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goro's 花 Diary

東京の街を彩る花たちを追っかけています。

赤い実の花たち その3

2006年06月13日 | 「赤い実同盟」

シリーズ第3弾です。

ほっとくと、赤い実の季節になりそうなものもあるので、慌ててアップします。 
赤い実の華やかさと較べて、地味な花が多いです。
これはシリーズ全般に当て嵌まることですけどね。

赤い実の画像がストックされているものは、名前にリンクを貼ってあります。
是非覗いてみてください。



「ヒョウタンボク・瓢箪木」スイカズラ科

実はこの花を特定するのに時間がかかりました。
花を見るとスイカズラのお仲間だとすぐわかるのですが、その先が大変でした。
検索して、葉っぱなども照合して「ヒョウタンボク」に辿り着いたのですが、ひょっとすると間違っているかもしれません。
実が生るとすぐわかるのですが、まだ出会っていません。
赤い実がふたつくっついて、まるで瓢箪のように見えることから命名されています。
出会えるかどうか・・・

もしも瓢箪のような赤い実に出会っても、決して食べてはいけませんよ。
猛毒だそうです。



ニシキギ・錦木」ニシキギ科

コルク質の翼が幹にあるのが、大きな特徴です。
紅葉の時は、プリンセスのようにおすまししてましたっけ。



マユミ・檀」ニシキギ科

まゆみちゃん、こんな花です。
上のニシキギのお仲間ですから、花の感じも似てます。



「カンボク・肝木」スイカズラ科

初めて出会った「赤い実同盟」の新会員さんです。
オオデマリなどと近いところにいる植物ですが、葉っぱが3つに裂けているのが特徴です。
赤い実の時期が楽しみです。



「ピラカンサ」バラ科

はたと気がつきましたよ。
goro's Diaryでは、きちんとピラカンサの実の画像をアップしておりません。
これほど赤い実を代表するものをです。
この秋に、しっかり登場してもらいます。



カナメモチ・要黐」バラ科

今でもまだ見られるかな?生垣で赤い新芽が芽吹いていたの。
「レッドロビン」といって、このカナメモチの園芸種だそうですよ。



クロガネモチ・黒鉄黐」モチノキ科

雌雄異株です。これはどちらなのかな?
モチノキとよく似ているのですが、若枝が赤紫色なのはクロガネモチだということで確認できました。
この赤い実たち、鳥さんたちにあまり人気がないようで、今でもまだ枝に残っているもの、見かけることがあります。
赤い実仲間でいえば、敗者ということになるのかな?



ソヨゴ・冬青」モチノキ科

同じモチノキ科ですが、こちらは勝者です。
すぐに赤い実食べられていました。
こちらも雌雄異株です。
この花は、多分雄株です。



ブラックベリー」バラ科

木いちごですね。
昨年は実の熟れる過程を、追っかけてみました。



「ナワシロイチゴ・苗代苺」バラ科

昨年来探していたものに、やっと出会えました。
駅近く、山手線の土手に生えていました。
もうすぐ赤い実が熟れる頃です。
苗代の時期(田植えの時期ですね)に赤い実が熟れることからこの名前がついたようです。
私の田舎では、田植えイチゴと呼んでましたよ。
意味は同じですね。



「ザクロ・柘榴」ザクロ科


「ヒメザクロ・姫柘榴」ザクロ科

花だけでも充分楽しませてくれます。
特に姫のほうは、鉢植えなどでよくみかけます。


季節限定販売 第4弾!

2006年06月08日 | 「赤い実同盟」

シーズンに入る前から密かに予定してたジャム作り、いよいよ大詰めです。

野いちごから始まり、思いがけなかったユスラウメが加わり、諦めそうになった桜の実でふんばり、そして本日、 ついに真打ち登場で~~す!
これこそ1年前から予定しておりました。

ある意味「赤い実同盟」の象徴的な果実です。

ジューンベリーの赤い実たちです。

昨年の思いがけない出会いから、1年が過ぎてきたのですね。
感慨ひとしおです。

花の時期で歓声を上げ、その後の成長を見守ってまいりました。

マメに通いましたよ。


      
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かなり赤くなりました。
一粒摘んでみました。 
そこそこ甘くはなってますが、もう少し我慢です。
見た目でも、もう少し赤黒くなってからじゃないと駄目です。


いよいよ採取の日です。
予定してた日より2日遅れました。

6日の夜明け、正確には7日の早朝です。
goro'sから帰ってきて、少しだけ時間をつぶし、夜明けを待って4時半に出発です。
マイカーで10分のところに、ジューンベリーの赤い実たちはいます。
明るくなると人通りが多くなるので、その前に作業を進めなくてはいけません。
夜間の道路工事の音が、まだ響いております。

現場に着くと用意していたビニール袋を取り出し、一心不乱の採取作業を続けました。
1時間余りでかなりの量が採取できました。
これだけあれば目標のジャムは確保できそうです。
ちらほらと通行人の姿が見え始めました。
潮時です。


塩水で洗浄し、青い実や萎びたものを選別したのが笊いっぱいの成果です。

さてさてこの段階で、私は睡眠時間に突入です。
あとは起きてからの仕事です。


目覚めてまず、ヨーグルトでジューンベリーを生で頂きました。
まったく甘味を足していません。
ほのかな甘味は、本来ジューンベリーが持っているものです。
新鮮なフルーツを食べることのできる喜びはありますが、少々の物足りなさがあります。
コクが足りないといったらいいのかな?
アイスクリームだと、いい組み合わせになるのかな?

本来の目的、ジャム作りは、今までと同じようにgoro'sでやりました。

サクランボと違って、ジューンベリーには種取りの作業がありません。
このまま煮詰めていけばいいので、随分楽です。
1キロくらいのジューンベリーの実に、300グラム見当の砂糖を加えました。
弱火にして煮詰めること40分、もとの分量が半分近くになった段階で、火を止めました。


「ジューンベリージャム」の出来上がりで~~す!


ここで断っておきたいことがあります。
実はジューンベリーは、見た目はブルーベリーなどにとてもよく似ておりますが、はっきり感じられるくらいの種があります。
この食感は、ジューンベリーの個性だと受け入れられる人にはどうってことのないことですが、気になっちゃう人もいるかもしれません。


そのような事情をお汲みおきの上、今回も今まで通り、早い者勝ちで提供いたします。

「野いちご」「ユスラウメ」「桜」と続き、今回の「ジューンベリー」で、私の初夏のジャム作りに、ひとまず終止符をうつことにいたします。
4種類完全制覇したかたには、あなたの№1をお聞きしたいです。

私ですか?

いづれも甲乙点け難い立場にいます。
それぞれに苦労もあり、完成した喜びは、作った本人しかわからないでしょうから。
みなさんの話を伺って、後日お知らせできればいいかなと、そう思っています。


ちょっと意地悪かもしれませんが、この先はこちらが率先してお出しすることは止めにします。
「ジャム頂戴!」って声をかけてくださったかただけに、お出しすることにいたします。

残り少なくなったものたちもありますが、まだ4種類のジャムはあります。
お声をかけてくれるのを、待ってますよ。


季節限定販売 第2弾!

2006年06月01日 | 「赤い実同盟」


赤いお酒を召し上がれ・・・


いらっしゃいませ。goro'sへようこそ。

本日は、赤いお酒でのお迎えです。

1年前に漬けたユスラウメのお酒、なかなか美味しく出来上がりましたよ。

果実のエキスが、じっくり染みだしてます。

                フルーティな香りを、存分にお楽しみください~~

 

昨年はたくさんのユスラウメを採取できたんですよ。
夢中になって摘み取りました。
〈今年はトホホです)


                     真っ赤な宝石を集めて、小躍りしたものです。


あるブログでユスラウメで果実酒を作ることを教えていただき、やってみました。

この子たち、1年間、goro'sの客席で、まるでインテリアのようにじっとしておりました。

その間、数回誘惑にかられ、封印を切ろうとしたこともあったんですが、じっと我慢の日々でした。

その甲斐あって、やっとお目見えの日がやってきました。


いかがでしょうか?
少しだけ、いい雰囲気でしょ?

ボトル2本分のユスラウメ酒が出来上がりました。

もう既に試飲は初めてます。
こちらも、数量限定、早いもの勝ちにいたします。

ということで、ユスラウメ酒は完成いたしました。




ところで・・・

これをみてください。

おいしい果実のエキスを出したあとの、ユスラウメの姿です。
上にあるような新鮮な時期の姿とは違ってます。
もちろんですよ。1年かけて、我が身を搾り出してきたんですからね。
いうなれば、「ユスラウメの残骸」ということでしょうか?
処分するしかないでしょうね。

でも捨てるのもね、なんだかもったいないな~

 

       そうだ!

                   ジャムを作ろう!


「野いちごのジャム」で味をしめて、馬鹿のなんとかという文字もちらつきましたが、やってみることにしました。

エキスが抜けていることを鑑みて、砂糖を少々大目に入れてと。

ああぁ~種とるの大変だ~
火にかける前にやっておいたほうがよかったのかな・・・

笊の目が細か過ぎて、果肉が濾せないよ~~


やっぱり人手に勝る道具はないな。
時間かけて、こつこつやるしかないな・・・

直径7~8ミリしかないんだよ。
これを1個づつやってたら、いつまでかかるんだろう・・・


                              フーッ・・・    

               ハァ~~

   
     種とり完了!


                    もう少し煮詰めてと


   最後にレモン果汁を加えて、火を止めて



                                  冷めたかな?


      おおっ!   なかなか  いけそうだぞ~


ユスラウメジャムが、完成いたしました~~

滑らかな食感です。
野いちごジャムより、大目に砂糖を入れた分だけ、甘味も強いようです。
数量はあまり多くありません。





もう少し果実の皮とかが入った、ざらつきのあるものを想定してたのですが、滑らかな優しい舌触りのジャムに仕上がりました。

もしも次に作ることがあったとしたら、種は先に除いたほうがいいかなということ、ちゃんと学習いたしました。

お目当ての、あれにも言えそうだな・・・

粘度も普通にあって、ジャムそのものってところでしょうか。


こちらのユスラウメジャムも、先着順ということにさせていただきま~~す。


次なるジャム屋goro'sの新製品は、さて何になるんでしょうか?
乞う、ご期待のほどを。


赤い宝石 「赤い実同盟」レポート

2006年05月30日 | 「赤い実同盟」


通勤のさい必ず通る道に、この木はあるんです。

花時は白い花で楽しませてくれます。
その後はしばらく目をやることもなかったんですがね。

赤い実センサーがしばらく前から鳴り響いていました。

待ってましたよ、ユスラウメさん!

「ユスラウメ・山桜桃・桜桃・梅桃」バラ科の真っ赤に熟れた実ですよ。

小さな赤い宝石です。

花の写真はこちらです。

昨年はたくさん採集できたんですがね。果実酒にもしたんだけどな。
今年は味見すらままなりません。
個人のお庭にあるものですからね。
諦めましょう。

見てるだけでも、小さな赤い実からちからを貰えます。


神楽囃子に浮かれて「赤い実同盟」レポート

2006年05月24日 | 「赤い実同盟」


可愛いピンクのが咲いたときから、赤い実が生るのはわかっていたので、待ってました。

「赤い実同盟」の新会員さまですよ~~

たくさんの葉に隠れるようにして、赤い顔を覗かせていました。

「ウグイスカグラ・鶯神楽」スイカズラ科の実です。

初夏にグミのような甘い実が生るということだったのでね。
確かに形状は似てますね。
実の付く数は、圧倒的に少ないですがね。
鶯の好物らしいしね。

初物、初体験です。
期待してますよ~~

早速いただいてみました。

                        グミのほうが、数百倍美味しい。

 

【写真追加】


6/1撮影