サンシャインの文化会館にて蘭展が開催されていて、奥の部屋では特別展示で「アツモリソウ」が展示されていた。
たいへん見るのは珍しいので、許可を得て撮影した。
アツモリソウは、蘭の一種だそうで、『平家物語』に出てくる風流な貴公子、悲劇的な最期を遂げた平敦盛の母衣(ほろ)に、花の唇弁の部分が似ていることから命名された。暑さに弱く、人工栽培は容易ではないという。
礼文島のアツモリソウ、中国のアツモリソウもご紹介したい。花は、ちょと元気がなかったので残念。
日本のアツモリソウは、紫で雅な気がした。中国のアツモリソウも可憐であった。
左がその花の名前で、咲いている場所。
右が実物である。
ところで、蘭と言ってもいろいろな種類があることを知り、今度世界の蘭博覧会へ一度伺ってみたいと思う。
薔薇も綺麗だが、蘭はどことなく、しとやかな雰囲気がある。
昔、我が家で自分が胡蝶蘭を普通の家の部屋で三年間花を咲かせていたが、四年目に失敗し、後悔した。
今回、さまざまな種類があったものの、割と小さな作品が多く、何枚かご紹介したい。
会場の方も親切で、和やかな雰囲気であった。
礼文島へは、母と若いころ一緒に行き、感動した。
ハマナスの花を拝見し、しおりを購入した。
このお花は雅子様のお印だから、まれに花の名前を聴くと懐かしい気分になる。
家族が最近、九州に興味があり、行きたくても北海道への旅の許可が出ない。6月の北海道は梅雨がなくて美しく花が咲くと言うので、一度6月に行きたかった。
蘭もよく眺めると、色がさまざまなで今まで関心を持たなかった自分が、心豊かでなかったの
かなと悲しく思う。
胡蝶蘭ばかり眺めていたが、ほんとうに花はいろいろな美しさがあることを再確認した。
最近、花にたいへん関心を持ち、自分でもいろいろ育てているものの、薔薇をやっと育てるのが関の山。
しかし、将来いろいろな花を咲かせて育てられる人でいたい。