♪ 小倉生まれで玄海育ち口も悪いが気も荒い・・・♪
ご存知、無法松の一生の冒頭での一節です!
侠気一本の、人力車夫「無法松」が、恐れ多くも、
その時代、陸軍将校の未亡人に恋慕などは、
もってのほかですが、蔭になり日なたになり
献身的に未亡人親子を助ける男の物語。
今や、人力車夫もなく、身分の違いもなく、まして
松五郎も、未亡人も共に独身、子供がいるとはいえ、
障害はないはずです。
しかし、自分の身分をわきまえ、夫人に想いを
伝えることを躊躇し、無骨でシャイナ松五郎・・・
不倫もまかり通る現代にあって、古き良き時代の
「男の純情」 (今や死語?)を感じます!
好いた惚れたと、獣ごっこがまかり通る世の
中でございます。
好いた惚れたはもともと「こころ」が決めるもの・・・
こんなことを申し上げる私もやっぱり古い人間で
ござんしょうかねえ。
これも古い歌謡曲、鶴田浩ニの「傷だられの人生」の
台詞です。
こんな男の純情に共感する私も、やっぱり古い
人間ですかねぇ~
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます