【シモバシラ・霜柱】シソ科シモバシラ属
この花も前回のツリガネニンジン同様、花が咲くのを待っていました。
こちらは最高の花時期に出会えました。
シモバシラとは、なんともユニークな名前ですよね。
直立した白い花穂を霜柱に見立てた・・・ ということでは無さそうです。
よく晴れた寒い冬の朝、地中から突き上げてできる氷の結晶が霜柱ですよね。
あの「霜柱」とこちらの「シモバシラ」、何か関連があるようですよ。
関東以西、四国、九州の山地の木陰に分布する宿根性多年草です。
草丈40~70㎝、総状花穂は10cmほど、5~6㎜の小さな白い花を、花穂の片側にだけ付けます。
長いシベが目につく清楚で可愛い花なのですが、シモバシラが注目されるのは花の咲く時期ではありません。
実も付くようですが、その頃でもありません。
花も実も終わり、地上部の枝が枯れたあと、本番に備えます。
冬場のよく晴れた寒い朝に、霜柱は立つんでしたよね。
霜柱の立つ寒い朝を迎えると、シモバシラも注目度100%になります。
「シモバシラ」に「霜柱」が出来るのです!
どういうことかといいますとね・・・
シモバシラが生えていたところには、冬になると氷柱ができる。シモバシラの茎は冬になると道管の働きがとまり、水が送れなくなってしまう。しかし根は極寒になるまで活動を続けるため、地面に水が噴き出す。それが凍って、氷柱ができる。だが地中の根までが凍ると、この活動は止まる。(Wikipediaより)
オイオイ、Wikipediaさんよ、この説明で理解せよっていうには、言葉が足りないんじゃないかい。
この内容で「シモバシラ」の「霜柱」をイメージするのは、ちと無理な話だろう。
ならばだ。
百聞は一見に如かず、このサイトのシモバシラを見せていただきましょう。
ご覧になりましたか?
素晴らしい造形美ですよ。
忽然と現れる氷の芸術。
枯れ枝の状態や当日の気象条件など、ちょっとした偶然が折り重なって、いろいろな形の芸術品が見られるんでしょうね。
目の当たりにしたら、目を瞠り、息を呑み、大きな溜息が出ること必定です。
是非ともこの目で見てみたいものです。
とは言ってもね・・・
都心で「シモバシラ」の「霜柱」を見ることは叶わないでしょう。
ましてやおじさんの生活時間では無理です。
ならばこの時期、可愛い花を、うんと愛でておきましょうかね。
これが冬になると霜柱を作るという話は聞いていましたし、
ブログで拝見したこともありましたが、正直言ってそのときは
別にたいしたものでもないや、としか思えませんでした。
それが、リンク先の写真を拝見してガラリと認識が変わりました。
いやはや、私は何も知らなかったのですね。
こんなものが出来るのですか。これはまさに芸術。
霜柱というより氷の彫刻のように見えました。飴細工のようにも。
素晴らしいですね。
もしもこの場所が昼間でも日の当たらないような場所ならば、
極寒の日には昼間でも解けずに残っているかもしれませんよ…
こんな花初めて見ました。
富山は、多雪地帯ですが、あんまり凍みが強くないのです。近頃は雪も少ない変な暖冬続きです。
シモバシラ、不思議な世界です。まさに幽玄の世界…
だいたい、富山では霜柱なんかあんまり立たないのです。この花も初めてです。ただ、同属のテンニンソウはどこかで見たような… 気がするのですが。錯覚かも知れませんね。
白い飴のような、また、お菓子のような。
多分、生きているうちに逢えないような? 気がします。
知事選真っ盛りなのに盛り上がらない選挙戦をやっています。だって、勝敗はやらないうちから決まっちゃっているんだもの。
月齢は十二夜。さっき出ていたお月さん、雲に隠れちゃいました。あと、雨になるみたい…
僕の撮ったものが別人のようですね(汗)。
霜柱、見てみたくなるけど。。
鎌倉なら可能かも知れませんが、境内だし冬期は入れない場所だし。なにより鉢植えの土でも立つのか???
ご覧になりましたか、シモバシラの画像。
ほんとに素晴らしいですよね。
私も漠然とした知識しかなくて、根元に霜柱が立つことから、この植物の名前が付けられたということは知っていましたが、まさかあれほどまでとは考えておりませんでした。
そうですよね、あの画像を見ると、それまで認識していたことがガラリと変わります。
自然界が創りあげた芸術そのものです。
彫刻にも飴細工にも、見えます、見えます。
時間とともに消えていくのも、いいですね。
いつの日か、チャンスがあれば見てみたいと、そう思ってしまいます。
この場所ですか?
早朝には入場できないし、道路に面した場所ですのでね、まず私が見ることは出来ないと思います。
★富山ばあちゃん
生育場所も関東以西ということですのでね、富山でシモバシラを見ることは難しいのかもしれません。
豪雪地帯では、あまり霜柱は立たないんですよね。
空っ風が吹いて乾燥している地域のほうに、霜柱は多く見られる現象なんですよ。
不思議ですよね。
ここまでのものが見られるのは、それなりの環境を満たしていないと無理でしょうけど、是非ともと思ってしまいますね。
こちらでも易々とは出会えないでしょうね。
私も生きているうちに見ることができるかどうか、いささか怪しいです(笑)。
投票前に決まっている選挙は、おもしろくないですね。
こちらでも雨が降りました。
★noodlesさん
ねえ、そこそこ立派なシモバシラでしょう?
どういう姿をしている植物なのかも、よくわかりますしね。
そうですよね、是非とも見てみたくなりますよね。
普通の霜柱自体、見かけることが少なくなってますしね。
いろいろな意味で、シモバシラの霜柱、見るのは難しいでしょうね。
鉢植えね…
立たないほうに1票!(笑)