、どう考えても補強は必須でしょう。
　最低でも上位で1人、当たれば儲け物の下位指名でもう1人、この程度の指名は有ると思います。


　今年のドラフト、シーズン終了後のFA補強・再契約、来年のドラフトと補強が後3回あるのですが、今の段階で2009シーズンを考えればどう見てもOLの補強が急務という判断になります。これまで通り来年の事を考えたドラフトをするのであればOLを最優先する事になるでしょう、今年を考えればWRが先なのかもしれませんが私はOLを狙っていると思います。