とあるスーパーで買い物を済ませレジ前に並んでいた。
私の前に腰の曲がった高齢女性と息子とおぼしき中年
男性、きっと親子なのでしょう。
高齢女性が財布を開け何か、もぞもぞ・・・
お金を確認してるのか、ポイントカード等を探して
いるのか?
息子が、後続者に気遣い早くせよと、せかせる。
「おふくろ早くしろよ!後の人に迷惑だよ!」と
でも云っているようです。
年を経ると何かと動作が鈍くなってしまうのは仕方がなく。
まるで、近い将来の自分を見ているようです。
O十年前は、この息子?さんも母親に手を引かれ、買い物
したであろうと、ほほえましくもあり、また哀しい。
「年老いたお母さまを大事にしてくださいね」と願いをこめ
帰途についた。風が冷たい一日だった。
戯れに母を背負いて そのあまり軽きに泣きて 三歩歩まず
石川啄木
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