わいわいサロン

思いつくまま、気のむくままに綴ってます!

悲しみにくれて・・・

2008-03-25 10:40:59 | Weblog



まだ明けやらぬ、3月16日未明、母は永久(とわ)の
眠りにつきました。

死因、心不全、自宅で倒れ、救急車で搬送後、懸命の
蘇生術もむなしく、意識は一度も戻らず、別れの言葉もなく、
眠るような、あっけない最後でした。

2年前、胃を3/4を摘出してから、寝たり起きたりの
生活でしたが、顔色も良く声もはっきりして元気でした。
亡くなる2日前に会った時、母が「また来てね!」が
今も心に残ります。

働き者で天性の明るさにどれだけ私達も勇気
づけられたことか・・・
映画と歌と、おしゃべりが好きな、陽気な人でした。

悲しみにひたる間もなく、あわただしく、仏事を進め
なくてはならず、喪服を着て遺影を抱き、弔問客を
見送る自分がそこに居ることが信じられないのです。

昨日まで、元気だったのにある日突然にいなくなって
しまうなんて、人の命は、なんとはかないのでしょう・・・
例えようもない、喪失感だけが残ります。

しかし、人の悲しみをよそに、それでも太陽は昇り、
陽は沈みます。昨日と何も変わりはしないのです。

そしてどんなに辛くても、悲しくても、残された者は
生きて行かなければなりません!

母の残した数々の教えを胸に、そして母に数え
きれない「ありがとう」を云い続け、又力強く生きて
行こうと思ってます。

あわただしい中にも、しめやかなる、仏事一切、
滞りなく終わりました。

お通夜、告別式に、遠路より、ご会葬いただき、
又ご鄭重なる、ご芳志を賜りこの紙面からも
ありがたく御礼申しあげます。

そして、母が生前格別のご懇情に対しましても
併せて厚く御礼申しあげます。