ニコ ピロスマニ・「女優マルガリータ」
♪ 小さな家とキャンバス、他には何もない貧しい絵描きは
女優に恋をした・・・百万本のバラの花をあなたに
あなたにあなたにあげる・・・♪
ご存じ加藤登紀子の日本語版「百万本のバラ」ですが、
これには実際のモデルがいたそうです。
画家のニコ ピロスマニ・・・歌詞の通り画家が女優に
恋をし、バラを贈ったと云われています。-迷宮美術館より-
彼の絵は素朴と云うか誰でも描けそうな絵ですが、
どこか懐かしさを覚え、幼い頃描いた平面的な絵を
思い出します。
ゴッホも存命中は売れない画家で、画商の弟の経済的
援助を受けるも、精神に異常をきたし失意のうちに死亡
今では億の金額で取引される画家になるとは誰も
予想をしていなかったのではないでしょうか・・・
ピロスマニも死亡後グルジアでは国民的画家として
愛されたと云うことです。
芸術家、作家等、模倣ではなく、感性をみがき、
自分の世界を築きあげていく、他人目には秀作と
思っても自分が納得できる迄、作り続ける。
一種の自己満足の世界ではないかと云う気がします。
しかし、没後、何年経っても、その作品は後世にも残り
愛され続けています。凡人の私たちは何を残せるのでしょう・・・
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