goro's 花 Diary

東京の街を彩る花たちを追っかけています。

名前の由来

2006年03月22日 | 06 花たち


小さな花たちが集まって、何してんだろうね

ゆら~りと、気持ちよさそうです

西新宿の「キブシ・木五倍子」です。

山に入ると、普通に見かける花なんだけどね。

名前の由来、面倒だよ。

鉄漿(おはぐろ)に使う、五倍子(ふし)の代用として使ったことによる名前だっていわれてもね。
鉄漿自体を、若い人は知らないよね。

噛み砕くと、鉄漿に使われていたのが、ヌルデという植物につく虫こぶ(虫えい)の五倍子だったんだって。
この虫こぶにはタンニンが多くふくまれていて、黒色の原料として使われていたらしい。
キブシの果実には、タンニンが多く含まれているため、五倍子の代用として使われたことから、木の五倍子ということになり、キブシとなったんだそうです。
わかりましたか?この説明で。

大体、五倍子をフシと読むことに、つまづきの元があるよね。

簪状態~~

 

マメフジ(豆藤)とかキフジ(木藤)とかの別名がありますが、藤はマメ科、キブジはキブシ科で、お仲間ではありません。


こちらは諦めていた花です。

やはり赤い実の検索をしてて出会ったものです。

「ウグイスカグラ・鶯神楽」です。スイカズラ科です。

カズラじゃなくて、カグラですからね。

お神楽のカグラです。

    

こちらの名前の由来はね・・・コピーしちゃいます

(1)初夏にグミと似た実をつけるが、ウグイスがこれを喜んで食べる様子が神楽
  を舞うようだから。
(2)ウグイスが隠れやすい薮の中に自生、ウグイス隠(かく)れが変化したら。
(3)実を求めて、飛んで来たウグイスを、もち竿や網でとりやすい狩座(から)
  (猟場)になるから。
(4)薮の中で小枝が茂り蔓(かずら)のように見えるから。

 

ただこのウグイスカグラ、よくよくみると葉っぱに繊毛があるんだよね。

そうなるとヤマとかミヤマとかが前につくのかもしれない。

でも名札にはウグイスカグラって書いてあったんだもん。


赤い実、楽しみだな・・・

梅雨時だな。
メモっとこう!


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2 コメント

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花簪 (ポージィ)
2006-03-23 11:35:35
キブシ…面白い花ですね。

我が道を行く、って感じを受けてしまいました。なぜかしら?

木は相当大きくなるようですね。10日あまり前に行った公園で

高い梢でぷらぶらとぶら下がっておりました。

枝にぶら下がった様子はほんと、簪のようですね。

華やかさに欠ける花簪…なんて言っちゃ失礼ですか(^^;)



そうそう、ある花の仲卸さんのサイトでは「木藤」として

販売しています。ですから、私が最初に覚えた名前は

「木藤」の方だったんですよ。後で「キブシ」のほうを知り、

しばし混乱しました。

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花意外も (悟郎)
2006-03-23 17:35:49
ポージィさん

検索かけてたら、花時にしか注目を集めない植物ってありました。

その通りだなと思いました。

子供の頃からよく見てきた花ですが、葉っぱはどうだったか、実は?ってことになると、とんと記憶にございませ~ん。

これを機に、もう少し注目してやろうかと、思ったりしてます。



木藤は納得できる名前ですよね。

キブシは元来のフシを説明するの、大変でした(大汗)。
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