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goro's 花 Diary

東京の街を彩る花たちを追っかけています。

秋色花材 ‐赤い実同盟レポート‐

2007年11月22日 | 「赤い実同盟」



【ツルウメモドキ・蔓梅擬】ニシキギ科

この赤い実にも、前回紹介した「枸杞の実」同様、多摩川で出会いました。
こちらは「赤い実同盟」の新会員です。
自生しているのに出会ったのは、初めてです。

ツルウメモドキは花材、とくに秋を活けこむ素材として使われるので、デパートのディスプレイなど、大き目のアレンジメントなどで見かけることがあります。
ウメモドキの赤い実と、ツルウメモドキの黄色い実を、一緒に使っているのも見かけますよね。

太い蔓だなというのが、最初に思ったことです。
蔓というより幹でした。

ツルウメモドキは地中から勢い良く茎を伸ばす。数mもまっすぐな茎を伸ばすので、この段階ではツル植物とは思えないかもしれない。伸び上がった茎が上層の枝などに達すると茎は細く柔軟になって、枝に巻きつき始める。この段階でツル植物になるのである。

こんな記述を見て、えらく納得した次第です。


木に絡んでいるんだけど、どれがツルウメモドキの蔓か、
見分けがつかないでしょう?

先日紹介した、ウメモドキに似た美しい実を付ける蔓性植物というのが、名前の由来です。

おじさんが出会ったものは、外皮が緑色っぽかったんだけど、もっと黄色のが普通なんですよ。
3つに裂けた黄色い外皮と、オレンジがかった朱色の実のコントラストは、鮮やかですよ。

雌雄異株で5~6月頃に花が咲くのだそうです。
花を見るチャンス、訪れるかな?



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
周りに、 (noodles3)
2007-11-22 11:31:45
葉がないので、くっきり鮮やかな実が映えますね!
食えないんですか?(笑)
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わからん。 (悟郎)
2007-11-23 00:51:13
★noodlesさん

これでもまだ葉が残ってるほうですよ。
きっと今頃は、もっと鮮やかな光景になってるでしょうね。
それとも、鳥の餌になって、すっかりハゲチャビンかな?

食えるかですか?
さあ、その手の記述は、見かけなかったな。
食ってみればおいしいのかな?
わからん。
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