筑西の里山 五郎助山&丸山 スタッフブログ

「NPO法人里山を守る会」のスタッフが、行事予定、活動報告、里山の自然など、旬な情報をお届けします。

今年のホタル あと2~3日

2013年06月15日 | お知らせ

先週,ホタル観賞会のイベントで賑わった五郎助山。

私は,金曜日の仕事帰りに,五郎助山に寄ってみました。
イベントも終わって,もう,誰も来ていないだろうと思ったら,
会員の谷貝さんがいました。

中心になって,ホタルの育て方の探求をしている方です。

↓ 明るいときに,見てみてください。
 試行錯誤で作っている飼育用の水槽です。

このほかに,水辺環境保全部会の会員が
手分けして自宅で飼育しています。

例年なら,イベント終了後は,
5日くらいで,ホタルの成虫はみられなくなるのですが,
今年は,まだたくさん,光を放っていました。

時間を追うごとに,光は増え,30頭ぐらい確認できました。
樹の枝のほうまで,ふわふわ上がって飛んでいくものと,
草むらにとどまるものに分かれます。
谷貝さんによれば,
飛び回るのがオス,下のほうにとどまるのがメスだそうです。

8時過ぎにホタルたちの動きが活発になり,
光も若干強くなったようです。
草むらで,2頭がセットで,つかず離れず飛ぶ様子も見られます

草むらの葉っぱにとまろうとして,
足を滑らせてポロッと落下するものもいて,
かわいらしいこと,この上なし!

ところで,谷貝さんは,
ケーブルTVのスタッフが取材にくるので,応対に来たとのこと。

お二人のスタッフは,
1時間30分くらい,
暗闇で辛抱強くカメラを回し続けていました。

その間,ご家族連れなどの来訪者が何組かありました。
お子さんたちの手にホタルがとまり,
「くすぐった~~~い」と喜ぶ姿にも,
カメラが向けられました。


谷貝さんへの熱心な質問もありました。
私もそばでそれを聞き,
なるほど,なるほど…


時折歓声があがるものの,
みなさん,大変気を遣ってくださって,
静かな観賞のひとときとなりました。

あと2~3日,成虫のホタルが飛び交うと思いますが,
ご来訪いただく方への再度のお願いです。

カメラのフラッシュはたかないでください。
ホタルは光で交信します。
フラッシュや懐中電灯でホタル川を照らし出すことはおやめください。

ホタルを持ち帰らないでください

そして…
蚊が多数飛んでおります。
長袖・長ズボンをおすすめします。

私はうっかり半袖で行ってしまい,
蚊の餌食になりました