7月29日(土)
午前6時、愛犬と散歩しながらあれこれ考える。
(※今朝6時、津の海岸)
まさにいま、どうする夫の介護、どうなる私。
という状況になっているからである。持病の腰痛
がぶり返したみたい。身体のあちこちも痛い。
夫のパーキンソン病がいよいよ悪くなってきた。
ここのところ、余り食べなくなったし、好きなお酒
の量も減っていて気にはなっていた。また一時良く
なっていた幻覚も出てきた。そこで、今の要介護1
の介護度をあげるための申請を行った。2か月は
かかると言われている。
昨日はいつものように、朝から買い物に行った。
でも買い物ワゴンを押すことができなり、途中で
止まってしまう。いよいよかなとの思いがあったが
お昼にいつものように浴室へ。なかなか出てこない。
いつもなら鼻歌を歌っているがそれもない。案の定、
固まってしまってびくとも動かない。なにしろ夫は
大きな人で、体重も70キロ以上ある。いろいろ励ま
して動かそうとするがそれも無理。汗びしょになり
ながら脱衣場へ。トレーニングパンツをはかせて、
そのまま床に寝かせた。今日は、ようやく夫が導入
する事を決めた介護ベッドがくるはず。私はその人
達の力を借りようと考えた。要介護1では、介護保
険でベッドは借りれない。自費で導入することにし
きょう、搬入することになっている。業者の人に手
伝ってもらって夫をベッドへ。
業者が帰ったあと、「俺はもうあかん」と弱気な
言葉をはいた。
今まで、ジェンダー平等をすすめている日本共産
党員かと思うような、私に命令口調だった夫の言葉
とは思えない。
夫のパーキンソン病はすでに1年程前から悪くなっ
ていたが、ベッドは導入しない。自力で布団から立ち
上がるのが、訓練であり、自分らしい生活だと、一貫
して頑固だった夫。そのため、私はそれに合わせるの
が苦痛だった。
でも、不思議な事に、最近は私の事を名前を呼ぶよ
うになり、弱気になっていたが、ベッドの導入が自分
自身のやる気の大きな転換点になったように思う。
しかし、ここからが私が現実的な介護の問題に直面
することになる。今までのように私が自分の好きな様
に飛び回れなくなるからである。
今朝からは、洗面、食事介助、服薬、排尿、トレー
ニングパンツの交換を行い、介護ベッドの使い方を教
えた。今までリモコン操作はお手の物だったが、介護
ベッドのリモコン操作すらできなくなった。手先が変
な動き方をして、うまく使えなくなったからである。
在宅医療でいくかも含めてどうする夫の介護という
事になっている。
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