わんぱく自然塾 第2回を開催しました。
今回は,五郎助山の植物に親しんでもらう企画でした。
始めの会。
塾長より挨拶
次に,五郎助山の植物に親しむコーナー。
まずは,資料の説明。
↓ 塾生に配付した資料です。
五郎助山に自生する春~夏の植物についてまとめたパンフレット。
五郎助山の春を彩る山野草や樹の花についてご紹介しました。
次に,実物観察。
ヨモギ,セリ,ドクダミ,
クリ,クヌギなどの葉や枝を,名前を伏せて配り,
図鑑で調べてもらいました。
クリとクヌギはとても似ているので,難しかったようでしたが,
みなさん,正解にたどりつきました。
ちょうどクリの花盛りだったので,じっくり観察しました。
テーブルの上の学習だけでは,
体がうずうずしている様子の皆さんでしたので,
ワークシートを片手に,フィールドに出かけました。
そして,いろいろな「お題」にチャレンジ!
・「カキドオシを見つけてにおいをかいでよう。
・「ヤマウグイスカグラ」の葉っぱに生えている毛を見てみよう。
・「コブシ」の実を見てみて。
・「カラスノエンドウ」の実を探せ!
・ホタル川の植物のようすを観察しよう。
など。
最後の「お気に入りの木を見つけよう」をやる時間がありませんでした。
塾生のみなさん,ごめんなさい。
興味のあるひと,今度来たときに見つけてみて。
そして自由時間。
ここが一番盛り上がったかな?
写真を撮りそびれましたが,
前日の作業日に会員が作ったタイヤの遊具も好評でした。
たっぷり遊んだあとは,
塾長さんの提案で,
コナラの幼木をポットに植えました。
大きく育てて,植樹します。
(とはいえ,大きくなるのに,2年ぐらいかかります。
二期生か三期生のころに植えることになると思います。)
コナラがびっしりと芽を出している場所で,
よりどりみどり,
丈夫そうなものを掘って,ポットに移します。
さて,いよいよ,お昼の準備。
食べられる山野草を摘んで,
天ぷらにします。
春先に比べて種類は少なかったのですが,
「ウド」と「ギボウシ」が何とか食べられそう,ということで,
かごを手に,みんなで摘んできました。
特に「ウド」が大人気。
大きく育っているので,見分けやすかったです。
やわらかそうな芽を見つけては,早いもの勝ちでゲットしていました。
配付した野草図鑑を詳しく調べて,
「食べられそうなものが池の周りにありますよ」と教えてくれたお子さんもいて,
意欲の高さにびっくりしました。
(紛らわしい植物が近くに生えていたりするので,
安全面を考え,今回は「ウド」と「ギボウシ」に絞りました。
専門の講師の先生が来てくださる植物観察会を
毎年,春先に行っていますので,興味がある方は,
是非,そちらにご参加いただきたいと思います。)
いよいよ,天ぷら!
下準備を,
みんな喜んでやってくれました。
「ウド」「ギボウシ」に加え,
スタッフが用意してくれた「シソの葉」「タラの芽」の天ぷらが並びました。
天ぷらバイキング
いただきま~~~す。
みなさん,お腹いっぱいになったようです。
次回は,8月。
木工クラフトを予定しています。
塾生の皆さん,お待ちしてます!!
JT助成事業
西小の子供たちにはなじみの野草の天ぷらですが、他の小学校の子供たちには新鮮に感じたのではないでしょうか?
今回で2回目ですが、子供達同士の交流は深まったかな?
終わる頃は昔からの友達みたいな関係になれるといいですね。
もう少し春先の
やわらかくてかおりが高い時期のものも味わってほしいので,
これをきっかけに図鑑などで調べて,
来春,自分たちでトライしてみては,と思います。
植物学習は,
未熟な私の説明を聞いていただき,
感謝しています。
いろいろな質問に答えられるようになるといいのですが,
植物の世界は奥が深くて,一朝一夕にはいきませんね。
お子さんたちは,自由時間に時間を惜しんで遊んでおり,
とても仲がよさそうでした