【カジノキ・梶の木】クワ科コウゾ属
昨年から参加してくれた赤い実同盟の会員さんです。
でも昨年の出会いは10月31日のことでしたのでね、まさかこんなに早い時期に赤い実と対面できるとは思っていなかったので、驚きの再会です。
夏の終わりには実が熟れるとのことですのでね、今回の出会いが早いってことではなく、昨年が遅くまで実が残っていたということなんでしょうかね。
気に留めておくと言っていた花は、見逃しちゃいました。
5，6月に咲いてたはずなんですけどね、チェックするの、すっかり忘れちゃいました。
雌雄異株なんですけどね。
来年こそは・・・ 憶えていたらご愛嬌ということで。
カジノキについては、昨年細かく調べて記事にしておりますので、そちらをの記事「個性を発揮」をご参照ください。
青い実はマリモっぽいですね。
初めての出会いのときにも思いましたが、見れば見るほど不思議な果実です。
ニョキニョキニョロニョロしたエイリアンの卵です。
今回はしっかり味わってみました。
ほんのりと甘い。ベタベタとした粘質感のある甘味です。
お仲間のコウゾの実よりは、若干水っぽいかな。
たくさん集めれば、ジャムの素材として使えるかもしれない。
集めるのが大変だから、作りませんけどね。
前々から気になっていた葉っぱです。
同じ樹木の葉っぱには見えませんよね。
でもどちらともカジノキの葉なんですよ。
上が幼木で、下が実が生っていた10mもある成木の葉っぱです。
ヤマグワやヒメコウゾなど、クワ科の植物にはよく見られる現象なんだそうです。
複雑に切れ込んだものから、切れ込みもギザギザも見られないものまで、多種多様な形の葉っぱがあるんだそうです。
葉の表面の照りも違います。
昔は、カジノキの葉に和歌などを書いて七夕飾りにしていたんだそうすが、掌サイズのこの葉っぱを見れば、さもありなんと納得できます。
昨年同様、赤い実を求めてカラスたちが集まっていました。
いくら形式だけと言っても蓋にするにはスカスカでおかしいなあと思っていたのです。要するにホウノキほどの大きさにまで成長すれば、梶の木の葉は立派に蓋の役目がはたせるのです。形も似てきますしね。
明日、早速知らせてやります。
もう２０年も経っちゃいましたが、奥飛騨へマタタビの実を取りに行ったとき、北岳の登山口で木に朱色の苺がいっぱい成っていて、不思議で、食べられるかどうか、ちょっと心配だったけど、食い意地の張った富山ばあちゃんのことです、どんどん取って食べて後どうもなかったからＯＫ、なんて澄ましていたけど、あれは楮だったんですね。甘くて少しネバリが感じられたのを覚えています。その時、熊苺っていうのも食べたんだけど美味しかったなあ・・・
悟郎さんのブログで、いろんなことが分かって来てとてもうれしいです。
カジノキは、昔から神聖な木として儀式などに使われていたそうですよ。
弟さんの茶席でも使うことがあるのですね。
確かにギザギザが深く切れ込んでいるものは蓋には向きませんが、成木の葉だと充分使えますよね。
ホウの葉よりも柔らかくて、蓋には向いていると思います。
甘くて粘りのある赤い実だったのですね？
それは富山ばあちゃんさんの仰るように、コウゾの実だと思います。
おいしかったでしょう？
ここ2年は食べていませんが、ヨーグルトと相性がいいんですよ。
クマイチゴは子供の頃食べましたが、以来食べていません。
木はこちらでも見かけるんですが、おおかたは実が熟れる前に刈り取られてしまいます。
私のブログが役に立っているときくと、嬉しくなります。
これからもそんな情報を伝えられるといいんですがね。
不思議な造形の果実ですね！
甘いんだ！！
そうですよ、マリモのような青い実のあと、ニョロニョキが実を割って生えてくるんですよ～～
面白いでしょう？
ほんのりではありますが、甘いんですよ。
ヤマボウシの実、食べられますよ。ただ、わりに美味しいのと、まあ、そうでもないのと。完熟度にもよりますし…。
せっかく近くにあるのなら、鳥さんに食べられないうちに食べてみることをお勧めします。
有毒植物でも一個ぐらい食べても死にはしませんし、ましてヤマボウシはわざわざ実を売りにして、園芸店に売っています。私も植えたのだけど、かなりの大木にならないと実が付かないから…。
頑張って食べてみて下さいね。
そうですよ、赤く熟れたのを食べました。
青いのはね、とても食欲をそそるような代物ではありませんのでね。
ヤマボウシの実は、食べられることは知ってますが、まだ食べたことはありません。
富山ばあちゃんのコメントによると、美味しいのと、そうでもないのとがあるようですね。
チャレンジしてみてください。