【イソギク・磯菊】キク科キク属
goro’s 花 Diaryに初登場のイソギクは、青山墓地のものだということはネコちゃんたちと一緒の記事で紹介しましたが、今年は株が整理されて、なんだか淋しい状態でした。
もっとしっかりとしたイソギクを見たいと思って、向かったのが目黒川緑道です。
246(玉川通り)まで延長され新たに整備された緑道には、多くのイソギクが植えられています。
1年目の姿ですが、それなりの格好になっています。
もうひとつの目的は、昨年見つけたこちらのイソギクをチェックすることです。
昨年同様、ヒメツルソバとの競演です。
憶えててくださいますかね、こちらのイソギクのこと。
この3つは、すべてが同じ株で咲いてるんですよ。
イソギクとイエギクが自然交配したもので、「ハナイソギク・花磯菊」と名付けられています。
ハナギクは、葉裏を覆う白い繊毛や全体の姿はイソギクからのDNAを受け継ぎ、舌状花と葉の形はイエギクの影響が出ているとされています。(昨年の記事「姫のおかげです」より抜粋)
舌状花の有る無しは一目で判りますが、3枚目の写真の葉っぱ、上2枚とは違うのが判りますよね。
確かによく見かける栽培種の小菊などに、似た形をしています。
自然交配ですのでなんとも言えませんが、出来るならこんな変異は見たくありません。
イソギクはイソギクのままでいて欲しいし、それがいちばん美しいです。
自然交配しちゃいました~ と宣言しているような姿に
なっていたんでしたね。前に見せていただいたときより、
白い舌状花はさらに大きくなっている??葉っぱまでが…
イエギクの遺伝子強し、といったところでしょうか。
街中では、イソギクの特徴であるあの姿を保つ必要性もない
ということかもしれませんねぇ。
でもやっぱり寂しく感じます。変わらなくていいのに、って。
>イソギクはイソギクのままでいて欲しいし、それがいちばん美しいです。
同感です〜〜。。
うちのも今見て来ましたが、他の菊に負けたらしく、出ていないです。
大事にしていたのに。
そうなんです、私変わりましたよ~~って姿です(笑)。
舌状花、昨年より確かに大きくなっています。
葉っぱも変わってました。
これでイエギクの遺伝子が入ったことが、よく判りました。
街中でイソギクがイソギクのまま生きていくのは、難しくなってしまうんでしょうかね。
折角の特徴が変わると、魅力が半減、いえいえそれ以下になってしまいます。
自然交配とはいえ、やっぱり原因を作っているのは人間んですよね。
★noodlesさん
時に変異は新しい魅力を生み出すことがありますが、これはいただけませんよね。
イソギクじゃなくなってます。
★ロッキーママさん
イソギクのDNAは葉っぱの繊毛に残されてはいますが、ここまで花が変わっちゃうと、がっかりです。
ええっ、イソギク枯れちゃったんですか。
それは残念ですね。