小さな花たちが集まって、何してんだろうね
ゆら~りと、気持ちよさそうです
西新宿の「キブシ・木五倍子」です。
山に入ると、普通に見かける花なんだけどね。
名前の由来、面倒だよ。
鉄漿(おはぐろ)に使う、五倍子(ふし)の代用として使ったことによる名前だっていわれてもね。
鉄漿自体を、若い人は知らないよね。
噛み砕くと、鉄漿に使われていたのが、ヌルデという植物につく虫こぶ(虫えい)の五倍子だったんだって。
この虫こぶにはタンニンが多くふくまれていて、黒色の原料として使われていたらしい。
キブシの果実には、タンニンが多く含まれているため、五倍子の代用として使われたことから、木の五倍子ということになり、キブシとなったんだそうです。
わかりましたか?この説明で。
大体、五倍子をフシと読むことに、つまづきの元があるよね。
簪状態~~
マメフジ(豆藤)とかキフジ(木藤)とかの別名がありますが、藤はマメ科、キブジはキブシ科で、お仲間ではありません。
こちらは諦めていた花です。
やはり赤い実の検索をしてて出会ったものです。
「ウグイスカグラ・鶯神楽」です。スイカズラ科です。
カズラじゃなくて、カグラですからね。
お神楽のカグラです。
こちらの名前の由来はね・・・コピーしちゃいます。
(1)初夏にグミと似た実をつけるが、ウグイスがこれを喜んで食べる様子が神楽
を舞うようだから。
(2)ウグイスが隠れやすい薮の中に自生、ウグイス隠(かく)れが変化したら。
(3)実を求めて、飛んで来たウグイスを、もち竿や網でとりやすい狩座(から)
(猟場)になるから。
(4)薮の中で小枝が茂り蔓(かずら)のように見えるから。
ただこのウグイスカグラ、よくよくみると葉っぱに繊毛があるんだよね。
そうなるとヤマとかミヤマとかが前につくのかもしれない。
でも名札にはウグイスカグラって書いてあったんだもん。
赤い実、楽しみだな・・・
梅雨時だな。
メモっとこう!
検索かけてたら、花時にしか注目を集めない植物ってありました。
その通りだなと思いました。
子供の頃からよく見てきた花ですが、葉っぱはどうだったか、実は?ってことになると、とんと記憶にございませ~ん。
これを機に、もう少し注目してやろうかと、思ったりしてます。
木藤は納得できる名前ですよね。
キブシは元来のフシを説明するの、大変でした(大汗)。
我が道を行く、って感じを受けてしまいました。なぜかしら?
木は相当大きくなるようですね。10日あまり前に行った公園で
高い梢でぷらぶらとぶら下がっておりました。
枝にぶら下がった様子はほんと、簪のようですね。
華やかさに欠ける花簪…なんて言っちゃ失礼ですか(^^;)
そうそう、ある花の仲卸さんのサイトでは「木藤」として
販売しています。ですから、私が最初に覚えた名前は
「木藤」の方だったんですよ。後で「キブシ」のほうを知り、
しばし混乱しました。