【ヒメノカリス】ヒガンバナ科ヒメノカリス属
ヒメノカリスとは3年振りの再会になります。
同属のインドハマユウやハマユウが咲いているのを見かけると、もう一度出会えないかと思いを馳せていました。
もちろん名前はバッチシ憶えています。
属名の基本花ですのでね。
初対面は鉢植えで管理されているものでしたが、今回は地植えです。
ご近所の集合住宅の花壇に、今年初登場してくれました。
この庭は過去にも珍しい花たちを数多く育て、今年はどんな花が登場してくれるのかと、いつも楽しみにしているんですよ。
ただ数々の初対面の場を提供してくれる庭ではあるんですけどね、1度きりしか見かけなくて、翌年は顔を出さない花が多いのは、どういうことでしょうか。
つい先日紹介した「トリテレイア スターライト」も昨年ここで出会いましたが、今年は姿を見せてくれませんでした。
「ハエマンサス」もあの年限りだしね。
今年はヒメノカリスが登場してきましたが、この花って中南米や西インド諸島など熱帯地域が原産なので、暑さには滅法強いんだけど、寒さには弱いので冬越えは難しいってこと、前回アップしたときに調べて判っています。
最低気温が5℃くらいのところじゃないと、越冬出来ないようなんだけどね。
ここで、大丈夫なのかな。
まあ、取り敢えず再会の場を設けてくれたことに、感謝、感謝。
一度見たら絶対忘れることのない花姿です。
ユニークな造形を見せてくれる花たちは数有りますが、ヒメノカリスも造形の妙では決して引けは取りませんよ。
6枚の細長い花びらがピロ~ン、膜状の副花冠から6本の長い雄蕊がピロ~ン、雄蕊の先にはT字型に黄色い葯が付いています。
「ヒメノカリス・Hymenocallis」は、ギリシア語の「hymen(膜)」と「kallos(美しい)」に由来する名前ですが、ご覧のように、傘を開いたように見える副花冠が、薄い膜状になる姿に因みます。
こちらをヒメノカリスの名前で紹介していますが、ヒメノカリスとは「ヒメノカリス属」の総称です。
正式には「ヒメノカリス スペキオサ(スペシオサ)・Hymenocallis speciosa」です。
でもおじさんは、ヒメノカリスで充分だと思っています。
「スパイダー リリー・spider lily」の英名や、「ササガニユリ・笹蟹百合」の和名があります。
笹蟹ってどんな蟹だ?
気になったので調べてみましたら、「形が小さい蟹に似ているところから、蜘蛛の別名」だそうです。
英名のスパイダー リリーを、懐古的、かつ文学的、プラス浪漫的に翻訳しただけのようです。
旧属名の「イスメネ」などで呼ばれることもあるようですよ。
ヒメノカリスのお仲間には、花びらが短いものや副花冠の大きいもの、黄色い花色のもの、香りの強いものと、原種や園芸種など種類もいろいろあるようですよ。
地植えしてあるのを見た事はありませんが、ヒトデみたいな花は1度見ると忘れないです。
斑入りの葉もあるんですよね。
群生していたら素敵ですね。
最後の写真のスカシユリ?、何色が咲くのでしょうね。
今日は朝からすごい風です。
鉢植えの花が庭で転がっています。
マイカー出勤、気をつけて下さい。
その間、悟郎さんのブログ以外で会ったことは一度もありませんでした。
インパクトの強い花ですよね。スパイダーというより、
前回悟郎さんが仰ってたヒトデやヒドラの方がイメージぴったりな
感じですね。ヒトデは漢字で「海星」英語でも「starfish」だそうです。
「Starfish lily」もいいかも。地上で咲く花ですからやっぱり
「Spider lily」ですかね。
すみません、話がずれました。
どうしてここまで花びらを細くしてしまったのか、理由を尋ねて
みたいです。オシベの葯まで細い… 不思議だけれど存在感抜群です。
車2台の駐車スペースの豪邸?に反応しちゃいます(笑)。
お花好きなお金持ちさんなんですね。。
面白い形をしていますよね。
インパクトのある花姿ですから、1度見たら忘れることはないでしょうね。
斑入りもあるんですね。
なかなか見られないので、斑入りに辿り着くのはいつの日か~~(笑)
群生も、こちらではまず無理でしょうね。
このユリは、ピンクの斑点が入るタイプです。
品種名は、判りません(笑)。
昨夜帰宅するとき、かなり強い風が吹いていました。
本日の出勤時は、それほどでもなかったです。
お気遣い、ありがとうございます。
★ポージィさん
「再会」、シリーズ化してました(笑)。今回が最後です。
考えてみたら、初対面以外の花は、すべて再会なんですけどね。
ヒメノカリスを紹介して、はや3年です。
その間、他では見かけなかったということは、こちらでは栽培しているかたが、少ないということでしょうね。
やっぱり冬越しの問題が、ネックになっているんでしょうね。
クモと言うより、ヒトデやヒドラのほうに近いですよね。
ヒトデについていろいろな情報をいただき、ありがとうございました(笑)。
音の響きからすると、「Spider lily」より「Starfish lily」のほうが好みです。
このような形になったのには、それなりの理由があるはずですよね。
そうですね、訊いてみたいですね。
虫を呼ぶためさなんて、ぶっきらぼうに答えるかもしれませんよ(笑)
★noodlesさん
花より豪邸ですか。
記事中にも書いておりますが、ここは1階が駐車場になっている低層マンションの庭です。
10数台ありますよ。
庭を管理しているのは、私より若い、中年のおじさんです~~
面白い姿で驚いています。
ぜひ、この目で見てみたいです。
香りは、どうですか?
なんか、甘くて幻想的な香りがしたらいいなぁ~~
ここの花壇、後ろに背の高いカラーが咲いていてユリがあって、これですもんね。
管理されているおじさんの趣味なのか?
どういう、基準で選ぶのか聞いてみたいですね。
ヒメノカリス、初めてでしたか。
かくいう私も、2度目ですけどね(笑)。
面白い花姿でしょう?驚きますよね。
甘い香りがするらしいんですけどね、私には嗅ぎ取れませんでした。
この花壇は、私にとっては大切な場所です。
ご近所にあるので気軽に顔を出せますし、道路に面して全面がオープンですのでね、気軽に撮影もさせていただいています。
ほんとなんですよ、どんな基準で花を選んでいるのか、頭を抱えることもあります。
春先はスノードロップやペチコートスイセン、ユキワリソウ、シラーなど小花中心で、このあとはパイナップルリリーが控えているはずです。
管理しているおじさんは、他ではあまり見かけない花が好きだということは推測できますね。
ありがたいです~~♪